ホテルの近くに『阜杭豆漿』(フーハン・ドゥジャン)という朝食の有名店に行こうとしたのだが、朝から大行列だったので断念した。朝食のために1時間も並ぶ気がしない。
すぐ近くの『永和豆漿』という店に入った(上の写真)。現地の人だけでなく、観光客も結構いた。口コミを見ると、私と同じように『阜杭豆漿』を断念して、こっちに流れてきた人が多いようだ。
漢字ばっかりのメニューって、タイ語並みに意味不明で、指差し注文しようかと思ったのだが、日本語メニューも用意してくれていた。助かった。日本語といっても「シェンドゥージャン」とか書かれてるだけなのでよく分からんのだが、台湾語(漢字)と両方見るとなんとなく理解できた。
その「シェンドゥージャン」(鹹豆漿)を頼んだ。豆乳の中に揚げパンが入ってるシンプルな豆乳スープだが、これは美味い。お酢、ラー油なども入っている。後で調べたら、「鹹=しょっぱい」、「豆漿=豆乳」という意味らしい。確かに、少ししょっぱい。
これは、ハマりそう。明日も食べたいと思った。
サンディエゴのハイスクールの同級生が、同じ日に同じホテルに泊まってるという奇跡。ご家族での旅行の邪魔はしないでおこうと思ったが、せっかくなのでお茶でもと、合流。台湾茶の有名店『新純香』に連れて行ってくれた。以前台湾に住んでいた時に、ここで働いていたらしい。ホンマかいな…。
気になったお茶を飲み比べさせてくれた。
お茶菓子も出してくれた。お茶もお茶菓子もめっちゃ美味しかった。我が家用と、お土産に、お茶とお茶菓子を買った。こっちに来て唯一の買い物。
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お茶屋さんのお姉さんが、近くにある『寧夏夜市』という夜市がオススメだという。話を聞いてたら、お腹が空いてきたので、「食べて帰るか!?」となった。
寧夏夜市
なかなかの賑わい。
お茶屋のお姉さんに教えてもらったお店は大行列だったので断念。別の店に入って乾杯!
人数が多いと、いろんなものがシェアできるので嬉しい。しかも同級生の旦那さんは若いので、めっちゃ頼んでくれるし、めっちゃ食べてくれる。お陰で、2人だったら頼まないようなものも食べることができた。続々とテーブルに運ばれてくるものを食べるのに必死で、これくらいしか写真を撮ってなかった…。チキンがめっちゃ入った麺と魯肉飯。
最後の夜に死ぬほど食べた。大満足じゃ。
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今日は大学の卒業式だった。
一昨日台湾で飲んでた学生A君も、昨日帰国し、今日卒業式に出席していた。
今日1日で、私のクラスを履修してくれていた多くの学生から「卒業しました」との報告が届いた。私みたいなゼミも持たない非常勤の講師に、フツー連絡する?? ご丁寧に連絡頂いたことは、ホント嬉しいし、幸せなことだ。
今回卒業した学生は、入学時にコロナが拡大していた時期であり、入学直後から学校に行けなかった人もいる。せっかく大学生になったのに、キャンパスにも行けず、授業はオンラインで、友達との交流もない。パンデミックが落ちついて登校ができるようになっても、すぐに友達ができる訳ではない。「学校が面白くない」、「大学辞めようかな」と思った学生は少なくない。そんな時に、なにかの御縁で私(の授業)に出会った。「この授業を受けるために関学に来たのかもしれない」、「この授業を受けて関学が好きになった」と言ってくれた学生は一人や二人じゃない。
今日も長文のメールがたくさん届いた。「大学在学中、武田先生の授業を受講できたことが、間違いなく一番かけがえのない時間でした。(中略)武田先生にお会いすることができただけでも、関学に入って良かった!! と心から思います」というメッセージをくれた方もいれば、「はじめは大学に愛着はなかったが、4年間の勉強と、武田先生や他の会計の先端を担う教授の方々と出会い、そして、”Mastery for Service"という人間社会に必要な教えを与えてくれたことなど、関学に来れて良かったと思うし、武田先生が関学を誇る理由が分かります!(中略)武田先生との縁には感謝しかありません!」と言ってくれた方もいた。「来年も授業に潜りに行きます!」と言ってくれた学生も多かった。あと、私の授業を通して、「最高の仲間」ができたことを感謝してくれるメッセージも多かった。学部・学年を跨いで履修してくれる学生どおしで、アイスブレイクから始める授業なんて、きっとないだろうし、ゼミでもないのに飲み会をする授業もきっとないだろう。けど、ここで出会った「最高の仲間」は「永遠の仲間」になるはずだよ。
4月から就職する人が多いけど、ジャンプスタートをかましてほしい。そしてまた授業に潜りにきてほしい。北谷にも遊びに来てほしい。素晴らしい学生と出会えたことを誇りに思います。上ヶ原には行けなかったけど、台北から、卒業おめでとう!
