公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

健康のはなし

「インターバル速歩」のススメ




健康ネタ。

ジムに雑誌『Tarzan』を置いてくれているので、毎号欠かさずチェックしてますが、いつもすさまじい編集をされています。 3月24日号は『歩く』特集。

ここで紹介されているのが、『インターバル速歩』というもの。
『インターバル速歩』とは、3分ゆっくり歩き、3分早く歩くということを交互に繰り返すウォーキングのこと。

『インターバル速歩』を続けると、数週間から半年で、身体に様々な変化があらわれるということが書かれています。体重が減ったり、筋力が向上したり、高血圧・高血糖などが改善したり・・・・・・。

また、注目すべきは、1日1万歩歩くよりも、『インターバル速歩』の方が効果があるということ。以下のグラフは『Tarzan』でも引用されていたものですが、『万歩』よりも『インターバル速歩』の方が効果が絶大であることが一目瞭然です。

インターバル速歩
[出処]

私は、以前も書いた通り、昨年から万歩計を付けて歩いていますが、「1万歩」を歩くということに大した意味はないと思っていました。ちょっと歩けば「1万歩」いきますから。それより、短い時間でも良いので、ちょっと息が上がるくらい、もしくは、ちょっと汗が出てくるくらいのスピードで早歩きした方が健康に良いと思います。

最近、ワンコの散歩をして思ったのですが、ワンコこそ『インターバル速歩』の達人ですよね。毎日ワンコの散歩に付き合うことは、長距離ランをするよりも健康に良いのではないかと思います。


確実に結果にコミットする方法

先週、体脂肪率が7%台になったと書きましたが、
体重も、約20年ぶりに62キロ台となりました。
共に、社会人になってからの最低記録を更新中です。

健康ですのでご心配なく。
太ってた頃よりも基礎代謝量が増加し、体内年齢は20代をキープしています。

なお、首周りが1年間で5cmも縮んでしまったので、スーツに続き、シャツもすべてオーダーし直しました。




「何を目指しているのだ?」とよく聞かれますが、いちいち応えるのが面倒なので「不二子ちゃん」と応えてます。

ちなみに、峰不二子の体型は、
身長:167cm、体重:50kg、B:99.9cm 、W:55.5cm 、H:88.8cm
だそうです。

体重とウエスト以外は不二子ちゃんに近いところきました。あと少しです。




という冗談はさておき、「何を目指しているのだ?」と言われても、具体的に何を目指しているわけでもなく、単に健康でいたいというだけ。

「痩せる秘訣を教えてくれ」というようなことを言われますが、これは以前、「ジム通いを続ける方法」でも書いたのと全く同じで、「なりたい自分」のイメージを持っているかがすべてだと思います。イメージしたもの以上のものは手に入りません。Image comes first. です。自分がなりたい姿をイメージして、現実とのギャップを埋めるためにやれることをやるのみ。

何事も同じです。公認会計士になりたいなら、公認会計士になった自分をイメージする。社長になりたいなら、社長になった自分をイメージする。億万長者になりたいなら、億万長者になりきって行動する。なりきり力では誰にも負けません。なりきり通したら、その通りになります。ちなみに、今年に入ってから、ホテルのアップグレード率は100%です。



来週、本が出ます。
《第2版》とありますが、半分以上は新しい原稿です。
なので、買ってね〜


糖質制限はしてません

糖質制限ダイエットの第一人者といわれる方が心不全で亡くなったというニュースが流れた日、

『お前は大丈夫か!?』

的な連絡があったのですが、糖質制限ダイエットはしてませんから大丈夫だと思います。

というか、今はダイエットもしてません。



この連絡を頂いた瞬間に、

『糖質制限ダイエットと死因(心不全)に因果関係があるのか??』

という疑いが湧きまして、そういう時はtwitterを検索するに限ります。

こちらのブログで倫理的な説明がなされております。



そういえば以前「糖質制限をしているのか?」といった多くの健康マニアからの質問について、気が向いたら回答すると言いながら回答してませんでした。

結論としては、上述のとおり、糖質制限ダイエットはしてません。が、色々と健康本を読み漁ると、大きな病気の原因のひとつが、口から入れるもの(食品添加物、農薬など)や、肌につけるもの(化学物質など)であろうとほぼ確信しました。なので、我が家にある食品と日用品は入れ替えました。本物は若干コストはかかりますけど、背に腹は代えられません。医療保険に入ったと思えばいいんです(ちなみに保険は入ってません)。

