今日も砂辺海岸までジョギング。観光客が来ることがない穴場ビーチ。この近くの「ゴーディーズ」というハンバーガー屋は超オススメ。
大学は期末試験を残すのみとなった。学生とのチャットのやり取りも今週で終わり。約2ヶ月半の夏休みに入る。死ぬほど本が読みたい。活字に飢えている。
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今日は、平松ゼミの後輩であり、KPMGの後輩であり、同時期に沖縄に移住した友人でもある吉田有輝会計士が、食事に誘ってくれた。
那覇小禄の一軒家レストラン『島cuisine あーすん』を予約してくれていた。店名の『あーすん』とは沖縄の方言で「合わせる」という意味で、人、素材、味との出会い全てを合わせて沖縄の魅力を伝えたいという想いが込められているらしい。
ランチでは来たことがあったけど、初めてのディーナーは感動した。お料理は、沖縄県産の食材をふんだんに使ったフルコース。「食べる世界遺産」といわれる今帰仁アグーを使った料理や、県産の旬野菜を使ったお料理など、すべてが美味しかった。器もステキ。器って大事やね。
ワインはペアリングで頂いた。ソムリエ(オーナー?)がお料理に合わせて提供してくれた。国産ワインやオレンジワインを挟んでくるなど、ソムリエのこだわりが感じられた。
すべてにおいて大満足。
お互い沖縄在住といえど、私は週2〜3日は関西にいるし、吉田さんは月半分は東京にいるので、なかなか沖縄で会えない。今日会うのは、昨年末に関学で喋ってもらった時以来かな(また関学に来てね)。奥様と会うのは数年ぶりかもしれん。近くに住んでるのにね…。
またお会いしましょう。
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故 渡部昇一氏が約20年前に雑誌に連載していた記事を編集した本が、『新・知的生活の方法 知の井戸を掘る』として新装復刊した。ロングセラー『知的生活の方法』をはじめ、他の渡部本と重複する内容が多いが、「知的生活」に必要なことが凝縮されている。
知的生活には、仕事から離れた孤独の時間が必要である。知的生産の敵は「中断」の時間。一番の時間の浪費は「先延ばし」。成功のコツは「忘我の境地」に入ること(我を忘れるほど没頭すること)。人生の三種の神器は、よき師、よき友、よきコネ。100冊の本を読むより、ひとりとの対話がはるかに実りがあることもある。余暇は「規律のある余暇」でなければならず、人間を堕落させるよな休み方をすべきではない。などなど。
「まず、読みたい本は必ず購入すること。形式として自分のものにしてしまう。これは知的手段を私有財産にするための第一歩である」(P96)というのは激しく同意。
1冊を惜しむと、自分の価値が減っていく気がする。ほしい本はすぐ買うべし。