chatan

上の写真は、ちょうど3年前の今日(2022/10/24)のもの。

北谷町役場に転入届を出し、沖縄県民&北谷町民になった日である。人生変わったね。もう本州に戻ることはないだろうよ。とはいえ、人生は想定外の積み重ねなので、どうなるかは分からない。いまを楽しむのみ。No Fun,No Life!!




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今期の学生にSNSやブログをやってることを言ったことがないのだが、見てる人は見てるっぽい。「先生はなぜSNSやブログで発信しているのですか?」という質問を受けた。いまの学生は、私が知る限り、noteやInstagramをやっている人はいるが、ほぼ全員が匿名でやっている。顔を出している人はごく少数。質問をくれた学生は、高校生時代はInstagramをやっていたが、「承認欲求を満たすために生きているような気がして」やめたらしい。

私はSNSやブログをマーケティングツールとして使い始め、ピーター・ドラッカーがいうように「マーケティングは営業を不要にする」を実現してきたので、独立して20年以上が経つが営業をしたことはない。仕事は向こうから来るし、人脈も増えてくる。「自己開示」をしない人に、仕事も出会いも来るはずがないので、私は独立した時から実名・写真・プロフィールなどを公開している。ブログを2つに分けてるのは、会計士の武田と、沖縄の武田を使い分けなければ、マーケティングにならないからだ。両者を混在させると仕事の問い合わせはおそらくない。

コロナの時(2020年)にセミリタイアし、マーケティングをする必要がなくなったので、ブログをやめようと思っている旨を書いたところ、多くの人から「やめないで」と連絡をもらったので、いまでも「生きがい」として続けている。セミリタイアしたと言ってるのに、いまでも仕事の依頼は来るし、出会いもあるのは嬉しい限り。

先日、関学の大先輩からメールが来た。「ある上場企業CFOが、武田さんとは面識がないものの、武田さんのブログを以前から読んでいて、武田さんのことを(勝手に)人生の師匠と仰いでいますよ」という内容だった。こういうのも素直に嬉しい。

勝手に師匠と呼んでくれてる方はチラホラいるが、点と点がどこかで結び合って出会うことになると思う。いま、私の同志として定期的に食事する人たちも、多くは「勝手に師匠」の人たちだ。ウェブサイトでの出会いが、リアルの出会いとなり、ビジネスパートナーとなり、中には家族ぐるみのお付き合いになる。ブログをやり続けて良かったと思うのは、こういった人の縁だ。

先日、伊丹空港の手荷物検査場で、知らない方から「武田さん?」と声をかけられた。「いつもSNSを見てます」と。「ありがとうございます!」と、その場はそれで終わったのだが、「あの方はいったい誰なんやろ??」とずっと気になっていた。2週間後、私が通っている沖縄の英会話教室にその方が入塾されたのにはマジで驚いた。関西と北谷を行ったり来たりしている自由な方だった。私の投稿を見て、英語を復学しようと思ったらしい。訳が分からん人の縁だ。

まぁ、こういう投稿も「承認欲求」だと思われるなら、それはそれで構わないが、私としては「自己開示」であり、マーケティングであり、深夜の独り言くらいにしか思っていない(承認欲求を満たすためなら、もっとフォロワーを増やす努力をするだろうよ)。

人の縁が増え、北谷に来てくれる人が増え、私の楽しみも増えた。「自己開示」することにメリットしかない(どこまで開示するかの線引きさえしておけば)。

質問をしてくれた学生に、「承認欲求を満たすためにSNSやブログをやる必要はないと思うけど、自己開示した方が得られるものは多いと思うよ」と答えた。特に自分でビジネスをやるならば、自己開示はある程度すべきだと思う。




andmore

先日、大阪のワインバーにて、ソムリエさんに「沖縄から来た」と伝えたら、「沖縄で後輩がお店をやってるから行ってみて!」といわれ、首里にある『and more』というレストランを教えてもらった。タクシーの運転手も道に迷うほどの場所にあるお店だった。聞いてなければ絶対に来ることがなかっただろうなぁ、という場所。



andmore

ポツンと1軒家なお店だが、料理は美味しかった。那覇にこんないい店があったのね。




andmore

またひとつ、美味しいワインが飲めるお店と、人の縁を頂いた。縁尋機妙、多逢聖因。人生は人の縁が9割。誰とでも喋れ。自己開示しろ。そしたら人生はもっと楽しくなる。