みなとみらい

みなとみらいの翌朝。
雲一つない青空。

けど、花粉症で頭痛がする…。


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今日は、いよいよ「黒字社長塾 in 東京」

黒字社長塾_東京

8名限定で募集したところ、全国から8名の社長が集まってくれた。全員がリピーター。

これまで対面での「黒字社長塾」は沖縄で開催していたが、今回は懇親会の会場が先に決まり、その懇親会の会場から一番近い貸会議室を借りてやろう! ということになって、西麻布に集結した。遠路はるばる申し訳ないねぇ〜と思っていたが、8名のうち3名は徒歩で来られた。良い所に住んでますなーー。

今日の「黒字社長塾」のテーマは、「経営者のための知的生産術」。経営者(特に社長)にとって、最も重要な仕事の一つが、この「知的生産活動」だと思うが、最も出来ていないように思う(特に中小企業の社長)。そもそも、「知的生産活動」って何?? というレベルではないか。

あらゆる情報や体験や経験や人間関係などの中から見識を広げ(input)、自分の頭で考え(throughput)、自分で新しい答えを出す(output)ということを、日々脳内で行う必要があり、それを日々行うからこそ、伝達力やプレゼン力や文章力や交渉力が上がる。最近流行りの「言語化」ってのもの、これらの「知的生産活動」なくして成し得ないと思う。

では、その「知的生産活動」は具体的にどのように行うのか。松岡正剛著『多読術』を課題図書として事前に読んできて頂いた上で、私の読書術、思考術、ノート術、プレゼン術を公開した。詳しい内容は、書き出したら長くなるので、また気が向いたら。


読書MAP

ネットで何でも情報が取れる時代になり、ネットを見ることに忙しくて、本を読む時間が取れない、という人は多い。今回の受講者の多くが「最近全然本を読んでいない」と言っていた。そういう時代なんだと思う。

ただ、何冊も本を書いてきた人間だから断言できるが、ネットに載ってる情報と、書籍化された情報では、中身も重みも100倍違う。このブログは1コマ1000文字位で、数十分あれば書ける。しかし、書籍化された原稿は、その何倍もの時間をかけて書くし、執筆者も編集者も何度も校正を重ねる。ウソはかけないし、出処も調べるし、変なこと書こうものなら削られる。

だから、(松岡正剛氏がいうように本はカジュアルに読みたいものを読めばいいと思うが)本を全く読まないという生活習慣は改めた方が良いのではないか、というのが私の考え。社長であれば、世の中に関心がないことはないと思う。関心あるものから、何か1冊手に取って、移動中の電車や飛行機の中ででも、本をペラペラとめくってみるだけで、無知から未知へ、未知から既知へと、世界が変わっていく楽しみが得られると思う。その楽しみは、ネットサーフィンでは得られるものとは違う。

どんな本から読んでもいいと思うが、何を読んだらいいのか分からんという人は、関心あるジャンルから、クモの巣状に関心の輪を広げていくような読み方をすればいいんじゃないか。上の「読書MAP」は、私のこの2〜3年の読書遍歴をMAPにしたものだが、やはり関心あるテーマの本を関連付けて読んでいるのが分かる。全く関心のないジャンルの本を手に取るのも楽しいかもしれないが、まずは関心のあるものに対して「知に飢える」ことが、「知的生産活動」の入口だと思う。



黒字社長塾_東京2

5時間の講義は、あっっっっとという間に終了。

目からウロコをボロボロと落としてくれた受講者の皆様と記念撮影。


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そのまま全員で懇親会会場の日本料理店『豪龍久保』へ。

豪龍久保

6万円(+税)のコースのみ。
店主久保氏自らが全国各地に赴き、旬の食材を選りすぐり、その季節の最高の食材を提供してくれる。黒字社長塾の塾生の皆様にも、この最高水準のお料理を召し上がって頂きたいと思い、貸し切りにさせて頂いた。



豪龍久保2

店主久保氏。
目の前でタラバ蟹を焼いてくれる。めっちゃ熱そう。




豪龍久保

コース料理は、御飯、御椀、デザートを除いて、9品。
すべてが美味しすぎて、コトバを失った。
塾生の皆様も感動しっぱなしだったと思う。

久保氏オススメの日本酒やワインも感動だった。



豪龍久保3

〆は、タラバ蟹を使った釜飯。
タラバ蟹で米が隠れてるじゃねーか!

何合炊いてくれたのか分からないが、美味しすぎて、ほとんどの人が2〜3杯食べていた。


胃袋崩壊。



と思ったら・・・





豪龍久保4


お誕生日おめでとうございます!!

塾生一同より。



巨大タルトを皆でシェアして食べた。
別腹やね。


よく学び、よく食べて、こんな幸せな日はないね。

また次回の「黒字社長塾」も楽しみだ。
オンラインの「黒字社長塾」も楽しみだけど、対面も続けたい。
今回、塾生の中から、次回は萩の「松下村塾」で「黒字社長塾」をやろう!という声が上がり、他の塾生も賛同してくれたので、次は「黒字社長塾 in 萩」かな。家族みんなで来て頂いて、私がオススメの温泉宿に泊まって、萩の美味しいふぐ料理を食べて頂き、萩の美味しい日本酒を呑んで頂きたい。企画します!