公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

旅の話

ぷらっとバンコク Day5 〜 アユタヤ遺跡へ

Ayutthaya

2日連続で5時起き。
パートナーの希望により朝イチでアユタヤ遺跡へ。
バンコクから小一時間の世界遺産。



Ayutthaya

1350年に建都されてから、1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けた都市。遺跡群は歴史公園として整備され、1991年に世界遺産に登録された。



Ayutthaya

私がここに来るのは2回目、約10年ぶりだが、あまり記憶に残ってなかった。
来てよかった。



Ayutthaya

ビルマ軍の攻撃を受けた場所であるため、所々でレンガが崩れた跡が残っているが、キレイに補修されている。



Ayutthaya

歴史公園の中にも外にも、幾つもの寺院があるのだが、メジャーな3つの寺院を廻った。たった3つであるが、敷地があまりにも大きく、30度を超える快晴の天気だったので、かなり消耗した。



Ayutthaya

誰も映らないように写真を撮ってもらったが、この周りには何十台ものバスが停まっており、数千人もの観光客が押し寄せていた。こんなに人が押し寄せるのは、年末年始とソンクラーン(旧正月)の時くらいらしいが。






Ayutthaya

アユタヤといえば象なので、象にも乗ったZO。
象に乗るのも2度目。気持ちいい。



Ayutthaya

象も大渋滞。
象使いさんも大変そうだった。





BKK

午後、バンコクに戻った。
年末なのにスクンビット通りは大渋滞。

夕方からホテルのクラブラウンジで飲んでたら、お腹いっぱいになったので、夕食は食べず。

深夜、ちょっとだけクラブに行った。クラブの中だけでなく、その周辺の通りもすごい熱気だった。好きだなぁ。こういうの。人生の中に物足りなさがある。それは、こういう熱気であり活気であり狂気ともいえる情熱なのだ。これに飢えているのだ。他のあらゆるものを投げ捨ててでも、こういう環境・空間を選びたい。



ほとんで寝ないまま、翌朝、空港へ。那覇空港行きの直行便が1日1便しか出ていないので、早朝便に乗らざるを得ない。つらいけど。しかし、帰路は4時間で那覇に戻れるのは嬉しい(今回は3時間50分だった)。めっちゃ早い!

あっという間の5泊6日の旅だった。あっという間だったけど、かなり充実した毎日だった。脳も身体も休ませることができたし、エネルギーをチャージできた。1年を振り返ることもできたし、「したいことリスト」をアップデートすることもできた。いい休暇だった。

また来るぜ、BKK!

BKK

ぷらっとバンコク Day4 〜 メークローン市場、水上マーケット

 Mae Klong
(上の写真はネットから拝借した)

朝7時頃にバンコクを出て、「メークローン市場」(Mae Klong)へ行った。上の写真の所といえば伝わるだろう。線路脇に野菜や果物などの商店が所狭しとひしめき合う鉄道市場。1日3本の電車がここを通り、1本目の電車は朝8時40分頃通る。我々は8時20分頃に現地に到着したのだが、既に多くの観光客で溢れていた。



 Mae Klong

10分前でも線路の上を多くの人が歩いている。



 Mae Klong

5分前位に市場内に、「間もなく電車が通過する」という放送が(各国の言語で)流れる。市場の人たちが一斉に店のテントやパラソルをたたみ、陳列物を片付ける。観光客も一斉に線路の外に移動する。そして、ほぼ全ての観光客がスマホを片手に電車の通過を待つ。

遠くから電車が近づく音は聞こえるのだが、なかなか前を通らない。それもそのはず。人間が歩く速度と同じ位のゆっくりとしたスピードで市場の中を通っていたのだ。

電車の中にも多くの観光客。まるで戦友が戦地から帰って来たかのように、地上の群衆が手を振って彼らを迎え入れる。彼らも地上の群衆に手を振って答える。なんともエモい光景だった。

電車が通り過ぎると、何事もなかったかのように、市場の人たちは再びテントやパラソルを広げて商売を再開する。これもまたエモい。

ちなみに数百mの市場の中に、買いたいモノは何一つなかった。ってか、売上幾ら?



 Mae Klong

この市場の先が、終点のメークローン駅。
市場にいた観光客が一斉に押し寄せる。
完全なオーバーツーリズム。トイレにも行けなかった。



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少し移動し、「ダムヌン・サドゥアク水上マーケット」(Damnoen Saduak Floating Market)へ。


floating market


ここも完全なオーバーツーリズム。



floating market

出れねーよ!



floating market

動かねーよ!

