公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

旅の話

ぷらっとクアラルンプール 〜 Day3 最終日

KL

元々ここに長期滞在するつもりはなかった。
最終日になっても、「もっと居たかったぁー」ってのもない。
おそらく、仕事以外で来ることは、もうない。
何もかも合わない。波動が合わない。



KL

朝ゆっくり起きて、遅めのブランチを食べて、レイトチェックアウトの16時までプールサイドでぼんやりと過ごした。



KL


ガルシア=マルケスの『百年の孤独』が文庫化されたので、数年ぶりに再読してるのだが、この3日間読み続けて、100ページしか進まない(全部で600ページ以上ある)。けど、めちゃくちゃおもしろい。NETFLIXで映像化されるらしいが、めちゃ楽しみ。どんな映像になるのか想像もできんが。

たくさん本を持ってきたのに、文庫本1冊で十分だった。



KL

リッツ・カールトンのロビーに生花。ちょっと雑だけどステキ。




KL

チェックアウトして、ホテル周辺の繁華街をぷらぷら。
海外に行くと必ず地元のスーパーマーケットに寄る。売ってる商品や棚を見るのが好きなんだけど、ここでは特に惹かれるものはなかった。友達にお土産を買っただけ。



KL

最終日の夕食は、欲のまま「食べたいものを食べよう」ってことになり、タイ料理店へ直行。結局、タイになる。店に入ってからミシュランガイド掲載店ってことを知ったが、安かった。写真はイマイチだけど、パッタイもカレーも美味しかった。


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食べ終わって、クアラルンプール国際空港へ。

入国した時もストレス満開だったが、出国時もキレそうだった。ラウンジに行こうとしてもたどり着けない。ゲートに行こうとしてもたどり着けない。看板の矢印に従って歩いてもたどり着けない。何度か人に聞かないと目的地に行けない。

誰が設計したら、こんな最悪な導線になるんだ??

街中こんなのばっかりだ。なんなんだ、この国。。。

同じ飛行機に乗るとおぼしき日本人観光客と空港内で何度も遭遇し、お互い失笑。

「どっちに行けば飛行機に乗れるんでしょうかね・・・」と。

二度とここには来たくない。



JAL


帰路は、JALで成田へ。

那覇空港はLCCしか飛んでないので、ビジネスクラスに乗るのは久しぶりだわ。同行してくれた妻は、フルフラットのシートが快適すぎたのか、すぐに寝ていたが、私は美味しい料理と美味しいワインが頂けるので、ほとんど寝ずに飲んでいた。最高だね。終わり良ければ全て良し。

予定よりかなり早く成田に着いたが、早すぎてリムジンバスが動いていない。仕方なく電車で東京駅方面に向かったが、鬼のような通勤ラッシュに遭遇してしまった。平日、朝、東京ってことをすっかり忘れてたわ。スーツケースが押し潰されそうなくらいの密集度だった。こんなのも久しぶりだわ。

なにかと疲れた旅だった。

ぷらっとクアラルンプール 〜 Day2 市内観光

batucaves

10年ぶりにクアラルンプールに来たんだから、市内観光でもしようかなと、朝イチで出かけた。

まずは、ホテルから車で北に30分の所にある観光名所『バトゥ洞窟(Batu Caves)』へ。マレーシア国内でも最も有名なヒンドゥー教の聖地。入口には、高さ43mもの黄金の神像「ムルガン」が立っている。

