Mae Klong
(上の写真はネットから拝借した)

朝7時頃にバンコクを出て、「メークローン市場」(Mae Klong)へ行った。上の写真の所といえば伝わるだろう。線路脇に野菜や果物などの商店が所狭しとひしめき合う鉄道市場。1日3本の電車がここを通り、1本目の電車は朝8時40分頃通る。我々は8時20分頃に現地に到着したのだが、既に多くの観光客で溢れていた。



 Mae Klong

10分前でも線路の上を多くの人が歩いている。



 Mae Klong

5分前位に市場内に、「間もなく電車が通過する」という放送が(各国の言語で)流れる。市場の人たちが一斉に店のテントやパラソルをたたみ、陳列物を片付ける。観光客も一斉に線路の外に移動する。そして、ほぼ全ての観光客がスマホを片手に電車の通過を待つ。

遠くから電車が近づく音は聞こえるのだが、なかなか前を通らない。それもそのはず。人間が歩く速度と同じ位のゆっくりとしたスピードで市場の中を通っていたのだ。

電車の中にも多くの観光客。まるで戦友が戦地から帰って来たかのように、地上の群衆が手を振って彼らを迎え入れる。彼らも地上の群衆に手を振って答える。なんともエモい光景だった。

電車が通り過ぎると、何事もなかったかのように、市場の人たちは再びテントやパラソルを広げて商売を再開する。これもまたエモい。

ちなみに数百mの市場の中に、買いたいモノは何一つなかった。ってか、売上幾ら?



 Mae Klong

この市場の先が、終点のメークローン駅。
市場にいた観光客が一斉に押し寄せる。
完全なオーバーツーリズム。トイレにも行けなかった。



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少し移動し、「ダムヌン・サドゥアク水上マーケット」(Damnoen Saduak Floating Market)へ。


floating market


ここも完全なオーバーツーリズム。



floating market

出れねーよ!



floating market

動かねーよ!

もう笑うしかない。

そして、買いたいモノは何一つない。




floating market

午前中に鉄道市場、水上市場を廻り、小腹が空いたので「メーブンミー」というタイヌードルのお店へ。メニューがタイ語しかなく、さっぱり分からないので、写真を指さして適当に注文したのだが、めちゃくちゃ美味しかった。タイ料理は何を食べても美味しいね。



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午後は一旦ホテルに戻って、プールでぼんやり過ごした。


kinnaree

夜は、スクンビット・ソイ8にある「キナリー」(kinnaree)というタイ料理店へ。前から気になっていたお店。


kinnaree

この「ミヤンカム」(Miang kham)という海老や鶏やナッツやライムなどを葉っぱに包んで食べるタイの伝統料理は、かなり美味しかった。



kinnaree

もう一つ、「Nuar Yang Supparad」というパイナップルの肉包みも最高だった。

他にも色々食べたが全て最高。タイ最高。



kinnaree

ワインは品揃えがそれほど良くなかったが、お手頃な値段でいいワインを頂いた。

店員さんのサービスもよく大満足。


店を出るとスクンビット通りは週末の道頓堀の何倍もの観光客でごった返していた。相変わらずすごい街だ。こんな活気は日本のどこにもないね。だから好きなんだよ。BKK。