公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

自己啓発のはなし

追い風

先日、私の母校の関西学院大陸上部の多田修平さんが、100メートル走で国内初の9秒台(9秒94)をマークしました。しかし、追い風4.5メートルのため公式記録とはならず、残念ながら参考記録に。追い風2.0メートルを超えると「追い風参考記録」となるのです。

かつて1マイル(約1.6キロ)を4分以内で走ることは、物理的に不可能だと思われていました。しかし、1954年、イギリスのロジャー・バニスターという選手が1マイル3分59秒4で走りました。すると、なんと、その後1年以内に23人もの選手が4分の壁を破ったのです。

おそらく、日本人が100メートル9秒台で公式記録を樹立する日は近いと思います。そして、そこから数年以内に何人もの日本人が9秒台で走ることになると思います。


人生において、これまで何度か「追い風」が吹いていると感じる時がありました。意に反して自分が走る速度よりも早く走っていると感じたり、背中を誰かに押されていると感じたり。

陸上のトラックを走っている時もそうですが、人生においても、向かい風よりも、追い風が吹いている時の方が不安になります。人間は、自分のペースが狂わされると不安になるものだと思います。

しかし、人生において「追い風参考記録」はありません。ペースが狂わされた時、走り続けるか、立ち止まるか、どちらかを直感で決めるしかないのです。私は追い風にのってどこまでも行ってしまう気性だと思います。これが良い結果になるか、悪い結果になるかは走ってみないと分からないけど、人生が変わるようなパラダイムシフトの瞬間になることが多いように思います。

投資する際の3つの注意事項

昨日紹介した渡部昇一さんと神田昌典さんの対談本『日本人の成功法則』において、「お金」の話題の中で、本多静六博士の話が取り上げられています。

「お金の達人」である本多静六博士は、投資する際の注意事項として、以下の3点を指摘しています。備忘録として書き留めておきます。

〃糞い僚朶弔鬚茲観察する。
好景気のときは倹約・貯蓄に励み、不景気の時代には思い切った投資をする。
L詰をしないで辛抱強く時節の到来を待つことも大事である。

この3つの注意事項を一言で言えば、「景気」ですね。

私も、株式、不動産、ビジネスへの投資をコツコツやっています。昔は大きな失敗もしましたが、今は大きな含み益を抱えるようになりました。きっかけとなったのは「私なりの投資の原理原則」を掴んだにあると思います。それは、「景気」です。「流れ」をつかむこと、「時節」を待つこと、値が下がった時に一気に勝負するだけのカネと勇気をもつこと・・・、ただそれだけ。私はファンダメンタル分析は殆どやりません。世の中は理より情で動いているからです。



私の財産告白 (実業之日本社文庫)
本多 静六
実業之日本社
2013-05-15

物事を先送りしていると必ず大きなツケが回ってくる

日経新聞夕刊一面の下の方にあるコラム『あすへの話題』は毎日目を通しています。

今日のコラム、アサヒグループホールディングス泉谷直木会長による
『時間マネジメント』
は、隅から隅まで良い内容です。

経営者は経営環境の変化が速度を増す中で迅速果断な意思決定を求められる。仕事も生活も含めて時間との闘いになる。そこでは時間のマネジメントが重要になる。言うまでもなく時間は有限である。過ぎ去った時間は取り戻せない。だから「忙しい」とか「時間がない」と言って物事を先送りしていると必ず大きなツケが回ってくる

「チャンスの神様には後ろ髪がない」と言われる。チャンスの神様は前髪しかないのでこの前髪をつかまない限りチャンスはつかめないということだ。似た言葉で「後で結うのが福助頭」という言葉を聞いたことがある。「結う」を「言う」と読み替えれば後悔先に立たずと同じような意味になるという。いずれにしても変化のスピードよりも速い速度で考え行動しないとチャンスはつかめない