その横には、272段ものカラフルな階段がある。最近カラフルに塗り替えられたらしい。何でもカラフルにすれば人が来ると思っとるやろ(その通りや)。




batucaves

多くの観光客が階段を登っていく。ヒーヒー言ってる人もいたが、昨年「こんぴらさん」(金刀比羅宮)に行ったので、272段くらい余裕のよっちゃん。

けど、真夏に来たら死ぬと思う。バスタオル持参で。




batucaves

猿がめっちゃ多い。
現地の人から、”Don't touch the monkeys”と言われていたが、ハグしたいくらいかわいい。




batucaves

階段を登ると、4億年前にできたと言われる鍾乳洞がある。鍾乳洞の天井には大きな穴が開いていて、上から差し込む光がとても神秘的。




batucaves

首が折れそうなほど見上げた。



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『バトゥ洞窟(Batu Caves)』を後にして、クアラルンプール中心部に戻り、『国立モスク』(マスジッド・ネガラ、Masjid Negara)へ。マレーシアは国民の6割以上がイスラム教徒であり、マレーシアの国教である。


mosque

礼拝堂内部。
300人位が収容できるらしい。
中には入ることができないので、外から写真を撮られてもらっただけ。
白い天井と青いステンドグラスが素敵。


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次に、マレーシア最大の中国寺院『天后宮』(てんごうぐう)へ。

天后宮

ここもフォトジェニックで人を呼び込んでるよねー。


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クアラルンプール(Kuala Lumpur)は、Kuala(=川の合流点)とLumpur(泥)を合わせた言葉で、「泥の川の合流点」が語源らしい。これは、クアラルンプールが「クラン川」と「ゴンバック川」の合流地点に位置しており、その地域がかつては泥地だったことに由来している。

その合流地点がここ。"River of Life"という観光地になっている。

KL



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市内観光を終え、ホテルに戻った時には、お腹がペコペコだった。ホテル周辺は銀座のような繁華街だが、裏路地に入ると、恐ろしいほど古びた建物や店が並ぶ。どこの国でも同じだね。


SFSFoodCorner



マレーシアはインド人も多く、インド料理店も多い。気になるインド料理店の屋台があったのだが、店員さんは英語が喋れないし、英語のメニューもない。けど、なんとかなるもんだ。Googleマップに載ってた写真を見せたら、同じものを作ってくれた。Chicken fried rice、シンプルで美味しかった。

SFSFoodCorner




地元の人気店らしく、隣のビルの敷地内にも椅子とテーブルを並べていた。オーナーの許可をもらってるんだろうか。

SFSFoodCorner



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昼はホテルでぼんやり過ごし、夜はパートナーに薦めてもらった屋台街『Jalan Alor Food Street』へ。すごい人。世界中の観光客が集結したかのような賑わい。


JalanAlorFoodStreet



初めて来る場所だと思っていたが、屋台街をぷらぷら歩いていたら、昔の記憶が蘇ってきた。来たことあるわ。以前行った店も思い出した。これまで2度(3度?)、クアラルンプールに来たことがあるが、見事に記憶が抜け落ちてるんだよねー。あまりいい思い出がない。というかイヤな思い出しかない。

前回とは違う店に入って、fried rnoodleとfried riceとを注文。美味しいけど胃がもたれそうなほど濃い味だった。tiger beerで流し込んだ。

LDSRestoranChaozhou




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late at night

昨日も会ったパートナーと再び会った。取締役会の延会開催。


KL


マレーシアに移住して数ヶ月、「毎日なにしてるんですか??」と素朴な疑問を投げたら、「仕事はしたくないけど、ちょっとだけ自宅で仕事してる」、「KLCCパーク(公園)を走ってる」、「英語ができないと話にならんので、1日3時間は英語の勉強をしている」、「こっちに友達はいないけど、生成AIが一番の相棒」、「毎日家族の食事を作ってる」…と。

毎日食事を作ってること以外は、私と同じような生活しとるなぁー。

そうなんだよね。かつてのように、東京のド真ん中で、オフィスを構えて、スタッフ雇って、固定費を回収するために死ぬほど働く必要はない。PC1台あれば、どこにいても仕事はできる。ChatGPTを使いこなしたら、人を雇わなくても、自分の代わりに仕事をしてもらえる。クアラルンプールや沖縄のような家賃や生活費がかからない所に住めば、そんなに稼がなくても生きていける。稼がなくても生きていけるから、そんな一生懸命働かなくてもいい。ほんの少しの語学力があれば日本にいる必要もない。時代は変わった。パートナーは時代に乗っただけ。