もう笑うしかない。

そして、買いたいモノは何一つない。




floating market

午前中に鉄道市場、水上市場を廻り、小腹が空いたので「メーブンミー」というタイヌードルのお店へ。メニューがタイ語しかなく、さっぱり分からないので、写真を指さして適当に注文したのだが、めちゃくちゃ美味しかった。タイ料理は何を食べても美味しいね。



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午後は一旦ホテルに戻って、プールでぼんやり過ごした。


kinnaree

夜は、スクンビット・ソイ8にある「キナリー」(kinnaree)というタイ料理店へ。前から気になっていたお店。


kinnaree

この「ミヤンカム」(Miang kham)という海老や鶏やナッツやライムなどを葉っぱに包んで食べるタイの伝統料理は、かなり美味しかった。



kinnaree

もう一つ、「Nuar Yang Supparad」というパイナップルの肉包みも最高だった。

他にも色々食べたが全て最高。タイ最高。



kinnaree

ワインは品揃えがそれほど良くなかったが、お手頃な値段でいいワインを頂いた。

店員さんのサービスもよく大満足。


店を出るとスクンビット通りは週末の道頓堀の何倍もの観光客でごった返していた。相変わらずすごい街だ。こんな活気は日本のどこにもないね。だから好きなんだよ。BKK。

ぷらっとバンコク Day3 〜 日本蕎麦屋 開店!

reiwabkk

沖縄の『和さびや』に続いて、バンコクの日本蕎麦屋『令和十割蕎麦』に出資し、この夏に開店した。

やっと店に行けた。



reiwabkk

ビジネス街のど真ん中、年末の土曜日ということもあり、ランチタイムでも並ばずに入ることができた。



reiwabkk

冷たい豚そば(冷しゃぶそば)と、冷たい鶏そばがオススメ。



reiwabkk

丼モノもオススメ。



reiwabkk

天ぷらもオススメ。
バンコクで、揚げたてサクサクの海老天が食べられるとは思わなかった。


この店のオーナー社長は、私と同じ北谷に住んでおり、彼の家で蕎麦を食べさせてもらったことがあるので、味が美味しいことは分かっていたが、改めて美味しかった。日本ではこれより美味しい蕎麦屋はたくさんあるが、バンコクでこれが食べられるのは嬉しいことだ。

ちなみに、この『令和十割蕎麦』が入居しているOne City Centre(OCC)はバンコクで一番高いオフィスビル(61階建て)。三菱系のビルだからか、『令和十割蕎麦』と同じフロアに神戸の寿司屋と神戸のラーメン屋も入居している。

バンコクに行かれた際は是非お立ち寄りください。




MahaNakhon

(上述の通り)バンコクで一番高いオフィスビルはOCCだが、バンコクで一番高いレジデンスはマハナコーン(MahaNakhon、78階建て、314m)。通称「ジェンガ」。



MahaNakhon

最上階78階は展望台(マハナコーン・スカイウォーク)からは、バンコクを360度見下ろせる絶景ビュースポット。30〜40階建ての建物が小さく見える。

入場料はTHB1,080(約5,000円)と、めっちゃ高いのだが、今日は外国人観光客で溢れかえっていた。こういう写真を撮るだけでも何分も並んだ…。ここもオーバーツーリズムだ。




MahaNakhon

300mのガラス床。
高所恐怖症の人は足がすくむだろうね。



いつかバンコクに移住したいと思っているが、その時はマハナコンのレジデンスに住みたい。ヒマがあればレジデンスの賃貸情報を閲覧してるので、イメージはできあがっている。強くイメージできたものは叶うはずだ。Image comes first.




