公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

経理のはなし

融資が受けやすくなる!?

成長企業 融資しやすく今朝の日経新聞1面より。
金融庁は、金融機関への検査体制を見直すようです。

これまで「金融検査マニュアルに基づく画一的な検査」を行ってきましたが、今後は「銀行の自主判断を尊重する」という方針に転換するとのこと。

「金融検査マニュアル」とは、金融庁が金融機関を検査するときの指針ですので、金融機関側もこれを無視することはできず、金融機関は「要注意先」の債権者に対しては貸倒引当金を積みますといったことをしなければなりませんでした。

そのため、金融機関側も、赤字決算の会社や返済遅延の会社には新規融資をしてくれないといった画一的な対応となりがちでした。

しかし、この金融庁の検査が金融機関を拘束しすぎていることから新規融資が伸び悩んでいるといった背景があることから、融資先が健全かどうかの判断を金融機関側に委ねることにするようです。

すると、例えば、創業期に赤字が続くベンチャー企業や、技術力があるが赤字に陥っている中小企業などが、将来の成長力などをもとに融資を受けやすくなるということが期待できます。

実際に金融機関側がどこまでリスクを負って積極的に融資に応じるか分かりませんが、少なくとも金融庁が融資を促す考えであることには違いありませんので、中小企業の皆様にとっては良い話だと思います。

日経によると、月内にも新しい方針が公表されるとのこと。
公表されたら、またアナウンスしますね。


(黒字社長塾facebookページより)


黒字社長塾

決算書の勘定科目名なんて、何でも良い!

早速、ある公認会計士の先生より、新刊書『社長のための 1年で会社を黒字にする方法』の感想をメール送信して頂きました。

拝読したところ、科目名を社長のわかりやすいネーミングに変えるところが秀逸でした!
「スマホ代」、「iPhone代」といった具体例には、心の中で「いいね!」ボタンを押しまくりです。

実は、これまで何度か中小企業経営者向けのセミナーをやってきましたが(DVD販売もしてます)、その時の事後アンケートに最も記載が多かったのが、コレでした。つまり、「勘定科目名を社長のわかりやすいネーミングに変えても良いなんて知らなかった」というもの。

決算書というものは、税務署のためや銀行のために作成しているというより、本来は社長自身のために作成するものですから、社長が見て分からないコトバが並んでいるという状態を放置するのは良くないと思います。
中小企業の社長さんや経理担当者から、「租税公課には◯◯税は含まれるのか?」とか、「車検代は車両費なのか、修繕費なのか?」とか、「通信費にアプリ代を入れてもいいのか?」とか、勘定科目名に関する質問がとても多いのです。勘定科目が分からないことが、簿記の知識がない社長さんの決算書アレルギーの原因になっていると思いますが、しかし、こんなことを会計士や税理士に問い合わせすることは時間のムダだと思います。

ですので、本書では以下のように提案しています。
決算書アレルギーの最大の原因は、勘定科目アレルギーです。(中略)
しかし、決算書に書かれている情報は、経営者にとって宝の山です。勘定科目名が意味不明であれば、社長が分かる言葉に変えてしまいましょう。

年1回、外部に公表する決算書のために、365日間、意味不明な勘定科目に付き合う必要はありません。決算の時に「組換」を行えばいいのです。上場企業では常識の「組換」作業は、未上場の中小企業ではほとんどやってません。つまり、外部公表用決算書の勘定科目体系がそのまんま試算表の勘定科目体系になっています。

ですので、複数の事業を行なっているにも関わらず、試算表上の「売上高」が1行で表示されており、事業別売上高を社内の誰も把握していないという困ったケースも見受けられます。

本書は、「1年で黒字にする」ための具体的な方法について記載していますが、その前段階として決算書を社長が分かるように変えてしまいましょうという提案をさせて頂いてます。

詳しくは本書第3章をご覧下さい。

社長のための 1年で会社を黒字にする方法社長のための 1年で会社を黒字にする方法
著者:武田 雄治
販売元:日本実業出版社
(2012-10-27)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

突合<分析

本日の大学院の授業で、粉飾決算の話も交えながら、財務分析の話を。

どんなに一生懸命突合作業をやるよりも、趨勢分析をきちんやる方が、決算の精度は圧倒的にあがるし、決算早期化にもつながる、つまり「突合<分析」だ!