台北2日目
先週、極寒の東京出張から帰ってきたら、全身筋肉痛になったという話は既に書いたとおりだが、案の定、その後、ぶっ倒れた。で、完治せぬまま台湾に来て、昨夜学生と呑んだくれた。
何時に寝ても6〜7時間後には目が覚めるのだが、今朝は全く起きれず、さらに、珍しく二度寝してしまった。
パートナーは「朝食行ってくる」と言って、どっかへ行ってしまった。数十分後に、めっちゃ美味しそうな魯肉飯の写真が送られてきた。くそー、行きたかった。
今朝もとにかく寒い。昨日よりも気温が低い。どーなってんだ。
体調も優れず、外出する気にもなれず、午前中はホテルの部屋やジムやラウンジで過ごした。
午後、ようやく重い腰を上げて、本1冊持って、ホテルの近くのカフェに寄った。場違いなくらい若者が集まってるカフェだった。mochi waffleを押してるようだったので、ワッフルを頼んだら、米粉とお餅入りのモチモチの巨大ワッフルが来た。パンケーキ3枚分くらいのカロリーがありそうだが、残すのがイヤなので、全部食べた。軽くデザートのつもりが、満腹になってしまった。
結局、夜になっても腹は減らず、気温も下がってきたので外出するモチベーションも沸かず、ラウンジでワイン1杯飲んで、早めに寝た。
海外に来て1日2,000歩しか歩かなかったのは初めてだと思うが、まぁいいや。
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数年前から、日経(電子版)の「会社人事」の欄を見るようになった。部長級以上の人事異動が載るのだが、この歳になると、同級生や知人の名前をチラホラと見る。高校時代の同級生は、結構大きな上場企業の社長になった。隣の席だった大親友は、有名なメーカーの部長になった。セミナーに来て頂いた方の名前を見かけることも多い。
みんな頑張ってるなぁ〜と、毎朝思う。
意外と、本人は日経に名前が載ってことを知らんもんだね。
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かつてのクライアントだった上場企業の元経理部長から連絡が来た。現在は人事の仕事をされてるらしい。
先日面接に来た公認会計士さん、監査法人を辞めて一般企業に就職したが、仕訳一つとっても実務ができない自分に唖然とし、社長にもディスられ、メンタルが崩壊寸前になった時に「ある本」を読んで救われ、再度経理で挑戦しようと転職活動をしている人だったらしい。
その「ある本」が、私の『「経理」の本分』だったと。
ええ話や。
こういう話を聞くと、頑張って書いて良かったとつくづく思う。
今月もタイに行く予定だったのだが、色々あって台湾に来た。パートナーが2ヶ月前に台湾一人旅をしたのだが、美味しいものに出会えなかったらしく、リベンジしたいと。観光はいいので、食べ歩きしたいと。私も観光は興味ないが、食べ歩きには興味ある。じゃぁ付いて行くわと、なって台北へ。
私は、約10年ぶりの台湾。第一印象は、高齢者多すぎ。若者少なすぎ。欧米人少なすぎ。活気なさすぎ。こんな場所だったっけ。
そして、寒すぎ。
台湾って、沖縄本島よりだいぶ南だよね。なんでこんな寒いの?