私も関学がクビになったらバンコクに移住したいと思っているが、いつでも出れる準備だけはしておこうと改めて思った。



KL


ぷらっとクアラルンプール 〜 Day1 会社設立、取締役会

リッツカールトン

10年ぶりのクアラルンプールへ。

隣国のタイは大好きなんだが、マレーシアはどうも波動も波長も合わず、遠ざかっていた。昨年、マレーシアに法人を設立したのだが、一度も現地を訪問することがなかったので、現地パートナーから「そろそろ、一度来てください」と言われていた。「んじゃ、行きますわ」と、ようやくマレーシア入りした。

シンガポールからたった35分のフライトで到着。機内食いらないと思うんだけど…。食べてる途中で着陸態勢に入ったので、慌てて食べた。

クアラルンプール国際空港に着いた時から波動も波長も合わない。なんなのだ。イミグレ職員たちが客にブチギレてるし、オペレーションが悪すぎて進まないし、baggage claimから全然荷物が出てこないし、やっと荷物を受け取っても出口の行き方が分からないし、出口からgrab乗り場への導線が悪すぎるし、grab乗り場は大混雑でタクシー来ないし、全てが理解不能なのよ、この国。ストレスしかない。結局、空港を出るのに2時間もかかった。シンガポールへもう1往復できたやん。



リッツカールトン

午後、リッツ・カールトンにチェックイン。
世界で最もリーゾナブルな価格で宿泊できるリッツ・カールトン。東京のビジネスホテルより安いが、中はちゃんとリッツ・カールトン。ここも、全く波動も波長も合わないが…。


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夜、設立した法人のパートナーと再会。
マレー料理の有名店を予約してくれていた。


クアラルンプール


このパートナーとは、十数年前に関学OB会で知り合って、なぜか私のことを気に入ってくれて、10歳近く年下の私と「なんか一緒にやりたい」なんて言ってくれて、7〜8年前に日本で一緒に会社作って、ちょこちょことおもしろことをやっていたんだけど、去年マレーシアに移住されたので、マレーシアにも一緒に法人も作ることになったという経緯。

ということで、パープルヘアーとグレイヘアーが数ヶ月ぶりに再会して、第1回取締役会を開催する運びとなった。こっちでもおもしろいことができればと思う。人生楽しんでなんぼ、なので。



クアラルンプール

地元の有名店とあり、全てが美味しかった。
ワインも2本開けた(空けた)が美味しかった。




クアラルンプール

2軒目。
クアラルンプールを代表する繁華街Bukit Bintang(ブキッ・ビンタン)のBARへ。
話が尽きぬ。

明日、取締役会の延会をすることにして、日が変わる前に一旦解散した。




クアラルンプール



クアラルンプール の銀座 Jalan Bukit Bintang(ブキッ ビンタン通り)は、夜は静かなもんだ。バンコクならこれから踊りに行く時間だが、ここではそんな気分にもなれん。真っ直ぐホテルに戻って寝た。

クアラルンプール

ぷらっとシンガポール 〜 念願のお店へ

シンガポール

マレーシアで仕事があったのだが、那覇空港からクアラルンプールへの直行便がない。なので、シンガポールでトランジットすることにした。というか、1泊することにした。1年ぶりのチャンギ国際空港。相変わらず、すんごい人。

