春学期の授業全14講のうち、今日で第11講目。早いねぇ。
授業前、商学部のS教授から「授業の前後に事務室にお立ち寄りください」とメールが来た。私を商学部に引っ張ってくれた恩人である。
なんか良くないことしたっけ?? 授業で雑談しすぎた?? 変なこと言ったっけ?? アカハラ?? セクハラ?? してないぜ。
呼び出された理由がよく分からなかったが、授業前に事務室に寄って、S教授の所へ行くと、「お忙しいところすみませ〜〜〜ん」と、めっちゃ笑顔で迎えてくれた。
悪い話ではなさそうだ。ホッとした。
数分雑談して、本題。
S教授「ところで、来年度、もう1コマ担当してもらうことは可能ですか??」
私 「可能です」(0.1秒で即答)
S教授「ありがとうございます〜〜〜!」
ということで、来年度の授業のオファーを頂いた。1コマ追加で。
前期・今期と担当している授業だけでなく、ゼミ形式の授業を開催したく、担当してほしいとのことだった。断る理由がない。母校に貢献できることは何よりも幸せなことだ。
前回の授業において、「ゼミ形式の授業をやってほしいという学生からの要望があるが、私は単年度契約を結んでいる非常勤講師に過ぎないので、来年度もここにいるという保証もない」という話をしたところだった。今日の授業で「来年度も関学で教えることになった」という話をしたら、心から喜んでくれた学生もいた。早速「どんな授業をするんですか??」と聞きにきてくれた学生もいたが、まだ No Idea。これからシラバスを考える。
とにかく、来年もここに来ることができるのは幸せなことだ。
ということで海外移住は延期。来年も母校に尽くす。
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授業後、新幹線で東京へ向かい、神保町の中央経済社新社屋へ。
4月に刊行した『決算早期化の実務マニュアル《第3版》』の出版記念セミナーが開催された。中央経済社から十数冊の本を上梓したが、出版記念セミナーを開催して頂いたのは初めて。多くの著者がいる中で、このような読者の方とつないでくれる場を出版社が設けてくれるというのは当たり前の話ではない。感謝でしかない。
対面とオンラインのハイブリッド開催。コロナ前から会えていなかった知人友人も来てくれたし、長年のブログの読者という方も来てくれた。出会いにも感謝。
セミナーは90分だったので、あっという間だったが、楽しかった。対面はいいね。
セミナー後、中央経済社のS編集長と食事へ。私が1冊目の本を出した十数年前からS編集長と何度も来ている神保町のお気に入りの寿司屋へ。
10歳位しか離れていないが、親父のような存在。この編集長なくして、いまの私はない。コロナが人との距離を開けたが、3〜4年ぶりにこうやってまた日本酒を交わせる日が来て嬉しい。
長い1日であったが、楽しく、嬉しいことばかりの1日だった。
天から与えられた能力を発揮して、教育、講演、執筆を通して、多くの方々にインスピレーションを与え、社会に足跡を残せる人間でありたいと思う。