公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

経営のはなし

絶対儲かるビジネスモデルの作り方

「ビジネスモデル」という言葉を知らない人はいないと思いますが、「ビジネスモデル」とは何かを分かっている人は少ないような気がします。

「モデル」を辞書でひくと、「手本」とか、「模範」とか、「型」といった説明がされています。つまり、「ビジネスモデル」とは、ビジネスの「手本」であり、ビジネスの「模範」なのです。「ビジネスモデル」とは、ゼロから構築していかなければならないものではなく、世の中にある「手本」や「模範」をパクればいいのです。他社の成功モデルを移植すればいいのです。

ファッションの最先端をいく人が「ファッションモデル」を参考にするように、ビジネスの最先端をいく人は「ビジネスモデル」を参考にします。「ファッションモデル」にも色んなモデルがいるように、「ビジネスモデル」にも色んなモデルがいます。

「ビジネスモデル」に関する本をみると、「ジレットモデル」「逆ジレットモデル」「フリーミアムモデル」「広告モデル」「二次利用モデル」・・・といった名称で、色んなモデルが紹介されています。

経営者や起業家にとって大切なことは、そういった成功モデルを分析し、自社に移植できるものがないかを検討することです。圧倒的に儲かっている企業には、必ず「儲けの仕組み」があります。それが「ビジネスモデル」です。オリジナルのビジネスモデルを構築することができるのなら、それでもいいと思いますが、既に成功したモデルをパクった方が確実に儲かると思います。

成功している企業の「ビジネスモデル」の事例を学びたい方は、山田英夫先生の本がオススメです。








億稼ぐビジネスプラン

昨年末に2日間(計23時間)で1つの事業を創り上げるという超・長時間セミナーを開催しました。

受講者された経営者・起業家の全員が2日間で1つの事業を創り上げ、最後には全員が事業プレゼンができるようになったのをみると、感動でこみ上げてくるものがありました。

ただ、創り上げた事業プランがホントにこれで良いのか自信がないという受講者もいるかもしれません。なので、セミナー後にマンツーマンの「個別コンサル」を受け付けたところ、20名以上の方にお申し込み頂きました。で、昨日と今日の2日間だけで15名(計15時間)のコンサルを実施しました。

実質的には朝10時〜夜9時まで会議室にこもりっぱなしで、かなりのエネルギーを使いましたが、私にとっても色々な「気付き」があり、とても有意義な時間でした。

その「気付き」については、また後日気が向いたら書きますが、ひとつだけ言っておくと、どんな方でも自分の能力・キャリア・経営資源を棚卸しし、成功したビジネスモデルを移植し、顧客がお金を払うキャッシュポイントと導線を仕組み化すれば、億を稼ぐビジネスプランを作成することができる!ということです。言い換えると、自分の能力等を過小評価し、ビジネスモデルがなく、キャッシュポイントがないビジネスプランでは、(おそらく)確実に失敗するということです。

今回コンサルを受けてくれた15名の中から、億を稼ぐ方が何名かは出るはずです。

来月、経営の原理原則を1日でお伝えするセミナーに登壇します。興味ある方は是非お越しください(詳しくはこちら)。このセミナーにご来場頂いた方には、次回の超・長時間セミナーのご案内を差し上げます。

自分の事業内容をどうやってターゲットに伝えるか??

大人はええぞ


自分の事業内容をどうやってターゲットに伝えるか??

これは、どのようなビジネスモデルを構築するかということと同じくらい超重要なことだと思います。この「伝え方」によって売り上げが何倍も変わるからです。

この週末に、『何度も読みたい広告コピー』という本を読んでいたところ、あるページで手が止まりました。そこには、福井新聞社の新聞広告が取り上げられていました。その広告が上の写真です。ごくごく普通の家庭の台所、おじいさんの膝の上に孫が座って笑っている写真。


いったい、何を伝えたいのだろうか??


