
先日、経営者は「変化を読み、変化に対応しなければならない」と書いた。
これに関連する話をご紹介。
大和ハウス工業の樋口武男会長が、こんなことを述べられていた。
思い出すのは創業者がよく語っていた「先の先を読め」「先を読んで事業を興せ」という言葉だ。どんな不況下でも、消費者が必要とするものは必ずある。「何をやったらもうかるかを考えたらあかん。どういうものを世に送ればお客様が喜ぶか、世の中がこの先どういうものを必要とするかを考えろ。利益はあとからついてくる」。それが商売の原点というものだろう。
(大和ハウス工業会長樋口武男、2009年7月13日「関西経済人・エコノミスト会議」基調講演より、2009年7月27日日本経済新聞より引用)
「俺がしたいのは○○だ! 俺は△△なんてやりたくないんだ!」というようなことをいう経営者や起業家が結構いるように思うが、自分がしたいことと、世の中が必要とするものとは案外ズレているもので、実は△△に該当するものの方が社会から求められているものであったりする。どういったドメインに進出するかという意思決定をする際に、自分がしたいこととか出来ることよりも、世の中が何を求めているのかを考えることの方が何倍も重要である。
ってことを書けば「そんなこと、当たり前じゃねーか!」と思われるだろうが、私に依頼のくる経営相談の大半は、顧客の視点や社会のニーズを考えていないのである。
樋口会長の言葉は、本当に商売の原点だと思う。
熱湯経営―「大組織病」に勝つ (文春新書 586)著者:樋口 武男
販売元:文藝春秋
発売日:2007-08-16
おすすめ度:
クチコミを見る









某所の無人駐車場にて。









