週末(12/16〜17)は、年2回実施している経営者・起業家向けの2日間・20時間セミナーに登壇した。もう7年目の実施(14回目の実施)になるが、この2日間は途轍もないエネルギーを使う(実際痩せる)。ほぼ20時間、立ちっぱなしなので足はパンパンで、身体もクタクタになるのだが、こういう時に限って寝れないのだ。興奮が冷めないのだ。
そのエネルギーのまま、東京から新大阪へ移動し、母校関学へ。
早いもので、今日が最終講義。沖縄からの毎週の「通勤」はどうなるかと思ったが、なんとかなった。こちらの都合で学生に迷惑をかける訳にはいかないので、飛行機の欠航等による休講だけは避けたいと思っていたが、一度も休講にすることもなく全講義を実施することができた。やれやれ。
母校で講義をするという長年の夢が実現し、春・夏・秋と、1年を通して講義をすることができたのは、人生最大級の幸せだ。履修登録をしていながらも去っていった学生もいたが、履修登録をしていないのに潜ってくれた学生もいた。中には、他の大学から聴講しに来てくれた方もいた。今日は(どこで噂を聞いたのか)卒業生まで潜りに来てくれた。有難き哉。
最終講義だからか、多くの学生が手を挙げて、色んなことを質問してくれた(その内容は、また気が向いたら共有する)。
今日潜ってくれた卒業生からは、「あんな質問の出る授業を初めて見ました」と言ってくれた。春に関学に来た時から一方通行で知識を与える授業をするつもりはなかった。双方向で対話することしか考えていなかった。多くの学生達と対話できたことは楽しい思い出だ。顔も名前も忘れることはないだろう。今回の講義をもって先生と生徒の関係は終わるが、関学の先輩と後輩という関係は永遠に続く。縁は続く。また授業に潜りに来て欲しい。
授業が終わったら、拍手と共に、多くの学生達が感謝の言葉を頂いた。そして、最後のコメントシートを提出してくれた。帰りの阪急電車で泣いたよ。ホンマに。
(商学部4年)
(商学部2年)
1年間ありがとうございました。今年は先生にとてもお世話になりました。内面的に大きく変わった1年となりました。また来年も履修させて頂きます。(神学部3年)
春・夏・秋と1年間ありがとうございました。これまで受けた授業の中で一番気付きを得ることが出来た楽しい講義でした。本当にありがとうございました。(商学部2年)
今学期、講義をして下さり、本当にありがとうございました。実は、今学期、留学する予定でしたので、この授業を履修する予定ではありませんでした。しかし、留学がなくなり、第4講目から受講することになりました。授業内容に付いていけるかどうか心配でしたが、いざ授業を聞くと、私が想像していたものとは全く異なり、とにかく驚いたことを今でも覚えていると同時に、なぜ第1講目から参加しなかったのかと悔やまれました。(中略)この授業を通して新しい感性や物事の本質とは何かを学ぶことができ、大学に来て初めて授業が楽しいと思いました。この経験は本当にかけがえのないものとなりました。沖縄に行く機会があれば必ず連絡します! 本当にありがとうございました!!
(商学部4年)
先生、秋学期の授業、お疲れ様でした! お忙しい中、こうして私達のために沢山のお話しをして頂いて本当にありがとうございました。何気なく履修した授業で、こんなにも沢山の学びと大切な出会いがあって、本当に履修して良かったと思っています。
先生と授業前後でお話しする時間、フィールドバックを頂けた時間、沢山の生徒がいる中で、こんなにも私に向き合って下さりありがとうございました。この出会いを大切にしたいと思っていますので、これからもよろしくお願い致します。そして、いつか「成長したな!」と先生に感じてもらえるように私も頑張ります!
(商学部3年)
先生の講義を秋しか取っていませんが、春も取っていれば良かったと後悔しています。そのくらい先生の講義は得るものが多かったです。特に、本を読むことや、ノートを取ることの大切さを教えて頂きましたが、これからの人生でも継続していこうと思います。(中略)学べることがすごく多くて楽しかったです。ありがとうございました。
(商学部4年)
この授業をして下さり、本当にありがとうございました。武田先生の授業に出ることが、僕が大学に来る意味でした。本当に感謝しています。(中略)来期も先生の授業を取ります。またご飯行きましょう。
(商学部2年)
武田先生、本当にありがとうございました。
私は人より長く大学に通うことになり、その間に家庭を持つことにもなり、周りからの目や負い目を感じながら大学に通っていました。そんな私には、目標や夢を持つ余裕などなく、目先の問題に囚われてばかりで、人生を楽しんでいるとは言えない状況でした。
そんな時に先生と出会い、大学で一番の授業を受けることができました。人生で本当に大切なことを考えさせられ、何のために生きているのか、自分と向き合うことができました。
いま私ができることを存分に活かし、若いからこそできることを経験し、家族3人で笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います。
(商学部6年)
関学との御縁を繋いでくれた方々に感謝。
関学で新たな御縁ができた学生達にも感謝。
また来年も講義をすることが決まっているので、多くの学生達にインスピレーションを与えたい。学生生活を振り返った時に、「武田というヤツの授業を聞いて人生感が変わったなぁー」と言ってもらえるような講義をこれからもやっていきたいと思う。
Mastery for Service.