公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

仕事のはなし

情緒的なつながり

Starbucks Reserve Central World

上の写真は、バンコクの中心地サヤーム(Siam)にある巨大商業施設「Central World」に入っている、世界で二番目に大きいスターバックスコーヒー。

ここは初めて来たが、あまりのデカさと、オサレさに、ビビった。

日本にいる時もほぼ毎日スタバで仕事をしているが、タイにいる時もスタバで仕事をしている。他に色んなカフェがあるし、そういうカフェも利用するが、リピートしたいとは全く思わない。少し遠くても、あえて行きたいと思うカフェはスタバだけだ。

タイのスタバは、日本のスタバと値段が変わらない(日本より高いかもしれない)。物価水準を考えれば、我々日本人がコーヒー1杯に1000円以上払うような感覚だ。それでもスタバに若者が溢れている。なぜ、私を含め、多くの人がスタバを愛してやまないのか。

ここで思い出すのは、10年以上前に聴いたリッツ・カールトンの元日本支社長の高野登さんの講演だ。その際に、リッツ・カールトンが大切にしているのは1人1人のお客様との『情緒的な繋がり』だ、というようなことをおっしゃっていた。当時、独立して間もない頃だったこともあり、この一言は心に突き刺さった。それ以降、何度かリッツ・カールトンに宿泊し、感動的な『情緒的な繋がり』を体感させて頂いた。これが商売の原点であり、感動はそこから生まれる。スタバも、私から見たら『情緒的な繋がり』を大切にしている唯一のカフェだと思う。

先月登壇した22時間に及ぶ経営者・起業家向けセミナーにおいても、そんな話をした。そこに顧客をロイヤルカスタマーに昇華させるヒントがあると思ったからだ。すると、驚いたことに、受講生の中にスターバックス コーヒー ジャパンの正社員の方がいた。関心があったので、休憩中にその受講生に「何が違いをもたらしているのか」についてこっそり質問したら、こっそりと内部情報を教えてもらった。ここでは書けないが、なるほど、やはり商売の原点を貫いてきた結果が今のスタバなんだな、と痛感した。

今日行ったスタバの店員(若い男性タイ人)も、私の名前を聞いてくる。「Yuji 、これから君のために暖かいコーヒーを入れるから、少し待ってくれよ!」とさりげなく語り掛ける。なんでもない行為だが、ライバルはそれをやらない。そこにコーヒー以上に暖かい味わいを感じる。

仕事をやる限りは依頼主の期待を超える結果を出す

先日書いた通り、某上場企業から依頼されていた某調査についての報告会があった。調査系の仕事はかなりの集中力を要するが、調査の報告は100%の満足度で臨んだことがない。どこか不安が残る。それは調査に時間的制約があること、調査自体も様々な制約の中で実施すること、依頼主の方が調査対象に詳しいことがあること、など理由は様々。プロとして責任もって臨んでるが、限界がある。

今回の報告会も不安はあった。報告会の最中も、依頼主の部長さんと目が何度かあったが、目の奥で何を思われているのか、ひやひやしていた。報告会が終わった後、御礼のメールを頂いたが、本音はどうなのかは分からなかった。仕事をやる限りは依頼主・クライアントの期待を超える結果を出すことだけはコミットするようにしているが、果たして今回は期待を超える内容だったのか…。

何日か経った後、偶然、依頼主の部長さんが私のことをtweetしているのをネットで見付けた(もちろん部長さんも私も実名は出ていない)。そこには、「一般的な報告会は一般論に終始することもありがち」、「だが、今回の(私の)報告会は条文等を当社に置き換えての問題提起・提案をしてくれた」、「大変に分かりやすかった」、「誰に案件を依頼するかも大切」…といったことが書かれていた。

私以外の方々に発信しているネット上でこのような高い評価をして頂いていたことに、正直ホッとしたし、嬉しかったし、少し自信にもなった。

また次の依頼主の期待を超える結果を出すべく、目の前の案件に集中していこう。

その前に、自分の確定申告をとっとと終わらさなければ…。

一期一会

昨日、税務研究会様主催の決算早期化セミナーに登壇させて頂いたが、セミナー後は受講者の方から連絡を頂くことが多い。もちろん全てに目を通す。

私も何度も経験しているが、「出たい!」というセミナーがあっても、時間・日程等が合わずに参加できないことの方が遥かに多い。時間の自由が利く私でも、「出たい!」と思うセミナーの8割は出れない。もどかしい。

だからこそ、思う。私のセミナーに参加して頂けるということは当たり前のことではないと。一期一会だと。二回も三回も再受講して頂けるなんて感謝以外のコトバが出てこない。

