公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

わたくしごと

バンコク出張 〜仕事モード編

前回バンコクに来た4月1日は「令和」が発表された日だった。
今日は10月1日。消費税率10%に増税される。大丈夫なんだろうか。増税には文句を言う人が多いが、軽減税率を押した公明党に文句を言う人が少ないのが不思議ちゃん。

今日は私のピン芸人デビューの日でもある。詳しいことは、ちょうど1年前のブログ記事をご覧頂ければと。「人生はフィクション」という考えは全く変わらず。自分は、自分の人生の主人公であり、自分の人生は自分が好きなように書き変えることができる。第一章、第二章…と物語を作っていけばいい。人生は楽しんでなんぼ。No Fun, No Life!!

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楽しむことを優先しようと、秘書も同じタイミングでバンコク入り。
朝イチでセントレジスまで来てくれた。

セントレジスバンコク



バンコク進出を狙うお客様と、いつもお世話になっている現地会計事務所の日本人女性Mさんと、朝8時台からセントレジスでブレックファーストミーティング。私の寝起きのマヌケな顔はさておき、Mさんから相当貴重な情報を伺うことができた。感謝しかない。

BKK_breakfast



市場・スーパーマーケット・卸売会社・日本街などを探索・視察し、日本食の流通を調査。調達できないものはない。生ワサビまで売っていた。もちろん高級和牛も調達できる。

BKK



日本酒の卸も訪問。右がMさん、左が私。
SAKE FOREST Bangkok



なかなか良い日本酒が手に入る。関税の影響で少し高いけど。右の生酛は私の好きな日本酒のひとつ。こんなものまでバンコクで飲めるとは。

バンコク日本酒



夜に4人で再会し、日本人街のトンローという街にある日本人経営の日本食店で食事。メニュー、盛り付け、皿、価格、内装、スタッフ教育・・・色んなことが勉強になった。残念ながらオーナーの日本人は不在であったが、また改めてお伺いして話しを伺いたい。

BKK


刺身盛り合わせ。タイ人は厚切りがお好みらしく、基本的にこの厚みらしい。

バンコク刺身盛り合わせ


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別の日は、KPMGバンコク事務所に駐在されている公認会計士の方と会食。駐在19年目のパートナーさんと、駐在2年目のマネージャーさんから、相当色んなことを教えてもらった。KPMGを辞めて15年も経つ人間をこうやってバンコクでも歓迎してくれるだけでも恐縮するが、もはやどこの馬の骨かも分からないOBのために時間を作ってくれ、貴重な情報を無償で頂けることを当たり前のこととは決して思わない。ビジネスで恩返しするしかない。

KPMG



ってな感じで、ホテルでゆっくり過ごすつもりが、せわしなく、恐ろしい速度で時間が過ぎていく日々…。

お祝い

帝国ホテル東京


3日連続セミナーのあとの今朝、死んだように寝ていた。こんなに寝たのは久しぶり、というくらい寝てしまっていた。目が覚めたら頭痛もする。しばらくホテルのベッドから起き上がることも出来なかったが、スマホに届いていたセミナー受講生からの大量の御礼のメッセージを読みながら、徐々に目を覚ます。

ランチタイム、私の会計事務所のパートナーの誕生日が近いので、帝国ホテル東京のフレンチ「レ セゾン」でお祝いをした。かれこれ6〜7年(7〜8年?)にわたり色々と支えてくれているこれまでのあらゆる感謝も込めて。初めてきた店だったが、ここは感動した。「美味しい」なんてコトバでは失礼なくらい最上級の料理だったが、表現力が乏しくて何と言っていいのか分からない。サービスも最高だった。客の多くは誕生日や結婚記念日などのお祝いごとで来店している。そんな客を緊張をさせない粋な心遣いは見ていて勉強になった。マニュアルで動いていたらこんなサービスは出来ないはず。我々にとっても生涯記憶に残る時間となった。パートナーも喜んでくれたと思う。改めてお誕生日おめでとう。

ランチの後は、今日オープンの「コレド室町テラス」へ。目当ては誠品書店
蔦屋書店がモデルにしたという台湾の誠品書店が日本初上陸。オープン前からオープンを待ちわびていた。今日はオープン初日であり、人が多過ぎてゆっくりと見ることが出来なかったが、書店は一目惚れした。棚の作りもいい。台北の店のような巨大な造りではなかったが、色んな本との出会いが楽しめそう。人が少ない時に改めて来たいと思う。