MahaNakhon

料理好きのパートナーは、ひとりでトゥクトゥクに乗ってタイ料理教室へ。
私はホテルのプールでのんびり過ごした。

今日はクラブにも行かず、(ランチを食べすぎたので)ディナーにも行かず、ゆっくりと過ごした。

ぷらっとバンコク Day2 〜 世界NO.1のホテルへ

watarun

バンコク2日目。
朝食はアメリカンブレックファーストかタイ料理をチョイスできた。当然にタイ料理をチョイス。私はFried rice(炒飯)、パートナーはBoiled rice(お粥)。どちらもめちゃくちゃ美味しかった。こっちに来て、やっと食事ができた。



watarun

パートナーが対岸の寺院「ワット・アルン」(Wat Arun)に行ったことがないというので、ボートで川を渡った。どんどん物価が高騰するタイだが、ボートの値段は変わらない。5バーツ。約20円。これでも(円安なので)円換算すると高くなったと感じる。

バンコク3大寺院の1つとあり、川を渡るとすごい人だった。



watarun

急な階段だが途中まで登れる。
朝から気温は32℃。汗をかきながら登った。



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ワット・アルンを後にして、最近のバンコクのフォトジェニックスポット「タラートノイ」(Talat Noi)へ。中華街の近く。中国の裏路地の壁という壁をウォルアートにしてしまったような場所だった。


Talat Noi

これで集客できちゃうからすごいね。



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午後、今日の宿泊先「カペラバンコク」(Cappella Bangkoko)へ。

capperabangkoko


Forbesが選ぶ「世界のベストホテル50」で首位に輝いたホテル。
ホテルのエントランスに入った瞬間から、世界NO.1であることが分かった。
外観、内装、景色、サービス、全てが完璧すぎる。



capperabangkoko

部屋は最上階(10階)。
眼下にチャオプラヤー川。



capperabangkoko

いい眺め。



capperabangkoko

タイの御菓子と、フルーツと、愛のこもった手書きの手紙。



capperabangkoko

大きな浴室とバスタブ。



capperabangkoko

プールはほぼ貸切状態。
少し泳いで、ビール飲んで、本読んで、ちょっと寝た。
ぼんやりの時間。



capperabangkoko

部屋からのサンセットも最高のビュー。



capperabangkoko

夕食は、ホテル内のレストラン「コート・バイ・マウロ・コラグレコ」(Cote by Mauro Colagreco)へ。

ホテルも人生NO.1だが、ここのレストランも人生NO.1かもしれない。コース料理は全部で12品位あったが、1品たりと驚かないものがなかった。ミシュラン3つ星シェフ、マウロ・コラグレコ氏が考案した美食の数々は、どれも経験したことがない味ばかり。どういう才能がこういうものを創り上げるのか。ホントに美味しかったし、驚きの連続だった。

ただ、ひとつだけ、pigeon(鳩)の料理だけは食べられなかった(上の写真の真ん中のもの)。メイン料理は、pigeonか lambか beef を選べたのだが、店員さんがpigeonを押すのでpigeonを頼んでみた。が、生々しい見た目も、食感も、風味も、ちょっとダメだった…。

私もパートナーもpigeonを食べ残してしまったので、店員さんが深々と謝りに来てくれ、「今すぐ違うお料理を用意します」と言ってくれたのだが、既に腹十分目を超えていたので、丁重にお断りして、最後のデザートを頂いた。

三層になったアイスの上に、パリパリに上げた「しそ」が乗っていたのにはおったまげた。ウエイターも笑っていたが、”shiso leaf ” がアイスの上に乗っているのだ。これが、意外と合う。ホント、アイデアが凄すぎる。

capperabangkoko



ちなみに、チェックアウトした後の話だが、当ホテルのGeneral Managerから、「ご注文いただいた鳩の料理が口に合わなかったとのこと、大変申し訳ございませんでした」という内容のメールが日本語で届いた。

もう、何から何まで完璧すぎる。

このホテルは、リポート確定。世界NO.1だ。


COTE




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「カペラバンコク」滞在中は、外出せずに、24時間ホテル内で過ごそうと思っていたのだが、SNSを見ていたら、すごい情報が飛び込んできた。

私がいま一番好きなDJであり、ミュージシャンであるAndrew Rayel が、今夜バンコクのクラブでプレイするという。ヨーロッパに行かなければ会えないと思っていた人が、同じ時間にバンコクにいるなら、会いに行くよね??

クラブに問い合わせたら、24:30にステージに上がると。

ということで、24時過ぎにそのクラブ「ONXY」へ。


ONXY


Andrew Rayel の登場と共にクラブ内のボルテージは最高峰に達した。地元タイ人の若者だけでなく、白人も多かった(日本人は皆無)。DJプレイ自体は機械に依存しすぎだと思ったが、これもいまの時代のDJスタイルなんだろう。Juliana's Tokyo、Velfarre時代のディスコの方が100倍面白かったが、好きな音楽を大音量で聴きながら踊れるというこの上ない悦楽。

改めて思う。私は音楽が好きだと。
音楽なしでは行きていけない。
No Music, No Life.


