家庭教育の心得21
著者:森 信三
販売元:致知出版社
(2010-01-21)
販売元:Amazon.co.jp
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父親のための人間学
著者:森 信三
販売元:致知出版社
(2010-04-30)
販売元:Amazon.co.jp
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戦後最大の教育者であり、哲学者であり、思想家であり、人間学の伝道師である森信三先生の書籍「家庭教育の心得21―母親のための人間学」と「父親のための人間学」を一気読み。
予め言っておきますが、家庭教育に問題を抱えているわけではありません。
森信三先生に関する書籍はすべて読むことにしています。
「家庭」の中で人間かくあるべきかを書いた本は、おそらくこの2冊だけかと思います。
この2冊を要約すると、以下のとおり。
内容が濃いすぎてフラフラするような内容ですが、読むべき本だと思います。
(この2冊の中では「家庭教育の心得21―母親のための人間学」の方がオススメです)
結局は、家庭問題に限ったことではありませんが、他者に対していたわり、人生を精一杯生きろと言われているような気がします。
以下、「家庭教育の心得21―母親のための人間学」第15章より一部抜粋。
▼森信三といえばコレは必読。不朽の名作。
修身教授録 (致知選書)
著者:森 信三
販売元:致知出版社
(1989-03-01)
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著者:森 信三
販売元:致知出版社
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父親のための人間学
著者:森 信三
販売元:致知出版社
(2010-04-30)
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戦後最大の教育者であり、哲学者であり、思想家であり、人間学の伝道師である森信三先生の書籍「家庭教育の心得21―母親のための人間学」と「父親のための人間学」を一気読み。
予め言っておきますが、家庭教育に問題を抱えているわけではありません。
森信三先生に関する書籍はすべて読むことにしています。
「家庭」の中で人間かくあるべきかを書いた本は、おそらくこの2冊だけかと思います。
この2冊を要約すると、以下のとおり。
父親と母親、夫婦関係ほど絶大な忍耐を要する関係はない。それ故、お互いの欠点・短所を攻めてはならないし、相手の至らぬ点も背負うていく覚悟が必要。相手に対して「一切の小言をいわぬ」が最も根本的な態度。ましてや、相手を言葉に説得したり、教育しようなど、夢にも考えるな。
父親と母親は、それぞれ別個の責任分担がある。家庭教育の95%は母親の責任。父親の本務は、経済力の確保と社会的責務の遂行で、実地に示す生き方をもって後世に遺産として教訓とするほかない。母親の役割はそれを子どもに伝えること。父親軽視の言葉・態度は絶対してはならない。夫の稼ぎの不甲斐なさは生涯の禁句とすべし。父親軽視の人間が、わが子の人間教育などできるわけがない。親が素直でないのに、子供だけが素直な子供になれるわけない。非行の原因は家庭が正常でないことが根本原因。
子供の教育にも「絶大な忍耐力」がいる。近道はない。教育とは、内に眠っている「やる気」に火を点ずる努力。一番大事なことは「ほめる」こと。中学生になったら「勉強せんか」とは首がちぎれても言うな。他人との比較も禁句。
「絶大な忍耐力」は、人間革命なくして不可欠。人間革命とは「我」を捨てること。「我」を捨てる最も簡単な方法は、相手に呼ばれたら「ハイ」とはっきり返事をすること。ケチな根性を見せるな。
父親の幸せとは、仕事に対して一切後顧の憂いなく打ち込めることであり、母親の幸せとは、(直接自分の特徴とか個性を発揮することよりも)夫をして後顧の憂いなく、雄々しく敢闘させるとともに、子女を健全に育成するという任務を立派に果たすことである。
内容が濃いすぎてフラフラするような内容ですが、読むべき本だと思います。
(この2冊の中では「家庭教育の心得21―母親のための人間学」の方がオススメです)
結局は、家庭問題に限ったことではありませんが、他者に対していたわり、人生を精一杯生きろと言われているような気がします。
以下、「家庭教育の心得21―母親のための人間学」第15章より一部抜粋。
そもそも我々人間は、自分の意思によらないでこの世に投げ出され、この命を恵まれている存在なわけです。実際ただの一人といえども、自らの意志で意識して、この世に生まれてきた人は一人もないわけであります。しかも、また絶対に死を免れない我々人間には、「死」もまた万人に共通して絶対不可避な宿命なのです。
それゆえ我々人間は、自己に与えられた現実のもろもろ諸条件を、最大限に活かして、精一杯生きる以外に、人間の真の生き方はないはずです。それゆえ、わが子の「人間教育」と言いましても、結局根本的には親御さん、特に直接の責任者たる母親自身が、
(1)自己の務めを果たすために精一杯に生きるほかに手はないとも言えましょう。
(2)その上に、常にわが子に気持ちを察してやれる親となり、それへの手の打ち方を誤らない――ということでしょう。
そして、最後に大事なことは、親御さん自身が、すべての人や物、さらには一本一草に至るまで、生きとし生けるものの中に宿る「命」を大事にし、それに心から合掌なさる敬虔な気持ちを養うよう、お互いに努力を重ねたいものと思います。
▼森信三といえばコレは必読。不朽の名作。
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著者:森 信三
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