chatan


今日は、F1日本GP(鈴鹿)決勝。

日本人ドライバー角田裕毅が、この鈴鹿から「レッドブル・ホンダ」のクルマに乗る。昨年のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンが乗っていたクルマに日本人が乗るのだ。これだけでも今年最大のビッグニュース。そんなこともあり、鈴鹿はこの3日間で26万以上が来場したらしい。おそらく、道路も電車もホテルもすごい混雑していたと思う。

今回ばかりは、金曜日のフリー走行、土曜日の予選、日曜日の決勝まで、すべてDAZNに釘付けで観戦した。金曜日のフリー走行は良かったが、予選・決勝は残念な結果に終わった。最大の武器を手にしたのだが……。不甲斐ない。

でも移籍したばかりなので、パフォーマンスを出し切れてないのだろう。これまでのF1の歴史において、日本人の最高順位は3位(鈴木亜久里1990年、佐藤琢磨2004年、小林可夢偉2012年)。優勝した日本人はまだいない。なんとか今年、叶えてほしい。ホンダと共に。


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テレビドラマを久しく観ていないのだが、4月1日のブログで紹介した日経「春秋」を読んで、TVerで『御上先生』(みかみせんせい)を一気に観た。

(今年1月〜3月までTBSで放送されていたらしいが、存在すら認識してなかった。)

松坂桃李が演じる東大卒のエリート文科省官僚が私立進学高校へ出向し、高校3年生の担任として教壇に立ち、教育改革を行うというストーリー。

このドラマを既に観ていた私の旧友から、「このドラマの教師(松坂桃李)とあなた(武田)の言ってることが同じすぎる」ということは聞いていたが、確かに同じことを言っていた。

世の中は「答えのない問題」ばかりであり、学校の中でもそんな「答えのない問題」が次々と起こる。そこに対して、どうするか。教師(松坂桃李)は「考えて」が口癖であるが、時には「一緒に考えよう」と一人の学生のために時間を割き、対話を繰り返す。

学校教育も受験勉強も、いかに早く答えを出すかを競っているようにも思える。そして、このドラマに登場する高校3年生もまた、受験戦争の中に放り込まれ、焦りを見せている。しかし。真の教育とは「考える力」を付けることである。そして、答えの出ない事態に耐える力「ネガティブ・ケイパビリティ」を身に付けることである。その「力」を見付けた時、学生は、学校は、どう変わるのか。

そういうことを教えてくれる良いドラマだった。

TVerでの放送は4月13日(日)まで。Don't miss it!