朝、目が覚めたら、昨夜のスコールが嘘のように良い天気だった。
眼下にチャオプラヤー川。朝から多くの観光船、運搬船が行き来していた。
ホテルの対岸、巨大ショッピングセンター「ICONSIAM(アイコンサイアム)」の隣に、マンダリンオリエンタルのレジデンス棟が出来ていた。気になるので物件概要をググった。52階建。最低価格は2億円〜。賃貸は月100万円〜。でしょうね。
とりあえずプールで泳いだ。
朝食でパッションフルーツがあったのは嬉しい。
(バンコクのスーパーに行っても大量に売っていた)
久しぶりのバンコクだし、特に予定もないので、寺院巡りでもしようかなと「ワット・パークナム」へ。ホテルからGRAB(タクシー)で20〜30分。近づくと、巨大な仏像が見えてくる。
デケーよ。高さ69m。瞑想の姿勢としては世界で最も高い仏像らしい。
寺院の中に入ると、万華鏡のような天井。美しい。バエる。床に正座をして祈る仏教徒、スマホを天井に向ける観光客、割合1:9。
場所を変え、「ワット・ポー」へ。ここは街の中心地に近いこともあり、多くの観光客で溢れていた。半分以上が白人観光客。日本人はあまりいなかった。
涅槃仏の足の裏には宇宙観を示す文様などが描かれている。よく分かんね―世界観だ。全長46m、高さ15m。とにかくデカイ。
本堂の周りにはカラフルな仏塔が据えられている。中国からやってきた陶器の破片をはめ込んで造られたとか。個人的にとても好きな塔。
先程の「ワット・ポー」の敷地は結構広い。対岸にある「ワット・アルン」まで船で渡ろうかと思ったが、暑すぎてやめた。「ワット・アルン」が一望できるカフェ「the DECK」(ザ・デッキ)に飛び込み、休憩することに。
とりあえず、シンハービール!
カフェのデッキからは、ジェンガのようなビル(マハナコン)も見える。ここはリッツ・カールトンのレジデンスがある。賃料50万円〜。マンダリンより安いね。
ランチは、マンゴーの乗ったワッフルと、ココナッツアイスクリーム。
最高じゃ。
休憩したあと、トゥクトゥクに乗って一旦ホテルに戻る。大渋滞の中をぶっ飛ばしてくれるのは良いが、行き先を間違え、チャオプラヤー川の対岸へ行ってくれた。シェラトンとヒルトンを間違えおったらしい。おいおい。結局、船を乗り継いでシェラトンに戻った。
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夜、10年来の友達Cちゃんの働く会計事務所へ表敬訪問。
私がバンコクに来るたびに会う時間を作ってくれ、色々教えてくれ、アテンドしてくれる。ホントありがたい。
今日は「Lay Lao」というタイ料理店へ連れて行ってくれた(といってもCちゃんの働く会計事務所に隣接するので徒歩1分弱)。
ミシュランガイドに掲載されたお店とあって、何を食べてもめちゃくちゃ美味しかった。写真はシーバスを揚げたもの。「あぁ〜、タイに来たなぁ〜!」という懐かしい味。
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Cちゃんに「カオサン通りへ行ってみない?」と誘ってみたら、ノリノリで付いてきてくれた。
すごい人だった。通りの端から端まで満員のクラブ状態。
これこれ。3年間、ずっと待ってたの。
「行きタイ」と思ってた場所。
こんな盛り上がってる場所は他にない。
うるさい、臭い、ゴミゴミしてると言われようが、私はここが好きだ。
理由なんてどうでもいい。人生、仕事、人間関係、環境、空間を好きなもので満たしていけばいいのだ。人の目なんか気にせず、人の言うことなんか聞かず、自分が幸せと思うことで満たしていけばいいのだ。
コロナ禍で一旦白紙にしたけど、いつかバンコクに住みたい。この活気に飢えている。