誠品書店コレド室町テラス

最近、都内にいる時は、日本橋室町界隈が多い。平日の夜はこの辺で飲んでいる。
私が監査法人に入所し、初めて担当したクライアントの本社が日本橋室町だった。華の都大東京のイメージとかけ離れた古びた街に当時はショックを受けたほどだったが、いまの日本橋室町界隈はオシャレだと思う。コレド(COREDO)の名の通り、江戸(EDO)の中心(CORE)に相応しい開発をしていると思うし、街全体の雰囲気の調和が取れているところがとても好き。「無秩序」で「カオス」な場所が多い東京で「美」を感じる。It's got to be sexy,too.

脱稿

先日も書いたが、2年位かけて書いていた原稿を、先週脱稿し納品した。

で、今週、出版社を訪問し、編集長と打ち合わせをし、おおむねこの原稿で出版に向けて進めることになった。まだ若干編集が必要だが、順調にいけば年内には書店に並ぶのではないだろうか。

作家 森博嗣氏のエッセイ集『道なき未知』 (ワニ文庫)を読むと、彼は小説を2週間で書き上げるらしい。三浦瑠麗さんは、先日刊行した自伝的エッセイ『孤独の意味も、女であることの味わいも』(新潮社)を10日で書き上げたと何かのインタビューで答えていた。

なんでそんな早く書けるのか不思議でならない。集中力以外の何かを持ってるんだろう。

私は、1日に数千文字しか書けない。しかも、書いた原稿は1日寝かせ、翌日修正し、また書いて、1日寝かせ…を繰り返すので、まったく前に進まない。「経理担当者のバイブルが10日で書けたらおかしい」とも思うし、歴史に残る本を書いてきた人はそうやって書いてきたと思うので、(納期を過ぎているという焦りは常にあったが)焦らずにじっくり書いてきた。

今回の原稿が、おそらく私の13冊目の本になるはず。残りの人生であと何冊くらい上梓できるのだろか。おそらく数冊だと思うが、ベストセラーではなくロングセラーになる本を残して死んでいきたいと思う。


スーパー公認会計士

スーパー会計士

今日、某システムベンダーのスーパー営業マンと、前職の同僚と3人との会食だった。解散した30分後に、そのスーパー営業マンのfacebookをみると、上のような投稿があった。「スーパー公認会計士」と称されたのは初めてかもしれん。

出会ってから10年も経つのかと思うと、感慨深いものがある。日本全国を一緒に行脚したこともある。誰と付き合うかは、とても大事なことだと思う。付き合う人によって人生は変る。

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昨日も書いたが、昨日原稿を書き上げた。で、今日脱稿した。これまで年2冊位のペースで本を書いてきたが、実はこの2年、上梓していない。今回の原稿を書くのに2年を要してしまった。2年前の2017年11月、私のこれまでの書籍の多くを編集してくれたスーパー編集長と食事をした時に、「先生にしか書けないことがあるんだよ」、「先生の思いの丈をぶつけてみてよ」と言われたのだ。こちらから企画書を持ち込んだのではなく、編集長から提案を受けたのだが、自分の中で燃えたぎるものがあり、1年かけて企画書を作った。時間を書け過ぎだと思うが、作品を作り上げるのに妥協をしたくない。編集長から「GO」をもらってから、また1年近くかけて原稿に向かい合った。ようやく自分で納得できる作品になった。まだ本棚に並ぶかどうか分からないが、もうこのまま隠居してもいいというものを残せたのではないかと思う。

この編集長とも、初めてお会いしてから10年くらい経つのではないかと思う。途轍もなく忙しい方なのに、よくも私みたいな人間に10年も寄り添って頂けたものだと、有り難くも、その感謝の気持ちをどう表現していいか分からない。


今の私があるのは、このスーパー編集長や、スーパー営業マンのような方々のお陰であり、私ひとりのチカラではない。縁尋機妙、多逢聖因。いつまで今の仕事をするか分からんけど、これから10年、20年先まで盃を交わすことができればと切に願う。

有名な公認会計士と食事

松岡由紀子公認会計士


有名な公認会計士は何人かいるが、彼女もその一人だろう。

17歳で妊娠、高校在学中に長男を出産、夫からの度重なるDV・浮気、21歳で離婚、シングルマザー、27歳で公認会計士試験合格、地元奈良から東京に単身で飛び出し監査法人トーマツ入所、31歳で独立、現在34歳、公認会計士、税理士、モデル・・・、ちょっとググればこれだけの情報が入ってくる。