口から入れるものに気を使うようになったということで、自然と糖質摂取量は減ったと思いますし、チェーン店での食事は止めましたし、ラーメン屋は(昨年札幌で行ったのを除いて)半年以上行ってませんし、コンビニでの買い物も(水とビールと100円コーヒーを除いて)止めました。

「ビールはいいのか?」 って言われるのが分かっているので、先に言っておきますが、いいわけないでしょ。でも、痩せたらビールが美味しくなるのです。1日1本だけ飲んでます。

こういう生活に変えると身体が欲するものが変わってきまして、不思議なもんで、この私が牛肉(焼肉)を食べたいと思わなくなり、最近もっぱら鶏肉、豚肉です。
これは私も、驚き、桃の木。

あと、こういう生活に変えてから気付いたことですが、ブログに健康ネタを書くとアクセスが増えるのです。山椒の木。


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2015/6/21 ガンで死ぬ人が多い原因を調べてみた
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冬場のマラソン

原因と結果の法則というものがあります。
何らかの結果となったことには、たった一つの根本的な原因がある。

クライアントの社長さんが年末年始からずっと体調を崩されており、まだ完治しません。
あまりにも長引くのでナンぞあると思って原因を探っていたのですが、社長さんから話を聞いていると、年末から健康維持のためにマラソンを始めたということが分かりました。しかも体調を崩されてから、意識的に運動しなければならないと思い、マラソンの頻度を増やしつつあるとのこと。おそらくこれが体調不良の原因です。

この極寒の中、マラソンをしても身体は温まりませんし、仮に汗をかくほど身体が温まったとしても、その後に汗が引くと低体温になります。陸上部出身の私でも、マラソン後の低体温は危険を感じますので、冬場は走りません。

冬場は屋内のプールとかランニングマシンで有酸素運動をした方が良いと思います。プールやランニングマシンが身近になければ、トランポリンで良いです。amazonで4,000円弱で買えます。私の自宅にもありますが、マラソンをするくらいのカロリーを消費してるのではないかと思います。

どうしても外を走りたいのであれば低体温にならないように十分に気を付けてくださいませ。






フローリングの上でトランポリンをする場合は、こちらのマットをひかないと床が凹みますよ。




【オススメ本】内海聡+真弓定夫著『医者だけが知っている本当の話』




何かの結果を招いたのには、たった一つの(根本的な)原因があります。

『原因と結果の法則』です。

その根本的な原因を探ることなく、表面的な改善で済ませようとしても、問題を解決することはできず、場合によっては問題を拡大させることもあります


顕著なものが医療の世界。


例えば、本書にも書かれていますが、

 ◯ (食生活の乱れや運動不足などによる)生活習慣の悪化
        ↓
 ◯ 血液が全身に回りにくくなる
        ↓
 ◯ 血圧が高くなる(高血圧になる)


という因果関係が一つとして考えられます。

このような因果関係があれば、高血圧を解決するためには、生活習慣の改善しかありません。

しかし、医療にかかると、血圧を下げる薬が処方されるだけです。

つまり

 ◯ (生活習慣を変えずに)血圧を下げる
        ↓
 ◯ 血のめぐりが悪い状態になる
        ↓
 ◯ 呆ける(認知症になる)


ということになる。

「これはもう現代がつくり出した、病気というよりも、無理やりつくられた医原病的な社会的な病気と言っても過言ではない」(P36)と現役の医師が述べているほど、おかしなことになっている。