空港内の巨大商業施設「JEWEL」も、すんごい人だった。そして、面白い。半日過ごせそうな空港。日本の空港も見習うべきだ。




シンガポール

1泊寝るだけで、翌早朝にはチェックアウトするので、お手頃なホテルに泊まることにしたが、いいホテルだった。夕方から亜熱帯特有の激しい夕立に見舞われたが、のんびりできた。




shion

夜、前から行きたかった和食店『潮音(Shion)』へ。昨年、那覇の行きつけのビストロ『モンマルトル』で出会った和食料理人の原さんの新店舗。




shion

シンガポールにいることを忘れるほど、美味しい和食のオンパレード。
まさかシンガポールで鯖のへしこを食べることになるとは思わんかった。




shion

日本酒の品揃えも凄かった。
知らない日本酒まであった。
100種類くらいあったんじゃないかな。
よく仕入れられたねー。
浴びるほど飲んだ。



shion

料理長の原さんと。
誰かに似てるな・・・。




シンガポール

食後はブラブラと物件視察。

世界で最も優れた新高層ビル」に選ばれた「パン・パシフィック・オーチャード」。何度見ても、開いた口。

次来た時はここに泊まる! 必ずや!

ぷらっと台湾 最終日 〜 57分で帰国

あっという間に台湾最終日。
九份も十份も行かず、本日帰国。食べただけ。


Taipei

最終日まで、相変わらずの極寒。
来週には30℃近くまで上がるらしいが…。なんなの。




Taipei

今日も朝食は鹹豆漿と揚げパンを食べに行った。
卵焼きみたいなのも。
美味しい。ハマった。
日本でも食べたいと思ったが、北谷に台湾料理屋はなさそうだなぁ。



Taipei

小籠包も。
フツーに美味しい。というかフツー。

朝食を食べて、ホテルをチェックアウトして、桃園空港から那覇空港へ戻った。復路は1時間を切るという噂は聞いていたが、ホントに1時間を切った。57分で那覇空港に到着。そして温かい。沖縄最高。


OKA

ぷらっと台湾 Day3 〜 旧友と台北で再会、夜市、卒業式

Taipei

ホテルの近くに『阜杭豆漿』(フーハン・ドゥジャン)という朝食の有名店に行こうとしたのだが、朝から大行列だったので断念した。朝食のために1時間も並ぶ気がしない。

すぐ近くの『永和豆漿』という店に入った(上の写真)。現地の人だけでなく、観光客も結構いた。口コミを見ると、私と同じように『阜杭豆漿』を断念して、こっちに流れてきた人が多いようだ。

漢字ばっかりのメニューって、タイ語並みに意味不明で、指差し注文しようかと思ったのだが、日本語メニューも用意してくれていた。助かった。日本語といっても「シェンドゥージャン」とか書かれてるだけなのでよく分からんのだが、台湾語(漢字)と両方見るとなんとなく理解できた。

Taipei

その「シェンドゥージャン」(鹹豆漿)を頼んだ。豆乳の中に揚げパンが入ってるシンプルな豆乳スープだが、これは美味い。お酢、ラー油なども入っている。後で調べたら、「鹹=しょっぱい」、「豆漿=豆乳」という意味らしい。確かに、少ししょっぱい。

これは、ハマりそう。明日も食べたいと思った。




Taipei

サンディエゴのハイスクールの同級生が、同じ日に同じホテルに泊まってるという奇跡。ご家族での旅行の邪魔はしないでおこうと思ったが、せっかくなのでお茶でもと、合流。台湾茶の有名店『新純香』に連れて行ってくれた。以前台湾に住んでいた時に、ここで働いていたらしい。ホンマかいな…。



Taipei

気になったお茶を飲み比べさせてくれた。



Taipei

お茶菓子も出してくれた。お茶もお茶菓子もめっちゃ美味しかった。我が家用と、お土産に、お茶とお茶菓子を買った。こっちに来て唯一の買い物。



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お茶屋さんのお姉さんが、近くにある『寧夏夜市』という夜市がオススメだという。話を聞いてたら、お腹が空いてきたので、「食べて帰るか!?」となった。


Taipei

寧夏夜市



Taipei

なかなかの賑わい。



台湾屋台

お茶屋のお姉さんに教えてもらったお店は大行列だったので断念。別の店に入って乾杯!