こんな面白いプロフィールの公認会計士は日本中探しても(きっと)いない。

今日、その松岡由紀子さんからお食事の機会を頂いた。以前、会計とは全く関係のない某セミナーを受講した時に、同じ会場に松岡由紀子さんがいたのが最初の出会い。向こうも私のことを知っていたらしく、その後何度か連絡のやり取りさせて頂き、今回初めてお食事をすることに。

私は、セミナーやブログで顔を出すことがあるが、それ以外のメディアなどで顔を出そうとは思わない。TV出演のオファーが時々くるけど全て断ってる。松岡さんは対極的にどんどん露出している。それについて「どう思いますか?」と聞かれたけど、私はもっと露出していいと思っている。会計士業界のためにも…。

私のようなオッサンが表に出るよりも、若い公認会計士(しかも女性会計士)がどんどん表に出て、マルチな活躍をアピールして欲しい。私は公認会計士試験の受験者数を増やさなければ、公認会計士業界全体のバリューが下がると思っている。そのためには、高校生や大学生に「公認会計士ってカッコえー!」と思ってもらわなければならない。日本公認会計士協会も受験者数を増やすために色々な策を練っているが、やってることが小さすぎると思う。PR動画を制作してYouTubeで配信することも良いと思うが、松岡さんのような人がメディアに露出しまくった方が効果があると私は思う。松岡さんには、「大変失礼な言い方に聞こえるかもしれないが…」と前置きをした上で、会計や税務の仕事はそこそそにして、ブランディングにチカラを入れてはどうかと、差し出がましく、厚かましく、お節介なことを伝えたのだが、彼女もまんざらでもないという感じだった。


私もまだまだ若い部類だと思っているが、最近は若い公認会計士と喋る機会が多い。明日も若手会計士と会食がある。若手会計士と喋ると、つくづく優秀でユニークな人が多いなぁ感じるし、いつも何かしらの刺激をもらう。このブログも公認会計士の方が多く読んでると思うが、どんどん表に出て欲しい(特に若い方と女性)。3万人の会計士一人ひとりがその魅力をアピールすれば、受験者数を元に戻すことは可能だと思う。巻いた種は必ず芽を出し、果実は自分に返ってくると思う。


(※ 写真は許可を得て掲載している。念の為。)





ぷらっと心斎橋へ

三浦瑠麗


「会いたい人がいたら、地球上、どこにいても会いに行く。」

昔からそうやってきた。そこになんの躊躇もない。会って何も変わらないかもしれないけど、その1つの行動で人生が劇的に変わるかもしれない。だったら会いに行った方がいいと思う。

以前、三浦瑠麗さんの自伝的エッセイ『孤独の意味も、女であることの味わいも』を読んだ時に、なんとなく、この人に会いたいと思った。そしたら、彼女のinstagramでトーク&サイン会をやると書いていたので、その場でチケットを買った。

今日がトーク&サイン会の日だった。会場の大阪・心斎橋へ行ってきた。

テレビで見たままの人だった。おっとりとした柔らかさの中にブレない強さがある。タレントでもなく、政治家でもなく、政治学者であるから、自らの政治思想には触れなかったが、思想の軸は持っていると感じた。学者か芸人か分からん人が多いが、そういうのと一線を画しているのも共感できる。TV出演の初めのキッカケは、ブログ投稿を見たNHKからの出演オファーだったらしい。


ちゃっかりサインも頂いた。意外と漢字のサインだった。筆ペンで。
一応名刺も渡しておいた。

三浦瑠麗


(※ 撮影の許可を得て撮影した。私は彼女の政治思想には何の関心もない。念の為。)

東京さんぽ

日比谷公園

社外役員をやっている企業の取締役会に参加するために東京へ。
今日の取締役会は特段何事もなく1時間で終了。

時間があったので、再び google mapから緑(公園、庭園)を探すプチ一人旅をすることに。
久しぶりに日比谷公園に来た。
社会人1年生の時、入所した新日本監査法人が日比谷公園沿いにある日比谷国際ビルにあったので、ランチタイムなどに訪れたことがある。ただ、当時は緑を鑑賞するような余裕はなかった。改めて訪れると、緑の多さに驚く。