私があることをキッカケに、健康に気を使うようになり、予防医学を勉強するようになり、そこで感じることは、『原因と結果の法則』に逆らってはいけないということです。

あらゆる病気(発熱、ガン、嘔吐、下痢、アトピー性皮膚炎などなど)には、根本的な原因がある。その多くは、口から入れるもの(加工食品、食品添加物、放射能、農薬まみれの食料など)と、皮膚に触れるもの・つけるもの(シャンプー、リンス、石鹸、洗剤、化粧品などの化学物質まみれの日用品など)にある。そういったものを見直さずに、病気になったら病院に通い、薬で対処しても、問題を解決することはできず、場合によっては問題を拡大させることになる。「あらゆる薬は毒」ですから。

健康を保つためには、マラソンしたり、プロテイン飲んだりすることも大切かもしれませんが、それ以上に大切なことは、無知を知ることだと思います。ごく普通の食生活をしている子どもたちは、年間でだいたい1500種類の薬を食べ物を介して摂っているといいます(P204)。口から入れるもの、皮膚につけるものについても、無関心ではいられません。

本書を読んで、大きく頷いたのは、「(人間だって)動物ですよ」という真弓先生のコトバ。もともとは人間だって猿と同じ。外で裸で生活していたわけです。だから、本来は裸でいても、菌にまみれても、風邪を引いても、熱が出ても、自然治癒力が備わっているはず。なのに、我々の生活が便利になりすぎ、「不自然な生活」をしてきたことにより、汗もかかず、体温も下がり、抵抗力も、免疫力も低下し、動物本来がもつチカラがなくなってきている。

こうなったのは、医師の陰謀、メディアの洗脳などとも言われますが、我々の無知にも原因があるのは確か。

本書の著者の内海聡さんは、自身で「キチガイ医師」と称し、過激な発言を繰り返しているため、批判も多ようです。私はこれまで内海聡さんの本を10冊以上読んできましたけど、中立的に予防医学的な見地からいえば、買わなくてよかったと思った本は1冊もありません。本書もまた然り。『薬が人を殺している』などは読みやすくてオススメです。あと99%シリーズも。


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『食べない健康法』で健康になるのか(5)

続きです


村山彩著 『あなたは半年前に食べたものでできている』 (サンマーク出版) を読んで知ったのですが、日本人の摂取カロリーは減少傾向にあり、なんと、戦争直後の1946年より少ないそうです。

-------------
1946年 1903キロカロリー
1950年 2098キロカロリー
1970年 2210キロカロリー
1975年 2226キロカロリー  (← ここがピーク)
2000年 1948キロカロリー
2011年 1840キロカロリー
(厚生労働省:国民健康・栄養調査より)
-------------


一方で、日本人のメタボリックシンドロームは、予備軍も含めると、

-------------
40歳〜74歳で 2161万人
65歳〜74歳で 897万人
75歳以上で 585万人
(厚生労働省:平成25年国民健康・栄養調査より)
-------------

もいる。



なんで!?

って思いますよね。


運動不足も原因だと思いますが、本書では、栄養バランスが崩れていることが指摘されています。取り込んだ栄養素がうまく燃えない 代謝されない  脂肪がたまる  内臓脂肪となる   メタボ という循環。本書のタイトルのとおり、 『あなたは半年前に食べたものでできている』 ので、何かを口に入れる際に、『この食べ物が半年後に自分になってOKか?』を問うことを提案しています。添加物や油がたっぷりの1000キロカロリーの弁当よりも、2000キロカロリーあっても栄養バランスの取れた一汁三菜の方が代謝が良いかもしれません。


私はこの3ヶ月で5キロくらい痩せましたが、カロリー数だけを減らすこと以上に、『何を食べないか』『何を食べるか』を意識しました。食品などの原材料ラベルは必ずチェックしてます。予防医学的にも良いと思います。

『食べない健康法』で健康になるのか(4)

続きです


これまで、「1日1食」「半断食」「3日断食」について書かれた本を紹介してきましたが、今回は「◯◯制限」系の本をご紹介します。

噂のジョコビッチの本です。


ジョコビッチの生まれ変わる食事
ノバク・ジョコビッチ
三五館
2015-03-21



ピーク・ヒューマン・パフォーマンス(人類が行いうる最高のパフォーマンス)を出すにはどうしたら良いのか?

