この時期恒例のコレ
今年7月〜12月までに読んだ本の中で、良かった本をご紹介します。
(今年7月〜12月に発売された本ではありません)


愛するということ
エーリッヒ・フロム
紀伊國屋書店
1991-03-25

恋愛本ではなく思想の本。
読みながら目の前の霧がパーっと晴れていくような感覚になりました。「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」(アドラー)わけですが、本書はその人間の悩みを解決してくれるヒントになると思います。エーリッヒ・フロムは『愛は技術である』といいます。そのため、(愛される技術ではなく)「愛する技術」を学ばなければなりません。


夜と霧 新版
ヴィクトール・E・フランクル
みすず書房
2002-11-06

何度も読んだ本ですが、再読。ユダヤ人精神分析学者によるナチス強制収容所体験記。「生きる意味」を問いたくなったらこの本を読むべし。生きていることからなにを期待するかを問うのではなく、生きていることになにが期待されているかを答えろ!


思考は現実化する〈上〉
ナポレオン・ヒル
きこ書房
2014-04-10

こちらも何度も読んだ本ですが、文庫化された後に何度か読み返し。成功哲学の原点。「富に限界があるとすれば、それは願望実現をはかろうとする人の頭に限界があるからにほかならない。」
なお、人生を変えたいと思う人は、ナポレオン・ヒル、スティーブン・R・コヴィー、ジェームス・スキナーの3氏の本は「すべて」「10回以上」読むべし。



今年は人間関係に関する本をたくさん読んできましたが、その中で色々と考えされられた一冊。書評はこちら


他にも紹介したい本はたくさんありますが、これくらいにしておきます。
この下半期も多くの本との出会いがありました。佐藤優氏の「完全版 野蛮人のテーブルマナー」「1日、原則として6時間の読書時間をとる」と書かれていたのに衝撃を受け、忙しくても読書の時間を確保しようと思ったものの、平均すると1日1時間といったところです。読みたい本はたくさんありますので、2015年は読書を楽しむ時間をもっと持つように意識します。

人生二度なし。
良い本で、良い人生を。
No Fun,No Life !!


【過去に紹介した良かった本】
2014年上期 良かった本
2013年下期 良かった本
2013年上期 良かった本
2012年下期 良かった本
2012年上期 良かった本
2011年下期 良かった本
2011年上期 良かった本
2010年下期 良かった本
2010年上期 良かった本
2009年下期 良かった本
2009年上期 良かった本
2008年 良かった本