引っ越しをした翌日から、いつもどおりのルーティン生活に入った。
いつも走る海岸沿い、毎朝同じ時間の同じ場所に、80歳を超えているであろうおじいちゃんがポツンと座って海を眺めている。日課なんだろう。毎日すれ違うので顔見知りになった。こっちが軽く会釈すると、向こうも笑って会釈してくれる。こっちが軽く手を降ると、向こうも笑って手を振ってくれる。けど、こちらは走っているので、話したことはない。けど、おじいちゃんの笑顔を見ることが、私も日課になっている。
引っ越し翌日、いつもより早く目が覚めたので、海岸沿いでストレッチをしてたら、隣におじいちゃんがいた。いつもおじいちゃんが座っている場所ではないので、ビックリした。「おはよう」「今日はいつもより早いな」と、いつもの笑顔で話しかけてくれた。「じいちゃんも早いね」、「おー、ウチはそこや」と海と反対側を指した。いま起きたばかりで、ここから海岸沿いを散歩するようだ。
他愛もない話をちょっとしただけだが、これだけでも幸福度は上がる。
「また明日ね」と手を振って、私は再び走り始めた。
しかし、翌日から、全国的に寒波がきて、沖縄も激しく寒い朝となった。さすがに雪は降らないが、体感気温0℃というのはこっちに来て初めての経験だ。とても海岸沿いを走る気になれず、3日連続でジム内を走ることにした。おじいちゃんは、こんな寒い朝でも散歩してるのだろうか。してるわけないよね。
東京や大阪の親族、友達から雪が積もっている写真が送られてくる。本州に行く沖縄の友達は、飛行機が2時間遅延だという。全国、大荒れ。
「10℃もあるんだから寒くないでしょ?」と本州の人からいわれるのだが、普段Tシャツで生活しており、セーターもヒートテックも着ることがなければ、暖房も付けなければ、床暖もないというところで生活している人間からすれば、体感気温0℃というのはシベリアにいるのと同じことだ。きっと、これでも沖縄県民の大半は、暖房を付けず、家の中で薄着で過ごしている。寒い寒いと言いながら。
「服を着ろ!」って話なんだが。
私は今日、こっちに来て初めてヒートテックを着た。引越前に捨てようと思っていたものだが、本州への出張が多いので捨てずに置いていたものだ。まさか、沖縄で着る日が来るとは。
ちなみに、沖縄県民の家は、風呂に浴槽がないところが多い。暑いから湯船に浸からないらしい。私のマンションには湯船はあるが、追い焚き機能がない。沸いたら直ぐに入らなければならないが、妻が先に入ったら、もうヌルい。湯船で本を読むことが習慣の私には、いまのマンションのほぼ唯一の不満である。まぁ、沖縄県民からすれば、床暖くらい不要な機能なんだろうが。
今日は、友達の誕生日会。
那覇首里の住宅地にポツンとある隠れ家レストラン『& more』へ。
友達の誕生日は1月なのだが、私が1月に出張が多かったことと、引越前でバタバタしていたので、2月の開催にさせて頂いた。遅くなりました。
シェフにおまかせのコースをお願いしたら、前菜だけで8種も用意してくれた。しかも、器が全種違う。取り皿まで全員違う。ステキすぎる。そして、すべて美味しい。
友達夫婦は我々より飲むので、泡・白・赤とペロリと空けたが、どれも安くて美味しかった。
Happy Birthday !!
沖縄に移住して3年、こうやって誕生日を祝ったり、祝ってもらったりする友達・家族がいることがしあわせだ。
毎週土曜は花火の日。
新居のベランダより。
前のマンションより少し海に近くなったので、より大きく見ることができた。
こんな極寒の日にも花火をあげてくれてありがとう。

