かつてジョコビッチは、フェデラーとナダルというテニス界の世界最高といわれる2人には追いつかず、「第二集団」でもがいていた時期がありました。世界ランク3位で伸び悩んでいたとき、ある簡単な検査で「あるもの」に過敏な体質を持っていることを知ります。

そこで彼は、「食事」から「あるもの」を取り除くことにしました。すると、ジョコビッチは「まったくの別人に」なり(P29)、人生が一変することになります。



その「あるもの」とは、グルテン

グルテンとは、小麦・ライ麦・大麦など穀物に含まれているタンパク質の一種で、パンやうどんのもちもち感や弾力の素になる働きをするもの。グルテンは、パン、ホットケーキ、パスタ、ピザ、シリアル、ケーキ、クッキー、ビール、多くの加工・人口食品などに含まれています。

グルテンがパフォーマンスを下げる(肉体をむしばむ)理由は第4章に詳述されていますが、簡単にいえば、血糖値が上がり、インシュリンが分泌され、脂肪が増える(太る)ため。

以前、「低インシュリンダイエット」というものがブームになりましたが、「グルテンフリーダイエット」というのもあるようです。

ジョコビッチは、このように書いています。

私の人生が大きく変わったのは、体に合った正しい食事を始め、体が求めるとおりに従ったからだ。
(中略)
体のキレがよくなり、神経はさらに研ぎ澄まされ、かつてないほど活力がみなぎるようになっていた。

さらに動きが早くなり、柔軟性も増し、他の選手ならラケットが届かないボールにも届くようになり、かつ強さも増し、精神面の集中力も今までになくしっかりしてきた。疲れを感じることも、息切れすることもなくなった。アレルギー症状も消えた。喘息も出なくなった。今まであった恐怖や疑念はすべて自信と置き換えられた。もう3年近くひどい風邪やインフルエンザにかかったこともない。

一部のスポーツライターは私の2011年シーズンを「プロテニス史上最高の一年」と呼んだ。タイトルを10個獲得し、グランドスラムで3勝、そして43連勝だ。そのために変えたのはただ一つ、食事だけだったのだ

私が一番驚かされたのは、わずかな変化なのに、もたらす結果があまりにも劇的だったということだった
(P30〜)


第4章では、グルテンが含まれている食物が列挙されていますし、ジョコビッチがどういう食物を選んでいるのかも列挙されています。第5章では、「食べ方のルール」も書かれています。

これだけでもかなりのバリューがありますが、本書はまだ続きます。

第6章では、圧倒的成果を出す思考のトレーニングとして、話題の「マインドフルネス」(認知療法)や、「睡眠」についても、第7章ではジョコビッチが行っているトレーニングとして、「ダイナミック・ストレッチ(動的なストレッチ)」や「ヨガ」などについて触れられていますが、ここだけでも相当な内容です。

本書のタイトルに『食事』とついてますが、単に『食事』のことだけが書かれた本ではありません。
世界の頂点まで登りつめた人が、どのような習慣を形成しているのかを垣間見ることができる内容であり、個人的には最近読んだ本の中で最も良かったと思う一冊です。

(続く)


▼こちらもオススメ
夏井 睦著 『炭水化物が人類を滅ぼす』(光文社新書)

『食べない健康法』で健康になるのか(3)

続きです


最近読んだ本の中で、最も良かったのがこちらの『3日食べなきゃ、7割治る!』
『自然治癒力』を取り戻すことがいかに大切かが分かります。


3日食べなきゃ、7割治る!
船瀬 俊介
三五館
2013-12-18



タイトルのとおり、「3日断食」を薦めているわけですが、「3日断食」をすれば病気が治るといいます。「3日断食」ではなく、「少食」(1日1食など)でも病気の予防にはなるようですが、病気になった時には、医療にかかったり、薬を飲んだりするよりも、最低でも「3日断食」をした方が良いようです。
(実際にやるか、やらないかは、本書を熟読して、自己判断・自己責任で決めて下さい。)


本書によると、病気を癒やす、病気を治す、病気を予防する方法は5つ。

1.少食、断食(ファスティング)
●少食、断食により免疫力自然治癒力排毒力が全身の細胞レベルで増強する。
●風邪、下痢、便秘、アトピー、水虫、鬱、糖尿病、心臓病、肝臓病、ガン、不妊症、EDも治る or 改善する。

