KPMGの後輩であり、友人であり、投資家仲間である相亰俊信さんが1冊目となる本を出されました。
不動産投資をはじめて12年で、総額82億円、45物件の投資を行ってきた相亰さんが、そのノウハウを余すところなく公開してくれています。
総額82億円、45物件と聞けば、大成功された不動産投資家であることは間違いないのですが、その成功の要因は、投資して数年後に「どん底」を味わったことにあります。初期の物件をEXITして、1億円ほどのキャピタルゲインを得た際に、節税を急ぎ、築古の中古アパートや太陽光を買い漁るのです。耐用年数が短い物件を取得したことにより、大幅な節税はできたものの、あっという間にB/Sの資産は減価し、債務超過となってしまいます。そして、新たな投資をしようと思っても、すべての銀行から「貸せません」と言われ、新規投資ができなくなってしまったのです。不動産投資家にとって、融資が一切引けないのは「死」を意味します。著者は、公認会計士でありながら、P/Lとキャッシュフローだけを見て、B/Sを完全に無視していたのです。「会計・税務のプロとしてもこれほど恥ずかしいことはなかった」(P29)と猛省し、ここからB/Sに磨きをかけていきます。
ほぼブラックボックス化している銀行の融資審査についても徹底して研究され、融資を引ける決算書を整えていき、「どん底」から6年で総額82億の投資を実現させたのです。その銀行の融資審査についての具体的な内容は第3章以降で詳述されています。ここだけでも本書の価格の100倍以上の価値はあります。
私も不動産投資を20年ほどしてきましたが、相亰さんが本書でも述べているように、「融資を制する者が不動産を制する」と思います。いかに有利な融資を引くか、その術を本書から盗み取るべきでしょう。
不動産投資をされている方、しようと思っている方は、必読の書です。
著者 相亰俊信さんと 投資累計額100億円超の弁護士&不動産投資家 堀鉄平さんとの出版記念対談が7月28日(火)に開催されます。詳細・お申込みはこちら。
著者 相亰俊信が代表を務める税理士法人クレフティが主催するイベントに、私も登壇させて頂くことになりました。お申込みはこちら(「体験参加申込」ページをご覧ください)。珍しく懇親会も参加します。













