授業の前乗りで大阪へ。
特に予定もないので、中之島を散歩。
沖縄ではまだ見れない紅葉。
誰?
かつて住んでいた淀屋橋まで歩いて、いつもの眼鏡屋で眼鏡を買った。
金子眼鏡は沖縄にないので、ここで買っている。
「地面師」の綾野剛がかけていた眼鏡のような六角形(八角形?)のフレームが流行ってるみたいだけど、たぶん流行りは直ぐに廃れると思うので、長く使えそうなものにした。
1万歩くらい散歩して、餃子の王将へ。
餃子の王将も沖縄にないので、時々無性に食べたくなる。
めちゃくちゃ美味しい訳じゃないのに、なんやろか。
餃子を食べて、行きつけのワインバーまでまた歩いた。
18時まで別の人がカフェをやってる場所が、19時からワインバーになる。「間借り」ってやつ。それでなくても8人位しか入れない小さな店に、巨大なワインセラーがあり、おそろしく高級なワインが収納されている。
私「間借りだよね?」
店「自分の店出したいんですけど、お金がねぇ…」
私「高いワイン、買いすぎやねん」
店「おっしゃるとおりです。昨日も(仕入れに)100万円使いました。」
そういう人、好きやけど、会計的には間違えてる。。
ぷらぷらしてたら日が暮れていた。
前乗りの時は、こんなもんだ。
明日は頑張る。シランケド。
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イギリスの政治家で文人のフィリップ・チェスターフィールド(1694-1773)が、1773年に書いた『息子への手紙(Letters to His Son)』の翻訳本。世界で1100万部も売れた本らしい。
日本では1988年に『わが息子よ、君はどう生きるか』というタイトルで発売され、2011年に『父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章』と改題され再販された。
私は『わが息子よ〜』を中学生か高校生の時に読んだことがあり、この本は捨てずにいまでも持っていた。『父から若き息子へ贈る〜』も社会人になってから読み返した。久しぶりに本棚の奥にあった本書を読み返してみた。
「怠惰な人というのは、物事を極める努力をしない」(P29)
「何かをする時は、それが何であれ、それだけに集中することが大切だ」(P70)
「一般論を用いること、信じること、正しいと認めることには慎重になってほしい」(P110)
「自分の頭を使って、物事をしっかり考える習慣をつけてほしい」(P118)
「できる限り自分より優れた人たちとつきあうよう、努力しなさい。(中略)どんなことがあっても避けた方がいいのは、程度の低い人たちと付き合うことだ」(P150〜)
「一番問題となるのが、虚栄心というやつだ。虚栄心のおかげで、人間は幾多の悪事を引き起こし、愚行に至った」(P154)
「いくら素晴らしい人たちと友好を深めても、君に相手を喜ばせようという気持ちがなければ、何にもならない」(P177)
「話をする時は、いつも、相手の目を見ることだ。(中略)相手の心の内を読むには、耳よりも目に頼った方が良い」(P187〜)
「生きる知恵の根本は、何といっても感情をおもてに出さないこと」(P249)
(※ 引用・頁数は『父から若き息子へ贈る〜』より)
この本を初めて読んだ時の父親の年齢とほぼ同じになった今、改めて読み返すと、私が学生に言ってることと余り変わりない。私がこの本によって成長したのか、私が成長してこの本に近づいたのか、どちらか分からんが、少しは成長したようだね。