右側にこんな文章(ボディコピー)が書かれています。
大人はええぞ。

まずな、宿題がない。
うまいもんが食える。
な、ええやろ。
やりたいことができる。
好きな仕事が選べる。
じぶんでお金がかせげる。
好きな人と結婚できる。
ええやろ?
それからいちばんええのはな、
大人なってからでも
いくつになっても
なんぼでも
やりなおしがきくことや。
好きなこと、やったらええ。
楽しみやなぁ。

なぜかこてこての関西弁。リズミカルな文章。

キャッチコピーは『家族で話そう。福井新聞』



「すごいなぁ〜」と唸りそうになりました。電通の古川雅之さんという方の作品のようです。

この本の初版が2011年ですので、少なくとも今から6年以上前の作品だと思います。その頃は「大人はええぞ。」といえた時代だったのか、そうじゃないけど「大人はええぞ。」と孫に伝えているのかは分かりませんが、もしかしたら後者ではないのかな。女性の社会進出率・共働き夫婦の比率が日本全国トップレベルの福井県において、子どもの面倒をみるのは祖父母の仕事。その祖父母が「大人はええぞ。」と孫に伝える。実は、祖父母の子供(孫からみると親)に、「大人はええぞ。」といえる大人になれよ、とのエールなんだろうか・・・。考えだしたら止まりません。実に深いメッセージです。






思考停止

経営者の方から、こんな話を聞くことがあります。

●高級車を買おうとしたら、会計事務所に反対された。
●生命保険に加入しようとしたら、会計事務所に反対された。
●債券を購入しようとしたら、会計事務所に反対された。
●投資不動産を購入しようとしたら、会計事務所に反対された。
●旅費規程を作ったら、会計事務所に反対された。


不思議ですよね。

なんで反対するのでしょう。

 ・利益が減るから反対なのか?(会計上の問題)
 ・損金算入できないから反対なのか?(税務上の問題)
 ・そもそも法的に違法なのか?(法的な問題)
 ・単に倫理的によくないことだと思っているだけなのか?(倫理上の問題)


どれに該当するのか、さっぱり分かりません。

問題だなぁ〜と思うのは、会計事務所に反対されたから、高級車も乗れないし、生命保険も入れないし、債券も変えないし、旅費規程も作れないし、節税もできないし、何もできないと思い込んでいる経営者が少なくないことです。



ちょっと待て!


それを思考停止っていうんだよ!




医者がいうことは120%絶対正しいのか!?

ホンキでそう思っている人は、健康になれない。

もっと自分で勉強すべきです。



最近、凄い本を読みました。
『Facebookで節税する方法』というタイトルがついていますが、このタイトルは出版社が付けたんじゃないかと思います。Facebookの本ではなく、節税の本です。しかも相当変態的な節税の本です。「日本はタックスヘイブン」とか言っている人に初めて出会いました。

経営者は、会計事務所や金融機関やよく分からないコンサル屋に身を委ねず、自分のことは自分で守るための勉強をすべきだと思います。






会計事務所への不満(続き)

先日、「会計事務所への不満」というエントリーをしたので、ついでにもう一つ書いておきます。

先日のエントリーの通り中小企業の社長さんによる会計事務所の不満をよく聞きますが、同じ位によく聞くのが上場企業の経営者・経理担当者による監査法人への不満です。

これまで名刺交換した上場企業の経営者・経理担当者は1000人を超えてますので、クライアント・顧問先以外の方からも色々な相談、セカンド・オピニオンを受けることがあります。その中で「監査法人への不満」(というか愚痴)が少なくありません。

クライアントの立場に立って考えていないとか、クライアントとの約束を守らないとか、自分の都合しか考えていないとか、上から目線でモノを言うとか・・・、数え上げたらキリがありませんのでこれ以上は書きませんが、聞いていて怒りに身を震わせることもあります。

以前は監査法人の問題ではなく、一部の会計士に常識がない人間がいるだけだと思っていました。しかし、多くの愚痴が、特定の監査法人に偏っています。個々人の問題ではなく、組織が腐ってるのだろうと思います。

中小企業でも上場企業でも、通常1つの会計事務所・監査法人としか契約しませんから(しかも長期間)、仮に不満があったとしても、「それがこの業界のスタンダードなんじゃないか」と考えてしまっている人がいます。「いやいや、そんな非常識な業界じゃないですから。」

