昨日紹介したアインシュタイン&フロイト 『ひとはなぜ戦争をするのか』 と似たようなタイトルの本ですが、全く違った角度から述べられています。
やはり、同じテーマの本は何冊か何十冊か読んだ方が良いですね(ライフネット生命の出口会長は、未知の分野について学ぶ時、関連する本を7〜8冊読むそうです。詳細はこちら。)
戦争が起きる理由には、領土争いとか、宗派の違いとか、民族の違いとか、経済的格差とか、いろいろあるけど、それだけではない。
例えば、「軍事産業」。戦争が起きれば、とんでもないカネが動く。アメリカは軍事費が73兆円で、軍事産業に関わる企業が14万社もある。日本だって、「戦争をしない国」といいながらも、武器、戦車、潜水艦などの製造・輸出でボロ儲けしている企業がたくさんある。
経団連が2009年に「わが国の防衛産業政策の確立に向けた提言」という文書を発表し、その中で政府に武器輸出三原則の見直しを求めたことがあるようです。
「えっ? なんで経団連が??」と思ったら、防衛産業に関連する企業の売上ランキング上位企業はいずれも経団連加盟企業。
「なんやそれ!」と叫んでしまいました。
戦争は、本能的な欲求により引き起こされるだけではなく、金銭的な利益を追求するために軍事産業、マスコミ、広告代理店などによって誘導されることもあるというのです(本書では、そういう会社を実名入りで取り上げてます)。
これだけではない。ヒトラーはじめ、様々なリーダーの発言により国民が「熱狂」し、誰も止められない空気になって、その流れに進んでしまうということもある。
この本、以前フジテレビで放送され反響を呼んだ番組を書籍化したものですが、番組を見てない方は書籍を是非。良本です。











