公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

経営のはなし

月に書籍が200万円しか売れない本屋が、月商1000万円である理由

東福寺

ある社長さんと京都で会う予定があったので、その前に東福寺で紅葉を見ようかとInstagramをチェックしたら、上の写真に打ちのめされた。東福寺がドローンで撮影したらしい。参った。この写真で十分堪能した。もう現地に行く気が失せた。


-----

なので、京都の書店巡りをして、社長さんと打ち合わせし、そのまま一緒に食事へ。「炭火とワイン」という素敵な店名のお店。アルバイトと思われるウエイトレスの対応が素晴らしいかった。料理も美味しかった。

一緒に食事をした社長さんから、「中長期的にどうやって売上を伸ばすのか」という悩みの相談を受けた。多くの社長の悩みだ。昨日TVerで観た番組を紹介した。ここに答えがある。


炭とワイン


----

先日、このブログの読者であり、YouTubeをいつも閲覧して頂いている方から、12月4日放送分の「がっちりマンデー」がとても良い内容だと連絡をくれた。六本木で有名な入場料(1650円)を取る書店を特集していた。私もこの書店は何度も行こうとしたが、いつも一杯で入場できず、未だに入店したことがない。


がっちりマンデー

この書店、月に書籍が200万円しか売れないらしいが、月商1000万円もあるという。
書籍売上200万円、入場料200万円以外に、店内で提供している飲食売上が100万円、イベント収入が300万円、コンシェルジュによる選書サービスが200万円あるらしい(選書サービスが200万円の売上ってのはすごい)。

これなのだ。経営って。

ひとつの商品・サービスを提供しているだけではなく、他の何かを組み合わせるつなぐズラすことによって、新たな価値を提供する。ひとつの価値を提供しただけでは200万円の売上にしかならなくても、組み合わせることにより1000万円の売上になる。

世の中を見渡せば、売上を伸ばし続けているビジネスは、ほぼ全てビジネスモデルのPlan Bで成功しているのだ(っていう話は、拙著『「社長」の本分』第2章・第6章を参照されたし)。

今日相談を頂いた社長さんは、単一商品でそこそこの売上高を上げてきたが、Plan Bがない。ターゲットや商品の価値を、他の何かと組み合わせるつなぐズラすことによって売上を2倍・3倍にできないだろうか。

イマジネーションとイノベーションなくして成長なし。
パッションとアクションなくして成功なし。

とりあえず、ドローン飛ばしましょか。

1円の利益にもならない無駄なこと、割に合わないこと

okinawa

ぷらっと沖縄へ。

私と同じ時期に沖縄に完全移住する友達も沖縄に来ていたので瀬長島で合流。『POSILLIPO』(ポジリポ)というイタリア料理店へ。ポジリポとは、「どうぞ召し上がれ〜」という意味らしい。とりあえず生ビールで乾杯! これからもよろしく〜!



okinawa


初めて来たお店だが、沖縄では有名店。
カジュアルなイタリアンだが、結構美味しかった。

テーブルごとに担当者が決まっているらしく、そのサービスがとても良かった。我々のテーブルを担当してくれた美人ウエートレスも内地からの移住者で、沖縄に魅せられて移住してきたばかりらしい。



okinawa


サービスの良さも気に入ったが、ワインが豊富なのも気に入った。
美人ウエートレスに「変わったワインを出して」とムチャなオーダーをしたら、白・赤ともに相当美味しいワインを出してくれた。大分飲んで、随分酔った。沖縄でも美味しいワインが飲めるレストランが多いのは嬉しい。

以前から思っていたが、沖縄の接客は、マニュアルにないサービスをしてくれることが多い。一人ひとりの顧客と向き合い、ペチャクチャと喋り、ウダウダと語り、ゲラゲラと笑いながら、共に時間を過ごす。本州でこんな接客をしたら、上司から「ちゃんと働け!」と怒られるんじゃないかと思うくらい「無駄」だらけ。でも、そんなサービスが余韻に残るのだ。いや、そんなサービスしか余韻に残らない。

効率化を求め、回転を上げることも商売として大切なことだと思う。テーブルの上に爪楊枝を置かないレストランが多いのは、食べ終わった客に直ぐに帰らせるための「工夫」であり「知恵」でもある。ファーストフード店のようなビジネスモデルであれば、爪楊枝を使う1〜2分を削減してでも、回転数を増やすべきだと思う。しかし、効率化だけを求めると逃げられるビジネスもある。やったところで1円の利益にもならない無駄なこと、割に合わないことが、実は無駄ではないのだ。地面に絵を描くことのように。毎日ブログを書くことのように。

