4/26(日)、再び大阪へ。
かつて住んでいた淀屋橋。ビジネス街なので、週末は人がいない。このレトロな建物に入っている眼鏡屋でいつも眼鏡を作っている。視力が低下してきたので、レンズを交換してもらった。
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3年生の学生と淀屋橋で待ち合わせ。昨年から私の授業を受けている学生。昨年12月にこのブログで「絵描きになるか、会計士になるか」という投稿をしたことがあるが、この「絵描きになるか、会計士になるか」で迷っている学生である。ちなみに、この投稿は結構反響が大きかった。
筋トレもしてるし、ブラックコーヒーしか飲まないので、甘いものが好きというのが意外に思われることがあるが、人工甘味料的な甘さではなく、ちゃんとした甘さ(って?)は好きで、ちゃんとした洋菓子や和菓子はよく食べる。菓子職人はアーティストだと思う。この学生も甘いものが大好きらしく、「いつかお茶しよう」(=ケーキ食べに行こうという意味)という話になっていた。
「ツマガリ」が一番好きなのだが、いまはイートインができない。なので、北浜の「GOKAN」へ行った。私はトイツの伝統洋菓子フランクフルタークランツを頼んだ。濃厚なバタークリームに沖縄産ラム酒をきかせた深い味わいのケーキ。最高。
2人で会うのは初めてではないが、久しぶりだったので、ちょっと緊張気味だった。が、ケーキを食べた瞬間に緊張感がなくなったようで、滝のように喋ってくれた。分かりやすい。
そのまま、夕食も。
いまでも絵を描き続けているようで、「作品を届ける側になりたい」という彼女の想いはまだ揺らいていないようだ。前回一緒に食事した時に、「作品をInstagramでシェアしてみたら?」と提案したのだが、いまでは100枚を超える作品がInstagramにアップされている。どれも驚くほど繊細な絵。1つの絵を仕上げるのに何十時間もかかることがあるらしいけど、描き始めると寝食忘れて描くという。会計士の試験勉強との両立ができないため、いまは試験勉強は中断し、この春学期で大学の卒業に必要単位を取り終えた後に会計士試験の勉強に専念するとのこと。素晴らしい。
今年も、私の授業のノートを見せてくれた。相変わらず、1回の授業で10ページくらい書いている。雑談も含め、事細かに。もし私の授業が書籍化されるようなことになれば、彼女のノートを拝借しようと思う。
今日も一生の思い出に残る楽しい時間になった。
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柚木麻子著『Butter』が海外でバカ売れしているというので、買ってみた。柚木麻子さんといえば、2年前にある学生から『本屋さんのダイアナ』という小説を薦められて読んだことがある。これは、全ての学生達に読んで欲しい本である。
『Butter』は、読みはじめてから知ったのだが、「首都圏連続不審死事件」の犯人で死刑囚の木嶋佳苗をモデルにしたものだった。最近読んだ本の中でも、人類初の世界一周飛行を成功させたアメリア・イアハートをモデルにした原田マハ著『翼をください』や、居酒屋チェーン「ワ◯ミ」の社員の過労自殺を題材にした村山由佳著『風は西から』など、実在の人物や事件を題材に書かれたフィクションであるが、1冊の本を書き上げるのに、数々の文献にあたり、多くの取材をし、相当な苦労があったに違いない。そして、そのノンフィクションをフィクション化して、売れる本として書き上げるのはすごいとしか言いようがない。どういう才能なのか。
「首都圏連続不審死事件」の詳細を知らないため、『Butter』に書かれていることの、どこまでがノンフィクションで、どこまでがフィクションなのかが分からないのだが、それでもすごい内容だ。さらに、本書のタイトルでもある「バター」を使った料理の描写が、これまたすごい。本を読んでいるだけで、体重が増えていきそうな気がする。
容疑者の女は、料理が好きで、外食も好きで、男を作っては高級レストランで食事をする「太っただらしない女」と描かれる。さらには、その容疑者を取材する女性記者は、出版社の中で唯一の女性。そういったルッキズムやミソジニーの描写に、我々日本人は鈍感なのかもしれないが、海外では色んな意味で注目を浴びることになり、諸外国で大ベストセラーとなったようだ。著者はそこまで見越して書いたのだろうか。だとすると、ホントすごい。
この本を読んでどう感じるかは人それぞれだろう。私は甘いものが食べたくなった。。。
















