公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

自己啓発のはなし

自らを信じる人は くよくよしない

辻仁成さんのツイートより。

辻仁成



すべて同意。禿同。

すべては選択・決断・行動の結果

これまでの人生、これからの人生、過去も未来も、
すべては選択・決断・行動の結果だと思います。



人生、常に選択に迫れます。

 やる vs. やらない
 手に入れる vs. 手に入れない
 受け入れる vs. 逃げる
 踏み出す vs. 引き下がる


・・・といった二者択一です。

どちらを選択するのも自由。

選択する自由があるということは、人生は自由に書き換えられるということ。

人生は、自分が選択した方向に進むことができる。



しかし、多くの人は、選択をしない、もしくは、目の前に選択肢があることにすら気が付かない。言い換えれば、「流される」人生を送る、もしくは、流される人生を正当化する。

エーリッヒ フロムは、人生で失敗するのは「二者択一から選ぶ余地があるとき、それに気付かない」という人だといいます。その通りだと思います。ゆでガエルは、ゆで上がって死んでいくのです。



常に多くの選択を迫られる中で、流されることなく、また間違えることなく、正しい選択をし続けるには、先に自分が進むべき方向を決めておくべきです。

 ホントは何がしたいのか?
 ホントは何を手に入れたいのか?
 ホントはどこに行きたいのか?


人生のゴールを先に決めてしまえば、選択・決断・行動に迷うことはないと私は考えます。


人類が自らを破壊するのは、人間の心が本質的に邪悪だからではない。現実的な選択肢とその結果に気づく能力がないからだ。
(略)
責めるべきは問題を直視する勇気の欠如と、それを理解しようとする理性の欠如なのである。

(エーリッヒ・フロム著『悪について』 P188より)


成長したければ自分に負荷をかける

100圓離戰鵐船廛譽垢鮖ち上げることが出来る人が、60kgや80kgのベンチプレスを何回持ち上げても、(意味がないとは言いませんが)筋トレの効果が低いのは言わずもがなです。補助を付けながらでも105kg、110kgと自分の限界を超える負荷をかけることによって筋肉量が増量します。

仕事についても同じです。100のValueがある人が、60Valueや80Valueの仕事をどれだけやっても、(意味がないとは言いませんが)自分のValueは増加しないと思います。自分と格闘し、チームに支えられながらも105Value、110Valueと負荷をかけることによって自分のValueは増加します。

先日、私が『経理部から経理部に転職することを考えている方には、売上高が1桁大きい会社に転職することを薦めています』と書いたのは、それが自分のバリューアップに繋がると思っているからです。

そうやって売上高が1桁大きい会社に転職した人をフォローすると、みなさま、それなりに苦労されているし、辛くて泣きそうになっている人もいます。これまで持ち上げることができなかったベンチプレスを持ち上げる訳ですから、そりゃ辛いでしょうし、泣きそうにもなると思います。しかし、「前の会社に戻りたい」と弱音を吐く人は見たことがありません。むしろ、「前の会社で自分は何やってたんだ・・・」、「もっと早く転職すべきだった・・・」と過去を悔やむ人の方が多いです。

限界を超えることにより成長し、大気圏を突き抜けることにより無重力になる。それが進化であり、幸福感であり、自己超越ではないでしょうか。

継続学習の差が、人生の差

金土日と3日連続で、都内某所にて、とあるセミナーを受講していました。3日で33時間。

会計士の受験勉強中でも、こんなに座ってなかったぞ・・・。

私はセミナー講師として登壇することも多いですが、セミナーを受講することも多く、この数カ月は「喋る」「受ける」「喋る」「受ける」・・・が毎週繰り返し続きます。なぜセミナーで喋り、セミナーを受けるのかといえば、私自身が「その道の第一人者」のセミナーを繰り返し受講してきたことで人生が劇的に変わったからであり、継続学習の差が人生の差になることを確信しているからです。

人生において、お金と時間を最も投資すべきものは「学習」です。お金と時間を投資すれば、世界中の「その道の第一人者」の話を直接聞くことができます。その道のNo.1の講師から、No.1のコンテンツを元に、未知と既知を繋げ、思考領域を広げていく作業を繰り返していくことが、真の「学習」であり、自分の価値(Value)を最速で高めていく方法ではないかと思います。

