めちゃくちゃ面白かった。
年末にプーケット島・ピピ島に旅行に行った時に持参したのですが、ページをめくる手が止まらず、プールサイドでもベッドでも読み続けてしまったくらい、「超」が付くほど面白かった本。
人間の意識と無意識について、ある一組の男女の一生のストーリー仕立てで追いながら、科学だけでなく、哲学、宗教、文学、芸術、経済学、経営学、歴史学、文化人類学など、あらゆる角度から様々な文献を引用して描かれている。あまりにも幅広いジャンルの学問・文献が取り上げられており、読みながら唸りました。
『無知から未知へ』、『未知から既知ヘ』 という読書の醍醐味が味わえた「スゴ本」。
ちなみに、読書が好きな友達にこの本を紹介したところ、(上下巻で700ページもあるのに)2日半で読み終え、2回目は10年以上ぶりに赤線を引きながら読み返したといいます。先日会った時もこの本を持ち歩いてましたが、本はボロボロになってました。読書好きな友達に本を紹介したら、自分よりも深く読み込んでくれていた・・・というのは、なんとなく嬉しいものです。