日比谷公園

緑の隙間から日比谷ミッドタウン。今は新日本監査法人はこの巨大なビルに移転した。従業員数は私が在籍した頃に比べると数倍になったからね。



2平野啓一郎

日比谷公園内にある日比谷図書文化館で平野啓一郎展をやっていた(8/31迄)。編集者とのメール文や、小説の下書きと思われる手書きのスケッチなどが展示されていた。見てはならないものを見せてもらって気分になる。あんなすごい小説を書く方なのに、意外とシンプルなスケッチだった(そういうスケッチしか展示してないのかもしれん)。
マチネの終わりに』の映画公開がなぜか楽しみ。俺は愛に飢えているのか?



KINTAN

夜は、平松ゼミの後輩であり、会計士の後輩であり、監査法人の後輩でもあるY君と食事。2つの嬉しい報告をありがとう。何かあるたびに連絡をくれ、会って報告をしてくれる。20歳も年下で、こんな礼儀正しい人を私は知らん。これからも同志として、よろしく。
お気に入りの「金舌(KINTAN)」の絶品のお肉と共に、美酒を浴びた。酔った酔った。


KINTAN






今日の仕入れ物


ようこそ。公認会計士受験生。

以前ランチを食べに行ったことがある近所の店のオーナーの息子さん(大学生)が、公認会計士を志しているという。このオーナー経由で、色々と話を聞かせて欲しいと依頼がきた。しかも仕事場も見せて欲しいと。

私のオフィスは東京・大阪共にシェアオフィスなので、そんなものを見せても仕方ない。近所の方なので、私の自宅にお招きすることにした。私の自室に人を招き入れるのは初めてのこと。「公認会計士事務所」にどういうイメージを持たれていたのか分からないが、書籍が積み上がったデスクが1つあるだけの私の部屋を見て、何を思っただろうか…。

息子さんとは初対面。私の母校(関西学院大学)の1年生だった。既に簿記の勉強をしていて、公認会計士になることは決めていた。であれば、脇目も振らず、隣の芝も見ず、在学中の合格を目指して集中するべき。だから、話は合格後の話が中心になった。

公認会計士がどういう仕事をするのか、税理士と何が違うのか、どういうキャリアプランがあり得るのか、独立したら何ができるのか、ぶっちゃけ稼げるのか…、これまで、そういうことが全く分からなかったという。聞ける人もいなかったらしい。関西学院大学という公認会計士試験合格者を大量輩出している学校にいても、そういう機会がない…と。20年前と何も変わってないな…。

公認会計士試験の受験者数を増やさなければならないというのに、公認会計士を志している人ですら公認会計士が何をする人なのかイメージがわいていない。そりゃ受験者数が増える訳がない。日本公認会計士協会も受験者数を増やすために頑張ってるけど、現状はこの有様だ。私でよければ大学・高校・受験予備校等で公認会計士の魅力を幾らでも喋りに行くけどなぁ(交通費だけ出してくれれば日本全国喜んで)。そういう依頼も来たことない…。

大学1年生の彼とは、その後、私の部屋の本棚にあった1冊の本から、全然違う話に展開していった。今の学生がどうやって勉強しているのかという話は私にとって衝撃だったし、非常に良い話を聞かせてもらった。その話はまた気が向いたらおいおい。

お土産にこの本を差し上げた。帯の写真を指差し「これは誰ですか?」と言われた。
「俺やけど…。」

8年前に撮った写真なので分からんか…。体重も体脂肪率も髪型も髪の色も変わったからなぁ…。この本がいまだにamazonに在庫があるのは嬉しいが、amazonのサイト上の書籍の写真がひっくり返ってるのはなぜなんだ!?



粋な計らい

HBD


東京でもバンコクでも、マンダリンオリエンタルはベストホテルだと思う。東京のマンダリンオリエンタルはなかなか予約が取れないが、37階のバーはよく使う。

今日は知人と日本橋で食事していたので、そのまま一緒にマンダリン37階に向かった。都会の喧騒から解き放たれ、高まった緊張感を解きほぐしていく時間。すぐ隣から聴こえるピアノの生演奏が滑らで心地よい。

1時間くらいしたところで、ピアノ奏者が演奏を中断する。バーが急に静まり返ったところで、バースデーソングを演奏しはじめる。「俺と同じような日に生まれたヤツがこのバーにもいるんだな…」と芳醇なワインの香りを味わっていたら、周りの人々が僕の方を見て拍手をしている。