風邪が悪化しそうなほど寒い。なんでやねん。台湾…。
我ながら「引きの強さ」に驚く。学生のA君が台北に卒業旅行に来ていた。4月から東京の会社で就職する学生で、以前から「東京に来たら絶対連絡ください!」「東京でも飲みましょう!」と言ってくれていたのだが、その前に台北で実現してしまった。
「先生、酔う前にひとつ聞いていいですか?」、「なに?」、「僕の期末試験の点数、なんであんなに高得点なんですか?」、「書いて欲しいことをちゃんと書いてたからだよ」、「ホンマですか!?」、「ホンマや。忖度なんてしてないよ。」
上場企業が、サステナビリティ情報を含め、非財務情報を積極的に開示するようになった理由は何かを問う問題で、A君は大人でも書けないような名回答をあっさりと書いてくれた。それだけではない。期末試験の答案が早く書けたのだろう。答案用紙の裏面に、私への「ラブレター」をぎっしりと書いてくれていた。そこには、私と出会ってから、どれだけ「生きる」ということに変化が起きたのかということと、その感謝の言葉が述べられていた。そして、THE BLUE HEARTSの「世界のまん中」という曲の歌詞が添えられていた。
『生きるということに命をかけてみたい』と。
採点しながらこみ上げてくるものがあった。とても印象に残っている学生のひとりである。今日も会えて素直に嬉しい。ちなみに答案用紙の裏面は評価の対象にはしていない。
中山区(Zhongshan District)の地元の人で大賑わいの台湾料理店に行って、A君が食べたいというものを頼んでもらったが、全てが美味しかった。台北でもゴーヤチャンプルってあるんやね。牡蠣のオムレツも最高だった。カラスミの炒飯も最高。
初日から良い店に出会えた。『丸滿台灣味手路菜』というお店。
後で知ったが、ミシュランガイド掲載店らしい。
そのまま近くにあるナイトマーケット『雙城街夜市』へ。
A君が「地瓜球」というスイーツがオススメだという。台湾屋台で有名なスイーツらしい。さつまいもと大学いもを混ぜ合わせたような味だという。
買ってみた。50ドル(約200円)でタコ焼きくらいの大きさの「地瓜球」が10個くらい入ってる。確かに、さつまいもと大学いもを混ぜ合わせたような味だ。美味しかった。
夜市では酒を売ってる店が少なく、そもそも長居する場所でもない。
なので近くのBARへ。テキトーに入ったBARだったが、とても良い雰囲気のBARだった。日本人の方が経営されているのだろうか。ひとり、日本人のバーテンダーさんがいて、日本人駐在員っぽい客も多かった。『Bar ansleep』というBAR。
私はGin、A君はArdbeg、ホンマ23歳か?
貴重な卒業旅行だというのに、随分遅くまで話し込んだ。いろんなことを聞かれたので、いろんなことを話した。スマホに色々とメモしていた。あと2週間で社会人。生き急ぎすぎず、隣の芝を見ず、目の前のことを一生懸命やれ。それが天職というものだ。お金持ちになりたいなら、それにふさわしいバリューを持った人間に早くなれ。圧倒的な努力と、圧倒的な行動が、全てを凌駕する。弾を撃ちまくれ。
数時間前に台北に着いたばかりなのに、もう何日も台北にいるような気分だった。かなり濃厚な初日を過ごすことができた。A君のお陰で一生忘れられない楽しい思い出ができた。次は東京で飲もう。
最後、我々がタクシーに乗り、見えなくなるまで、歩道で頭を下げ続けていたA君。私が学生の頃は、そんな常識すら持ち合わせていなかったなぁ。素晴らしい学生と出会えた。
シーサー、されたい放題。。
体感温度氷点下の東京から戻り、沖縄も気温が乱高下し、冷房と暖房を交互に付けたり、毛布を出したり片付けたり、もう身体が付いていけぬ。沖縄に長年住んでいる人に聞いても、今年は沖縄も異常気象(寒すぎる)らしい。
東京から帰ってから、全身の筋肉が硬直してきた。「全身筋肉痛」ってヤツだ。コロナの時にも何度か経験した。だいたい2〜3日後にぶっ倒れるのだ。で、1週間ほど寝込むのだ。ヒマで良かった。
2日前、懐かしい方から連絡がきた。2005年、私が独立した年に顧問契約をしてくれた東京の中小企業の社長さんからだった。「明後日沖縄に行くのですが、会えますか?」という連絡だった。何の予定もない。「体調が悪い」なんて言う訳もなく、「会えます」と即答した。ホンマ、ヒマで良かった。
社長のリクエストで『和さびや』で合流した。私の投稿を見て、ずっと行きたいと思ってくれていたらしい。
社長と会うのは5年ぶりくらいだろうか。