ってな持論を語ると、「へ〜そうなん?」という大半の生徒さんの中で、一人だけ「その通り!」とかなり大きく頷いてくれる社会人の生徒さんが。

こういう反応は嬉しいな。

他の生徒さんには細野さんの法定会計学を読む事を薦めといた。


法廷会計学vs粉飾決算法廷会計学vs粉飾決算
著者:細野 祐二
販売元:日経BP社
(2008-06-12)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

会社が生き残る方法(2)

せっかくなので先日の続きを。

会社が生き残ることを考えると、つまり「永続企業」になることを考えると、借入を増やしたり、リスケをしたりというB/S操作による「延命措置」を図るのではなく、P/Lを改善しなければならない、ということを先日書いた。
なぜなら、銀行から新規融資を受けることができたとしても、粗利や営業利益が赤字であれば、キャッシュは垂れ流されて消えていくからだ。P/Lを改善せずに、B/Sを良く見せても、たんなるドーピングに過ぎず、ドーピングが切れたら元に戻る。何の解決にもならん。

先日、P/Lを改善するには、(1)粗利率の向上、(2)販管費の削減、の2つだけと書いた。
正確にはもう1つある。「売上高の向上」だ。しかし、「売上高の向上」というものは、目指したからといって達成できるものではないし、短期間で成果が出ることはない。P/Lを改善する3つの手法のうち、「売上高の向上」から手を付ける中小企業の社長が多い(というかほどんど?)が、売上至上主義、規模拡大を前提とした計画を立てると、設備投資や人員投資を先行させるというインセンティブが働き、「販管費の削減」どころか、コスト増大につながり、かえってキャッシュを流出させることになってしまう。だから、赤字体質の会社、融資依存の会社が「売上高の向上」を目指すべきではないと考えている。

まずやるべきは「販管費の削減」である。これは、社長がその気になれば翌日からでも効果が出る。中小企業ほどムダな経費が多すぎる。過剰な福利厚生、異常な備品発注、必要性が感じられない節税商品、不必要な部署・役職・・・などなど。まずは販管費を一気に削減する必要がある。

「販管費の削減」に手を付けたら、その次に「粗利率の向上」を目指すべきだ。
「粗利率の向上」には、売上管理(販売管理)と原価管理の両方が必要。売上管理といっても、上述の通り、売上高の向上は目指すべきではないが、営業が安易な売上値引をしていないかどうかを管理するだけでも粗利率が数%向上するという会社もあるはずだ。原価管理については、例えば仕入先や外注先への相見積りを取るという基本的なことをやっていない中小企業はとても多いので、そういう基本的なことをきちんとやり原価率を月次ごと、もしくは商品・製品ごとにシビアに管理していかなければならない。

月次決算書(推移表)をみて、粗利率が毎月上下に大きくブレている会社は特に気をつけたほうがいい。売上10億円の会社が粗利率1%向上させるだけで利益は1000万円も上がる。3%向上させたら3000万円だ。これだけで赤字会社は黒テンするのではないだろうか。

私は、中小企業のクライアントに対しては、毎月月次決算書(推移表)のデータを送ってもらい、粗利率や販管費が予算より0.1%でも1円でもオーバーしたら、その原因を社長に調べてもらうことにしている。今どれだけの量を食べているのか分からずに、ダイエットが成功するはずがない。数値を徹底して分析することなくして、黒字社長になることは有り得ないと思っている。逆に、現状の数値を把握することなく、新規借入やリスケ(返済条件変更)、経営革新・経営計画の作成、企業再生・事業再生などに手を出すのは、食べている量も把握せずに高額なダイエット食品に手を出すようなもので、社長の悩みを解決することにはならない。


会社が生き残る方法

昨日の続きです。

中小企業の事業計画書が右肩上がりの非現実的なものが多いというのは昨日書いたとおり。GREEやグルーポンになってしまうんじゃねーか? というような中長期計画は社長のマスターベイションだと思う。ポジティブな計画を持つことは良いことであるが、現実的に売上高が3年から5年も伸び続けるという夢は持たないほうが良い。対銀行向け資料はポジティブでも、経営者自身は売上至上主義を捨て、損益分岐点売上高を限界まで下げることを考えるべきである。そのためには、(1)粗利率の向上、(2)販管費の削減、を行わなければならない。ポジティブシンキングの社長は、たいていどちらも管理していない。だから、粗利率は毎月激しく上下にブレるし、販管費は売上高の変動以上に増加する。P/Lがどうにもならなくなったら、今度はB/Sへ逃げる。融資(新規借入)かリスケか資産売却か・・・。これが死に至る病であることに気付かなければならない。

会社が生き残る方法とは、どのような方法か? 
簡単である。キャッシュが底をつかないようにすればいいのである。ただ、B/Sを操作してキャッシュを増やしても単なる延命措置に過ぎない。P/Lを改善して、キャッシュを残すのである。
どうすればって? (1)粗利率の向上、(2)販管費の削減、の2つ。それだけ。
この2つの指標を0.1%単位まで、1円単位まで、徹底して分析するのである。

あぁ、明日のセミナーで話す内容をすべて書いてしまった。

会社を絶対に潰さない!

