4年前に『起業して学んだ20個のこと』というエントリーをしました。

このブログの読者の方から、「(このエントリーから4年が経って)他に学んだことがあれば教えて欲しい」と言われました。

この4年間、ライフスタイルもワークスタイルも何も変わっておらず、日々習慣としていることを淡々とやっているだけなので、この『起業して学んだ20個のこと』以外に追加すべきことは思いつかないのですが、いくつか補足しておきます。起業家・経営者の方は参考になれば。

以下、赤字の部分を補足しました。


●すべては選択・決断・行動の結果
→選択・決断・行動なくして変化は絶対に起こらない。直感に従った本気の決断、気が狂ったほどの圧倒的行動が人生に変化をもたらす。決断と行動を遅らせている間にあらゆるチャンスが逃げていく。

●「原理原則」を学習しろ
→「原理原則」に従わない行動をするから失敗する。過去の大成功者の本を読み、自分なりの「原理原則集」を作り、成功者の行動をなぞることが成功への近道。

●書いたことは実現する、書かないことは忘れる
→データでなく、紙に書くこと。思考を落とすノートを1冊、毎日持ち歩き、毎日見ること。思考は現実化する。

●努力しても成功しない
→努力は必要だが、成功とは比例しない。

●価値観と習慣を変えたら成功する
→今のままでいいという「安全領域」に身を置いている限り何も変わらない。


●ビジネスは、ビジネスシナリオ、ビジネスモデル、マーケティングで決まる
→これ以外に売上を上げる方法があるのか。

●儲からない仕事はやってはいけない
→和式の便器はどんなに頑張っても売れない。自分のビジネスが和式便器化していないか。

●「勝てば官軍」
→「負ければ賊軍」。結果を出せ。

●「らしさ」は「無敵」
→ビジネスする上で大切なことは「自分らしさ」を追求すること。

●信頼維持は信頼獲得より10倍苦労し、
 信頼回復は信頼維持より10倍苦労する

→普段から顧客の期待を超える成果を出せ。


●自分がやるべきでないことはやらない
→自分にしかできないことをやる。それが顧客からの「ありがとう」になる。

●いま手にあるものを離さなければ、新しいものは掴めない
→手は2本しかない。人生を変えたければ、いまあるものを手離す勇気が必要。

●忙しいから貧乏
→年収1億円の人は、年収1000万円の人の10倍働いているのだろうか。

●行動を伴わない勉強は時間の無駄
→常に「何のため」を自分に問うこと。

●2次会・ゴルフは断ってでも仕事しろ、仕事を断ってでも旅に出ろ
→最大の経営資源は「時間」。限られた時間で人生と仕事のバランスを取ることが大切。


●世間体を気にしない
→人の目を気にしない。人から何を言われても気にしない。ステージのど真ん中で最高のパフォーマンスを演じる。

●最悪の事態が起こるものだと想定しておく
→世の中は不条理で理不尽なものだ。あらゆるリスクに備えること。脇が甘いと損をする。

●人を信頼しない
→契約書、顧問弁護士がなぜ必要なのかを考えろ。

●悪は裁かなくても自爆する
→天網恢恢疎にして漏らさず。

●ネガティブな人間との関係を断絶する
→「繋がり」とか「絆」とかはいらない。動物は皆孤独なものだ。大切な人が数名いたらいい。