会計事務所・監査法人との契約も、通常の取引と同様に、民間企業どおしの商取引です。一般の商取引において、対価を支払う側が、おかしいと感じたり、不条理を感じたりしたら、通常どうするでしょうか? 仕方ないで済ませるでしょうか? 泣き寝入りするでしょうか? 前回も書いたように、自分(自社)のお金をもっと大切に使った方がいいと思います。

会計事務所への不満

昨日、バックオフィスサービス株式会社に問い合わせ頂いた中小企業の社長さんを尋ねました。

社長さんから言われたのはこんな話。

少し長いですが・・・
会計事務所に記帳と申告を依頼しているが、期中に月次試算表を見せてもらったことがない。いつも申告期限ギリギリの決算日2か月後に、製本された申告書・決算書と、金額が書かれた納付書が一方的に郵送されてくるだけ。「こんな金額払えない」というと、「たくさん納税することは良いことだ」という回答がくるだけで取り付く島もない。節税のアドバイスが欲しいのに、一度ももらったことがない。

こんなことを何年も続けている訳にはいかないので、過去に「報酬を増やしてもいいから、決算前に数字を見せて欲しい」と頼んだことがある。その時は「分かりました」と快諾してくれるが、結局、一度たりとも期中に数字を見せてくれたことがない。

「前もって概算でいいから納税額を教えてくれ」と頼んだこともあるが、実際の納税額はケタが1つ多く、資金繰りに困ったこともあった。

凄まじい話ではありますが、もはや驚きません。
こんな話、これまで何度聞いたことか。

社長さん 「会計事務所って、どこもこんな対応ですか?」

私 「そんな訳ないじゃないですか。」

社長さん 「やっぱり、そうですか・・・」

私 「月次顧問報酬も支払っていますよね?」

社長さん 「はい、毎月〇万円」

私 「その〇万円は、何のサービスに対する支払いですか?」

社長さん 「分かりません。そういう商慣習だと思っていました・・・」


会社の問題点は数字に表れます。経営者がタイムリーに数字を見て、分析して、問題点を把握して、改善点を考えて、行動していかなえれば、会社が成長し続けることはないと思います。それを自力でできないのであれば、対価を支払って専門家に委ねるしかありません。しかし、対価を支払う限りは、それ以上のリターンを得なければならないし、そういった経営者の気迫のようなものも必要です。

この社長さん、「長年のお付き合いをしたから、解約しづらい」とも漏らしていましたが、自分(自社)のお金をもっと大切に使った方がいいと思います。


長距離打者を目指すのか、短距離打者を目指すのか。

日曜日の深夜のスポーツニュース『S1』の「ノムさんのボヤキ解説」を毎週見てしまいます。野球の見方が変わります。実に面白い。

先月28日(日)は、福岡ソフトバンクホークスの売り出し中の外野手上林誠知選手について、野村監督がこのようにボヤいていました。

どの道へ行くか。
長距離打者を目指すのか、短距離打者を目指すのか。
ハッキリ決めた方が良い。
首位打者を目指すのか、ホームラン王を目指すのか。
良いものをもっているのに、もったいない。

これを聞いた時は、思わず膝を叩きました。とても大事なことだと思います。この言葉を一言一句控えておきたくて、YouTubeで検索して、ノートに書き留めてました。



実は、中小企業向け・起業家向けセミナーや、中小企業向け・起業家向けのコンサルをする時に、これと似たようなことを言っているのです。

●(A)大きくて知名度のある会社を作りたいのか。
 (B)小さくてもキャッシュリッチな会社を作りたいのか。
●(A)孫正義、柳井正のような知名度と巨万の富を得たいのか。
 (B)無名でもいいから経済的に自由な生活がしたいのか。
●(A)私生活を犠牲にしてまで仕事に打ち込みたいのか。
 (B)私生活と仕事のバランスをとった幸せを手にしたいのか。

(A)が長距離打者、(B)が短距離打者といえると思います。

日本電産の永守重信社長は、数年前まで「元日の朝以外、年間364日仕事をしている」と公言していました。先日読んだ稲盛和夫さんの『考え方』という本には、若い頃は子供・家族と接する時間がなかったというようなことも書かれていました。あれ程の企業を作る経営者は、色々なものを犠牲にしているのです。