セミナーでの奇跡的な出会いにより、私の「経理が変われば、会社は変わる」という理念や、真の意味を、一人でも多くの方に直に伝えることができる。1つのセミナーがきっかけとなり、受講者の意識が変わる。「真の経理部」が1社、また1社と生まれる。そうやって私の夢が実現していく。

だからセミナーだけは、どんなに報酬が少なくても登壇するし、どんな場所でも行くし、やる限りは何時間でも全力でやる。体調もテンションもその日をピークにもっていくために、10日前から出来るだけ外出を控える。この一期一会を妥協したくはない。

今週だけでも3つのセミナー依頼がきた(先週も2つきた)。また新たな出会いや再会があることを心から楽しみにしているし、依頼を頂く度に自分を磨き続けなければならないと感じる。

ザ・経営者

10年位前に東京で一緒に仕事をしていた同僚とひょんなことから再会した。彼女は、東京を離れ、家業を継ぎ、2代目社長になっていた。私は、組織を離れ、一人で仕事することになった。経営なんてやるとは思ってなかった彼女が経営者になり、経営をしていた私が経営者から縁を切った。人生何が起こるか分からないものだ。

赤字だった家業を社長就任1年で数千万の黒字に転換させたというから大したもんだ。黒字社長塾のセミナーや書籍を参考にしてくれたらしい。今後は数億円の売上を数倍する計画だという。けど、「売上数倍じゃ小さい」「売上の桁が2つ足りない」とも言っていた。「経営者なんてやめて一人でオンラインビジネスでもやった方が儲かるけど、私は実業が好きなの」とも。元から野心家ではあったが、すっかり事業家のマインドになっていた。目標とする経営者はアパホテルの元谷芙美子社長、尊敬する経営者はニトリの似鳥昭雄会長、頭脳派の星野佳路社長(星野リゾート社長)は目指さない、らしい。しぶい。先代は赤字を垂れ流していたとはいえ、才能は遺伝なんだと痛感した瞬間だった。親が事業家でなければ、こんな娘はきっと生まれない。

私と再会した翌日から、また日本中、世界中を飛び回るらしい。彼女も(私が昨日書いたように)会いたい人が地球上にいる限り、どこでもいく。彼女がこれまでに会ったという経営者の名前を聞いたら、多分全員が仰け反ると思う。でも、これが原理原則だ。久々に刺激的な「経営者」に出会った気がする。

仕事の出来ない人の共通項

見城徹氏のツイッターの投稿より(2019/2/6 15:16)。
(嵜を直ぐにしない。
◆亮己検証]の概念がない。
L鸞を守らない。
せ間に遅れる。
ゾさなことを疎かにする。
Ε瓮發鮗茲蕕覆ぁ
他者に対する想像力がない。
╋發縫襦璽此
人の話を聞かない。
考え抜かない。

僕が考える、仕事の出来ない人の10の特徴。

おっしゃる通りだと思う。仕事の出来ない人には共通項がある。何事にもルーズで、平然と信頼・信用を失うことをし、それらについて無神経だ。出来る人には出来る人の共通項(原理原則)があり、出来ない人には出来ない人の共通項がある。


以下、私のモレスキンより。

私が黒字社長塾を通して感じた、仕事が出来ない”社長”の8つの特徴
ヾ錣小さすぎ
⊆茲蟯きがヤバすぎ
数字を見てなさすぎ
は討甘すぎ
タ佑力辰鯤垢なさすぎ
κ拔してなさすぎ
Ч堝阿靴討覆気垢
┫脅佞覆気垢


私が意識的に遠ざける人(絶対に一緒に仕事をしないと決めている人)の10の特徴。
_犬魑悗琶屬洪
¬鸞を守らない人
1海鬚弔人
じが軽い人
ゾ紊ら目線の人
ζが悪い人
Я蠎蠅砲茲辰童世Δ海箸変わる人・態度が変わる人
話がつまらない人
酒癖が悪い人
不健康な人

コンサルの行方

先日、西野亮廣さんの本をオススメ本として紹介したところ、「なんで武田さんが西野の本なんて読んでんの?」といったようなことを何人かから言われました。行きつけの店のオーナーにも言われました。たぶん、多くの方が西野亮廣さんが今でもお笑い芸人として活動されており、私がタレント本を紹介したと思ったのだと思いますが、これには2つの誤解があります。まず1つは西野亮廣さんがビジネスの最先端を突っ走っているということと、もう1つは私はタレント本もめちゃくちゃ読んでいるということです。タレントさんが書いた本は、経営者が書いた本より面白くないですかね? 一般人ができない経験を沢山されてますし、一般人が書けないことも書きますからね。

