先日沖縄まで会いに来てくれた元学生が、早速、法人を設立することになった。近いうちに店も構えるようだ。可能な限り、サポートしてあげたい。
「行動が早い」というのは大切なこと。運も味方するので。
10年くらい前に『起業して学んだ20個のこと』というエントリーをしたら、結構反響が大きかったのだが、10年経っても、起業家に伝えたいことは変わらない。
▼起業して学んだ20個のこと
●すべては選択・決断・行動の結果
→選択・決断・行動なくして変化は絶対に起こらない。直感に従った本気の決断、気が狂ったほどの圧倒的行動が人生に変化をもたらす。決断と行動を遅らせている間にあらゆるチャンスが逃げていく。
●「原理原則」を学習しろ
→「原理原則」に従わない行動をするから失敗する。過去の大成功者の本を読み、自分なりの「原理原則集」を作り、成功者の行動をなぞることが成功への近道。
●書いたことは実現する、書かないことは忘れる
→データでなく、紙に書くこと。思考を落とすノートを1冊、毎日持ち歩き、毎日見ること。思考は現実化する。
●努力しても成功しない
→努力は必要だが、成功とは比例しない。
●価値観と習慣を変えたら成功する
→今のままでいいという「安全領域」に身を置いている限り何も変わらない。
●ビジネスは、ビジネスシナリオ、ビジネスモデル、マーケティングで決まる
→これ以外に売上を上げる方法があるのか。
●儲からない仕事はやってはいけない
→和式の便器はどんなに頑張っても売れない。自分のビジネスが和式便器化していないか。
●「勝てば官軍」
→「負ければ賊軍」。結果を出せ。
●「らしさ」は「無敵」
→ビジネスする上で大切なことは「自分らしさ」を追求すること。
●信頼維持は信頼獲得より10倍苦労し、
信頼回復は信頼維持より10倍苦労する
→普段から顧客の期待を超える成果を出せ。
●自分がやるべきでないことはやらない
→自分にしかできないことをやる。それが顧客からの「ありがとう」になる。
●いま手にあるものを離さなければ、新しいものは掴めない
→手は2本しかない。人生を変えたければ、いまあるものを手離す勇気が必要。
●忙しいから貧乏
→年収1億円の人は、年収1000万円の人の10倍働いているのだろうか。
●行動を伴わない勉強は時間の無駄
→常に「何のため」を自分に問うこと。
●2次会・ゴルフは断ってでも仕事しろ、仕事を断ってでも旅に出ろ
→最大の経営資源は「時間」。限られた時間で人生と仕事のバランスを取ることが大切。
●世間体を気にしない
→人の目を気にしない。人から何を言われても気にしない。ステージのど真ん中で最高のパフォーマンスを演じる。
●最悪の事態が起こるものだと想定しておく
→世の中は不条理で理不尽なものだ。あらゆるリスクに備えること。脇が甘いと損をする。
●人を信頼しない
→契約書、顧問弁護士がなぜ必要なのかを考えろ。
●悪は裁かなくても自爆する
→天網恢恢疎にして漏らさず。
●ネガティブな人間との関係を断絶する
→「繋がり」とか「絆」とかはいらない。動物は皆孤独なものだ。大切な人が数名いたらいい。
下から2つ目に書いた『天網恢恢疎にして漏らさず』というコトバは、中国古典で最も好きなコトバ(老子より)。天の網の目は粗いように見えるかもしれないが、決して悪を逃すことはないという意味。つまり、悪事は必ずバレるということ。
『利の元は義なり』、『君子は義に喩り、小人は利に喩る』も好きなコトバ。
要するに、道徳的、倫理的に正しいことをやれ、ということだ。
特に、経営をするにあたっては、道徳的、倫理的に正しいことをやるということは大切だと思う。
他人に嘘を付いたり、騙したり、裏切ったり、蹴落としたりしながら、自分だけが満足できればいいと思っていると、必ず天罰を受ける。食品偽装、賞味期限偽装、耐震偽装、横領、窃盗、粉飾決算、租税回避といった悪事は必ずバレる。
『天知る、神知る、我知る、子知る。何ぞ知るもの無しと謂わんや』(誰にもバレないと思っていることでも、天も地も、自分も相手も知ってるじゃないか)である。
たくさんお金を持っているとか、たくさん資産を持っているとか、そんなこと威張らなくてもいいんだよ。
『不義にして富みかつ貴きは、我において浮雲のごとし』(正しくない方法で得た財産や地位は、浮雲のようにはかなく消えていくものである)
正しくないことをやって信頼を失ったら、もう信頼を取り戻すことはできない。財産も地位も浮雲のごとく消えていく。
これから起業する人は、上述したとおり、世間体なんて気にせず、ネガティブな人間との関係を断絶し、人を信頼せず、「自分らしさ」を追求し、自分がやるべきことにフォーカスして、圧倒的な行動をして欲しいと思う。そうすれば、結果も財産も地位も、後から付いてくると思う。