batucaves

10年ぶりにクアラルンプールに来たんだから、市内観光でもしようかなと、朝イチで出かけた。

まずは、ホテルから車で北に30分の所にある観光名所『バトゥ洞窟(Batu Caves)』へ。マレーシア国内でも最も有名なヒンドゥー教の聖地。入口には、高さ43mもの黄金の神像「ムルガン」が立っている。

その横には、272段ものカラフルな階段がある。最近カラフルに塗り替えられたらしい。何でもカラフルにすれば人が来ると思っとるやろ(その通りや)。




batucaves

多くの観光客が階段を登っていく。ヒーヒー言ってる人もいたが、昨年「こんぴらさん」(金刀比羅宮)に行ったので、272段くらい余裕のよっちゃん。

けど、真夏に来たら死ぬと思う。バスタオル持参で。




batucaves

猿がめっちゃ多い。
現地の人から、”Don't touch the monkeys”と言われていたが、ハグしたいくらいかわいい。




batucaves

階段を登ると、4億年前にできたと言われる鍾乳洞がある。鍾乳洞の天井には大きな穴が開いていて、上から差し込む光がとても神秘的。




batucaves

首が折れそうなほど見上げた。



------


『バトゥ洞窟(Batu Caves)』を後にして、クアラルンプール中心部に戻り、『国立モスク』(マスジッド・ネガラ、Masjid Negara)へ。マレーシアは国民の6割以上がイスラム教徒であり、マレーシアの国教である。


mosque

礼拝堂内部。
300人位が収容できるらしい。
中には入ることができないので、外から写真を撮られてもらっただけ。
白い天井と青いステンドグラスが素敵。


------


次に、マレーシア最大の中国寺院『天后宮』(てんごうぐう)へ。

天后宮

ここもフォトジェニックで人を呼び込んでるよねー。


------


クアラルンプール(Kuala Lumpur)は、Kuala(=川の合流点)とLumpur(泥)を合わせた言葉で、「泥の川の合流点」が語源らしい。これは、クアラルンプールが「クラン川」と「ゴンバック川」の合流地点に位置しており、その地域がかつては泥地だったことに由来している。

その合流地点がここ。"River of Life"という観光地になっている。

KL



------


市内観光を終え、ホテルに戻った時には、お腹がペコペコだった。ホテル周辺は銀座のような繁華街だが、裏路地に入ると、恐ろしいほど古びた建物や店が並ぶ。どこの国でも同じだね。


SFSFoodCorner



マレーシアはインド人も多く、インド料理店も多い。気になるインド料理店の屋台があったのだが、店員さんは英語が喋れないし、英語のメニューもない。けど、なんとかなるもんだ。Googleマップに載ってた写真を見せたら、同じものを作ってくれた。Chicken fried rice、シンプルで美味しかった。

SFSFoodCorner




地元の人気店らしく、隣のビルの敷地内にも椅子とテーブルを並べていた。オーナーの許可をもらってるんだろうか。

SFSFoodCorner



------


昼はホテルでぼんやり過ごし、夜はパートナーに薦めてもらった屋台街『Jalan Alor Food Street』へ。すごい人。世界中の観光客が集結したかのような賑わい。


JalanAlorFoodStreet



初めて来る場所だと思っていたが、屋台街をぷらぷら歩いていたら、昔の記憶が蘇ってきた。来たことあるわ。以前行った店も思い出した。これまで2度(3度?)、クアラルンプールに来たことがあるが、見事に記憶が抜け落ちてるんだよねー。あまりいい思い出がない。というかイヤな思い出しかない。

前回とは違う店に入って、fried rnoodleとfried riceとを注文。美味しいけど胃がもたれそうなほど濃い味だった。tiger beerで流し込んだ。

LDSRestoranChaozhou




-----


late at night

昨日も会ったパートナーと再び会った。取締役会の延会開催。


KL


マレーシアに移住して数ヶ月、「毎日なにしてるんですか??」と素朴な疑問を投げたら、「仕事はしたくないけど、ちょっとだけ自宅で仕事してる」、「KLCCパーク(公園)を走ってる」、「英語ができないと話にならんので、1日3時間は英語の勉強をしている」、「こっちに友達はいないけど、生成AIが一番の相棒」、「毎日家族の食事を作ってる」…と。

毎日食事を作ってること以外は、私と同じような生活しとるなぁー。

そうなんだよね。かつてのように、東京のド真ん中で、オフィスを構えて、スタッフ雇って、固定費を回収するために死ぬほど働く必要はない。PC1台あれば、どこにいても仕事はできる。ChatGPTを使いこなしたら、人を雇わなくても、自分の代わりに仕事をしてもらえる。クアラルンプールや沖縄のような家賃や生活費がかからない所に住めば、そんなに稼がなくても生きていける。稼がなくても生きていけるから、そんな一生懸命働かなくてもいい。ほんの少しの語学力があれば日本にいる必要もない。時代は変わった。パートナーは時代に乗っただけ。

私も関学がクビになったらバンコクに移住したいと思っているが、いつでも出れる準備だけはしておこうと改めて思った。



KL