時間マネジメントのコツは「段取り八分・仕事二分」に尽きると思うが、私は効果を上げるためにもう一工夫している。「時間の優先順位付け」「時間の見積もり」「時間の配分」の3つである。あれもこれもと沢山の仕事を並べ立てていても仕事は進まない。優先順位をつけるべきだ。次にその仕事を完成させる時間の見積もりをする。これをしないと計画的な仕事の進め方はできない。そしてワークライフバランスを含めた時間配分を考える。仕事ばかりでは良い知恵は生まれない。こうしていけば「時間に追われる」のではなく「時間を迎え撃つ」ことができる。そしてチャンスの神様の前髪をつかむことも可能になる。

時間は有限であり拡大することはできない。しかし時間を濃くすることはできる。私はこれで「忙中閑あり」を大いに楽しんでいる。


何度読んでも、全てに同感です。

●物事を先送りしていると必ず大きなツケが回ってくる
●速い速度で考え行動しないとチャンスはつかめない
●忙中閑あり


ホンマにそのとおり。


今日も仕事をしながら、

●行動が遅い者が必ず損をする
●行動が早い者が、行動が遅い者を駆逐する
●考えながら立ち止まっている者よりも、何も考えずに突き進む者が勝つ


・・・みたいなことを思っていたのです。


人生を変えるには『時間マネジメント』(タイムマネジメント)が欠かせないと思います。


▼オススメ本

TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント (SB文庫)
ハイラム・W・スミス
SBクリエイティブ
2009-11-16




【関連記事】
2015/11/9 六中観
2015/6/13 自分の価値観を変えなければ、人生は変わらない(22)

渡部昇一の絶筆のコラム 「二十代をどう生きるか」

去る4月17日に逝去された渡部昇一氏の絶筆の作となったコラムが、数年前から定期購読している「致知」(2017年6月号)に掲載されています。

「二十代をどう生きるか」という連載コラムの第78回目。

何だか、何度も熟読しました。

人生の恩師との出逢いも忘れなれない。高校時代に英語の授業を担当していた佐藤順太先生である。佐藤先生は知識を愛する人という表現がぴったりな方で、私は知らず知らずのうちに知識欲を掻き立てられ、身を乗り出して佐藤先生の授業を聴いていた。

卒業の際、遊びに来いとお誘いいただき、数名の同級生とご自宅に伺ったことがある。私はそこで生まれて初めて本物の書斎を見た。天井まで書棚があり、数々の和綴じの本や『小泉八雲全集』の初版、イギリスの百科事典24巻などが収蔵されている。とても山形県の田舎の一教師の書斎とは思えなかった。佐藤先生は着物姿でゆったり書斎に腰を掛けながら、いろんな話をしてくださった。

その時、私はこういう老人になりたいと強く思った。一生の目的が定まった瞬間だったと言っても過言ではない。まさしく佐藤先生に痺れたのである。

読んでるこちらまで痺れます。

ただ不思議なことに、他の同級生は誰一人痺れなかった。それどころか、後年同窓会で集まると、「そういえばそんな先生もいたな」と言う人が大半だった。もちろん彼らはそれぞれ他の先生の影響を受けたのだろう。だが、同じ先生に学びながら、全く影響を受けない者もいれば、私のように揺るぎない影響を受けた者もいる。

受け手の求める心や感性の如何によって、そこから学び取れる質と量は天と地との差になる、と言えるのではなかろうか。

私は、学生時代に「恩師」といえるような人や人生を決定づけた人には出会えなかった。むしろ、学生時代に出会った教育者はひどい人ばかりだった。私の感性の問題かもしれないけど、それを差し引いてもろくでもない人間ばかりだった。あぁいう大人にだけはなってはならないと思ったものです。

私淑する安岡正篤氏は、「師友」(=よい師や友)は肉親と同じほどの重要な役割をすると述べた上で、「師友のないことは最も深刻な寂寞、寂しさである」出処)と述べています。痛いほど分かります。社会人になってから、師友に恵まれたことは幸せなことです。ちなみに、安岡正篤氏は師や友は決して時と所を同じくする人ばかりとは限らず、「万里の彼方、千年の昔に師や友を得ることができる」(前出)とも述べています。

私はあの日以来、今日に至るまでの約70年間、佐藤先生のお姿や書斎のイメージが頭から離れたことはなく、いまも痺れっぱなしである。70代になって新たに家を建て、そこに10万冊ほどの本を収めた書庫をつくり、夢を叶えることができた。

