昨日『モンマルトル』で誕生日会があったので、そのまま那覇の『オリオンホテル』に宿泊していた。『オリオンホテル』の「開業49周年記念」で、今だけ4900円で泊まれる。タクシーで帰るより安いので泊まった。
ウェルカムドリンクは、もちろんオリオンビール。
一緒に泊まった来沖夫婦は、今日関空へ戻っていった。思い出に残る誕生日を一緒に過ごしてくれて感謝!
また沖縄で待ってるよ〜。
今日(7/24)は土用の丑の日。『オリオンホテル』の近くに鰻屋さんがあったので、行ってみた。最近出来たばかりのお店らしい。老舗鰻屋って感じではない鰻屋さんに久しぶりに来たかもしれない。沖縄民謡がガンガンにかかっているカジュアルなお店で、音楽がうるさいとネットの口コミで批判されてたけど(ヒマなヤツ…)、カジュアルなお店なんだからいいじゃねーか。店員さんがめちゃくちゃ愛想良くて、引き抜こうかと思った。安くて、美味しくて、サービスがいい。何が不満なんだ。
北谷に戻って、スタバで読書。
スタバって、どこ行ってもサービスいいよねぇ。気持ちいいわ。
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ビリギャル本人さやか『私はこうして勉強にハマった』 #読了
ビリギャルの小林さやかさんが2年前に上梓した『ビリギャルが、またビリになった日』は共感だらけの本だったので、新刊書『私はこうして勉強にハマった』も読んでみた。
前作は、小林さやかさんがニューヨークのコロンビア大学院へ留学するまでについて書かれていたが、あれから2年を経て大学院を修了し、本年7月に日本に帰国したらしい。
新刊書『私はこうして勉強にハマった』は、コロンビア大学院で研究された認知科学の内容なども盛り込みながら、理詰めで「勉強ができる人」になれる方法をまとめたもの。
中高生をターゲットに書かれたものだと思うので、大学受験の勉強法や試験当日の心得のようなことまで書かれているが、第1章(PART1)の、勉強とは何か(P24〜)、私たちはなぜ勉強するのか(P41〜)については指導的立場にある人も読むべきであろう(ここを語れない人は教育者になるべきではないと思う)。
特に、知識を詰め込むだけの日本の受験システムにおける勉強は「意味ない」「オワコン」と言い切り(P25)、知識という「点」をいっぱい詰め込もうと暗記するのではなく、点と点をつないで線にしていって絵を描くように「思考」し、「理解」していくことが大事である(P27)という点は、私も大学の講義の中で何度も言っていることであり、本書の中で最も重要な箇所ではないかと思う。
勉強とは「暗記」ではなく、「地頭」(=考える力)を鍛えることである。大人(特に親と教育者)がマインドセットを行うべきだと思う。
なお、本書を読んで思ったが、著者は慶應に合格するまでも、コロンビア大学院へ留学するまでも、留学中も、めちゃくちゃ努力してるね。死ぬほど勉強してる。私が公認会計士試験の受験をしていた時よりも絶対に勉強している。本書をその時に読んでいたら、もっと早く合格できたかもしれん。なーんて思った。
良くも悪くも1人の教育者との出会いが人生を変えるのだ。あるインタビュー記事によると、小林さやかさんは、帰国後、大人のマインドセットを変えるため、大人向けの教育ビジネスを立ち上げるらしい。いま我が国に必要なことは、まさに大人のマインドセットを変えることであり、教育を根本から変えることだと思う。