私がキングコングの漫才を見たこともなければ、そもそも西野さんって方のコンビ名がキングコングってことすら忘れてたのに、西野さんの本を読んだ理由は何か。それは、ここに書かれていることが2019年以降のビジネスモデルになるだろうと(=つまり、最先端のビジネスモデルなんだろうと)思っているからです。

私は(以前も書いたことがありますが)アルビン・トフラーの影響を相当に受け、2005年に独立した時に「コンサル1.0」(従来型の訪問型コンサル)→「コンサル2.0」(非訪問型コンサル、ウェブ上でのクライアントとの双方向コミュニケーション)→「コンサル3.0」(クライアント間とのコミュニティ)へと展開・発展していくだろうというスケッチを描きました。独立した当時、そんなことを色んな人に語っていたのですが、「は?」という反応が大半でした。私も、こういう世界になるには10年かかると思っていました。

で、10年経って、2016年12月に従来型の訪問型コンサル(コンサル1.0)からは完全撤退しました。これも以前書いた通りです。2017年から「コンサル2.0」に完全移行しましたが、クライアントは減ることはなく、売上は倍増しました。

近い将来「コンサル3.0」がやってくるだろうと思っていましたが、近い将来どころか、既にそのプラットフォームがあったのです。それが「オンラインサロン」ってやつです。それをやり、その分野でトップに登り詰めているのが西野さんって訳です。「サロン」って聞くと、なにやら怪しげな集まりのようで初めは嫌悪感があったのですが、調べるとすごいビジネスモデルです。

私がオンラインサロンをやるかどうかはまだいえませんが、コンサルビジネスも変わるでしょうね。その先端には居ておきたいと思います。

ということで興味ある方が西野さんの本を読んで、オンラインサロンを申し込んでみてください。勉強になると思います。

合格発表

今日はは公認会計士試験の合格発表の日でした。
合格された皆様、おめでとうございます。


公認会計士試験の合格発表日になると、(私以外の公認会計士さんも同じだと思いますが)自分が合格した日のことを思い出します。

-------

合格者名簿が張り出された近畿財務局のシーン、受話器の向こうの父親の雄叫び、そのまま直行した新大阪駅までの道のり、東京駅に着いてから(内定をもらっていた)監査法人までのタクシーの中のソワソワ感、監査法人での熱烈歓迎ぶり、マンションを探すために立ち寄った大森の不動産屋、生まれて始めて食べた(そして最初で最後の)「富士そば」の黒い出汁の蕎麦の違和感、尊敬する大先輩M会計士にご馳走になったお寿司屋さん・・・・・・、人生で最も濃い1日といってもいい。

ずっと崖っぷちで生きてきて、落ちこぼれだった人間が、この1日だけで何十人という人から「おめでとう」を頂いた。

しかし、不安だらけ。

実質初めての東京での生活。初めての社会人生活。初めての会計士生活。友達ゼロ。同期は東大卒・慶応卒ばかり。ほとんど年下。関西学院は「かんさいがくいん」と言われ、「関西人のくせに大人しいな」と意味不明なことを言われる。スタート地点からハンディキャップを負っているような気分だった。会計士になったという自信もプライドも、都会のど真ん中に放り出されたら全く無力で、恐怖すら感じたのを今でも思い出します。

-------

新人研修が終わってからは、何かに取りつかれたようにアクセルを全開で突っ走ってたように思います。ブレーキを踏んだ記憶がない。先日、監査法人のOB会に行った際、かつて大変お世話になった大先輩と久々に再会しましたが、「今の監査法人では、かつての武田のような働き方は出来なくなってしまったんだよ」と言われました。ブラック企業の典型のような法人でしたが、「超ホワイトになってしまった」と。その大先輩と何度も朝日が登る時間まで監査をしたものですが、時代は変わってしまったようです。

労働時間が長ければいいってもんじゃありませんが、若くて体力があるうちは、自分に多少の負荷をかけてでも働き、できるだけ多くのものを吸収した方がいいと思っています。また、できるだけ若い年次のうちに、できるだけ高い所へ飛び上がった方がいいと思っています。入社して2〜3年で付けた差は、その後も縮まることがありませんから。

合格された方は、私と同じように不安だらけかもしれませんが、大きな志、大きな夢をもって、飛び上がって欲しいです。自分のため、クライアントのため、社会のために。

監査法人の中

今日、某監査法人を表敬訪問しました。で、特別に執務室を内覧させてもらいました。監査法人の執務室に入るのは約10年ぶりです。10年経っても何も変わっていませんね。懐かしい風景、懐かしい匂い。かつて兵隊になって働いてきた時のことを想い出しました。あれが私の原点でした。