以前こんなことを書きました。
東日本大震災において、私(たち)のクライアントも直接的・間接的な被害を受けました。その影響は少なくありません。この時に痛感しました。上場企業は体力があるが、非上場の中小零細企業は風が吹けば簡単に吹き飛んでしまう。1ヶ月仕入がストップしただけで、1ヶ月売掛の入金が遅れたたけで、資金が底をつく。震源地から数百キロ離れた場所でも中小零細企業の社長はもがき苦しんでいる。
先日、東京での会食中、関西のクライアントの社長から携帯電話に着信がありました。「今から東京に行くから会って欲しい。助けて欲しい。」と。夜中、社長の泊まるホテルで会いました。手には1枚の紙切れ。見ると、そのクライアントの大口得意先が倒産したとの弁護士の通知。その瞬間に月次の売上高相当額以上の債権が焦げ付きました。震災により売上高が激減した上に、債権も回収不能に。私は「ヤバい」と思いました。社長も「地獄だ」とうな垂れました。資金は確実にショートします。
しかし、諦めなければなんとかなるのです。諦めたら終わりです。
この社長に限らず、多くの中小企業の社長が今、苦しんでいます。震災の影響は来年まで続くと思っています。倒産件数は増加するでしょう。
そんな中、私に出来ることはいったい何なのか。私に求められてることは何なのか。しばらく考えました。私も被災者と同じ痛みを味わう程の金額を赤十字に寄付することなのか。いや、そんなことではない。中小企業を救わなければならない。我が国の99%を占める中小企業を潰さない。そのために、私に出来ることはいくらでもある。そう思いました。
従来の上場企業向けコンサルティングの仕事は引き続きやりますが、来月までに新しいコンサルティング会社を作ることにしました。悩み、苦しみ、孤独で不安な中小企業の社長を、笑顔で安心して経営に専念してもらいたいのです。営業とかマーケティングとかを支援するようなことは出来ません。リスケや会社分割や事業譲渡といった再生手法を使うことも想定していません。会社の問題点はすべて数値に表れます。針穴に糸を通すような精緻な数値の分析により会社は変わると思っています。会計を経営にどこまで活かせるか、私の新たな挑戦です。

■君子を目指せ 小人になるな!

企業家大学 北尾吉孝今週だけでもセミナー講師を4本やることになっており、肉体的にも限界に近づいてきておりますが…、自己啓発のため、他社セミナーにも頻繁に聴きに行っております。

先日、SBI北尾吉孝CEOの新刊書『北尾吉孝の経営道場』を本ブログで紹介したところ、出版元の企業家ネットワーク様より、同社主催の『起業家大学』へご招待して頂きまして、北尾吉孝CEOの「君子を目指せ 小人になるな」というタイトルの講義を拝聴させて頂きました。

北尾吉孝CEOのどの書籍もそうですが、本講座も「濃い過ぎる!」という内容でした。
北尾吉孝CEOは、今でもすべての新入社員、すべての投資先の社長との面接に出るようです。それは「人物」がダメな人間は、決して事業で成功することはないため、徳が才を上回る君子たる人物かどうかを自分の目で確かめるためだといいます。人間としての品性・徳性や倫理的価値観が経営者として最も大切なことであり、君子を目指さなければならない。今、そういう人物でなくても、そういう人物を志す「姿勢」が大切だと。
君子になるための条件として6つ挙げられておりましたが、それはこちらをご参照ください。大切なことは、君子を目指す「姿勢」だということです。

それにしても、北尾吉孝CEOと同世代もしくは北尾吉孝CEOより年上の経営者の方と接する機会が多いのですが、北尾氏のあの確固たる自信やオーラは別格で、すさまじいものがあります。その確固たる自信がどこからくるのかという話もされておりましたが、こちらは書き始めるとは長くなるので、私の中で留めておくことにします。

過去にも北尾CEOの講義・セミナーは聴きに行ったことがありますが、至近距離(おそらく2〜3メートルの距離だったと思います)で、90分も北尾CEOのお話しを聴く機会というのは、おそらく今後は無いだろうと思います。このような機会をいただきました企業家ネットワークのD様には心よりお礼申し上げます。

