wasabiya

前日、那覇で朝3時まで一緒に飲んだ元学生が、今日は北谷まで来てくれた。

「『和さびや』に行ってみたい」というので、『和さびや』でランチ。

食欲旺盛な20代女子。牛タン定食も、刺身定食も、両方食べたいというので、シェフにお願いして、牛タン定食に刺身盛合せを付けてもらった。

wasabiya


何を食べても、ひとくち噛むたびに、満面の笑みで「美味しいー!」「美味しいー!」「美味しいー!」を連発してくれ、見ていて気持ちいい。

ギャル曽根さんやバナナマン日村さんを見ていても思うが、人が幸せそうに食事をしているのを見ると、幸せが伝染するね。

『和さびや』にはデザートも何種類かあって、「個人的にはティラミスがめっちゃオススメやねん」みたいな話しをしたら、食欲旺盛な20代女子はティラミスも追加して、完食してくれた。また、「美味しいー!」「美味しいー!」を連発してくれた。

めっちゃ満足してくれたのが伝わってくる。

「次回は絶対に夜に来まーす!」と言ってくれた。かなり気に入ってくれたよう。嬉しい限り。


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ランチの後は、アメリカンビレッジへ。

アメリカンビレッジの横にある「サンセットビーチ」は今日から海開き。沖縄ではかなり遅い海開き。


sunsetbeach


サンセットビーチに着くやいなや、彼女は、「北谷最高!」「私、北谷に住みます!」「半年後に移住します!」と叫んでいた。私が数年前に北谷に初めて来た時も、同じことを思い、次の日にはマンションを探していた。北谷には、人を魅了する何かがある。

アメビレを散策し、ちょっと買い物した後、『ZHYVAGO COFFEE』(ジバゴコーヒー)へ。

「ここ、ドーナツもうまいねん」みたいな話しをしたら、食欲旺盛20代女子はドーナツもペロリと食べた。


zhyvago


社会人2年目、食欲だけでなく、知識欲、金銭欲、色んな欲に飢える時期だと思う。私が社会人1〜2年目の時もそうだった。公認会計士試験に合格したところで、生きていくのに必要な知識の1%も持ち合わせていない。死ぬほど働き、死ぬほど本を読み、死ぬほど人と会い、死ぬほど未知の世界に飛び込み、スポンジが水を吸い取るように、飢えた脳が養分を吸収していった。

彼女もきっとそうだんだ。あらゆるものに飢えている。私への質問が止まらない。私も教壇では伝えられないこと含め、残り99%の真実を伝えたが、時間が足りなさすぎた。

ジバゴコーヒーを出て、空港に向かう車の中でもずっと話をしていたが、あっという間に空港に到着した。滞在時間18時間。関空へ帰っていった。

ゼミを持っている訳でもない非常勤講師の私に会うためだけに、飛行機に乗って沖縄まで来てくれ、帰りの飛行機のチェックインの直前まで時間を割いてくれ、本当に嬉しいことだ。

彼女のことだ。いずれ北谷に移住しにくるだろう。楽しみに待っておこう。