ONXY

事前に1時間半のステージと聞いていたが、2時間弱プレイしてくれた。



ONXY
(上の写真はネットから拝借した)

ホテルに戻ったら朝3時だったが(日本時間の朝5時)、最高の1日だった。
まさかのAndrew Rayel 、これも引き寄せか。
世界NO.1のホテルと、世界NO.1のレストランと、世界NO.1の音楽。
この上なし。一生の思い出に残る1日となった。

ぷらっとバンコク Day1 〜 チャオプラヤー川沿いで飲む

BKK

関学の最後の授業をもって仕事納め。2週間後の期末試験まで休むことにし、年末はバンコクで過ごすことにした。那覇空港から直行便で約4時間。近くていい。


年末だからか外国人観光客がいつもより多く(特に白人観光客)、空港のタクシー乗り場は人が溢れかえっていた。配車アプリの「Grab」で空港内に待機しているタクシーを呼んだのだが、空港内の道路も大渋滞で、タクシー乗り場に来てもらうのに約30分。完全なオーバーツーリズムだ。




watarun

バンコクに19:30に到着したのに、なんやかんやでホテルに到着したのは21:30だった(日本時間の23:30)。腹ペコペコ。

今夜はバンコク3大寺院「ワット・アルン」(Wat Arun)の対岸にあるホテルを予約していた。絶景。このホテルの下は「The Deck」というバンコクで超有名なカフェバー。ここで夕食を取る予定だったが、着いた時にはラストオーダーの時間を超えていた。OMG!

周辺に深夜まで開いてそうなレストランはなさそうなので、ホテルのループトップバーに行ったのだが、ここも食べ物はラストオーダーの時間を超えていた。Snack系すら出せないと…。店員さんに、「空港から着いたばかりで何も食べてなくて、ハングリーなんだけど、何かない?」と聞いたら、ライムをスライスしたものを出してくれた。「Thank you!!」と言いながらも、心の中では「ライムかよ!」と叫んだわ。ナッツくらい出してくれや…。



watarun

仕方ないから、ビールで腹を膨らませることにした。
シンハービールを大ジョッキで。ライムをつまみながら。





watarun

ループトップも外国人観光客で賑わっていた。
バンコクって感じだ。
この活気がたまらなく好きだ。

深夜まで寺院からレーザービームが発せられているという意味不明なところも好きだ。

周りの喧騒をよそに、チャオプラヤー川を眺めながら、パートナーとしっぽり飲んだ。1年間おつかれさま。そしてありがとう。




watarun

ホテルのベッドからも「ワット・アルン」。
最高の眺めじゃないか。

31日までバンコクでのんびりと過ごす予定。

ぷらっと広島 〜 餃子・牡蠣・ワイン

福岡空港

今日は伊丹空港ではなく福岡空港へ。
博多に住んでる友達の薦めで空港内の「くまちゃんらぁめん」へ直行。
バリうま。




広島駅

そのまま広島駅へ。
昨年6月以来の広島入り。
地上にあった路面電車の駅を、新幹線と同じ2階に持ち上げるという大工事をしており、駅の南側は大きく変わっていた。来年3月に新しい駅ビルが完成するらしい。




