沖縄県総合運動公園

ちょっと用事があったので、久々に沖縄本島の東海岸側へ行った。

大きな公園があったので園内を散歩していたら、プールはあるわ、スタジアムはあるわ、自転車専用の競技場まであるわ、オートキャンプ場はあるわ、ユリ園まであるわ、なんだかすごい場所だった。「沖縄県総合運動公園」という所。



沖縄県総合運動公園

沖縄のディズニーランドやね。




中味そば

沖縄に移住した後、「中味汁」という郷土料理を知ったのだが、これがめちゃくちゃ美味しい。豚の大腸、小腸、胃などの内蔵(=「中身」)を具材にしたすまし汁のことをいう。

今日、はじめて「中味そば」ってのを食べたのだが、これも最高だった。沖縄そばに「中味」の組み合わせ、ハマりそう。また、君の膵臓をたべたい。

まだまだ沖縄のことで、知らないことが多すぎる。

本州の方で「沖縄料理が苦手」って人が少なくないけど、おそらく、国際通りにあるような居酒屋でゴーヤとか島らっきょうしか食べたことがない人じゃないかと思う。「沖縄そばは美味しくない」って人も、美味しくないそばしか食べたことがない人じゃないかと思う。沖縄に来たら色々食べてみてほしい。ホント奥が深くて、美味しいので。




occigabi

先週北海道から送った道産のオチガビワインが届いた。国産でこのクオリティは素晴らしい。量産されて価格が下がってくれたら、もっと買うのだが。



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「普通」につけるくすり
岸見 一郎
サンマーク出版
2025-05-01



『嫌われる勇気』の岸見一郎さんの新刊書『「普通」につけるくすり』(サンマーク出版)、読了。


別のタイトルをつけるとすれば、『「普通」でいる勇気』か。

日本の学校教育も、子育ても、「人と同じことをしなさい」と教えられる。特に、子どもは親の価値観に影響を受け、「特別でなければならない」「特別でありたい」という意識を持つようになり、いつも期待されているという重圧を背負いながら、過度に緊張した状態で生きることになる。そういう人は、大人になってからも周りの期待に合わせるように生きたり、自分が優れていることを誇示したりすることに必死になる。自分に価値がないことがあらわになることへの恐れを抱いているからだ。

本書で、著者岸見一郎さんは、一切の競争から降りることを勧めている。

そもそも、我々は「親が認める人生」を歩む必要はないし、周囲が自分に対して抱くであろうイメージに合わせる必要もないし、他の人に認められようとする必要もない。「普通である」必要もない。「特別である」必要もない。ありのままの自分を受け入れ、他の誰とも違う自分として生きるべきなのだ。

一切の競争から降りるといっても、努力しなくてもいいという意味ではない。知識や能力を身につけるための努力はすべきである。その才能を活かして、他者に貢献すべきである。

人生で大切なことは、競争に勝つことでも、成功することでもなく、幸福に生きることである(P322)。では、どうすれば幸福に生きることができるのか。まず、競争から降りることである(P323)。他人からの評価(学校や会社からの評価を含む)は自分の価値とは別物であるから、他人の評価を気にせずに、自分の課題と向かうべきである。それこそが、他者に影響を与え、貢献し、自分の人生を豊かにすることになるのだ(P332)。

「他者との競争によってしか得られない優越感は劣等感の裏返し」(P114)。

他の誰とも違う自分と向き合おう。