過去の予定表を見返していたら、
シンガポールに初めて来たのは、実は2年半前でした。

あの頃は、自分で言うのもナンですが、異様なほど行動力があったと思います。

何かに取りつかれていました。

予定が数日間空いていたので、H.I.S.でチケットを取って、何の下調べもせずにシンガポールに向かいました。だいたい海外に行くときは下調べをしません。観光スポットといわれるところを転々と移動するだけの旅行は余り興味がなく、それより現地の人達の生活とか文化とか習慣とかを見る方が何倍も楽しいからです。その時も、マリーナベイを中心に半径5キロくらいを2日かけてただひたすら歩きました。なので、あの辺は、今でも地図無しでもだいたい分かります。

そのシンガポール行きの2週間程前に、都内で開催されたある集まりでシンガポール在住の方と知り合い、ダメモトで連絡を取ってみたら、シンガポールに戻っており、会ってくれることになって、(2回目の対面にも関わらず)夜中遅くまで色々と語り合いました。

その方は、今のビジネスパートナーです。
縁尋機妙。
人生、何がおこるか分からんもんです。



2回目のシンガポールは、その半年後。
そのビジネスパートナーからデューデリの仕事を頂いたので、東京のビジネスパートナーと共に訪問。

この時、私の中で何かが弾けたような気がします。

シンガポール中心地、オーチャードのグランドハイアットの正面入口前に、赤のフェラーリF430チャレンジというフェラーリのレース仕様車が横付けされていたのです。その横をプラっと歩いていたのですが、なんというのか、一度チラ見して、何もなかったかのように視線を戻すも、「ちょっと待った!」と直ぐに振り返って二度見し、その美しさに驚愕、絶句するという、絶世の美女に出会ったかのようなホンの5秒位のシーン。

世の中にこれほど美しいものがあるのかと。

ちょっとショックを受けました。

これまで2年半、私の中で、何度も脳裏で再生された動画映像です。



その後、マリーナ・ベイ・サンズの屋上のプールに戻り、東京から同行してくれたビジネスパートナーと、どういう人があのフェラーリに乗っているのか、どうやったらフェラーリに乗れるのかという話をしたのです。
(そのパートナーもクルマ好きなので)

能力が高ければフェラーリに乗れるかというと、そんな因果関係が無いことは明らか。

では、フェラーリに乗るには何が必要なのか。



結論。

Mission(使命感)



Passion(情熱、熱意)



そして、

Decision(決断)



Action(行動、実行)

だろう。



人生は選択と決断の繰り返し。
選択と決断は、行動力を伴う。
行動へとかき立てるものは情熱と使命感。


ホテルの部屋に戻って、メモに書き留めました。

「2年以内にF430を買う」

と。

その数カ月前に家を買い、リフォーム中だったので、これからフェラーリの価格以上のの支出が待っているという時期。どう考えてもフェラーリを買える状況ではなかったんですけど。

普通はこんな時期にフェラーリを買うなんて決断しないかもしれませんが、自分の中に勝手な限界は作りたくありません。Passionをもって夢に生きようと決断しました。

2年を待たずして、夢は叶えました。

F430は買いませんでしたが、もっと美しいと思えるクルマに出会ったのでそちらを。



きっかけは、2年前にグランドハイアットです。

さらに、そのきっかけは、2年半前の突拍子もない行動で、シンガポール在住の方に会いに行ったからです。



今振り返って、改めて思います。

限界は思い込みに過ぎない。

・・・と。



これまで、自己啓発、能力開発に数百万〜数千万円をつぎ込んできましたが、
そこから学んだことは、

行動なくして、変化なし

という、至極当たり前のことです。



安定は衰退だとの危機意識を持つこと。
ホラを吹きと言われるくらいのデカイ願望を抱き、取りつかれること。
そして、あれこれ考える前にフルスピードで行動すること。

つまりは、PassionActionです。



さらに言えば、

それに対して、ネガティブな意見を言う人や、意気消沈させる多くの人とは縁を切ること。
それに対して、激励してくれる一部の人を友人にすること(マスターマインドの協力を得ること)。

つまり、人間関係です。



自己啓発にどれだけ投資しても、正義感が伴った行動がなければ自己啓発マニアという自己満足で終わるだけです。自己啓発に批判的な人もいますが、そういう人は既に自己啓発が出来ている人が、永久に自己啓発が出来ない人です。その他大勢の異論・反論・批判をはねのけるべきだし、他人との比較は絶対にやめるべきだと思います。



「どうせ私なんて・・・」といったよく分からない制約も外すべきです。



「時間がない」、「カネがない」、「自信がない」といった「3大言い訳巨人」も禁句にすべきです。



一度しかない人生を後悔ないように歩むためには、、
決断という「自分との約束」を守り通すことだと思います。



思考は現実化する〈上〉
ナポレオン・ヒル
きこ書房
2014-04-10



悪魔を出し抜け!
ナポレオン・ヒル
きこ書房
2013-11-01