久しぶりに会うが、久しぶりという感じはしなかった。5年前、いや、20年前と同じように、肩肘張らずに話すことができる方だ。話が尽きることがなかった。
この5年の間に、後進に道を譲り、会社の代表を退き、家族の時間をゆっくりと持たれているらしい。これまで40年ほど、死ぬほど働かれたと思うので、人生後半戦はのんびりしてほしいし、また沖縄に遊びに来て欲しい。
2005年に独立してから、現在に至るまで、全てのお客様に通し番号を付けているのだが、今日の顧問先は「003」である。独立後、3番目のお客様。今でも連絡をくれることが嬉しい。
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ベストセラー『1年で億り人になる』 読了。
投資の本を執筆しているので、ちょっと参考に読んでみた。
「世界38カ国の大富豪やVIPと交流」し、ご自身も「億り人FIRE」になった「資産構築コンサルタント」の著者が、「本物のFIRE」を教えてくれるというフレコミだったが、ごくごくフツーの内容だった。わずか3ヶ月でFIREした人の紹介などもされているのだが、話を盛り過ぎだと思う。他方で、会社設立の方法や創業融資の受け方などの超初歩的な話もツラツラと書かれており、『1年で億り人になる』 ような人をターゲットにした本ではない。
ただ、投資家として成功するためには「B/S脳」が必要であることや、夢を壊す「ドリームキラー」は身近な人(家族など)なので成功するためには付き合う人や環境を変えろという話や、虎視眈々とチャンスを待ち構えろという話などは、激しく同意。あと、「何もしない時間」も必要だという話も。お金持ちになるためには、働きすぎてはならないのだ。ヒマじゃないとお金持ちにはなれない。チャンスの女神には前髪しかないから。
死ぬほど働いていた30代の時に、不動産投資で成功された方から、「売物件情報が入ったら、すぐに現地に視察に行けるくらい『ヒマ』にしておかないと、いつまで経ってもチャンスを手にできないよ」とアドバイスを頂いたことがある。ホントその通りなのだ。
上の写真は「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」だが、昨夜は神戸旧居留地の「神戸オリエンタルホテル」に泊まっていた。どちらも旧オリエンタルホテル(阪神大震災で被災)から受け継ぐ形で開業したのだが、別のホテル。運営会社も違う。
今回泊まっていた「神戸オリエンタルホテル」の斜め前にちょっと変わった外観のビルがあるのだが、そこが、2005年に私が独立開業し、コンサル会社を設立し、入居した場所である。共同経営者と経営方針がさっぱり合わず、たった3年で自分が設立した会社に辞表を出すことになったので、良い思い出の場所ではない。記憶から消したいくらい(消している)。しかし、私が大気圏を突き抜ける土台となったのはこの場所なのだ。死ぬほど働いた3年があったから、いまがある。そして、この時の苦い経験があるから、再独立後に誰一人として人を雇わず、自由に働けている。失敗は成功の糧だ。若くして失敗して良かったと心から思う。
会社を去ってから17年経ったが、ビルはまだ残っている。
本州から沖縄に帰る時は、日本蕎麦を食べて帰ることが多い(沖縄に日本蕎麦屋が少ないので)。今日も「蕎麦を食べて帰ろうかな」と思った時に、あのビルの地下に蕎麦屋があったことを思い出した。ビルを覗いてみたら、その蕎麦屋はまだ営業していた。
17年ぶりに蕎麦屋に行って、17年前に食べまくった「カレーそば」を頼んだ。「カレーうどん」ではなく、「カレーそば」が美味しい。今日も客の半分は「カレーそば」を注文していた。
これこれ。
蕎麦も美味しいが、カレーと出汁が美味しい。カレーが濃厚なので、蕎麦を食べた後に、御飯を入れてカレーライスにしても美味しい。とはいえ、ブログで薦めるほどのものではないのかもしれんので、なぞらなくていい。個人的に好きなだけ。ちなみに、「花りん」というお店。
ランチをした後に、久しぶりに神戸空港経由で沖縄に戻った。4泊5日の出張終了。黒字社長塾もカンファレンスも、楽しかった。
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『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方』 #読了
あと30年早く出会いたかった!
