非常に面白く、吸い込まれた一冊でした。

大学のパンキョー(一般教養)の講義の先生が池上彰さんだったら、どれだけ世界観が変わっただろうか・・・と思わざるをえない。


さて、「教養」とは何なのか?

池上彰さんは、「自分がどういう存在なのか」を見つめていくことではないか・・・、と述べています(P31)。

そして、「自分自身を知る」ということを主題として、7つの講義が繰り広げられます。

その7科は以下のとおり。

第一章   宗教――唯一絶対の神はどこから生まれたのか?
第二章   宇宙――ヒッグス粒子が解き明かす私たちの起源
第三章   人類の旅路――私たちは突然変異から生まれた
第四章   人間と病気――世界を震撼させたウイルスの正体
第五章   経済学――歴史を変えた四つの理論とは?
第六章   歴史――過去はたえず書き換えられる
第七章   日本と日本人――いつ、どのようにして生まれたのか?


これだけの内容を新書1冊に集約されているわけですが、決して薄っぺらい内容ではない。
各章30ページ前後ではありますが、深いです。

そして、各章がバラバラの内容のように思うかもしれませんが、それぞれが「自分がどういう存在なのか」という共通の命題で串刺しされています。

目からウロコです。

池上彰さん、ヤバいですね。