著者の横井朋幸さんは、30代にしてカンボジアのプロンペンで起業。
不動産業、土木業、テレビ局、IT業・・・と「コングロマリット」を形成し、たった2年で年商92億円、従業員300名超となったというから、「すごい!」の一言。
著者は自身のことを「どこにでもいる平凡な男」と謙遜していますが(P4)、どこにでもいる平凡な男がここまでの結果を短期間で出しているのは『原則中心』の経営をされているからだと思います。
第1章で書かれているの『海外で活躍するために必要な10の心得』は、海外で活躍するかどうかは関係なく、すべての経営者が心得ておくべきことが書かれています。成功のための『原則』だと思います(私はノートに書き写しました)。
第4章に書かれている『ビジネスチャンスの見つけ方』も、すべての経営者が大いに参考にすべきことが書かれています。カンボジアという異国で、自分の足で現場を歩き、その中で様々な”ズレ”を見つける。そして、”ズレ”を詰めていく。これもビジネスの本質であり『原則』だと思います。
著者は、『原則中心』の経営し、さらに決断力と行動力がある。
上の『海外で活躍するために必要な10の心得』の中の一つに
『即、決断してリターンを得る』
というものがあります(心得3)。
『即、行動する』でもなければ、
『即決断して、リターンを得る』でもないんですね。
『即、決断してリターンを得る』なんです。
刺激になります。
▼こちらはアフリカで成功した方の本