梅雨明け3日目。夏到来。
沖縄に移住してから知ったのだが、沖縄県は、年間平均気温は47都道府県で1位だが、最高気温は最下位の47位(つまり北海道より低い)なのだ。
昨年(2024年)は那覇で一瞬36.0℃まで上昇したが、これは統計開始(1890年)以来の史上最高の気温で、一昨年(2023年)の最高気温は33.9℃だった。本州が40℃位まで上がることを思えば、沖縄は涼しい。今日は31℃。
とはいえ、チョコレートのドーナツは、すぐに溶けた。
今日は、高松から友達夫婦が遊びに来てくれた。めんそ〜れ!
彼女は十数年来の友達であり、彼女も投資業をしているので、ちょくちょく連絡を取り合ってる。今日もちょこっと仕事の話になった。彼女いわく、この1年で生成AIが急速に発達し、仕事の効率性や生産性は跳ね上がったが、AIに依存しすぎて、「考える」ことがなくなった。どんどん思考力が低下していくような気がする。そんな危機感があると。
世の中の大半の問題には正解がない。だから、「正解のない問い」に対して、自分の頭で考え、自分なりの「新しい解」を出し、自分の言葉で発信するということが大切である。そんなことを私も学生に言い続けてきた。ドラマ「御上(みかみ)先生」の口癖も「考えて」だった。しかし、ChatGPTに問えば、正解がないような問題にまで、明確に答えてくれる。不確実性や曖昧さを受け入れる「ネガティブ・ケイパビリティ(Negative Capability)」をも失われ、人間の価値も失われ、仕事も失われていくのだろうか。
AIの話から少し反れるが、教育のデジタル化が進んでおり、世界的に教育現場にICT(タブレット等)を活用する動きがあるが、OECDのPISA(学習到達速度調査、2018年)によると、「授業での ICT 利用時間が長すぎるほど学力にマイナスの影響を与える」というという結果が出だ。また、同調査では、学校外でもインターネットを1日4時間以上使用している生徒の学力は4時間未満の生徒より顕著に低いという結果が出た。
スウェーデンでは日本より10年早く、1人1台端末を導入したが、学力や集中力の低下が著しく、デジタル教科書ではなく紙の教科書を義務化する法改正が行われている。過剰なスクリーンタイムが学力低下や集中力減退の一因として問題視されたことによる。
あらゆるエビデンスが示していることは、座りすぎると寿命が縮まり、画面を見すぎるとバカになる、ということだ。
しかし、ネットやAIを使わない生活も考えられない。寿命を縮めず、バカにならないためには、仕事も勉強も1日4時間未満にしてしまい、あとは自動化させることだ(1日2時間でもいいと思う)。あらゆるものが自動化された時代に、昔と同じ時間働いていることがそもそもおかしい。会社も学校も午前中で終わり。それ以降はスクリーンに向かうのも禁止。そうすれば生産性も上がるし、人類の創造力も思考力も上がるんじゃないかしら。シランケド。
ブログもやめたい。
それにしてもいい天気。ちょっと水遊びなんかしてみたり。
高松の友達とは、近いうちに高松で会うことを約束してお別れした。高松も行きたいところがたくさんある。