2.笑い
●笑うと、ガンと闘うNK細胞が6倍増える。
●免疫力がアップし、あらゆる病気が快方に向う(アトピー、高血圧、糖尿病なども)。

3.感謝
●感謝の心が病気を治す(脳科学で立証)

4.長息
●副交感神経が働き、血行が促進し、病気を治す。

5.筋トレ
●若返りのホルモン(マイオカイン)が放出される。


健康に興味がある方は、第3章の酵素の話、第4章の長寿遺伝子の話は必読。


個人的には、少食により花粉症患者の85%が完治したというデータ(P51参照)は大注目!
確かに、30代、40代で花粉症になったという方は多い。これは免疫力の低下。ってことは、免疫力をアップすれば、花粉症が治るのも当然?

(続く)

『食べない健康法』で健康になるのか(2)

続きです


前回紹介した石原結實先生『食べない健康法』は「1日1食」を薦めていました。この手の本を先月だけで10冊以上読みましたが、『食べない健康法』の中にも色々あるもんです。





こちらの本は、湯河原町で「半断食」を実践する施設を経営されている方の本。

「半断食」と「半日断食」は違います。
「半日断食」は、その名のとおり、朝・昼など半日間の断食をすること。
「半断食」とは、食事の量を極端に減らして生活すること(日常の10分の1程度に)。

この施設では、一定期間(2泊〜6泊くらい?)、泊まり込みをして森林浴などをして過ごすことによって、単にダイエットするだけではなく、心身ともにデトックスして健康を取り戻すことを目的としているようです。

本書によると、「半断食は、心身を一時的に休ませることで、細胞レベルで修復・再生・活性化を図り、短期間のうちに驚くほど健康になれる驚異の健康法」だといいます(P40)。

一定期間だけでも「半断食」を行うことにより、自然治癒力を最大限に活用することができ、心身の健康を維持しやすくなるようです(P48〜)。詳しい説明は本書でご確認ください。

1万人以上のお客様がこの施設を利用したとか。お客様の声、体験談も豊富に載っており、それらを読むと、ホントに「自然治癒力」を取り戻しているということが伝わってきます。

「健康」というと、多くの方が、医療、薬、サプリ、健康器具・・・と、現状に何かを「付加」することを考えるのではないかと思います。しかし、本当の「健康」は、この「自然治癒力」を取り戻すことであり、これは、余分なものを「除去」すること=デトックスすることではないかと思います(P64〜参照)。

体重を減らす、体脂肪を減らすということだけではなく、肌荒れ、アトピーなどの肌の不調、頭痛、関節痛などの痛み、便秘などの腸の不調、睡眠不足、心の不調なども、「除去」デトックスにより改善できるかもしれません。

前回書きましたとおり、『食べない健康法』を実践してから、身体が「正常になった」ということが実感できるようになりましたが、これも「自然治癒力」かもしれません。

(続く)

『食べない健康法』で健康になるのか

先日、体脂肪率が1桁になりましたが、体重も社会人になってからの最低記録を更新しました。体脂肪率を減らすと決断したのが7月27日で、その時点で12.8%だった体脂肪率が、9月5日に9.6%になました。1ヶ月半でマイナス3.2%。その間に体重も2.5キロ減りました。

この1年で約8キロ痩せたことになります。

痩せると、めちゃくちゃ体調が良いです。



「健康」に関する本は、これまで山のように読みましたが、本によって書かれていることが微妙に違います。糖質制限ダイエットを薦める本もあれば、糖質制限ダイエットは危険だから絶対にダメという本もある。果物は糖質の固まりだという本もあれば、果物が最高の食べ物だと薦める本もある。断食を薦める本もあれば、1日3食を食べなければならないという本もある。何を信じたら良いのか分からなくなる人もいると思います。そういう場合は、もっと知識を吸収すれば真実が見えてくるのですが、最も大切なことは知識の吸収ではなく、「自分の身体に聴く」ということだと思います。