ゆえに、若いうちに何になりたいかという強い意志を持つことその願望を思い描き、頭の中で鮮明に映像化し、信念にまで高めることが重要であると思う。脊髄の奥で沸々と願望を燃やしていると、天の一角からチャンスが下りてくるものである

70年間頭から離れたことがない。そういう方と出会えたということがすごいですし、そこから夢を追い求め、70代で夢を叶えたというのもすごい。痺れます。

20代を超えたとしても、師や友を得、願望を思い描き、信念まで高め、夢を追い求めたいものです。


【オススメ本】
渡部昇一『人生の手引き書 』 (扶桑社新書)

真の教養とは

今日も『安岡正篤一日一言』(5月31日)より。

■真の教養

およそ真の教養とは、人類の有する偉大な著作に親しむことによって得るものです。

そこで、昔から優れた定評のある良い書物を少しずつ読むことであります。

人間としての教養の書、人としての哲学の書、修養の書というものを、注意して毎日たとえ三枚でも五枚でも、そういう書物を必ず読むようにする。

いわゆる座右の書を持つということであります。


([出処]「安岡正篤一日一言」5月31日より抜粋。読みやすいように、改行、読点を入れました。)

ホントにその通りだと思います。
私にとっては、安岡正篤、森信三の本との出会いは、これまでのあらゆる教養を骨抜きにされたかのような衝撃でした。もちろん座右の書です。




修身教授録 (致知選書)
森 信三
致知出版社
1989-03-01

敗事は多く得意の時に因り、成功はつねに苦辛の日に在る

今日の『安岡正篤一日一言』(5月21日)より。

先賢が教えてくれている

愚はよく他の欠点を挙げるが、自己の欠点を知らない。

話はうまいが、行いはつまらぬ。

若い時はうかうかして過ぎ、壮時にはせかせか動き廻り、老年には愚痴ばかりになり易い。

正に、敗事は多く得意の時に因り成功はつねに苦辛の日に在る

やはり、平生(へいぜい)、能(よ)く道を聞くことだ。


([出処]「安岡正篤一日一言」5月21日より抜粋。読みやすいように、改行、読点を入れました。)

得意にならず、驕らず、うぬぼれず、謙虚に、謙虚に、自分を磨いていきたいものです。



やる前から自分に制限を加えるな

バンコクでの出来事。

日本人の旅行客が少ないこの時期に、日本人の女性(20代)がバックパックを背負って一人で旅行をしていました。台湾、ベトナムを経由して、バンコク入りし、シンガポールへと向かうようです。使い古されたバックパックは友達から借りたもので、生まれて初めての一人旅だそうで。

事情を聞けば、これまで勤めていた会社を辞めたばかりだとか。これからどうしようかと思っていた時に、ある人から沢木耕太郎の『深夜特急』の本と共に、しばらく旅行にでも行ってこいと言われたんだと。

旅行に行く前は、不安で不安で仕方なかった。一人旅自体が初めてなのに、初めての東南アジアを何日もかけて回るなんて、信じられないことを計画してしまったものだ・・・。生きて帰ってこれるのだろうか・・・、と。

しかし、台湾、ベトナム、バンコクと来た彼女は、今この瞬間をホンキで楽しんでいる。「楽しくて楽しくて仕方ありません!」、「もう帰りたくないよー!」と、屈託の無い笑顔を見せる。

「出来ないと思っていたのは思い込みでした」
「やったことがないというだけで不安になっていた」
「そして、やらない言い訳をたくさん考えていた」
「やってみたら大したことなかった」
「そうやって、自分に制限をかけて、人生を無駄にしてきた気がします」

