授業の翌日に沖縄に戻った。帰りの機内の約1時間半は、学生達が提出してくれたコメントシートを一言一句漏らさず熟読し、質問事項については回答も考えている。次回の授業内で回答することもあれば、学内のポータルサイトから個別に回答することもある。かなり時間がかかるが、それも私の生き甲斐だ。
人間関係の悩み、両親との関係、兄弟との不仲、交友関係への違和感、心の傷、苦悩、絶望、希望なき未来・・・学生の悩みは多岐にわたる。それらにも、ひとつひとつ答えていく。まだ出会って1か月くらいしか経っていない学生達が、私にプライベートなことも含め、心を開いてくれることは当たり前のことではない。信頼関係がなければ、アカの他人にそんなことは打ち明けたりしない。
昨日の授業で、情報をインプット(input)するだけでなく、throughput(自分の頭で考える)、output(自分の言葉で発言する)することの方が大切であり、それが本来の学習の目的である、ということを述べた。
人生の悩みについても、すぐに答えを求めるのではなく、「自分の頭で考える」、「自分で問う」ということをして欲しいと思う(すぐにネットで答えを探そうとする人が多いが)。
昨日の授業で、アイヒマンの話をしたのだが、ある学生が、これに関するコメントをくれた。「上司がいうから人を殺すということは決してあってはならないが、しかし、これを断ると、大袈裟にいえば、自分が死んでしまうかもしれない。自分のことを犠牲にすることは怖くてできない。すると、私は上司の言うことを聞くことになるのかもしれない。どうやって断ればいいのだろうか。これも『答えのない問い』であり、『自分の頭で考える』しかないのかもしれませんが、難しい問題であるなぁと思いました」と。
こういう問いを「自分に問う」ことが、学ぶことのスタートだと思う。そして、その問いに「自分で答える」(自分なりの解を見つける)。このプロセスは、ネットで瞬時に答えを探そうとする人にとっては、「タイパが悪い」行為なんだろうけど、このタイパの悪さが人間として成長するには必要なのだ。
自分に問い、自分で答えたら、「自分で行動する」。行動を他者に委ねない。行動に準備をしすぎない。失敗を恐れない。まず踏み出す。経験する。体験する。
そして、あとは「自分との約束を守る」。つまり、やり通す。
これを繰り返すことが、学習のプロセスだと私は思う。学習は机の上だけでやるものではない。いつも自分に問い、自分で考え、自分で行動し、自分との約束を守る者は、成長し続ける。
定期検査と修理に出していたポルシェが6週間ぶりに戻ってきた。おひさ。やっぱりいいクルマだ。
3週間後に新しいクルマが納車され、そこでポルシェと入れ替える。この相棒ともあと3週間。傷をつけないように乗りまくろう。













今回の記事は特に強く共感しました。メモをし、子供にも伝えられたらと思います。