感動しかない。
今年の高校野球。沖縄尚学が初優勝。泣いた。
沖縄に移住してまだ3年目なのに、沖縄尚学を夢中で応援してしまっていた。1回戦から決勝戦までヒヤヒヤの試合続きだったが、今日も決勝戦の9回裏までヒヤヒヤだった。「手に汗握る」ってまさにこれ。
今年の夏の高校野球、というか近年の高校野球で、歴史に残る名試合は17日(日)の沖縄尚学vs.仙台育英戦だろう。タイブレークにもつれこみ、11回表に沖縄尚学が2点と取る。後がない仙台育英は、2アウト3塁の極度の緊張感が高まる場面で、これまで151球を投げてきたエース吉川がバッターボックスに入るのだが、もうバッターボックスに入る時点で号泣しているのだ。沖縄尚学を応援していた私も「泣くな!」「頑張れ!」と叫びたくなった。1本出れば同点の好機を沖縄尚学のエース末吉が169球目をセカンドゴロに抑えてゲームセット。一塁にヘッドスライディングした吉川は地面に伏したまま起き上がることもできない。青春すぎる。
試合後、仙台育英の名監督 須江監督が、沖縄尚学のベンチ前まで出向き、ベンチに引き上がっていく沖縄尚学の選手たち一人ひとりに拍手送る。「頑張れ」「お疲れ」「優勝だよ」と。監督の背中を見た選手たちも、涙を浮かべながら、沖縄尚学の選手たちに頭を下げてエールを送る。
須江監督、どんな人格者なんだよ。
「高校野球の沖縄県勢の試合中は沖縄から車が消える」とは噂で聞いてはいたが、大袈裟ではなく、ホントに車が消えた。タクシーまで消えた。下の写真は、いつも大渋滞する国道58号線(那覇市久米、決勝戦が始まる5分前の午前9時55分頃、写真は沖縄タイムスSNSより拝借)。そして、いろんな店が試合中は店を閉めた。
決勝の前日は、なんとJTAが関空行きの臨時便を飛ばすとアナウンスするも、秒で売り切れ。なんとしても甲子園で観戦したい県民は、那覇から飛び立つ福岡便も名古屋便も羽田便も全便を完売にしてしまい、挙句の果てには台湾経由で日本に再入国する猛者もいたらしい。沖縄県民の沖縄愛は想像よりも遥かに上をいく。
今回の沖縄尚学の優勝は、監督の戦術、末吉・新垣の2人の2年生投手の力投、ド派手な応援団のパワーのみならず、この狂ったまでの熱意をもった沖縄県民の情熱だろうよ。沖縄県全体の勝利だ。沖縄県民として一緒に応援できて良かった。
とにかく、感動の夏だった。
ありがとう!
おめでとう!
(※ 写真はネットから拝借した)