この3日間、集中しすぎて脳がおかしくなりそうでしたが、投資しただけのリターンは十分すぎるくらいにありました。本を数百冊読んでも、この3日で得られた知識・体験は超えられないでしょう。こういう第一線の講師が知を共有してくれることを当たり前と思わないようにしなければなりません。よくあるセミナー受講マニアで終わらないように、セミナーが終わってからの時間も大切にしなければなりません。

来週は喋る側です。涙か鱗が落ちるようなセミナーをしたいと思います。

お金を追い求めるべきか

このブログに度々登場する大学の後輩であり公認会計士のY君(24歳)。

先日また連絡を頂き、都内で食事をしてきました。社会人になって2年ちょっと経ち、自分がやってきたこと、考えていること、目指していることが正しいのか、軌道修正が必要なのか、助言が欲しいと。相変わらず、志の高さに驚かされます。

かなり色々な話をしましたが、その中でひとつ、「お金を追い求めるべきか」という質問がありました。社会人2年目の自分は、年収なんて気にせず目の前の与えられた仕事をこなすことだけを考えるべきか、それとも年収を上げるためにガツガツを仕事を取っていくべきか。

私の回答は、後者です。

公認会計士試験に合格したからといって社会で闘うために必要な知識の1%も吸収していない訳で、そこで、やれ残業禁止だ、やれ休日出勤禁止だなどと言われ、定時まで仕事をして満足しているようではゼネラリストのままだと思います。若いうちはスポンジのように何でも吸収できるのだから、与えられた仕事に満足せずに、ガツガツと好き嫌いなく何でも吸収すべきです。その時に付けたアドバンテージはその後も埋まることはありませんから。年収を上げることをモチベーションにしたって構わないと思います。年収は人生の大きなバロメーターのひとつだと思います。

私は、自分の価値(value)と年収は収斂すると思っています。自分が1000万円のvalueのある人間であれば、いずれ1000万円の年収を得られるはずです(但し、環境を変えなけばならない場合もある)。逆にいえば、年収を上げたいのであれば、自分のvalueを上げるべきです。そのためには勉強するしかありません。

努力不要論を訴える人は多く、それはある意味で正しい主張です。努力と年収、努力と成功は比例しません。人の10倍努力をしたら、年収が10倍になるのか・・・って、なりません。但し、自分のvalueを努力せずに上げることは出来ないと思います。ある地点に達するまでは圧倒的な努力を継続すべきです。

努力をコツコツと継続していれば、ある時、ある瞬間に、大気圏を突き抜ける時が来るはず(私の場合は公認会計士試験に合格してから15年位かかった)。そうすれば、「努力」からも「お金」からも解放されるのではないかと思います。「お金」よりも「時間」を求めるのは、大気圏を突き抜けて無重力状態になってからでいい。それまでは何かを犠牲にしてでもお金を求めてガツガツ、ギラギラと働いてもいいんじゃないか、と私は考えます。


【関連記事】
2016/5/17 億万長者になる方法
2017/11/23 自分にしか見えない景色

成功の要因



図解してみた。
成功の要因2

テーマパークのような不思議な人生

シンガポール フラトン


日本経済新聞朝刊一面のコラム「春秋」(2018/5/12付)において、(米朝首脳会談の舞台に選ばれた)シンガポールのことを「人工的で清潔で、街全体がテーマパークのような不思議な国」と形容していました。

私が初めてシンガポールに行ったのは5年前のこと。その時から、これまで見たことのないような「街全体がテーマパークのような不思議な国」の魅力に取りつかれました。移住したいと思う3つの国のうちの1つです。

私がシンガポールに行く時に必ず携帯している 白石隆著 『海の帝国―アジアをどう考えるか』(中公新書)によると、シンガポールの建国は1819年であり、「1811年にはシンガポールはまだ人口数百人の小さな漁村にすぎなかった」(P4)といいます。シンガポールの「建設者」と知られるラッフルズが38歳の時にシンガポールが建国され、ラッフルズの提案通りに「自由貿易帝国」を作り上げる。そして、小さな漁村にすぎなかった街が、200年後には世界の貿易、金融、経済のハブとなり、いまだにその発展は衰えることを知らない。

当然、そんな街に足を踏み入れると、地鳴りがするような活気を肌で感じ、「生きている」という活力をもらいます。世知辛く、息苦しい所に身を置いているのがアホらしく思うほどに。