スカイマーク


-----

次回のYouTube Liveは、

11月20日(日)20:00〜 行います。

今回もニャンさんはベトナム料理店が多忙につき、ワンマンライブを行います。

今回は(前回のテーマと似ていますが)「2023年を楽しむ準備!」というテーマで行いたいと思います。質問等がある方は何らかの方法でご連絡ください。


youtube_live_2023準備



----

セミナーのご案内です。

11月29日(火) に決算早期化セミナーをオンラインで開催します(日本経営協会主催)。

詳細・お申し込みはこちら

ちゃんとやってよ

イチロー


先日、私のセミナーの受講者が、facebook liveを100日連続で開催したという話を書いたが、今日は同じセミナーの別の受講者から連絡があった。

マーケティング活動の一つとして、出版社や編集者と打ち合わせを重ね、自社製品が雑誌に掲載されたという連絡だった。素晴らしい。かなり有名な雑誌。小さな記事だから、小さな反応しかないかもしれないが、過去にも複数の雑誌に取り上げられているらしいので、点と点がつながる時が来るはず。見ている人は見ていると思う。

同じセミナーの受講者で、WBS(ワールドビジネスサテライト)の「トレたま」に出演したり、夕方のニュースに取り上げられたり、新聞に取り上げられたり、出版をしたり…と、行動している人が多いことは嬉しい。

というか、行動すれば、何かが動くのだ。
行動しないから、何も変わらない。
シンプルな原理原則。

やらない言い訳はいいので、どんどん弾を撃って欲しい。
弾を撃たないと、いつまでも的に当たらないので。

ちゃんとやってよ。

-----

私も、今日、もう1冊、出版が決まった。

先日脱稿したばかりだが、別の企画を仕込んでおいたのだ。今日、某出版社の企画会議があり、GOが出た。次で17冊目になるのだろうか。もう分からん。数えられん。

また寿命が縮まりそうな生活をすることになりそうだが、これも楽しみながらやろうと思う。

人生は楽しんでなんぼだ。
No Fun, No Life !!

(※ 画像はネットから拝借した)

100日目

1日サボれば


今日で、2022年の100日目

今日はとても嬉しい1日だった。

-----

今から135日前の2021年11月27日から2日間、経営者・起業家向けのセミナーに登壇した。このセミナーは、既に経営をされている社長さんや、これから起業をしようと考えている方まで、幅広い方が受講される。

このセミナーは、2日間で、才能の棚卸、願望の棚卸、外部環境の分析など、様々なワークを続けながら、自分にしかできないビジネスシナリオ(経営計画)を作り上げていくという内容。

このセミナーは昨年で10回目の開催となったが、毎回、私は、「商売は認知されてなんぼ」という話をしている。認知されないものが買われることはない。つまり、「あなたのことを知らない人が、あなたからモノを買うことはない」。モノを売りたいのであれば、自分のことを認知してもらわなければならない。では、どうやって認知してもらうのか。

これを考えるのが「社長の仕事」であり、「マーケティング」である。

ピーター・ドラッカーは、「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」(※1)という名言を残している。多くの社長がセールスに忙殺されるのは、マーケティングをしていないからだ。マーケティング活動を愚直にやれば、見込客に「買ってください!」と頭をさげる活動は不要になる。向こうから「売ってください!」と言ってきてくれるようになるから。

-----

このセミナーで、ある女性受講者が、素晴らしいビジネスシナリオを描いてくれた。このビジネスシナリオは多くの人に知ってもらいたいと思い、認知してもらう方法を一緒に考えた。100個書き出したうちの1つが、「SNSを使って情報発信をすること」だった。彼女も情報発信の必要性を理解しており、「毎日(365日)facebook liveをします!」と宣言してくれた。

そして、今年1月1日から始まったfacebook liveは、本日、100回目の開催となったのだ!

これは嬉しい。

色んな経営者を見てきたが、どんなに素晴らしいビジネスシナリオを描いても、セミナーを何度受講しても、行動しない人が9割。弾を撃てば認知してもらえるし、3週間続ければ習慣になるし、1年続ければマーケティングになるし、3年続ければブランディングにもなるが、大半の人は1発目の弾すら撃たない。高額のセミナーに申し込み、丸2日間も頭を使ったのに、なぜ1歩を踏み出さないのかが不思議でならない。準備ばかりせず、行動したらいいのに。

100日間継続した彼女は、「すでに習慣になった」「これからも続けられそう」「やりながら私の行く道が定まった」というようなことを言ってくれた。こういう経営者が出てきてくれたことが本当に嬉しい。才能とは、継続する情熱である。

毎朝6時30分からライブを配信しているので、お陰で私の生活も朝型になった。これからも応援したい。

頑張れ!