英語がペラペラになるために何から手を付けたらいいか分からず、色々手を付けてどれも中途半端に終わってる人が多いと思うけど(私もそうだった)、本書で書かれている「じぶん英語」を育てていくという発想が不可欠。
「語学学習の結論」をやっと教えてもらえたような清々しさ。ホント、30年早く出会いたかったよ。
あとは実践のみ。
英語を学んでるのになかなか思うように喋れないという人は必読。
これから英語を学ぶ人も必読。
ってか、全員読んで!
ちなみに英語学習法の本では、これまでブログでも紹介してきた以下の4冊がオススメ。中山裕木子さんの本は、他の本もオススメ。
丸善 丸の内本店に、「松丸本舗」が復活していた。
たまらんなぁ。本棚ごと買い占めたい。
『会計ファイナンス人材Conference2025』から一夜明け、名刺交換した方からも、そうでない方からも、多くの連絡を頂いた。丁寧に御礼の言葉や感想を述べてくれる方もいるが、他方で、他人のメールアドレスに勝手にメルマガを配信してくる不届者もいる。はっきりいって鬱陶しい。次回名刺を刷る際は、名刺にメールアドレスを載せるのをやめようと思う。メールというもの自体が古臭いし、なくても困らんし。
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東京から神戸に移動。
学生時代から通っている美容室へ。
沖縄に移住してから伸ばし続け、胡散臭くなってきた。
神戸の夜はホント早い。
19時台で旧居留地は人が消えた。インバウンドもどこへやら。。
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『50歳から8か国語を身につけた翻訳家の独学法』読了。
「1万時間の法則」ってのがあるが、語学力を身に付けるにも1万時間の努力は必要だと改めて思った。
著者は50歳から現在(62歳)まで、毎日欠かさす語学の勉強を1日数時間続けているらしい。継続は力なり。
1日3時間勉強しても、1年で1000時間。10年で1万時間。
それくらいやらなきゃね。
本日(3/8)、『会計ファイナンス人材Conference2025』に登壇させて頂いた。
1144名もの方が参加されたらしい。
25ものセッション(パネルディスカッション)が開催されましたが、私は「プロフェッショナルとしてのキャリアの可能性」というテーマのセッションに、以下のメンバーで登壇させて頂いた。
約1時間のパネルディスカッションだったので、あっという間に時間は過ぎてしまい、言いたかったことの半分も言えてないが、プロフェッショナルとしてのキャリアの形成には、10年・20年と世のため人のために役立てる得意分野・専門分野を築いていき、それを磨き続けることではないかと思う。得意分野・専門分野は仕事を通して見付けるものであり、会計士受験時代や監査法人に入所したばかりの頃に決定しない方がいいと思うし、また隣の芝を見るべきでもない(=他人と比較すべきではない)と思う。
登壇者の浅野さんと私は、目の前の仕事をやり続けたら、その分野で突き抜けた実績や技術を得ることができた。他方、菊池さん、尾下さん、松下さんは、突き抜けることができる分野を自分で開拓していった。キャリアの形成の方法はひとつではないが、我々に共通するのは、目の前のことにたゆまぬ努力をし続けてきたということだ。
公認会計士の試験に受かったからといってプロフェッショナルとはいえず、有資格者でもジェネラリストは山程いる。逆に有資格者でなくても何かの分野で突き抜けたものを持っている真のプロフェッショナルも山程いる。隣の芝ばかり見て、儲かりそうな仕事があったら、すぐそっちに飛んでいくようなバッタのような人間は少なくないが、そういう人たちは10年後、20年後に、いったい何が残っているというのか。
自分を磨き続け、運を掴み、世のため人のために行動することが、プロフェッショナルとしてのキャリア形成ではないか、というのが私の考え。他の登壇者はまた違った考えをお持ちだが、それはそれで面白いと思う。
当セッションの事前打ち合わせの際に「堅苦しい内容にはせず、笑いを取ろう!」という話をしていたのだが、一番笑いが起こったセッションだったようで、とりあえずミッションコンプリート。肩を撫で下ろした。ファシリテーターの菊池さんがいい仕事をしてくれた。
大雪が降るという予報の週末に、これだけの人が来るって、すごいことやね。
-----
夜は、別会場で懇親会。
会計士業界の錚々たる重鎮も含め、数百人が列席されていた。
一緒に本を書いた平林亮子さんとも久しぶりの再会。
YouTubeにも出て頂いた真理子先生も。
EY新日本監査法人の片倉理事長も。
いつ見ても素敵な方だわ。
そして、いつも黄色いジャケット。EYカラー。
業界の有名人、白井さんと葛西さん。