「え?」と思って後ろを振り向くと、マンダリンのスタッフが、フルーツが盛られたプレートを持って立っている。まさかの拍手喝采を浴びた。

隣に居るのは私より一回り以上若い31歳の公認会計士。

私「予約もしてない店で何でこんなことが出来るねん!?」

彼「いつもお世話になっておりますので、ほんの気持ちです。喜んで頂けましたでしょうか。」

カッコ良すぎるわ・・・。

誕生日

HBDタケダさん


今日は誕生日だった。
昨夜から今日にかけて、ホントに多くの方からお祝いのメッセージを頂いた。小学校、中学校、高校の同級生からもメッセージが届いたのは素直に嬉しかった。毎年お祝いのメッセージをくれる人もいる。つくづく幸せ者だと思った。

これまで何度か書いてきたことではあるが、私はこれまで人間関係がうまくいかず、傷だらけになってきた。傷というものは癒やすことができても、消えることはない。傷を負いたくないという防衛反応があるから、人間関係を避けて生きてきた。私は、岡田尊司のいうところの『人間アレルギー』であることを自認している。生きづらさも、孤独感も、心を濁らせるネガティブな感情も、元をたどれば「人間アレルギー」に由来する。

若い頃(?)はそういうことに悩んだこともあったが、最近は「どーでもいい」と思ってきた。理由のひとつは、歳を重ねるごとに「死」に近づくという紛れもない事実を意識するようになったこと。もうひとつの理由の方が大きいが、所詮、誰しも「別個の人格」だと思うから。どれほど身近な人であろうが、どれほどの献身的な努力をしようが、他者のことを完全に分かりあえることなんてない。

「死」というものは、生まれてから老いていくというプロセスの最終地点にくるものではなく、ある日突然やってくる。今読み返している中島義道『哲学の教科書』にも、「今日寝ても、明日の朝に目が覚めるとは限らない」というくだりがあるが、人生はいつ終わるか分からないから、その時その時(いまここ )を全力で楽しまなければならないと思う。「No Fun, No Life!」を掲げているのは、本当にそう思うから。

38億年の人生の歴史を365日とすると、80年はたったの0.6秒、100年はたったの0.8秒に過ぎない。我々はこの世に生を授かったが、多くの人が人類の歴史の0.8秒という一瞬しか時を刻むことが出来ない。そう考えると、悩むことすらアホらしくなってくる。

そして、0.8秒という歴史の中に自分の足跡を残そうと考えた時に、他人の価値観に迎合して生きていくよりも、自分の中心軸をブラさずに生きていくことが大事だと思うし、自分の哲学を完成させるための絶え間なき闘いに挑むべきだと思う。

茨木のり子の詩ではないが、倚りかかるとすれば、それは椅子の背もたれだけ。他のモノには倚りかかりたくはない。しかし、いつも一人で生きていける訳でもない。いつも誕生日のたびに、多くの方からお祝いのメッセージやプレゼントを頂けることは、素直に嬉しいし、「感謝」の意味を噛みしめる。振り返れば、ほどよい距離感で私を支えてくれ、時には背中を押してくれ、時には手を引いてくれる人がいる。そういう人たちを大切にしなければならないと、毎年誕生日のたびに思う。


以下、沢木耕太郎『深夜特急』第5巻P182〜より抜粋。

(古代スパルタの廃墟で会った老人と)
・・・彼はアメリカ人で、ニューヨークの大学で教鞭をとっていたが、16年前に引退してギリシャに渡り、以来ずっとここに住んでいるということだった。そして、この国もインフレになっているがまだまだ少ない金で暮らせるということや、アメリカではできない静かな生活がおくれて気に入っていることなどを話してくれた。

異国に暮らして不自由なことはないのですか。私が訊ねると、彼は自信に満ちた口調で言った。何も不自由はしていない。なぜなら私にはテレビも必要ないし、新刊書も必要ないからだ。ただ、昔読んだ古い本を読み返していればそれでいい・・・・・・。

(略)
ふと、古代スパルタの廃墟で会った老人の顔が浮かんできた。(略)彼もまた人だけは必要としていたのではなかったか
そのとき私は、自分が胸のうちで、彼もまた、と呟いていたことに気がついたそう、彼もまた、と・・・・・・
プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表

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■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

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