Taipei

人数が多いと、いろんなものがシェアできるので嬉しい。しかも同級生の旦那さんは若いので、めっちゃ頼んでくれるし、めっちゃ食べてくれる。お陰で、2人だったら頼まないようなものも食べることができた。続々とテーブルに運ばれてくるものを食べるのに必死で、これくらいしか写真を撮ってなかった…。チキンがめっちゃ入った麺と魯肉飯。

最後の夜に死ぬほど食べた。大満足じゃ。




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kwanseigakuin


今日は大学の卒業式だった。
一昨日台湾で飲んでた学生A君も、昨日帰国し、今日卒業式に出席していた。


今日1日で、私のクラスを履修してくれていた多くの学生から「卒業しました」との報告が届いた。私みたいなゼミも持たない非常勤の講師に、フツー連絡する?? ご丁寧に連絡頂いたことは、ホント嬉しいし、幸せなことだ。

今回卒業した学生は、入学時にコロナが拡大していた時期であり、入学直後から学校に行けなかった人もいる。せっかく大学生になったのに、キャンパスにも行けず、授業はオンラインで、友達との交流もない。パンデミックが落ちついて登校ができるようになっても、すぐに友達ができる訳ではない。「学校が面白くない」、「大学辞めようかな」と思った学生は少なくない。そんな時に、なにかの御縁で私(の授業)に出会った。「この授業を受けるために関学に来たのかもしれない」、「この授業を受けて関学が好きになった」と言ってくれた学生は一人や二人じゃない。

今日も長文のメールがたくさん届いた。「大学在学中、武田先生の授業を受講できたことが、間違いなく一番かけがえのない時間でした。(中略)武田先生にお会いすることができただけでも、関学に入って良かった!! と心から思います」というメッセージをくれた方もいれば、「はじめは大学に愛着はなかったが、4年間の勉強と、武田先生や他の会計の先端を担う教授の方々と出会い、そして、”Mastery for Service"という人間社会に必要な教えを与えてくれたことなど、関学に来れて良かったと思うし、武田先生が関学を誇る理由が分かります!(中略)武田先生との縁には感謝しかありません!」と言ってくれた方もいた。「来年も授業に潜りに行きます!」と言ってくれた学生も多かった。あと、私の授業を通して、「最高の仲間」ができたことを感謝してくれるメッセージも多かった。学部・学年を跨いで履修してくれる学生どおしで、アイスブレイクから始める授業なんて、きっとないだろうし、ゼミでもないのに飲み会をする授業もきっとないだろう。けど、ここで出会った「最高の仲間」は「永遠の仲間」になるはずだよ。

4月から就職する人が多いけど、ジャンプスタートをかましてほしい。そしてまた授業に潜りにきてほしい。北谷にも遊びに来てほしい。素晴らしい学生と出会えたことを誇りに思います。上ヶ原には行けなかったけど、台北から、卒業おめでとう!

ぷらっと台湾 Day2 〜 食べ歩きのつもりが、ワッフル食べただけの1日

Taipei

台北2日目

先週、極寒の東京出張から帰ってきたら、全身筋肉痛になったという話は既に書いたとおりだが、案の定、その後、ぶっ倒れた。で、完治せぬまま台湾に来て、昨夜学生と呑んだくれた。

何時に寝ても6〜7時間後には目が覚めるのだが、今朝は全く起きれず、さらに、珍しく二度寝してしまった。

パートナーは「朝食行ってくる」と言って、どっかへ行ってしまった。数十分後に、めっちゃ美味しそうな魯肉飯の写真が送られてきた。くそー、行きたかった。



Taipei

今朝もとにかく寒い。昨日よりも気温が低い。どーなってんだ。
体調も優れず、外出する気にもなれず、午前中はホテルの部屋やジムやラウンジで過ごした。



Taipei


午後、ようやく重い腰を上げて、本1冊持って、ホテルの近くのカフェに寄った。場違いなくらい若者が集まってるカフェだった。mochi waffleを押してるようだったので、ワッフルを頼んだら、米粉とお餅入りのモチモチの巨大ワッフルが来た。パンケーキ3枚分くらいのカロリーがありそうだが、残すのがイヤなので、全部食べた。軽くデザートのつもりが、満腹になってしまった。

