遅ればせながら、『松丸本舗』に初めて立ち寄った。
東京駅の目の前にありながら、オープンしてから約5ヵ月も立ち寄らなかったのは、あまり期待してなかったからだ。「書店の企画でしょ〜」みたいな。
その日も立ち寄る予定は全くなかった。ただ、丸善に入ってトイレに行こうとしたら、2階も人がいっぱいで、3階も人がいっぱいで、仕方なしに『松丸本舗』のある4階までエスカレーターで上がって、初めて生の『松丸本舗』を見た瞬間に、小便よりもアドレナリンが出まくってしまい、結局1時間くらい店をグルグルしてしまった。
おなじみ松岡正剛さんと丸善のコラボの本屋さん(一時的な企画かと思ったら、常設の本屋らしい)。松岡正剛さんの自宅の本棚を再現したような棚の作りで、普通の本屋さんには無い棚の配置とジャンル分けで、約5万冊もの書籍が並んでいる。本選びがこんなに楽しい本屋さんは初めてだ。
ある新聞記事によると『松丸本舗』の1人当たり平均購入単価は、一般の書店の3倍近いらしい。そりゃそうだろう。私は1時間くらいいただけで10万円くらい使いそうになった。

結局買ったのはこんな本だったけど(↓)。でも、哲学や思想や古典や宗教といったような本の中に、こんな本があるのもまた楽しい。
『松丸本舗』はこれからかなりヘビーに通うことになるだろう。読書好きの方は是非行ってみて下さい。

戦後混乱期の鉄道 阪急電鉄神戸線―京阪神急行電鉄のころ戦後混乱期の鉄道 阪急電鉄神戸線―京阪神急行電鉄のころ
著者:浦原 利穂
販売元:トンボ出版
発売日:2002-12
おすすめ度:5.0
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