KPMG時代の同期 山崎さんとは、約20年ぶりに再会。
この1年で100枚も名刺交換をしてなかったと思うが、今日1日で100人以上の方と名刺交換をさせて頂いた。当ブログを長年ご覧頂いていたという方や、拙著を読み込み決算早期化やIFRS導入を達成させたという方も多く、嬉しい限り。学生時代に拙著を読み公認会計士を志し、合格されたという方からも御礼のコトバを頂いた。こちらこそ、ありがとうございました。
懇親会ではほとんど食事ができず、腹ペコだったので、一緒に登壇した浅野さんと真理子先生と2次会へ。おつかれさま。
今日は、ブログの読者の方々、懐かしの同志、業界の大御所まで、多くの皆様と交流できて、楽しい1日だった。ご来場頂きました皆様、登壇者の皆様、CPAエクセレントパートナーズの国見社長、スタッフの皆様、心より感謝申し上げます。
(※ 写真は許可を得て掲載している)
1144名もの方が参加されたらしい。
25ものセッション(パネルディスカッション)が開催されましたが、私は「プロフェッショナルとしてのキャリアの可能性」というテーマのセッションに、以下のメンバーで登壇させて頂いた。
約1時間のパネルディスカッションだったので、あっという間に時間は過ぎてしまい、言いたかったことの半分も言えてないが、プロフェッショナルとしてのキャリアの形成には、10年・20年と世のため人のために役立てる得意分野・専門分野を築いていき、それを磨き続けることではないかと思う。得意分野・専門分野は仕事を通して見付けるものであり、会計士受験時代や監査法人に入所したばかりの頃に決定しない方がいいと思うし、また隣の芝を見るべきでもない(=他人と比較すべきではない)と思う。
登壇者の浅野さんと私は、目の前の仕事をやり続けたら、その分野で突き抜けた実績や技術を得ることができた。他方、菊池さん、尾下さん、松下さんは、突き抜けることができる分野を自分で開拓していった。キャリアの形成の方法はひとつではないが、我々に共通するのは、目の前のことにたゆまぬ努力をし続けてきたということだ。
公認会計士の試験に受かったからといってプロフェッショナルとはいえず、有資格者でもジェネラリストは山程いる。逆に有資格者でなくても何かの分野で突き抜けたものを持っている真のプロフェッショナルも山程いる。隣の芝ばかり見て、儲かりそうな仕事があったら、すぐそっちに飛んでいくようなバッタのような人間は少なくないが、そういう人たちは10年後、20年後に、いったい何が残っているというのか。
自分を磨き続け、運を掴み、世のため人のために行動することが、プロフェッショナルとしてのキャリア形成ではないか、というのが私の考え。他の登壇者はまた違った考えをお持ちだが、それはそれで面白いと思う。
当セッションの事前打ち合わせの際に「堅苦しい内容にはせず、笑いを取ろう!」という話をしていたのだが、一番笑いが起こったセッションだったようで、とりあえずミッションコンプリート。肩を撫で下ろした。ファシリテーターの菊池さんがいい仕事をしてくれた。
大雪が降るという予報の週末に、これだけの人が来るって、すごいことやね。
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夜は、別会場で懇親会。
会計士業界の錚々たる重鎮も含め、数百人が列席されていた。
一緒に本を書いた平林亮子さんとも久しぶりの再会。
YouTubeにも出て頂いた真理子先生も。
EY新日本監査法人の片倉理事長も。
いつ見ても素敵な方だわ。
そして、いつも黄色いジャケット。EYカラー。
業界の有名人、白井さんと葛西さん。
KPMG時代の同期 山崎さんとは、約20年ぶりに再会。
この1年で100枚も名刺交換をしてなかったと思うが、今日1日で100人以上の方と名刺交換をさせて頂いた。当ブログを長年ご覧頂いていたという方や、拙著を読み込み決算早期化やIFRS導入を達成させたという方も多く、嬉しい限り。学生時代に拙著を読み公認会計士を志し、合格されたという方からも御礼のコトバを頂いた。こちらこそ、ありがとうございました。
懇親会ではほとんど食事ができず、腹ペコだったので、一緒に登壇した浅野さんと真理子先生と2次会へ。おつかれさま。
今日は、ブログの読者の方々、懐かしの同志、業界の大御所まで、多くの皆様と交流できて、楽しい1日だった。ご来場頂きました皆様、登壇者の皆様、CPAエクセレントパートナーズの国見社長、スタッフの皆様、心より感謝申し上げます。
(※ 写真は許可を得て掲載している)
みなとみらいの翌朝。
雲一つない青空。
けど、花粉症で頭痛がする…。
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今日は、いよいよ「黒字社長塾 in 東京」!