▼事業家必読!
北尾吉孝の経営道場北尾吉孝の経営道場
著者:北尾吉孝
販売元:企業家ネットワーク
発売日:2009-06-29
おすすめ度:5.0
クチコミを見る

君子を目指せ小人になるな―私の古典ノート君子を目指せ小人になるな―私の古典ノート
著者:北尾 吉孝
販売元:致知出版社
発売日:2009-01
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

■window dressing

3月期決算の多くが、今日か、来週月曜日(6月1日)に法人税等の申告をすると思います。


私の事務所には、未上場企業の経営支援のような依頼もあります。
未上場企業には、経理業務や決算業務において、上場企業とは質の異なる重大な問題を抱えていることが多いです。


例えば、
1.月次決算をやってない
2.本決算は、決算日後2か月を経過しないと締まらない。
3.決算書の見方(=押さえるべきポイント)が分からない。
4.資金繰り表がない。
5.顧問税理士を過信している。

など。


よって、5月末になって初めて3月決算を見たという社長さんも多いはずです。しかも、昨年の5月以来、約1年ぶりに自社の決算を見たという社長さんが多いはずです。
ここに、未上場企業の最大の問題点があるといえます。


そんなことをいうと、こういう社長がおられます。
「ウチは、顧問税理士に任せているから大丈夫だ!」


しかしですね・・・
顧問税理士に決算を丸投げしているから、会社は問題だらけなんですよ。


中には、日常的にちゃんと指導して、決算も迅速に行う税理士もいるでしょうけど、ほとんどは申告期限ぎりぎりに決算書を持ってくるはずです。果たして、3月期の決算書を5月末に入手して、何か意味がありますか? 既に今期、2か月が経過しているんです。”too old” なんです。しかも、入手した決算書から何を感じましたか? 法人税の申告書から何を読み取りましたか? それをもって、次期以降どういう戦略を立てるのですか? 今後の資金繰りはどうされるのでしょうか? 


つまり、決算書なんて、自社の業績把握にも経営戦略立案にも何ら役に立ってないのが実情です。
納税と銀行のために、決算書を税理士に作ってもらっているだけで、経営には活かされていません。


そりゃ、まともな経営はできません。


銀行には良いところを見せたい、でも税金は払いたくない、というトレード・オフの間で、あるべき着地点に向けて顧問税理士に対し粉飾を指示する。顧問税理士がそれに応える。
そうやって毎年毎年整形手術をするうちに、自分の真の姿が分からなくなっている。そういう会社も非常に多いです。


この本、本文とは関係ないですが、税理士でありながらこの手の本を上梓する勇気と使命感に、差しでがましいですが賛意を称したいと思います。

テキトー税理士が会社を潰すテキトー税理士が会社を潰す
著者:山下 明宏
販売元:幻冬舎メディアコンサルティング
発売日:2009-01
おすすめ度:3.0
クチコミを見る

■究極のコスト削減法

会社のアカスリで利益10倍! 本当は儲かる環境経営 (朝日新書)会社のアカスリで利益10倍! 本当は儲かる環境経営 (朝日新書)
著者:酒巻 久
販売元:朝日新聞出版
発売日:2009-01-13
クチコミを見る



キャノン子会社のキャノン電子の酒巻久社長による新刊書。

キャノンの取締役から、赤字だったキャノン電子の社長に就任し、徹底したコスト削減により、7年間で売上高1.3倍、経常利益は12.8倍、利益率は9.5倍にした凄腕社長による高収益体質への改善策集ともいうべき『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』 (祥伝社黄金文庫)の続編的内容。



『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』は、多くのデータに基づき合理的に社内のムダを排除していき、結果として高収益体質を実現させることを提案する素晴らしい本です。

たとえば、
・会議室から椅子をなくして「立ち会議」にしたら、会議時間が75%短縮できた、とか
・工場を立ち作業に変えたら、一人当たり生産性が3.9倍になった、とか
・キャノン電子で一番優秀と評判の社員が勤務時間の9割をパソコンで遊んでいた、とか
・平均するとパソコンに向かっている時間の3〜4割は仕事をしていない、とか
・30代がもっともパソコンで遊んでいる、とか…

売上が伸び悩む中、コスト削減が急務の会社は、この『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』を読んでみてください。



で、今回の『会社のアカスリで利益10倍! 本当は儲かる環境経営』は、徹底したムダの削減により高収益化だけでなく、環境負荷の低減社員のモラル向上、といった一石三鳥の効果があるんだ! というところまで踏み込んで書かれています。

オフィスで発生するゴミの多くは紙類ですが、オフィスから回収されるオフィス古紙の量は1人あたり年48キロにもなるようですね。
では、これだけの紙を作るのには立木がどれだけ必要なのか。

答えは1.4本

従業員が1000人いる会社であれば、年間1400本分を消費していることになるのです!