彼女は、今回の旅で、自分の中にあるborderをも超えたのかもしれません。

旅は人を変える、といいます。彼女も何か弾けたのではないでしょうか。
なんとなく、この子は大物になるんちゃうか・・・という気がします。


『旅は人を変える。しかし変わらないという人というのも間違いなくいる。旅がその人を変えないということは、旅に対するその人の対応の仕方の問題なのだろうと思う。人が変わることができる機会というのが人生のうちにそう何度もあるわけではない。だからやはり、旅には出て行ったほうがいい。危険はいっぱいあるけれど、困難はいっぱいあるけれど、やはり出ていった方がいい。いろいろなところに行き、いろんなことを経験した方がいい、と私は思うのだ。』
(沢木耕太郎『旅する力―深夜特急ノート』 (新潮文庫)より)



自分への約束を果たす

「平澤興一日一言 」より。

私が私の一生で最も力を注いだのは、なんとしても自分との約束だけは守るということでした。

みずからとの約束を守り、己を欺かなければ、人生は必ずなるようになると信じて疑いませぬ。

これ、激しく同意です。
私が常に自分に言い聞かせているコトバの一つが、この「自分との約束を守れ!」なんです。お客様や友達との約束を守ることは当然のこと、自分との約束を守れ!

ビジネスで結果を出したければ、自分との約束を守れ!
夢や目標を実現したければ、自分との約束を守れ!

言い訳するな!
今すぐやれ!
できるまでやれ!
習慣化するまでやれ!

と、今日も、1日2時間仕事、2時間読書、2時間執筆、2時間運動、という1日でした。




これからどうやって生きていこうか

今日、プラプラ歩いていると、公認会計士試験の受験勉強時代からの親友と偶然に会いました。

スタバでコーヒーを飲みながら、ショッキングな話を聞きました。同じ時期に一緒に受験勉強をしていた友達が、先日、交通事故で亡くなったようです。ネットで検索すると載っていました。

年齢は同じくらい。家族もいたのではないかと思います。

これからどうやって生きていこうかと考えていた時だったので、言葉がでません。

一度しかない人生、いつ終わるかも分からない人生、それが人生。
後悔だけはしないように、やりたいことをやり尽くしたいものです。
何の制約も設けず、自由に、楽しく、おもろく。
No Fun! No Life!

生きづらさの哲学

人間は、生まれ育ってきた「環境」の中で、性格(character)が形成されていくのだと思います。もしかしたら、遺伝的、先天的に備わった性格(attribute)というものもあるのかもしれません。

私は、口から生まれてきたような父親がいる「環境」で長年育ってきたので、小さい頃から「喋る」よりも「聞く」側に回って生きてきた。だから、今でも見知らぬ人と喋ることはできません。極度に内気な性格は、「環境」の影響だと思っています。

他方、仕事でリーダーシップを発揮していた父親の背中を見て育ってきたので、人の前に立つことは苦にならない。というか、むしろ好き。これも、育ってきた「環境」の影響です。

人と喋ることはできないけど、人の前に立つことは好き。矛盾するようなことを言っているように思われるかもしれませんが、私にとっては何も矛盾はしていません。数百人の前で講演をすることは出来るけど、知らない人と差しで飲むことは出来ない。そういうことです。

こういう人それぞれの性格(character)というのは、長所になることもあれば、短所になることもある。個性といわれることもあれば、コンプレックスや苦悩の原因となることもある。でも、それは他の人には分かり合えないし、変えようと努力して変えられるものでもないし、そもそも変える必要もないものだと思います。

ネガティブな解釈をしたらどこまでもネガティブになるし、逆にポジティブな解釈をしたらどこまでもポジティブになれるものです。生きづらさを感じるのであれば意識的に「環境」を変えるしかない。特に大切だと思うのは、「その人と一緒にいて成長できる人」と付き合うことだと思います。そういう人がいないなら、しばらく一人でいればいい。無理に他人と迎合する必要なんて全くないと思います。生きづらさを克服する方法は、他人と迎合することではなく、「自分の哲学を完成させる」という壮絶な闘いをすることだから。

人に迎合しないで、たとえ他の多くの人が反対しても、自分が正しいと思うことを主張することに伴う責任は、他者に嫌われることを引き受けることです。他者の評価を気にかけず、人に嫌われることを恐れないことこそ、自由に生きるということです。
(岸見一郎著 「アドラー心理学 シンプルな幸福論」より)


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2017/3/12 多重人格のわたし


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プロフィール
武田雄治



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●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



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