私も独立した時は(A)を目指して戦い、「24時間戦えますか」のリゲイン状態で仕事に没頭していました。しかし、ある時から(B)の生き方に軌道修正しました。あらゆるものを犠牲にしてまで仕事に打ち込むことより、バランスを取りながら自由な生活をしている方が幸せだと思ったからです。両方の道を歩んで思うのですが、目指すべきゴールが違えば、働き方・戦い方も変わります。今は1日2時間しか働いていないのは以前からこのブログでも述べている通りです。

中小企業の経営者さんも、起業家さんも、(A)を目指さなければならない、もしくは、(A)を目指すことが「経営」であると思っている方がいると思います。巷のビジネス書や、セミナーや、MBAの授業や、専門家の助言などの多くは(A)を目指す戦い方を述べているからだと思います。モデルケースになる会社は超大手上場企業で、どうやったら長距離打者になることができるかということが述べられています。(B)の道を薦める書物や専門家なんてほとんどありません。

しかし、プロ野球選手で長距離打者は少数派であるように、ビジネス界においても孫正義・柳井正のような経営者は稀有なわけです。99%が中小企業であり、上場企業は日本に約3600社しかありません。

上場企業(パブリックカンパニー)になって投資家などに対して経営責任・社会的責任を果たすためにプライベートを犠牲にしてでも仕事に人生を注ぎ込みたいというのであれば、それに向けて支援はします。しかし、好きなだけ報酬を取って、好きな家に住んで、好きなクルマに乗って、好きなだけ遊んでも誰にも文句を言われない自由な生活を謳歌したいというのであれば、上場を目指すべきではなく、小さくてもキャッシュリッチな会社(プライベートカンパニー、もしくはマイクロ法人)を作った方が良いと思います。上場企業で年収1億以上取っている経営者は一握りですが、プライベートカンパニーを作って年収1億円以上取っている経営者はゴロゴロいます。

どちらの道に進むかによって、経営戦略も財務戦略も組織設計も人事戦略も全部変わります。社長の(潜在的な)本心は短距離打者を目指したいと思っているのに、会社の理念・戦略は長距離打者を目指しているという会社が少なくないように思います。持っている経営資源を活かせていないという会社も多いように思います。

こういう会社をみると、ノムさんのようにボヤキたくなります。

良いものをもっているのに、もったいない。


だから、私はセミナーでいうのです。

「ホントは何がしたいのですか?」と。

軌道修正は1日でも早い方が良い、というのが私の考えです。







小さい会社がいつまでも小さい会社である理由。

小さい会社がいつまでも小さい会社である理由。

1.器 小さすぎ
「会社は社長の器以上には大きくならない」というのは真理だと思います。

2.取り巻きやばすぎ
取締役、監査役、顧問、相談役、税理士、弁護士、コンサル・・・社長の周りにいる人間が、会社の成長の足を引っ張っていることがあります。

3.数字見てなさすぎ
今朝の体重も見てない人が、ダイエットに成功するわけがありませんから。

4.脇 甘すぎ
契約書締結せずにビジネスを始めるとか、発注書締結せずに納品するとか、請求書もないのに支払うとか、必ずトラブるんです。で、貴重な時間・カネを失うんです。

5.人の話を聞かなさすぎ
要は、自己チュー。

6.勉強してなさすぎ
本読まなさすぎ。異業種から学ばなさすぎ。環境の変化を見てなさすぎ。

7.行動してなさすぎ
言い換えれば、言い訳しすぎ。時間がない。カネがない。自信がない。はいはい。

8.感謝なさずぎ。
失敗の原因は愛と感謝の欠如。


【関連記事】
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2015/8/19 経営の原理原則

「PDCAサイクル」は、「C」からはじめる「CAPDサイクル」が重要だと思う


PDCAサイクル


経営活動において、Plan(計画)→Do(実行) →Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことによって業務を継続的に改善することを「PDCAサイクル」といいます。