私は、ほぼ1人でいくつものプロジェクトを行っていますし、セミナー・講演に呼ばれることもあるため、絶対に風邪を引いてはなりません。だから、人一倍、健康には気を使います。その際に、常に「自分の身体に聴く」ということを欠かしません。

常に「自分の身体に聴く」と、どうなるとパフォーマンスが上がり、どうなるとパフォーマンスが下がるのかということが分かっています。

例えば、これまでの経験上、
 ■太るとパフォーマンスが低下する
 ■食べるとパフォーマンスが低下する
 ■ビールを700ml以上飲むと、翌日のパフォーマンスが低下する
 ■筋トレの後にビールを飲むと、筋トレの効果がなくなる
 ■睡眠が6時間以下だとパフォーマンスが低下する
 ■睡眠を8時間取ると低下したパフォーマンスが回復する

といったことが、(医学的に正解かどうかは分かりませんが)自分の身体に聴けば、見えてきます。
これ以外にも、乳製品を取ると腹の調子が悪くなるとか、ラーメンを食べた翌朝は確実に体重が増えてパフォーマンスが低下するとか、食べないと便が出るとか、色々あるのですが、言い出したら終わらないので、これくらいにしておきます。



体脂肪率を減らそうと決断したのも、パフォーマンスを上げるためです。

具体的に何をやったのかということをよく聞かれるのですが、
  ■摂取カロリーを1800キロカロリー以下にする
  ■基礎代謝(消費カロリー)を1800キロカロリー以上にする

ということを意識し、
  ■これまで「1日2食」だったものを、原則「1日1食」(=夕食のみ)にする
  ■ビルドアップ型の筋トレから、基礎代謝を増やすための筋トレに変える

ということをやっただけです。



こういうことを言うと、「ストイックですね」と言われるのですが、本人は全く苦に思っていません。

先日、「情熱大陸」である陸上選手が出演していた時も、毎日決まった運動、食事を取る選手に対して番組スタッフが「ストイックですね」と言っていましたが、そうでしょうか。本人にとっては「習慣」ですから、やらない方が気持ち悪い。



「健康」に関する本のなかで、私にとってバイブル的な本が、石原結實先生の『食べない健康法』という本なのですが、この本の中で、「今、日本人の死因の断トツ1位に居座りつづけているガンは、『食べすぎ病』と断言してよく、少食にすれば、その予防や再発の予防が可能である」(P62)と述べています。

「1日1食」なんて出来ねぇーよ、と思っている方は多いのですが、人類300万年の歴史のうち、299万9900年以上は、飢餓の中で暮らしてきたのであるから、「空腹」の中で健康を保つ術は、体内に備わっている」(P21)のです。

一方、食べすぎた場合、糖や脂肪、タンパク質などの栄養素をどう処理してよいかわからず、高血糖(糖尿病)、高脂血症(脂肪肝、動脈硬化)、高尿酸血症(痛風)、肥満等々、あらゆる栄養過剰病にかかっている(P21)わけですので、「1日3食」を食べなければダメだという常識を疑った方が良いと思います。

長生きしているデブはいません。

ちなみに、私は肉ばかり食べているように思われていますが、月に1〜2回しか食べてませんから。
私をマネしてかどうか分かりませんが、facebookに肉の写真ばかり上げている方がいますけど、動物性タンパク質の摂り過ぎはよくないはずです。


さて、

そうやって1.5ヶ月で体質を変えましたが、冒頭でも述べたように、めちゃくちゃ体調が良いです。
具体的には、
  ■身体が軽い(←当たり前?)
  ■持久力が上がる
  ■若干テンションも上がる
  ■食事・アルコールが美味い(←全然違う)
  ■多少の睡眠不足でも疲れにくい

といったことが、ハッキリと分かります。一言で言えば、身体が「正常になった」ということが実感できます。

『食べない健康法』には批判があるのも承知してますし、批判している文献も読んでますが、今のところ、『食べない健康法』は健康に良いと考えてます。



「食べない」健康法 (PHP文庫)
石原 結實
PHP研究所
2012-01-07




(続く)
新刊書
公認会計士


プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●関西学院大学 非常勤講師

武田雄治


■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のHPよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

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