結局、夜になっても腹は減らず、気温も下がってきたので外出するモチベーションも沸かず、ラウンジでワイン1杯飲んで、早めに寝た。

海外に来て1日2,000歩しか歩かなかったのは初めてだと思うが、まぁいいや。


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数年前から、日経(電子版)の「会社人事」の欄を見るようになった。部長級以上の人事異動が載るのだが、この歳になると、同級生や知人の名前をチラホラと見る。高校時代の同級生は、結構大きな上場企業の社長になった。隣の席だった大親友は、有名なメーカーの部長になった。セミナーに来て頂いた方の名前を見かけることも多い。

みんな頑張ってるなぁ〜と、毎朝思う。

意外と、本人は日経に名前が載ってことを知らんもんだね。


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かつてのクライアントだった上場企業の元経理部長から連絡が来た。現在は人事の仕事をされてるらしい。

先日面接に来た公認会計士さん、監査法人を辞めて一般企業に就職したが、仕訳一つとっても実務ができない自分に唖然とし、社長にもディスられ、メンタルが崩壊寸前になった時に「ある本」を読んで救われ、再度経理で挑戦しようと転職活動をしている人だったらしい。

その「ある本」が、私の『「経理」の本分』だったと。

ええ話や。

こういう話を聞くと、頑張って書いて良かったとつくづく思う。

ぷらっと台湾 Day1 〜 台北で学生と会った

Taipei

今月もタイに行く予定だったのだが、色々あって台湾に来た。パートナーが2ヶ月前に台湾一人旅をしたのだが、美味しいものに出会えなかったらしく、リベンジしたいと。観光はいいので、食べ歩きしたいと。私も観光は興味ないが、食べ歩きには興味ある。じゃぁ付いて行くわと、なって台北へ。



taipei

私は、約10年ぶりの台湾。第一印象は、高齢者多すぎ。若者少なすぎ。欧米人少なすぎ。活気なさすぎ。こんな場所だったっけ。



Taipei

そして、寒すぎ。
台湾って、沖縄本島よりだいぶ南だよね。なんでこんな寒いの?
風邪が悪化しそうなほど寒い。なんでやねん。台湾…。



Taipei

我ながら「引きの強さ」に驚く。学生のA君が台北に卒業旅行に来ていた。4月から東京の会社で就職する学生で、以前から「東京に来たら絶対連絡ください!」「東京でも飲みましょう!」と言ってくれていたのだが、その前に台北で実現してしまった。

「先生、酔う前にひとつ聞いていいですか?」、「なに?」、「僕の期末試験の点数、なんであんなに高得点なんですか?」、「書いて欲しいことをちゃんと書いてたからだよ」、「ホンマですか!?」、「ホンマや。忖度なんてしてないよ。」

上場企業が、サステナビリティ情報を含め、非財務情報を積極的に開示するようになった理由は何かを問う問題で、A君は大人でも書けないような名回答をあっさりと書いてくれた。それだけではない。期末試験の答案が早く書けたのだろう。答案用紙の裏面に、私への「ラブレター」をぎっしりと書いてくれていた。そこには、私と出会ってから、どれだけ「生きる」ということに変化が起きたのかということと、その感謝の言葉が述べられていた。そして、THE BLUE HEARTSの「世界のまん中」という曲の歌詞が添えられていた。