8名限定で募集したところ、全国から8名の社長が集まってくれた。全員がリピーター。
これまで対面での「黒字社長塾」は沖縄で開催していたが、今回は懇親会の会場が先に決まり、その懇親会の会場から一番近い貸会議室を借りてやろう! ということになって、西麻布に集結した。遠路はるばる申し訳ないねぇ〜と思っていたが、8名のうち3名は徒歩で来られた。良い所に住んでますなーー。
今日の「黒字社長塾」のテーマは、「経営者のための知的生産術」。経営者(特に社長)にとって、最も重要な仕事の一つが、この「知的生産活動」だと思うが、最も出来ていないように思う(特に中小企業の社長)。そもそも、「知的生産活動」って何?? というレベルではないか。
あらゆる情報や体験や経験や人間関係などの中から見識を広げ(input)、自分の頭で考え(throughput)、自分で新しい答えを出す(output)ということを、日々脳内で行う必要があり、それを日々行うからこそ、伝達力やプレゼン力や文章力や交渉力が上がる。最近流行りの「言語化」ってのもの、これらの「知的生産活動」なくして成し得ないと思う。
では、その「知的生産活動」は具体的にどのように行うのか。松岡正剛著『多読術』を課題図書として事前に読んできて頂いた上で、私の読書術、思考術、ノート術、プレゼン術を公開した。詳しい内容は、書き出したら長くなるので、また気が向いたら。
ネットで何でも情報が取れる時代になり、ネットを見ることに忙しくて、本を読む時間が取れない、という人は多い。今回の受講者の多くが「最近全然本を読んでいない」と言っていた。そういう時代なんだと思う。
ただ、何冊も本を書いてきた人間だから断言できるが、ネットに載ってる情報と、書籍化された情報では、中身も重みも100倍違う。このブログは1コマ1000文字位で、数十分あれば書ける。しかし、書籍化された原稿は、その何倍もの時間をかけて書くし、執筆者も編集者も何度も校正を重ねる。ウソはかけないし、出処も調べるし、変なこと書こうものなら削られる。
だから、(松岡正剛氏がいうように本はカジュアルに読みたいものを読めばいいと思うが)本を全く読まないという生活習慣は改めた方が良いのではないか、というのが私の考え。社長であれば、世の中に関心がないことはないと思う。関心あるものから、何か1冊手に取って、移動中の電車や飛行機の中ででも、本をペラペラとめくってみるだけで、無知から未知へ、未知から既知へと、世界が変わっていく楽しみが得られると思う。その楽しみは、ネットサーフィンでは得られるものとは違う。
どんな本から読んでもいいと思うが、何を読んだらいいのか分からんという人は、関心あるジャンルから、クモの巣状に関心の輪を広げていくような読み方をすればいいんじゃないか。上の「読書MAP」は、私のこの2〜3年の読書遍歴をMAPにしたものだが、やはり関心あるテーマの本を関連付けて読んでいるのが分かる。全く関心のないジャンルの本を手に取るのも楽しいかもしれないが、まずは関心のあるものに対して「知に飢える」ことが、「知的生産活動」の入口だと思う。

5時間の講義は、あっっっっとという間に終了。
目からウロコをボロボロと落としてくれた受講者の皆様と記念撮影。
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そのまま全員で懇親会会場の日本料理店『豪龍久保』へ。

6万円(+税)のコースのみ。
店主久保氏自らが全国各地に赴き、旬の食材を選りすぐり、その季節の最高の食材を提供してくれる。黒字社長塾の塾生の皆様にも、この最高水準のお料理を召し上がって頂きたいと思い、貸し切りにさせて頂いた。

店主久保氏。
目の前でタラバ蟹を焼いてくれる。めっちゃ熱そう。

コース料理は、御飯、御椀、デザートを除いて、9品。
すべてが美味しすぎて、コトバを失った。
塾生の皆様も感動しっぱなしだったと思う。
久保氏オススメの日本酒やワインも感動だった。

〆は、タラバ蟹を使った釜飯。
タラバ蟹で米が隠れてるじゃねーか!