そこで、キャノン電子では、不要な印刷・コピーを厳禁し、両面コピー・集約コピー、使用済みコピー用紙の裏面使用を徹底。会議の際は、プロジェクターを使い紙の文書や資料の持ち込みを禁止し、文書保存は電子化。
これにより、ムダに木を伐採しなくて済んだだけでなく、事務用品費が89%も削減できたと。額にして数千万円ですから、バカになりません。


これはほんの一部の施策ですが、このようなムダの削減により社員のモラルも高まってくるんですね。
印象的なのが、会社の工場の食堂で食中毒が発生した時の話。
食堂が1週間閉鎖になってしまい、仕方がないので1日3食分の弁当を社員にタダで提供したようです。その時に、ある女性社員が全部の弁当の輪ゴムを回収しに回ったそうです。結果、工場において1年間で消費する輪ゴム7000本を1週間で回収したそうです。
7000本の輪ゴムなんて買っても1万円もしないもの。でも「捨てたらもったいない。使える」と思い、労を厭わず回収したというから、何とも尊いことではないですか。



環境経営と企業利益はトレード・オフの関係にあるように思われていますが、これについて酒巻社長は真っ向から否定し、一石三鳥の効果を数字で見せてくれています。
コスト削減、コスト削減といいながら、なかなか本気で取り組めないもの。そんな経営者の方は特に『椅子とパソコン〜』と共に一読の価値ありです!




▼こちらもお薦め
酒巻社長の講演CD/DVD


▼こちらも読んで欲しい!
椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる! (祥伝社黄金文庫 さ 13-1)椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる! (祥伝社黄金文庫 さ 13-1)
著者:酒巻 久
販売元:祥伝社
発売日:2007-12-12
クチコミを見る



▼コスト削減といえば、こちらもお薦め!

日本電産永守イズムの挑戦 (日経ビジネス人文庫 ブルー に 1-32)日本電産永守イズムの挑戦 (日経ビジネス人文庫 ブルー に 1-32)
販売元:日本経済新聞出版社
発売日:2008-04
おすすめ度:4.5
クチコミを見る





余談ですが、同じ朝日新書から以前こういう本が出てましたね。
コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37) (朝日新書)コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37) (朝日新書)
著者:村井 哲之
販売元:朝日新聞社
発売日:2007-03-13
おすすめ度:4.5
クチコミを見る


■平成21年度税制改正大綱を公表 自民党

本日、平成21年度税制改正大綱が公表されました。

平成21年度税制改正大綱・予算重要政策

解説は来週以降「CFOのための最新情報」に掲載します。
セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】

■プロネクサス主催
 (5月25日(水) @東京)
『先行事例から学ぶIFRS導入プロジェクトの実務』

■ラウレア主催
 (5月25日(水) @東京)
『決算早期化実務の最新情報』

■日本経営協会主催
 (7月開催予定@東京)
 (8月開催予定@大阪)


【中小企業向けセミナー】

■黒字社長塾主催
 (5月29日(月) @大阪)
『社長のためのセールス・マーケティング実践セミナー』


●満員御礼のセミナー、公募していないセミナーは掲載しておりません。
●武田雄治へのセミナー・講演・研修の依頼は、武田公認会計士事務所HPよりお願いします。
プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。




武田公認会計士事務所



黒字社長塾





バックオフィスサービス株式会社



One Asia


コンサルティングのご紹介
「経理を変えれば会社は変わる!」の信念のもと、「真の経理部」を作るお手伝いしています。

すべてのコンサルティングを武田本人が行います。

決算早期化・効率化・標準化・仕組化、業務改善、経営管理向上、IFRS導入など、経理に関することは何でもご相談下さい。


●決算資料を見直すだけで決算早期化を実現させます!

●連結決算の「エクセル化」を支援します!



お問い合わせは、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。

もう一つのブログ
武田雄治 CFOのための最新情報ブログ
記事検索
Archives
『真の経理部』を作るためのノウハウ公開!
決算早期化の実務マニュアル第2版


決算早期化の原理原則!
決算早期化が実現する7つの原則


IFRSプロジェクトの進め方
IFRS実務

公認会計士の仕事
公認会計士の仕事














理詰めで黒字にする!
1年で売上が急上昇する黒字シート


1年で会社を黒字にする方法
1年で黒字化を目指す!
あなたの会社を1年間で黒字化します
























DVD発売中!
Twitter
Twitterボタン
武田雄治出版物
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