ちなみに、障がい児・障がい児を育てるご両親をサポートする「Smile Handicapped」というfacebookページから毎朝ライブを配信している。興味ある方はフォローしてあげてください。

------

冒頭の写真はネットから拝借した。
今日サボる人は、1年サボるよ。

If you don't act, nothing is gonna change.
When are you gonna do it?


(※1)ピーター・F・ドラッカー著『マネジメント 基本と原則』([エッセンシャル版]、ダイヤモンド社、2001年)P15

人材育成

バーニャカウダ


「黒字社長塾」を永久更新してくれた社長さんの会社を訪問した後、一緒に食事に行った。私より若い社長さん、いつも熱心に色んなことを吸収しようという意欲がすごい。

いまは「部下を育てる」ということに悩んでいるらしい。社内で勉強会をしたり、他社のセミナーに参加させたりしながら、部下に「経営者マインド」を持ってもらいたいと思っている。

私が社長業をやっていた頃も同じように思い、同じようなことをやっていた。しかし、その時の経験からいえるが、部下は育てようと思っても育たない。上に立つ者として必要なことは、チームを「育てる」ことであり、人は「伸ばす」ものだと思う。

個々人については、「育てる」のではなく、ひとりひとりの強みと弱みを見出し、強みを伸ばし弱みを補うことが重要だと思う。勉強会やセミナーを否定するものではないが、予め用意された人材育成プログラムのようなものを与えても、ジェネラリストが必要とするような知識やスキルが身に付くかもしれないけど、(一般的には)従業員の持つ強みや個性や才能を尊重したものではないし、それらを伸ばすものではない。「経営者マインド」が高まる、なんてこともない。

昭和時代から続いた日本的経営やメンバーシップ型雇用に古臭さを感じる中で、そもそも社員が「経営者マインド」を持って、人の上に立って働きたいと思っているのだろうか。それよりも、彼らが求めているのは、いまの「充足感」ではないか。仕事から得られる喜びがあるか、自己の強みや個性や才能が発揮できるか、個人のWell-Beingを感じることができるか…、そういった「充足感」ことが大事であり、そうでなければ社員から見捨てられる時代になっている。

会社という経済主体の中に従業員という構成要素がいるという時代(組織中心の時代)は終わり、会社というバーチャルな空間に個人という経済主体が存在するという時代(個人中心の時代)に移行している。社員を「育てる」というのは組織中心時代の考えではないか、は注意が必要だと思う。マネジメント層こそがコペルニクス的発想の転換をしなければならないのかもしれない。

社員を「伸ばす」ためは、(以前も書いたが)社長自らが「現場」に行き、社員とコミュニケーション(対話)をし、彼らをインボルブしていくべきだと思う。メールを一斉送信したり、LINEグループにメッセージを送ったりしても、インボルブできることはできないし、相手のことを理解することもできない。

片想いの人に、メールやLINEを送っただけじゃ声は届かないだろうし、相手のことを理解することもできないよね…。

今日は飲みながらそんな話をした。

仕事から得られる喜び

昨日、久しぶりに真面目に経営の話を書いたら、経営者の読者の方から御礼の連絡を頂いた。タマには真面目な投稿もしてみるもんだ…。


昨日、社長は、従業員とコミュニケーション(対話)を通して、従業員をインボルブしていくことが大切だと書いた。では、何をインボルブするのか? そっちの方が大切かもしれない。

例えば、給与水準をちょっと上げたり、ストック・オプションを付与したり、福利厚生を充実させたり…といったことをやれば、優秀な人材が集まるかもしれないし、従業員をインボルブすることができるかもしれない。しかし、そのような金銭的インセンティブで人を集めても、そういう人は自社よりも良い条件の会社があれば直ぐに消えていくのではないだろうか。物で釣られて来た人は、物に釣られて消えていくと思う。

私は、働くにあたって最も大切なことは「その会社で働くことによって喜びが得られるかどうか」だと思っている。これに優るモチベーションがあるだろうか。そして、これは「会社のビジョン・ミッションに共感できるかどうか」と言い換えることもできるのではないだろうか。