今はあんな働き方を許してもらえないのかもしれませんが、若い間にどれだけ吸収し、どれだけ高い所に飛び上がるかが、残りの30年、40年のビジネスライフを決めるのではないかと思います。(上から目線で言ってる訳でははありませんが)若い会計士さんには素晴らしい環境の中で、おもいっきり頑張って欲しいと思います。

プレゼン力

先日、ある会計系フォーラム(シンポジウム)に参加しました。こういうフォーラムは、会計系の学者、会計系のシステム会社、独立会計士、監査法人などが講演を行った後に、パネルディスカッションや懇親会を行う・・・って流れになることが多いと思います。

この類のフォーラムに参加する度に思うのですが、監査法人の方々の講演は聞くに堪えないですね。文字だけのパワーポイントを作り、その文字をひたすら読み上げるだけという講演者がなんと多いことか。「伝えたい」「教えたい」「理解して欲しい」・・・といった感情はないのだろうか、っていつも思います。

同業者をdisっている訳ではありません。同じように思っている参加者は少なくないと思うのです。「会計士の話はいつもつまんね〜なぁ〜」って思われるのは残念でなりません。

プレゼン力を鍛えてほしい。
パワーポイントに文字の羅列をやめてほしい。
講演中に文字を読むのをやめてほしい。

我々が聞きたいのは文字になっていない情報ですから。

高い授業料を払って学んだこと

トラブルになって訴えられたとか、争いごとがあり訴えたとか、知人がSNSに書き込みをしているのを目にしました。私も似たような経験を何度もしているので、さらっと書き込んでいる裏でどれほどもがき苦しんでいるのかが痛いほど分かります。原告であろうが、被告であろうが、裁判は精神的に辛いし、途轍もない時間を喰う。

私が生まれて初めて関わった裁判は被告側でした。裁判所から見たこともないような高額切手が貼られた郵便物が届くんですよね。「なんじゃ?」と思って開封すると訴状が入っている。そこで初めて訴えられたことを知る訳です。人によっては血の気が引いてぶっ倒れると思います。そこから長い長い闘いが続く。私の場合は訴えられる筋合いのない訴訟だったので、逆に損害賠償請求訴訟を起こしてやりましたが、それでも全ての裁判が終わるまでに2年はかかったでしょうか。優秀な弁護士を雇ったから負けることはないと思ってましたが、それでも疲れました。

結審後、弁護士に御礼の挨拶に行った際に、弁護士から言われた言葉を忘れないようにしています。

「思った通りの結果になって良かったけど、脇が甘かったね。」

身近な相手ほど揉める、ってことを授業料(=弁護士報酬)を払って教えてもらいました。それ以降、契約書を締結せずにビジネスを開始することは絶対ありませんし、借用書なしにカネを貸すことも絶対にありませんし、知らない人には基本的に会うこともありません。私なりの防御本能です。

どれだけ防御してもどうにもならないこともありますが、防御していければ防ぐことができるトラブルは多くあります。弁護士は揉めてから雇うのでは遅いのです。できる限りの自己防御をしておかなければ、カネと時間を失うことになります。そういうことを30代前半で経験できたことは、残りの長い人生を考えると良かったのかなぁと思います。
経理アウトソーシング
経理アウトソーシング
もう一つのブログ
武田雄治 CFOのための最新情報ブログ
プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表

side_banner01-テキスト無


■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

コンサルティングのご紹介
「経理を変えれば会社は変わる!」の信念のもと、「真の経理部」を作るお手伝いしています。

すべてのコンサルティングを武田本人が行います。

決算早期化・効率化・標準化・仕組化、業務改善、経営管理向上、IFRS導入など、経理に関することは何でもご相談下さい。


●決算資料を見直すだけで決算早期化を実現させます!

●連結決算の「エクセル化」を支援します!



お問い合わせは、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。

記事検索
Archives
『真の経理部』を作るためのノウハウ公開!
決算早期化の実務マニュアル第2版


決算早期化の原理原則!
決算早期化が実現する7つの原則


IFRSプロジェクトの進め方
IFRS実務

公認会計士の仕事
公認会計士の仕事














理詰めで黒字にする!
1年で売上が急上昇する黒字シート


1年で会社を黒字にする方法
1年で黒字化を目指す!
あなたの会社を1年間で黒字化します
























DVD発売中!
武田雄治出版物
QRコード
QRコード