引越まで2週間を切った。そろそろ準備せねば。
社会人になってから10回目の引越し。西宮の豪邸に住んだ7年を除き、ほぼ2年ごとに引っ越している。今回もちょうど2年で引っ越し。ずっと住むつもりで購入した家だが、2年で飽きた。ってか、2年経つと環境を変えたくなる。同じ場所にじっとしていられない質なんだろう。絶え間なく新陳代謝を繰り返しながら生きているのだ。動的平衡ってヤツだ。次の家も2年の定期借家契約。2年後はどこに向かうのだろうか。
毎回、サカイ引越センターに頼んでおり、今回もサカイに頼んだ。超VIP顧客だろうよ。毎回同じ業者なので、要領は掴んでいる。トラックに積みやすいように梱包してやるぜ!
その前に断捨離だ!
ということで、今週は大量のゴミを捨てた。マンションのゴミステーションは我が家のゴミで溢れた(ごめん!)。2年住んだだけで、なんでこんなにモノが増えるのかしら。
「ときめくモノを残し、それ以外は感謝して手放す」というコンマリメソッドに従い、結構カネをかけて買った服もスーツもメガネもカバンも感謝して捨てた。
齢50にもなると、「人生は積み重ねではなく、積みへらすべき」という岡本太郎の言葉が刺さる。その通りだ。この歳になって、積み重ねていくものなんてない。残念ながら、もう積み重ねていく体力も気力も時間も、ない。積み重ねてきたものを、全部捨てた。これまで書いてきた論文、レポート類、執筆の下書き、高校生くらいから書き続けてきた日記、ノート、メモ類など100冊以上を捨てた。小学校卒業時の「サイン帳」も通知簿も名簿も卒業アルバムも捨てた。
その中には、高校の時に書き続けたエッセイ集みたいなものもあった。ワードプロセッサーで書いたもの。出力して、クリアファイルに保管されていた。読み返すと、なかなか面白かった。我ながら文才もある。内容はこのブログのように他愛もない話がツラツラと書き殴られたものだったが、1日あたりA4用紙3〜6枚と、かなりの分量だった。当時から書くことが好きだったんだね。片想いの女の子の名前まで書かれていたが、記憶にない。デートで行ったレストランの名前も、記憶にない。私がビッグな人間になったら、「押入れの奥から出てきた幻の原稿」とか言って、書籍化してくれる出版社が現れるんだろうか。まぁ、そんな人間になるとは思えないし、表に出てもらったら困るので、大量の原稿も捨てた。さよなら、過去のわたし。
一番捨てたのは、今回も本だ。毎回引越しの度に大量の本を捨てるのだが、2年も経つと本が増える。月に30冊購入したとしたら2年で720冊。頂く本も多いので、もっと増えたんだろう。増えた分以上の本を捨てた(or 売った)。売れそうな本はバリューブックスに送った。段ボール4箱分を送ったら4万円位で買い取ってくれた。
「あの世には何も持っていけない」と自分に言い聞かせ、コレクションしていた本も売った。学生時代から森尾由美さんが好きで、森尾由美さんの写真集をいまでも大切に持っていたのだが、何年も開けていない。amazonで高額で取引されているので、これも断腸の思いでバリューブックスに売った。中には40年以上前に発売されたものもある。さぞかし高額で買い取ってくれるのだろうと思ったら、「買取不可」だった。おいこら! バリューブックスに問い合わせたら、森尾由美さんの写真集は「アダルト商品なので買い取れない」とのこと。いやいや、裸体をさらけ出してる訳じゃあるまいし、アダルト商品じゃないでしょうが…。返品してもらうのもナンだし、破棄してもらった。誰かの手に渡って欲しかったけどね。
とにかく、大量のモノ、想い出、全部捨てた。
浜田省吾の歌ではないが、若い時は「自分探しの旅」だったかもしれないが、今は「自分忘れの旅」の途上なのだ。成し遂げたことより、いまをどう生きるかを考えようと思う。
No Fun, No Life!!