縮景園

広島で一番好きな場所「縮景園」へ。




縮景園

すっかり秋。



縮景園

築庭404年の日本庭園。
ホントに好きな庭園なんだけど、周辺に高いマンションやビルが建ちすぎで、景観は最悪。宮島も然り。美観を守ろうという発想はないのかね。



縮景園

竹林。



縮景園

コロナ禍はほぼ貸切状態だったが、今日は外国人観光客が多かった。
駅周辺も市街地もホテルも外国人だらけ。活気があっていいけど、オーバーツーリズムだね。




gyouza

一旦ホテルでのんびりして、夕方、再び街へ。

広島の大学で教えていた時に何度も通った流川の「餃子センター」へ。ここの餃子も美味しいが、胡椒がききまくった炒飯も美味しい。ヤミツキの味。

これを食べたかったから、福岡では替え玉をしなかったのだ。

今日も大満足じゃ。また来るよ。



lemonstand

せっかく広島に来たので、ワインが飲めるオイスターバー「Lemon Stand」へ。
オイスター3種食べ比べ&ナチュールワイン。



lemonstand

アルバイトの兄ちゃん。
よく沖縄県民に間違えられるけど、沖縄に行ったことがないらしい。
行きなはれ。




hilton

ナチュールワインじゃ物足りず、ホテルに戻って、BARで飲み直した。ちょうど生ライブをやっていて、いろんな名曲を歌ってくれた。

「ぼんやりの時間」にも色々あって、「思考する時間」を指すこともあれば、「思考すらしない時間」を指すこともある。私の場合は、前者の時間が多いが、意識的に後者の時間を作りたい。月に1回でも、週に1回でも、人間であることすらやめる時間が欲しい。

普段、何もしていないつもりでも、脳は必要な情報のみならず、必要でないノイズまでつかみにいき、脳内で情報処理を行っている。そういった脳内処理を止めて、目をつむり、ライブの音だけ聴いてみる。旅先くらい、そんな時間があってもいい。そんな時間を作るために、ちょっといいホテルに泊まってみるのもいいと思う。

今日はそういう1日だ。

しばしBARで無の時間を過ごした。


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奥田民生著『59-60』読了。

奥田民生さんも、「ぼーっとする」のも大事で、仕事も「壮大な時間のムダ遣い」のようなものだと述べている(P120)。休みは週1日位らしいが、集中してるのは1日2〜3時間。あとはムダな時間が多いと。

遊びは大事で、「がむしゃらに遊ぶ」より、「遊ぶように暮らす」方がいいと提案している点は激しく同意(P121)。

そういう生き方をしていきたい。

ぷらっと慶良間諸島 〜阿嘉島・慶留間島 日帰り旅行

阿嘉島

朝イチで那覇から慶良間諸島へ。3年ぶりの慶良間。
高速船が満席だったので、フェリーで90分かけて阿嘉島の阿嘉港へ。



阿嘉島

阿嘉港でレンタサイクルを借りて、北浜ビーチ(ニシハマビーチ)へ直行。

北浜と書いて「ニシハマ」と読む。
北谷と書いて「チャタン」と読む。

南風原と書いて「ハエバル」と読む。
勢理客と書いて「ジッチャク」と読む。

絶対読めん・・・。

ちなみに私が一番好きな沖縄そば屋「謝苅そば」は「ジャーガルそば」と読む。
googleも変換してくれへん。



阿嘉島

ビーチは数名。海は貸切状態。



阿嘉島

青って何色あるんだろう。

慶良間諸島周辺の海は世界屈指の透明度を誇り、「ケラマブルー」と称されている。ダイビングスポットへ行けばとんでもなくキレイな慶良間の海に浸れるのだが、今回は時間がなかったので浅瀬でシュノーケリング。それでも十分キレイだった。何千という魚に囲まれて、ただただ泳いだ。



阿嘉島

那覇から1時間ほどでこんなキレイな海に潜れるんだから、わざわざ海外のリゾートビーチに行こうという気が失せる。ここで十分。旅費トータルで数千円だし。



阿嘉ビーチ

場所を変えて、ウミガメがいるという「阿嘉ビーチ」も潜ったが、残念ながらウミガメには遭遇できなかった。



慶留間島

泳いだ後は、チャリンコに乗って陸続きの慶留間島へ。

「ゲルマジマ」と読む。

読めねーよ。。



慶留間島

橋の上からの景色もヤバい。



慶留間小中学校

慶留間小中学校が見えるこの景色、おそらく沖縄No.1じゃないだろうか。

あっという間に帰りのフェリーの時間になったので、那覇に戻った。

大満足じゃ。また来る。

人生が変わった場所

hilton

気まぐれな沖縄の天気に振り回されている。屋上のインフィニティプールから沖縄の西海岸が一望できるホテルを予約していたのだが、台風が沖縄本島に上陸するという予報を見て、そのホテルをキャンセル。すると、台風は大きく反れて、晴れた。そんなんばっかりや。雨雲レーダーですら信頼できん。それこそ5分後の天気すら分からん。これが沖縄。

