本日(3/8)、『会計ファイナンス人材Conference2025』に登壇させて頂いた。

1144名もの方が参加されたらしい。

25ものセッション(パネルディスカッション)が開催されましたが、私は「プロフェッショナルとしてのキャリアの可能性」というテーマのセッションに、以下のメンバーで登壇させて頂いた。

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約1時間のパネルディスカッションだったので、あっという間に時間は過ぎてしまい、言いたかったことの半分も言えてないが、プロフェッショナルとしてのキャリアの形成には、10年・20年と世のため人のために役立てる得意分野・専門分野を築いていきそれを磨き続けることではないかと思う。得意分野・専門分野は仕事を通して見付けるものであり、会計士受験時代や監査法人に入所したばかりの頃に決定しない方がいいと思うし、また隣の芝を見るべきでもない(=他人と比較すべきではない)と思う。

登壇者の浅野さんと私は、目の前の仕事をやり続けたら、その分野で突き抜けた実績や技術を得ることができた。他方、菊池さん、尾下さん、松下さんは、突き抜けることができる分野を自分で開拓していった。キャリアの形成の方法はひとつではないが、我々に共通するのは、目の前のことにたゆまぬ努力をし続けてきたということだ。

公認会計士の試験に受かったからといってプロフェッショナルとはいえず、有資格者でもジェネラリストは山程いる。逆に有資格者でなくても何かの分野で突き抜けたものを持っている真のプロフェッショナルも山程いる。隣の芝ばかり見て、儲かりそうな仕事があったら、すぐそっちに飛んでいくようなバッタのような人間は少なくないが、そういう人たちは10年後、20年後に、いったい何が残っているというのか。

自分を磨き続け、運を掴み、世のため人のために行動することが、プロフェッショナルとしてのキャリア形成ではないか、というのが私の考え。他の登壇者はまた違った考えをお持ちだが、それはそれで面白いと思う。

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当セッションの事前打ち合わせの際に「堅苦しい内容にはせず、笑いを取ろう!」という話をしていたのだが、一番笑いが起こったセッションだったようで、とりあえずミッションコンプリート。肩を撫で下ろした。ファシリテーターの菊池さんがいい仕事をしてくれた。



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大雪が降るという予報の週末に、これだけの人が来るって、すごいことやね。


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夜は、別会場で懇親会。

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会計士業界の錚々たる重鎮も含め、数百人が列席されていた。



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一緒に本を書いた平林亮子さんとも久しぶりの再会。



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YouTubeにも出て頂いた真理子先生も。



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EY新日本監査法人の片倉理事長も。
いつ見ても素敵な方だわ。
そして、いつも黄色いジャケット。EYカラー。



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業界の有名人、白井さんと葛西さん。



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KPMG時代の同期 山崎さんとは、約20年ぶりに再会。


この1年で100枚も名刺交換をしてなかったと思うが、今日1日で100人以上の方と名刺交換をさせて頂いた。当ブログを長年ご覧頂いていたという方や、拙著を読み込み決算早期化やIFRS導入を達成させたという方も多く、嬉しい限り。学生時代に拙著を読み公認会計士を志し、合格されたという方からも御礼のコトバを頂いた。こちらこそ、ありがとうございました。





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懇親会ではほとんど食事ができず、腹ペコだったので、一緒に登壇した浅野さんと真理子先生と2次会へ。おつかれさま。



今日は、ブログの読者の方々、懐かしの同志、業界の大御所まで、多くの皆様と交流できて、楽しい1日だった。ご来場頂きました皆様、登壇者の皆様、CPAエクセレントパートナーズの国見社長、スタッフの皆様、心より感謝申し上げます。


(※ 写真は許可を得て掲載している)