「とは言っても東南アジアだよな」という面もあるけど、自由のシンボルとしての側面もある。5年前にとんでもない成功者やとんでもない富裕者を目の当たりにして、自分の中で何かが崩れ、何かが弾け、一瞬にして価値観が変わり、魂に火が灯りました。

その時、宿泊していたマリーナ・ベイ・サンズのベッド脇に備えてあったメモパッドに、当時の自分からすると”非現実的”と一蹴されるような夢・願望を書きなぐり、ひとつの決断をして帰国しました。

結局、そこに書いたことは、すべて2年で実現させました。夢・願望に実現には、数年のスパンが必要ではあるものの、自ら選択し、決断し、行動したものは、着実に、確実に達成できるということを証明してきました。

今回のシンガポール滞在中にも、自分の人生の大きなミッションを一つ達成させました。

先日、このブログで「自分の人生もフィクションではないか」と書きました。自分の人生は、自分で自由に書き変えることができるのです。今無いものを嘆くヒマがあったら、自分がどう在りたいのかを考えるべき。一国家が「テーマパークのような不思議な国」と形容されるように、自分の人生を「テーマパークのような不思議な人生」にしてしまってもいいじゃないか。

人生100年時代なんて言われますけど、38億年の人類の歴史を365日とすると、100年なんて0.8秒に過ぎません。「あ」っという間に死んでいく人生。「テーマパークのような不思議な国」の夜景をぼんやりと眺めながら、本当はどうしたいのか自分に問い続けるべきだ、と改めて感じました。


人間を別にすれば、あらゆる動物たちは

生きていることの主たる仕事が、

生を楽しむことだということを知っている。


 ― サミュエル・バトラー(イギリスの作家、1835-1902)


(写真は、宿泊先の”The Fullerton Hotel” の Roof Top Barより)

70歳になっても海外ホームステイをして英語を学び直したいって、素敵すぎるやん

早いもので4月も最終日。

ということで、日経新聞の連載コラム「私の履歴書」(毎月1日〜末日までの連載コラム)も、本日が最終回。今月の「私の履歴書」を担当されたジャパネットたかた創業者 高田明さんのコラムの締めは、こんな文章でした。

私も今年で古希を迎えるが、これからが人生の本番と心得ている内外を旅して世界遺産を見たり、カジノを楽しんだり、下手なゴルフに挑戦したり、サッカーを応援したり。願わくば2〜3年、海外にホームステイして英語を学び直したい。情熱を持って生きている限り、人は年を取らない

私の座右の銘は「夢持ち続け日々精進」だ。この言葉が大好きで、何千回となく口にした。夢は「持っていたのに」と過去形ではなく、持ち続けるものだ。その夢に近づくために「昔は頑張った」と振り返るのではなく、「今を頑張っている」ことこそ大事だと思う

もう時間ですね。明はこれからも一生懸命、生きていきますよ。皆さんもお元気で!

高田明さんが古希(70歳)を迎えるというのは驚きでした。

先日紹介したサマセット モーム『月と六ペンス』 の書評において、「『自分が在るべき場所』を狂気ともいえるほどの激しさで追い求めれば、人生の最後に最大の愛と幸福に到達する」と書きました。自分は本当はどうしたいのか。本当はどこにいたいのか。本当は誰といたいのか。年齢は関係ないと思います。70歳になっても「海外にホームステイして英語を学び直したい」などの夢や情熱を持っていることは素敵なことだと思います。私は70歳になったら何をしているのだろうか。きっと今とはまったく違う生活をしていると思いますが、情熱だけは持ち続け、社会に何らかの足跡を残したいと思います。

人生は短くても長くても一度きり。

人生は一度きり


日経新聞朝刊の『春秋』も良い文章を書きますよね。
毎朝、日経の『春秋』と、読売の『編集手帳』は欠かさず読んでいます。

アフラックのCMに出演されていた方が先週亡くなられたようです。
その方の書籍の一節が紹介されています。
「人生は短くても長くても一度きり。泣いても笑っても一度きり。一瞬たりとも後悔なく生きたい」