『生きるということに命をかけてみたい』と。

採点しながらこみ上げてくるものがあった。とても印象に残っている学生のひとりである。今日も会えて素直に嬉しい。ちなみに答案用紙の裏面は評価の対象にはしていない。



Taipei

中山区(Zhongshan District)の地元の人で大賑わいの台湾料理店に行って、A君が食べたいというものを頼んでもらったが、全てが美味しかった。台北でもゴーヤチャンプルってあるんやね。牡蠣のオムレツも最高だった。カラスミの炒飯も最高。



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初日から良い店に出会えた。『丸滿台灣味手路菜』というお店。
後で知ったが、ミシュランガイド掲載店らしい。




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そのまま近くにあるナイトマーケット『雙城街夜市』へ。



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A君が「地瓜球」というスイーツがオススメだという。台湾屋台で有名なスイーツらしい。さつまいもと大学いもを混ぜ合わせたような味だという。



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買ってみた。50ドル(約200円)でタコ焼きくらいの大きさの「地瓜球」が10個くらい入ってる。確かに、さつまいもと大学いもを混ぜ合わせたような味だ。美味しかった。




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夜市では酒を売ってる店が少なく、そもそも長居する場所でもない。
なので近くのBARへ。テキトーに入ったBARだったが、とても良い雰囲気のBARだった。日本人の方が経営されているのだろうか。ひとり、日本人のバーテンダーさんがいて、日本人駐在員っぽい客も多かった。『Bar ansleep』というBAR。



Taipei3

私はGin、A君はArdbeg、ホンマ23歳か?

貴重な卒業旅行だというのに、随分遅くまで話し込んだ。いろんなことを聞かれたので、いろんなことを話した。スマホに色々とメモしていた。あと2週間で社会人。生き急ぎすぎず、隣の芝を見ず、目の前のことを一生懸命やれ。それが天職というものだ。お金持ちになりたいなら、それにふさわしいバリューを持った人間に早くなれ。圧倒的な努力と、圧倒的な行動が、全てを凌駕する。弾を撃ちまくれ。



Taipei

数時間前に台北に着いたばかりなのに、もう何日も台北にいるような気分だった。かなり濃厚な初日を過ごすことができた。A君のお陰で一生忘れられない楽しい思い出ができた。次は東京で飲もう。

最後、我々がタクシーに乗り、見えなくなるまで、歩道で頭を下げ続けていたA君。私が学生の頃は、そんな常識すら持ち合わせていなかったなぁ。素晴らしい学生と出会えた。

ぷらっとタイ 〜 Day8 帰国、人生は川の流れのままに

BKK


早朝便はしんどいが、深夜便よりマシか。
那覇空港への直行便がこの時間しかないので仕方ないが、朝6時半にドンムアン空港に到着。荷物を預けるのも、保安検査場も、全く並ばなくていいことが救いだわ。

8時半にドンムアン空港を飛び立ち、4時間弱で那覇空港に到着。復路は4時間を切る。早い。4時間程度ならLCCでもええかなと思う。

今回のタイ旅行は、なんといってもクラビが最高だった。また必ず行く。気に入った。バンコクはほとんど出歩いていないが、出資先も不動産も視察できて良かった。クラビもバンコクも、あの活気が好きだ。日本のどこにもない熱気。いずれはバンコクで世界最大級のクラブを作って、DJをしたい。バカでかい夢を叶えるにはバカになるしかない。周りから笑われるほどのバカにならなければ、バカげた夢は叶わない。シランケド。


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機内で読んだ本がとても良かった。





”GO WITH THE FLOW”(流れのままに)

私の好きな言葉のひとつだ。
タイトルにも惹かれて、買った本。

著者は、チャンネル登録者数100万人超のYouTuberとあるので、YouTubeを文字起こししたような内容なのかと思ったが、そうではなかった。YouTuberになるために海外に行った訳ではないし、金儲けのためにYouTubeを始めた訳ではない。YouTubeは旅をはじめてかなり経ってから友人の薦めではじめたらしく、YouTubeの話はその程度しか出てこない。

