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待ちに待った夏期集中講座(2日間集中講座)。
大学時代のゼミの同級生 三宅由佳さんとのW講師というキセキ。

先週末時点では、今日明日と台風が関西を直撃するという予報だったが、なんのその。朝から真夏のような良い天気。さすが晴れ男。

関西学院大学は、他大学に比べ学生起業家が少ない(らしい)。一昨年出版した『社長の本分』を読んでくれた教授が、(学生起業家を増やしたいため)学生に本書の内容を講義して欲しいという依頼を頂き、昨年から夏期集中講座で「起業」の講義を受け持っている。

2日間で(仮想の)事業を創り上げ、ビジョンシナリオを描き、ビジネスモデルを構築し、経営戦略を立て、事業計画を作り、プレゼンができるところまでもっていくという内容。定員45名は今年も満席となった。夏休み期間中に関わらず満員御礼とはホント有り難い。

授業は、9:30〜16:30まで、1日6時間を2日間、計12時間。社会人向けに2日で24時間かけてやる講義内容を12時間に圧縮したものであるが、学生にとっては長時間の講義となる。ワークショップ中心の授業であり、頭を使う内容なので、通常の授業より疲れるはず。なるべく疲れないように、できるだけ雑談・対話も交えながら講義を進めていった。三宅先生が適時フォローしてくれたのは助かる。


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単位を取ることを目的に受講した学生もいたかもしれないが、夏休み期間中の講義に来るくらいなので大半の学生は積極的に前のめりになってワークショップに取り組んでくれていた。

1日目から「今すぐ起業したら??」と思うようなアイデアを出してくれた学生も何名かいた。社会人より柔軟な思考をしていると思う。明日の2日目に、どんな事業が出来上がるのだろうか。どんなプレゼンが出来るのだろうか。めちゃ楽しみ。


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授業後、三宅先生と行きつけのパブ『Clapham Inn』へ。学生も1人付いてきてくれた。

芦屋・西宮在住時からビールが飲みたくなると立ち寄っていたお店。店主Iさんとは自宅が近かったこともあり、プライベートでも2人で飲みにいったりする仲なのだが、今日はあえてアポなしで訪れた。驚かそうと思って。案の定、沖縄からの懐かしの客の来店に声を上げて驚いてくれた。期待通りのリアクション、サンクス!

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地元の神戸のクラフトビールで乾杯!
授業が終わって喉がカラカラだったので、ワインよりビールの気分だった。染みる。

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今日の講義の中で、スタバが売っているものは珈琲というよりも「場」であり、スタバも "The Third Place" (家庭でも職場でもない第三の場所)というコンセプトを掲げている、という話をした。

私にとって、このパブも "The Third Place"である。何をする訳でもなく、ビアグラス片手に、仲間や学生やマスターと笑ってるだけでいい。素の自分でいれる場所であり、脳を休める場所あり、存在を承認し合える場所でもある。

明日も授業があるので早めに退散したが、リラックスできた。楽しかった。
最後はマスターとハグしてお別れした。また来るよ。


(※ 写真は許可を得て掲載している。学生が未成年ではないことは確認済み。)