私は森信三の『人生二度なし』が座右の銘となっておりますが、『人生二度なし』『人生は一度きり』と分かっていても、その時その時を全力で生きるのは難しいもの。

ただ、「時間の浪費」だけはしたくない。「なんとなく」の時間、「なんとなく」の仕事、「なんとなく」の人間関係、「なんとなく」のネット接続・・・に費やしている時間を合計すると、相当な時間になるかもしれません。そういう「時間の浪費」を無くしていくだけで人生はさらに有意義になると思います。私は空いた時間を出来るだけ読書に当てるようにしていますが、そう意識するだけで読書量は2〜3倍になります。それが(昨日紹介した池上さんの記事にもあるように)やがて仕事でも生きてくるのではないかと思います。



「人生の持ち時間を何に使えばいいか」という問題




先日行ったシンポジウム『宗教と生命』は、『激動する世界と宗教』と題する連続シンポジウムであり、第3回目の開催でした。

第1回目のシンポジウムは2017年8月に開催され、その記録が先日『宗教と資本主義・国家』として書籍化されました(第2回目のシンポジウムの記録は『宗教と暴力』として4月20日発売予定)。

本書でも、私が大尊敬している知の巨人、松岡正剛・池上彰・佐藤優の3名(+2名)が登壇(登場)し、侃侃諤諤の議論がなされております。

『宗教』『資本主義・国家』という難しいテーマではあるものの、松岡正剛氏が、「(このテーマを)私なりにいい換えると『合理と非合理とはいったい何か』という点にあった」(P144)と一言でまとめたのにはちょっぴり感動。本を読みながら唸り声を上げることが時々ありますが、この一文は唸った。詳しい内容を書くと面白くなくなるので・・・省略します。本書をご確認ください。

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今回は書籍を紹介したかった訳ではありません。池上彰氏と佐藤優氏の対談の中で、佐藤優氏がこんなことを言っているのです。

この場で初めて話しますが、私には、個人的な相談をする相手はほとんどいません。この10年ほどの間にサシで相談した相手は、池上さんだけです。何を相談したかというと、「人生の持ち時間を何に使えばいいか」という問題です。池上さんからいただいた非常に重要なアドバイスは「今は教育と研究を両方しているけれど、60歳までにどちらか一つに選んだほうがいいでしょう。選ぶとしたら教育のほうではないでしょうか」というものでした、私の心をよくわかっているなと思っています。(P72)


この「人生の持ち時間を何に使えばいいか」という問題は、究極の人生相談であり、私自身もいつも自分の問うている問題です。

20代・30代は「24時間戦えますか」のCMの如きガムシャラに働いていましたが、40代になってからは労働時間を極限まで減らしました。昨年、働き方を変えると宣言した通りです。50歳でリタイアするというのもこのブログで度々書いてきた通りです。時間はたっぷりあります。さぁ、ここでどうするかです。

そうすると、私の場合、もう一度ガムシャラに働こうとか、カネを稼ごうとか、そういう気分には全くならない。有難い程に色んな仕事のオファーを頂きますが、本業に関係ないものや、下請的なものは全てお断りしていますし、今後もやる予定は一切ない。

1日中アポイントがない、どころか、1週間アポイントがない、なんて時もありますが、じゃぁ何がしたいのか(何をしているのか)といえば、「教育と研究」ということになる。まったくカネにならないことを、ひたすらやっている。

池上彰氏が『私は今、7つの大学で学生に教えているのですが、これほど経済合理性に反する行為はありません』(前掲書P69)と述べています。私も大学院で講師をやっていたことがあるので、これはよく分かります。東京・新大阪間の交通費や宿泊代は自腹だったので、やればやるほど赤字でした。

人間は経済活動で一定の成果を上げるとお金から解放され、お金から解放されると資本主義的な論理とは違うところので活動をするようになるのでしょう(もちろん、そうはない人も沢山います)。ひたすら教会で教えを説くとか、ひたすら聖書やコーランを読む、といった宗教活動も、資本主義的な論理とはかけ離れた活動という意味では同じことかもしれません。

ここで『合理と非合理とはいったい何か』という話に結び付くわけです。『人生の持ち時間を何に使えばいいか』ということを問うと、合理から非合理、経済活動(資本主義)から精神活動(宗教活動)へと移っていく。合理の中で経済が発展したように、非合理の中で自己が発見・確立するのかな、と漠然と思う訳です。私の愛読書の辰濃和男著『ぼんやりの時間』(岩波新書)には、「ぼんやりは貴い」と書かれています。非合理な時間や、ぼんやりの時間を意識的に持ちたいと考えています。
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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役



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