私が就職活動・転職活動を行った際(約20年前の話だが)、就職先・転職先の決め手になったのは、その会社のビジョン・ミッションだった。特に監査法人から上場企業へ転職する際は、その上場企業トップの語る壮大な夢に共感し、給与や福利厚生の話を聞く前に、その社長の下で働くことを決めた。入社すると、社内やトイレの壁にその会社のビジョンやミッションがデカデカと書かれており、また、それが書かれた名刺大サイズの冊子を全社員が持ち歩いていた。この会社のビジョンやミッションを知らない社員は、この会社には一人もいなかった。それがこの会社の求心力となっていたことは間違いない。この会社に転職して、監査法人時代より給与は下がったが、この会社で働いたことは今でも誇りに思っているし、楽しかった。本当に良い会社だった。

以前、ソフトバンクグループで働く方と食事をしたことがあるが、その方が、「ウチの会社で、社長(孫正義氏)のいうことを疑っている人は一人もいないと思いますよ。みんな、社長の夢を叶えるために働いていますし、夢は叶うと信じていますよ」といってくれたことが、とても印象に残っている。卓越した業績を残し、永続して成長する企業は、経営トップの壮大な夢と人々を引き寄せるビジョンやミッションが強固な土台となっていると思う。

昨日紹介したソニーの平井一夫元社長兼CEOが、世界中を回ってタウンホールミーティングを実施して従業員に語りかけたのは、同社の「KANDO」(感動)というビジョン(経営方針)だった。「KANDO」と言われても、よく分からない。でも、そこには平井氏の想いが詰まっているし、ソニーの向かうべき方向性をひと言で表したコトバでもある。このビジョンを従業員に浸透させるために、平井氏は「世界を回る旅に出た」(著書P166)と言っている。このビジョンに人はインボルブされ、インボルブされたチームの一体感が「仕事から得られる喜び」になるんじゃないだろうか。

社長は、夢を語り、ビジョンを語る人でもなければならないと思う。


-----

ネットでバズっていた以下の記事、これこそが「仕事から得られる喜び」だと思う。ディズニーランドのキャストの笑顔の背景には、「私はディズニーランドが、幸福を感じてもらえる場所、大人も子供も、ともに生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえるような場所であってほしいと願っています」というウォルト・ディズニーのビジョンを全キャストが理解しているからではないだろうか。


すてきな心
([出処]朝日新聞)

社長の仕事

3M

([出処]日経新聞(2021/9/6朝刊)より)

社長、かくあるべき。

私が最近紹介した『稲盛和夫、かく語りき』、『ソニー再生』、『ビジョナリー・カンパニーZERO』のいずれにも、従業員とのコミュニケーション(対話)がどれほど大切か書かれている。

ビジョン・ミッションが全ての従業員に浸透していたとしても、従業員が経営のことなど考えもせず、社長とは別のことを思っているということは往々にしてある。退社時間までどうやって仕事をしているフリをしようかとか、与えられた仕事をどうやって無難に乗り越えようかとか、いかに楽をして給与をもらおうかとか、そういうことを考えている従業員もいるだろう。利害が反する従業員をうまく巻き込んで、束ねて、社長と同じ方向に向けるかは至難の業であるが、これこそが社長の仕事であり、社長の力量である、ということを数多のビジネス書が教えてくれる。

4年連続赤字だったソニー(現 ソニーグループ)を再生させ、黒字に転換させた平井一夫元社長兼CEOは、社長兼CEOに就任していた6年間、世界中の拠点を回ってタウンホールミーティング(経営陣と従業員が直接対話できる集会)を70回以上開催したという。だいたい毎月1度は世界のどこかの町でタウンホールミーティングを開催していた計算になる。ソニーグループのような巨大企業であっても、社長自身が世界中の拠点を訪ね、従業員に語りかけ、従業員から質問を受け(プライベートなことも含め)、彼らの心に火を付けていったのだ。平井氏は、こうやって従業員とコミュニケーション(対話)をすることによって、社長は「雲の上の存在」ではなく、他の従業員と同じく、家族のために働くひとりの社員であること示し、チームワークを醸成し、従業員をインボルブしていった。

稲盛和夫氏は、「コンパ」と称して、従業員と飲みながら議論する場を設けていたことも有名な話である。

大切なことは、上のスリーエムジャパンの宮崎裕子社長がおっしゃるように、「1対1で話す機会をつくる」ということだと思う。それも、「口頭」で話す機会をつくるべきだと思う。最近は、社内のコミュニケーションをLINE、Messenger、チャットなどに依存している会社が増えてきた。社内では誰も喋っていないのに、笑い声だけが聞こえてくるという異様な雰囲気の会社もある。メールやLINEでのコミュニケーションも大切かもしれないが、それらのコミュニケーションだけでは感情までは伝わりづらい。しかも、LINEなどのコミュニケーションは、どうしても薄っぺらい言葉のやり取りとなる(だから、私はLINEなどのコミュニケーションは極力やらないというのは以前も書いたとおり)。かといって、メールで1度に数百文字、数千文字の文章を送ることも異常。

