@大阪梅田
チェックインしたホテルの窓から夕日と六甲山と淀川と阪急電車。
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梅田某所にて、CPA会計学院(CPAラーニング)主催による「経営者懇親会」が開催された。大阪の経営者が100人位招待された。こういう大人数の集まりに参加することはまずないのだが、CPA会計学院 代表の国見さんが「若手会計人材の育成でいつもお世話になっている方々への恩返しの気持ちで開催する」と直接お誘い頂いたので、参加することにした。私もいつもお世話になっているので。
CPA会計学院 代表の国見さん(右)と、私のYouTubeにも出てくれた桂真理子会計士(左)。「国見ポーズ」で記念撮影(許可を得て掲載している)。
群れるのが苦手なので、とっっっても居心地が悪かったが、ずっと関西在住の真理子先生が色んな人を引き合わせてくれて、御縁が広がった。> 真理子感謝!!
関西の経営者や会計士の知り合いとも再会できた。中には10年ぶり位の方もいた。こういう所で何十枚と名刺を配ってもすぐに何かが始まることなんてないが、どこかで点と点が繋がって、クモの巣状に広がっていくものだ。こういう縁は大切にしなければならない。
ただ、こういう所で名刺を配ると、許可なくメーリングリストに入れたり、一方的にオンラインミーティングの候補日時をメールしてくるヤツが絶対に出てくるが、失礼の極みだ。昨年、沖縄アリーナのイベントに出た後は、鬼のような数のメールにキレそうになった。次回名刺を増刷する際にメルアドの掲載をやめようと思う。名前だけ載せとくから、連絡したければググってちょーだい。
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夜、中津の『ラ・バルカッチャ』へ。
カジュアルなイタリアンであるが、一つ一つがとても丁寧な味で美味しいので、お気に入りのお店。ワインも品揃えが豊富でお手頃。今日はシチリア産の「Jale(ヤレ) 」というワイン。こういうテイスト、めっちゃ好きなんだけど、どう表現したらいいんだろうか。誰か教えて!
梅田中津界隈でワインを飲みたい時はオススメのお店。
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再びホテルの窓から。
グランフロントからJR大阪駅方面。随分変わったね〜。
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『ルポ若者流出』(朝日新書) #読了
日本人(特に若者)の海外移住者が増加しており、2023年に海外の永住権を取った日本人は過去最高の57万人となった(末尾参照)。朝日新聞の取材班が、海外で働いている人を手分けして探し、取材した連載記事をまとめたのが本書『ルポ 若者流出』。
20人以上の移住者が実名・匿名で登場する。移住理由は(おおよそ想像はできたが)、人間関係の生きづらさ、日本の閉塞感、日本経済の低迷、政治不信、人口減少(高齢化)、日本の教育への疑問・不安・不満、性的少数者への理解のなさ、といった「日本社会の特殊性」を理由に挙げる人がほとんどだった。
「わたしにとって日本は本当の自分を無視して、別の自分を演じないといけない場所。生きていくのは無理」(P43)、「日本社会と距離を置きたい」(P58)とコメントする女性の気持ちはよく分かる。
VISAの問題、語学の問題などなど、海外移住が容易ではないことは、以前紹介した大石奈々著『流出する日本人―海外移住の光と影』 (中公新書)にも書かれていたが、本書を読んでもそれを感じる。しかし、「自分を守る」ために、高い障壁を乗り越えてでも海外に向かう人が右肩上がりに増えているのだ。少子化と出国増で日本の人口減少が加速し、「日本全体への影響は計り知れない」(P76)と言われている中で、将来どの環境を選んで生きていくのかは真剣に考えるべきだろう。
海外移住を考えている方は、大森健史著『日本のシン富裕層』 (朝日新書)も大いに参考になると思う。
【参考】海外在留邦人数推計推移(外務省HPより)



















