chatan

私がランニングする海岸沿いのベンチに、いつも70代位のオジサンが座っている。私はイヤホンをつけて音楽を聴きながら走っているので、声には出さないが、オジサンに軽く「おはよう」と会釈する。すると、オジサンも軽く「おはよう」と会釈してくれる。声は聴こえなくても、「おはよう」は伝わっている。それが毎朝嬉しい。

今日は、オジサンの方から手を振ってくれた。手を振ってくれたのは初めてのことだ。それだけのことだが、いつもより幸福度があがった。

幸せって、身近なところにある。




okinawa

今日(10/17)は「沖縄そばの日」

そば粉を使ってないのに「そば」と表示できるよう沖縄生麺協同組合が粘り強く交渉し、「本場沖縄そば」として商標登録が認められたのが1978年10月17日。それを記念して、10月17日は「沖縄そばの日」となった。

ということで、今日は沖縄そばを食べた。北谷にある「キセキ」という沖縄そば屋の濃厚海老味噌そば。たまらなく美味しい。




chatan

今年はなぜだか沖縄本島各地でドローンショーが開催される。北谷でも開催された。アメリカンビレッジにとんでもない人が集まった。小ぶりなショーだったが、ドローンショーを初めてみた。毎週の花火も、ドローンショーも、誰が企画してくれてるのか分からんけど、とにかくありがと。




chatan

ドローンショーの後は、いつもの花火。Thanx。




otani

それにしても、漫画みたいなことが現実に起こるもんだね。
大空翼と岬君のツインシュートを見た時のような興奮の試合だった。




ikigai


先日の大学の授業で、茂木健一郎さんの『生きがい』(新潮文庫)と、その続編『生きがいの見つけ方』(PHP新書)を紹介した。

『生きがい』は、元々は茂木健一郎さんが英文で書いたもので、『The Little Book of Ikigai』というタイトルでイギリスで発売された本である。いまでは57カ国で出版されている世界的ベストセラーとなっている。それが日本の翻訳家により翻訳され、文庫化され、数百円で手に取ることができる。

「生きがい」とは何だろうか。

”purpose of life”(生きる目的)と訳されることがあるが、この訳は違うと思う。「生きがい」とは、他人にとってはどうでもいいような些細なことであり、自分にとってもなぜ大切であるかはっきりと言えないようなことだ。

茂木健一郎さんにとっての「生きがい」は、コーヒーの時間と、走っている時に蝶が舞うのを見ることだという(『生きがいの見つけ方』P20より)。この一文を読んだ時は嬉しかった。私にとっても、コーヒーの時間、走っている時の時間は、欠かすことができない時間である。このブログを書いている時間もそうかもしれない。なんで毎日コーヒーを飲むのか、毎日走るのか、毎日ブログを書くのか、と言われても、はっきりした答えはない。「生きる目的」でもない。「生きがい」って、そういうものなんだろう。

”purpose of life”に生きることも大切だが、”IKIGAI”に生きることも大切だ。

どちらの時間も大切に生きていきたい。




生きがい (新潮文庫)
茂木 健一郎
新潮社
2011-06-28