予定がスッポリ空いたので、近所のヒルトンに泊まることにした。3年ぶり。




hilton

チェックインして、すぐに水着に着替えて、プールで泳いで、あとはプールサイドでビールを飲みながらぼんやり読書タイム。プールは外国人しかいなかった。




hilton

部屋に戻ってからも読書タイム。
一番安い部屋を取ったのだが、バルコニー付きの部屋にアップグレードしてくれたのだろうか。いい眺めだ。



hilton

北谷はサンセットビーチという名のビーチがあるくらいサンセットが美しい場所。毎日のように見ている光景だが、見とれてしまう。

3年前(2021年8月)、ここに泊まった時は、まだ沖縄移住前で、セカンドハウスすら借りる前だった。その時もこのバルコニーから外を眺め、絶景に見とれていた。海岸沿いはアメリカンビレッジまで続く遊歩道があり、多くの人がここをジョギングする。「こんな所をジョギングできたら気持ち良いだろうなぁ〜」、「こんな所に住めるなんて羨ましいなぁ〜」と思ったことを昨日の事のように覚えている。その日の夜に、北谷にマンションを借りると決め、次の日からマンション探しを始めたのだ。

その2ヶ月後(2021年10月)に、ここにセカンドハウスを借り、本当にここをジョギングするようになった。人生は予測不能。沖縄の台風の如く、突然進路を変え、行き先を変えたって構わない。

もともとPCがあればどこでも仕事ができるようにしてきたので、沖縄で生活しても何一つ不自由なかった。2023年3月、新築マンションの完成・引渡しのタイミングで、セカンドハウスも大阪のマンションも引き払い、完全移住することになった。

振り返れば、3年前にヒルトンに泊まったことが始まりなのだ。ここは思い出の場所であり、人生が変わった場所なのだ。

人生に深みを求めすぎず、川の流れに身を委ねた方が、楽しく生きていける気がする。今後、私はどこで何をしているのだろうか。

Just go with the flow.


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夜はヒルトン内のイタリアン『CORRENTE』(コレンテ)へ。

corrente


このレストラン、クオリティーが高すぎる。


corrente


沖縄に「シェフ・オブ・ザ・イヤー」という大会があり、TV放映される。年に1度開催する「料理の鉄人」のようなもの。このレストランの知名シェフが2024年の「シェフ・オブ・ザ・イヤー」で2位を獲得したのだ(1位とは僅差だった)。

美味いはずだわ。そりゃそうよ。

知名シェフとも挨拶をさせてもらったが、若くてビックリ。レシピは歩きながら考えてるらしい。まぁ思考は歩きながら練られていくことが多いけど、こんなクオリティーのお料理を歩きながら考えるって、どんな才能???


corrente

ワインもいいものがそろっている。

とにかく全てが美味しかった。
家の近くにこんなレストランがあろうとは。



hilton

陽が沈んだあとの空も美しい。



hilton

間近で上がる花火もキレイだった。

今日も満足度が高い1日だった。
日々充実。

ぷらっとオクマビーチ 〜 ブックカフェ、やんばるの森

rail

やんばるの山奥に『Bookcafe Okinawa Rail』というブックカフェがある。沖縄に移住した時から気になっていた所にやっと来ることができた。

沖縄県北部(国頭郡)のオクマビーチの近くにある奥間交差点から、車で20分ほど山を登った森の中にある、まさに「ポツンと一軒家」なカフェ。

道は舗装されているが、道路の幅がめちゃくちゃ狭い所を通るので、運転に慣れている方が運転した方がいいかも。



rail

結構広いカフェだった。テーブル席が6つくらいあったが、開店とほぼ同時に行ったけど、既に3テーブルは埋まっていた。こんな山奥なのに…。



rail

置いてる本は、ジャンルはバラバラ。並べ方もバラバラ。新旧問わずオールジャンルの本があった。若干偏りもあったので、オーナーさんの趣味なんだろうね。私がよく読むジャンルの本や、よく読む作家の本も多かった。人の家の本棚を覗いているみたいだった。



rail

オーナーさん一人で切り盛りしてるようだった。ランチはしばらくお休みということで、ケーキを食べたけど、想像以上に美味しかった。ルワンダコーヒーも美味しかった。

オーナーさんは必要最小限しか喋らず、「ごゆっくりお過ごし下さい」と言って厨房に引っ込まれた。ブックカフェなので静かに過ごせるように気遣ってくれてるのか、単に内気なのかは分からんが、きっと後者。孤高な読書家タイプ。気が合うと思う。

