朝イチで大阪から東京へ。
東京は2ヶ月ぶりだが、東京駅は何ヶ月ぶりだろうか。おそらく1年ぶりくらい。あまりの外国人観光客の多さに辟易とするな。
東京駅の近くで、黒字社長塾のクライアントの社長さんと定例の打ち合わせ。月次決算のレビュー。数字を分析すれば会社の過去・現在・未来が見えてくる。課題も戦略も見えてくる。ただし、「正しい決算」(適正な期間損益計算)をしていることが前提となる。中小企業の場合、この「正しい決算」が行われていないことが多い。だから実態が見えない。多くの中小企業の経営が行き詰まる理由はここにあると思う(このあたりの話は拙著『社長の本分』に詳述している)。
黒字社長塾の全てのクライアントに対し、まずは「正しい決算」をすることから指導するが、新しい事象(取引)が発生するたびに適正な期間損益計算が歪んでいくことが多い。クライアントには月次決算をタイムリーに実施してもらい、それを徹底して分析し、数字と実態を合わせていく。実態がつかめたら、次に異常点や課題を洗い出していき、新たな目標や戦術を練っていく。毎月の愚直な分析の繰り返しで、経営を「矯正」していく。それ以外に「正しい経営」はできないと思う。正しい会計が正しい経営につながる。経理を変えれば会社は変わる。そして社長も変わる。だから会計は面白い。
社長さんと壁打ちした後、軽く飲みに行った。Master's Dream Houseへ。
全てのクライアントと毎月対面でお会いすることはできないが、オンラインでのコミュニケーションは好きではない(というか大嫌い)。コミュニケーションは対面でするものだと思う。どれほど便利な世の中になったとしても、大切な人とは直接会う、ということを心掛けたい。
No Fun, No Life!