半期に一度のエントリー。

今年7月〜12月までに読んだ本の中で、良かった本をピックアップしておきます。
(この期間に発売された本ではありません)




新しい自分のライフデザインを描きたいと思っている方、来年は何か新しいことをやりたいと思っている方にはオススメ。本書の各章の末尾にあるワークに時間をかけて向き合えば、新たなライフデザインが出来上がる。書評はこちら




モンテーニュの『エセー』の翻訳者が書いたモンテーニュ。モンテーニュの生き様に惹かれるし、モンテーニュの考えにも共感する。私はモンテーニュが好きだ。書評はこちら



不幸論 (PHP文庫)
中島 義道
PHP研究所
2015-05-02

「幸福論」を読んでも幸福になれるとは限らないが、「不幸論」を読めば幸福になれる(かもしれない)。旅先で時間を忘れて没入して読んだ本。書評はこちら




とりあえずこちらの書評を読んで欲しい。人間の凄まじい「残虐性」と、他人に対する凄まじい「愛」に絶句する。本書を書いた著者に拍手喝采。




岡田尊司先生の本はかなり読んできたが、これまでの本に劣らず本書も気付きの多い内容だった。子育て中のパパ・ママは「自分のことが書かれているのではないか」と思って読んだ方が良いと思う。子供に対する凄まじい「愛」が、死に至る病の原因になることもある。書評はこちら


小説では、以下の2冊。

マチネの終わりに (文春文庫)
平野 啓一郎
文藝春秋
2019-06-06

個人的には、映画より小説の方がオススメ。「未来は常に過去を変えている」というコトバがしばらく余韻として残った。切なくも素敵な大人の人生。書評はこちら



岩波文庫的 月の満ち欠け
佐藤 正午
岩波書店
2019-10-05

以前『鳩の撃退法』を読んだ時も思ったが、佐藤正午氏は天才だと思う。どれだけ努力しても、こんな本は書けない。書評はこちら



読んでも読んでも、読みたい本がたまっていく。
来年も多くの本を読んでいこう。

人生二度なし
良い本で、良い人生を!
No Fun,No Life !!






【過去に紹介した良かった本】
2019年上期 良かった本
2018年下期 良かった本
2018年上期 良かった本
2017年下期 良かった本
2017年上期 良かった本
2016年下期 良かった本
2016年上期 良かった本
2015年下期 良かった本
2015年上期 良かった本
2014年下期 良かった本
2014年上期 良かった本
2013年下期 良かった本
2013年上期 良かった本
2012年下期 良かった本
2012年上期 良かった本
2011年下期 良かった本
2011年上期 良かった本
2010年下期 良かった本
2010年上期 良かった本
2009年下期 良かった本
2009年上期 良かった本
2008年 良かった本