何合炊いてくれたのか分からないが、美味しすぎて、ほとんどの人が2〜3杯食べていた。
胃袋崩壊。
と思ったら・・・

お誕生日おめでとうございます!!
塾生一同より。
巨大タルトを皆でシェアして食べた。
別腹やね。
よく学び、よく食べて、こんな幸せな日はないね。
また次回の「黒字社長塾」も楽しみだ。
オンラインの「黒字社長塾」も楽しみだけど、対面も続けたい。
今回、塾生の中から、次回は萩の「松下村塾」で「黒字社長塾」をやろう!という声が上がり、他の塾生も賛同してくれたので、次は「黒字社長塾 in 萩」かな。家族みんなで来て頂いて、私がオススメの温泉宿に泊まって、萩の美味しいふぐ料理を食べて頂き、萩の美味しい日本酒を呑んで頂きたい。企画します!
2ヶ月ぶりに東京に来たが、都内のホテルは高すぎるので、今回はみなとみらいのホテルを取った。都内のビジネスホテルより、みなとみらいのシティホテルの方が安い。羽田から都心に出るのも、みなとみらいに出るのも、時間は同じ。じゃ、みなとみらいでしょ。
約20年前にみなとみらいに住んでいたが、あれから随分と雰囲気が変わった。当時は空き地だらけだったが、いまは有名企業のオフィスビルやホテルや高層レジデンスが建ち並んでいる。いい街になったね。
顧問先の社長もみなとみらいまで来てくれ、打ち合わせをした後、食事した。
Westinの前にある『Trattoria Tabule』(トラットリア タブレ)というレストランへ。「中東イタリアン」という「中東料理」と「イタリアン」のマリアージュ。ミシュランシェフ2人のタッグによる新ジャンルの新店。以前、このレストランで食事をして、衝撃を受けた。それ以来、横浜に来るとここで食事をしている。
アラカルトメニューもあるが、コースメニューがオススメ(コースの方が安いと思う)。シェフのオススメ料理が次々と運ばれてくるが、どれもめちゃくちゃ美味しい。感動。イタリアンなのにトルコ。トルコなのにイタリアン。訳わからん。
ワインもお手頃な値段で美味しいものが頂ける。
そしてなにより、このレストランは接客がいい。今日はオーナーさんがお休みだったが、アルバイト店員と思われる若い女性の接客も気持ちいいものだった。結局のところ、記憶に残るものって、味や器や空間だけでなく、接客してくれた方の笑顔であったり、何気ない気配りだったり、こちらが想定していないことを当たり前のようにやってくれることへの驚きであったり、喜びであったりという出来事や感情なのだ。それが、「また来たい」と思わせる。
このレストランは、ヘビーローテーションで来たい。
昨日(3/5)、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が、我が国最初の「サステナビリティ開示基準」を公表した。一定規模以上の上場企業は、決算時に財務情報のみならずサステナビリティ情報を開示しなければならない。
大学時代に恩師 平松一夫先生が「会計ビッグバン」の先頭に立ち、日本の会計・開示が根こそぎ変わった。その時代の変化を目の当たりにして、私も会計・開示を生業にすることを決めた。
あれから約30年が経ち、平松一夫先生の弟子であり、平松ゼミの先輩である阪先生が「サステナビリティ開示」の先頭に立ち、日本の開示をビッグバン並みに変えようと尽力されている。再び、その時代の変化を目の当たりにすることになった。
なんというか、興奮している。
きっと誰にも伝わらないだろうけど、開示は面白い。
セミナー開催情報
■プロネクサス主催
2025/4/1〜5/30
オンデマンド配信
『経理部に配属された方が「はじめに」受ける講座』
●満員御礼のセミナー、公募していないセミナーは掲載しておりません。
●武田雄治へのセミナー・講演・研修の依頼は、武田公認会計士事務所HPよりお願いします。
2025/4/1〜5/30
オンデマンド配信
『経理部に配属された方が「はじめに」受ける講座』
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プロフィール
公認会計士 武田雄治
●武田公認会計士事務所 代表
●関西学院大学 非常勤講師
■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のHPよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。
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