ちなみに、ケータイの電波は入らない。読書に集中しろということだ。



rail

建築関係の本は大好き。この本も良かった。
いまは海が見える場所に住んでるけど、またいつかは山に戻りたい。

あと趣味でブックカフェをやりたい。
先日行った浅間温泉に『哲学と甘いもの。』という名のブックカフェがあったが、「甘いもの」の提供は大変そうなので、『哲学と乾きもの。』でどうだろうか。酒と乾きものがあるブックカフェ。線を引きまくって売ることもできない私の蔵書を並べ、気に入った本があれば貸出もOK。書き込みもOK。物々交換もOK。みたいな。本屋の少ない沖縄でやりたい。



rail

テキトーに手に取った雑誌より。
ホンマその通り。

読むことも好きだが、書くことも好き。
いずれも孤高の時間。スマホが奪い取っていく時間。
読めないのも、書けないのも、忙しいからじゃないんだよね。


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この『Bookcafe Okinawa Rail』から車で10分位の所に『長尾橋』という絶景スポットがある。

長尾橋


やんばるの森の中に突如現れる巨大な橋。



長尾橋


この『長尾橋』からの景色がすごい。
360度、こんな景色。
すごかった。



長尾橋

誰もいないから、とりあえずやってみた。



長尾橋

相棒は最近オーバーヒートすることもなく快適に走ってくれる。
こんな峠道もスイスイと。


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オクマビーチをチェックアウトする前にYouTubeを収録しました。
マイクを付けたんだけど、風がすごくて声が聞き取りづらい…。耐えて聞いてください。「いいね」押しといてください。このブログにも。


ぷらっとオクマビーチ 〜 バリ山行、満月、花火、サガリバナ

okumabeach

お盆休み前後は特に予定もなく、ずっと北谷で過ごしていたのだが、意外とホテルが空いてたので、1泊だけ沖縄県北部(国頭郡)のオクマビーチに泊まることにした。



okumabeach

雨予報だったが、晴れた。
これが沖縄ウェザー。



okumabeach

ホテルに着いてすぐ、海に潜ったのだが、水の透明度はゼロだった。視界ゼロで怖いくらいだったので、海は諦めた。プールも子供達であふれていたのでやめた。泳ぐなら北谷だな。




okumabeach

先日発表された『バリ山行』を読んだ。バリおもろい。

著者は関西学院大学文学部卒。

『バリ山行』といっても、バリ島の話ではなく、六甲山が舞台。
以前住んでいた芦屋や西宮も舞台になっていた。

本書を読むと、また登山がしたくなってきた。

人生も登山の如く、道なき道を進んだ者にだけ見える世界がある。

関学の陸上部時代、練習の一環として、六甲山の麓の甲山を走っていた。新たな絶景スポットや、新たな休憩場を見付るのが楽しくて、登山道を外れて、道なき道を進むこともあった(かなり怖かったけどね)。そして、下山してから地図を広げて、自分が辿った道を地図上にマークしていき、登山記録を付けていた(当時はスマホなんてなかったので、紙の地図帳に記録していた)。陸上部を引退して約20年後に甲山に引っ越したのは、当時のルートをなぞりたかったから。で、実際になぞった。死と隣り合わせの孤独な一人遊びだったが、あらゆるストレスを忘れることができる快楽でもあった。

本書に出てくるMさんの気持ちがすごく分かるので、ページをめくる手が止まらなかった。

めちゃくちゃ面白かった。



okumabeach

夜は、ホテル内のレストランで、あぐー豚のしゃぶしゃぶを食べた。

食事が終わると、満月だった。



okumabeach

ホテルの敷地内に、なんと「サガリバナ」

陽が落ちる頃に花を咲かせ、夜明けには散ってしまう幻の花。



okumabeach

突然花火も上がった。

聞いてなかったのでビックリ。





okumabeach

やんばるの森の目の前ということもあり、満月の明るい空にもかかわらず、星空もキレイだった。北谷と違って、夜は車やバイクの音もしない。ビーチから少し離れたコテージなので、波の音も聞こえない。完全な静寂の中、ぼんやり過ごすのもいいもんだ。

自宅の近くの非日常。こういう夏休みも楽しい。



バリ山行
松永K三蔵
講談社
2024-07-25



新刊書
決算早期化実務マニュアル3
新刊書
公認会計士


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プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●関西学院大学 非常勤講師

武田雄治


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■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

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