最近、やたらと「PDCAサイクル」という文字を書籍や記事で見かけます。「PDCAサイクル」をグルグルと回そうとか、「PDCAサイクル」を早く回そうとか、そういった内容のようです。

「P→D→C→A→P→D・・・・」と螺旋を描くようにサイクルを回していくことができれば、しかも、それを高速で回すことができれば、業務を改善できるはずです。

しかし、、、

私が「黒字社長塾」を始めてから、多くの中小企業を見てきましたが、そこで感じたことは「PDCAサイクル」を回している会社がめちゃくちゃ少ない! ということ。

非現実的なPlanを立てて終わっている会社、PlanなきDoに追われている会社、CheckもActionもない会社・・・、そんな会社がめちゃくちゃ多い。特に、中小企業で多いと感じるのが、Plan(計画立案)で満足して終わっている会社。経営計画を作り、中長期計画を作り、予算を作るけど、それらは過去の実績、問題点、改善点を反映させたものではなく、社長のマスターベーション、根拠なき熱狂の賜物に過ぎない。そのため、Planが非現実的であり、空想、幻想となっている。中長期計画、予算等が非現実的であり、空想、幻想となっていることから、具体的なDo(実行)のための戦略、戦術、アクションプラン等と紐ついていない。PlanとDoが断絶しているから、「経営」と「現場」が断絶する(もしくは、経営者が「現場」に介入する)。

私は、これが会社の成長を阻害している原因の一つだと思っていますし、成長企業と衰退企業の大きな違いの一つだと思ってます。

本来、Planningは、CheckやActionがあってこそ出来るものだと思います。つまり、Do(実行)したものを、キチンとCheck(評価)し、Check(評価)したものを、キチンとAction(改善)し、Action(改善)したものを、次のPlan(計画)に活かすという具合に。言い換えれば、Checkがあって、Actionがあってからの、Planをすべきだと思います。

ですから、「PDCAサイクル」は、本来は「C」からはじめる「CAPDサイクル」であるべきではないかと思っています。

では、Check(評価)はどうやってやるか。それは、「数字」です。正しい決算書を作成する。正しい財務分析をする。正しい業績評価をする。それをせずに、Action(改善)もPlan(計画)もできません。

マラソンのタイムを伸ばしたいなら、現状のタイムを知らなければなりません。ダイエットしたいなら、現状の体重を知らなければなりません。過去・現状を把握するから、問題点・改善点が分かるわけです。「数字のことは税理士に任せてるから、わしゃ知らん」という社長が少なくないことに驚かされますが、それ以上に、そういう社長がPlanningだけは一生懸命になっていることにも驚かされます。


「PDCAサイクル」は「C」から回す!

ってのが私の考えです。


気が付いたらお金が消えていたという話

『しくじり先生』というテレビ番組、面白いので時々見ます。

2月20日に放送された新庄剛志さんの『しくじり』は非常に面白かった。詳しい内容はこちらのブログに書かれているのでご覧頂ければと思いますが、簡単にいえば、44億円稼いだけど、気づいた時には預金残高が2200万円しか無かった・・・という絶望的なお話し。

ちょうど同じタイミングで、某社社長から不正調査の依頼がありました。話を聞くと、新庄選手と内容が全く同じでした。信頼してお金の管理をしてもらっていた人がいた、何年も通帳を見ていなかった、その人にお金を使い込まれた、気づいた時には会社の預金が無くなっていた、その人に逃げられた・・・と。

「なんで自分のお金や通帳を人に預けるんだ!」って思うのですが、中小企業の社長さんで自社の預金残高を知らない人って少なくないんですよね。「経理に任せているから」とか、「税理士に任せているから」などといって。でも、信頼したらダメだと思いますね。私は基本的に人を信頼してませんから、自分のお金を人に預けることはしませんし、契約書を交わさずに仕事をすることもありませんが、結構脇が甘いひとが多いです。黒字社長塾のクライアント様にも、売上10億円弱の会社なのに、経理部長に1億円抜かれていたことがありました。社長は数年間気がつかなかったのです。

新庄選手の話、TV番組としては面白いのですが、他山の石以て玉を攻むべしです。
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