著者は、小学校の時から野球をしていたが、高校生の時に極度の筋トレと減量をした結果、摂食障害となり、プロ野球選手になるという夢を失う結果となり、人生のどん底を味わう。自ら命を絶つことも考えた時に、小学校の時に野球を薦めてくれた父の「いっぺん海外にいったらええねん」の一言で、(ハローとハワユーしか英語を知らないのに)オーストラリアへ旅立つことになる。

そこから現在(出版時点で33歳)まで世界中を転々と旅をし、多くの場所を訪れ、多くの人と触れ合い、文化、宗教などを学び、今に至り、今も旅をされている。本書は、その10年超におよぶ旅と人生の記録であるが、「楽しかった」「美味しかった」といった巷の旅行記とは違い、その旅を通して著者の目線で見た様々な情景が描かれ、そこから感じたこと・思ったこと・考えたことなどが、ありのままに述べられている。特に、第5章「世界を旅してわかった幸せに生きるために大切なこと」はとても良い内容。

長年旅をしても本質的な部分は何も変わっていないが、旅は「新しい目線」を与えてくれ、視野が広がり、見えていなかったものが見えるようになり、自分のことが好きになれた、というくだりが印象に残っている(P242)。

ネットを見ていても世界中の情報は入ってくるが、実際に自分の目で見てみないと分からないものは多い。そして、未知な世界に行けば、必ず視野が広がる。だから旅はした方がいい。流れのまま、行きたいところに行くべきだと思う。人生もまた然り。

Go with the flow.


「発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。」
(マルセル・プルースト 、仏、小説家)

ぷらっとタイ 〜 Day6 バンコクで不動産視察

BKK

普段は朝食を食べないのだが、定宿にしているバンコクのホテルの朝食が凄すぎて、バンコクに来る楽しみの一つになっている。洋和中韓泰の各国の料理が楽しめるビュッフェ。どの国を攻めようかといつも悩む。主に洋&泰を攻めて、最後はパンとパッションフルーツで締めるのが毎度のパターン。腹十分目を優に超えてるが、今日くらいは許してやる。




BKK

今日はパタヤ在住の友達がバンコクまで会いに来てくれる予定だったが、PM2.5の影響でキャンセル。夜まで予定がなくなったので、私はプールとジムとラウンジでぼんやり、パートナーはエステへ。



BKK

どこでもパッションフルーツ。




BKK

以前から気になっていた不動産を視察。

100平米以上あって、ゲストルーム付きで、ジムもプールもあって、駅までの送迎付きの高級レジデンスでも、家賃は都内で借りる半額程度(それでも円安でだいぶ高くなった)。惹かれる。

いつでも移住できるようにバンコクに来るたびに視察をしているし、情報をくれる人もいるので、どこに住むか、どんな物件を借りるか、といったイメージだけはできてきた。

イメージしたものしかカタチにならない
だから、具体的にイメージできるまで足を使う。
足を使えば、運も引き寄せられる。
原理原則。




Khao

夜、エカマイにあるタイ料理店『Khao』へ。
マンダリンオリエンタルバンコクの元総料理長が手掛けた超有名店。
前回バンコクに来た時は予約が取れなかったので、今回は相当早くに予約を入れていた。




Khao

料理が美味しいのは当然のこと、美味しいワインも豊富にあり、サービスもとてもいい。予約が取れないというのも当然だわ。このレストランもオムレツ(エビ入り)が有名なんだが、人生で一番美味しいオムレツだった。

朝も夜も腹十分目を優に超えてたが、幸福度も腹十分目を優に超えてた。大満足だ。




Khao

納得だわよ。




BKK

満腹なので、エカマイの街中をテクテク歩いた。
何をどうしたら、こんなに電線が絡み合うのか。
そろそろ埋めようか。
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プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●関西学院大学 非常勤講師

武田雄治


■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のHPよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

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