『ビジョナリー・カンパニーZERO』において、「残念ながら、多くの企業経営者はコミュニケーションが不得手だ。コミュニケーションができないのではない。しないのだ。」(P138)と書かれている箇所があるのだが、実際、その通りだよなぁ〜と思う。マネジメントの仕事の一環として、従業員との対話を通じてのインボルブは絶対に必要なことだと思う。宮崎社長のように「皆の思い込みを取り払うのも私の仕事」と言い切れる社長はすごいと思う。

人の上に立つというのは、恋しさとせつなさと心強さと、愛と感謝とEQが必要となる大変な仕事だと思う。

再会

にくらうす


朋有り遠方より来たる。
かつて一緒に仕事をしていた経営者の知人と久々に再会した。コロナの影響で経営が傾いてるとの噂だったが、まるで他人事のようだったので安心した。実際に影響は受けただろうが、抗っても仕方のない時は抗わないに限る。とはいえ、環境が元に戻ることはないと判断し、今まで築いてきたものを捨てて、新しいことをやっていく準備をしているという。こういう切り替えの速さはとても大切。意思決定と行動が遅い経営者が大成することはないと思う。スピードが他を凌駕する。何事も「秒」で動くべし。

-----

 またまたYouTube更新しました。

【公認会計士武田雄治の書籍紹介】の第4弾として

瀧本哲史著『2020年6月30日にまたここで会おう』

を公開しました。

東大での伝説の講義の講義録。

自分の頭で考えろ+意見をバラまけ!!

経営者も必読です。


・ご覧頂けた方は、「いいね」ボタンへのポチをお願いします!
チャンネル登録もお願いします!
・SNS等でのシェア・拡散歓迎です!


▼閲覧は、画像をクリックしてください。
武田雄治の書籍紹介004

環境変化対応業という仕事

御堂筋


今年もあと200日。

久しぶりにオフィスの郵便受けを見たら、知らない弁護士から封書が届いていた。こういうのは心臓に悪いからやめてくれ〜。恐る恐る開封すると、7〜8年前のコンサル先の中小企業が破産手続に入るという内容だった。で、債権額を教えてくれ、と。知らんがな。

ヒトに貸したカネすら忘れてるのに、そんな昔の滞留債権の額など覚えているはずがない。

この企業は、全ての商品を中国で製造していた。コロナの影響で製造も止まり、中国への行き来も出来ず、完全に経営が止まったのだろうと推察される。

-----

私は常々、経営は(もしくは社長業は)「環境変化対応業」でなければならないと言っている。富士フイルムは生き延び、イーストマン・コダックが経営破綻したのは、写真フイルムの需要の減少期からデジタル化などへの変革を行った否かの対応力の違いであり、環境変化に対応できない会社はいずれ衰退することになる。

今日は、別のコンサル先の中小企業の社長さんが来社された。外部環境が変化する中で、これまでの常識を打ち破った新しいビジネスモデルを練り続けている。かれこれ数ヶ月、思考をこねくり回してきたが、ようやく「それオモロイかも!」というものがカタチになってきた。

「自らが」環境の変化に適応していくと生き残る。環境の変化に飲み込まれると衰退する。

-----

今日読んだ本によると、数十年後にはアジアは住めない国になるという。人生100年時代などと言われるが、100歳まで日本にいると多くの人が熱波で死ぬかもしれない(らしい)。コロナの影響よりも、この日本の暑さ(気温上昇)にどう適応していけばいいのだろうか。EXITを考える。後日、この本の書評を書こうと思う。


(※ 写真は、夜の御堂筋。ガラガラ過ぎて思わず撮ってしまった。本文とは何ら関係ない。)

コロナウイルスの影響で売上が下がり、キャッシュが減少し、会社がヤバイと焦る前に、経営者は何をすべきかという話 〜続き

前回の続きです)

今回も「ですます調」で。

「想定外」に備えて、手元資金を厚くしておきましょう

既にニュースになっていますが、新型コロナウイルスの感染拡大に対する政府の緊急対応策として、実質的に無利子・無担保で融資を受けられる新たな制度が本日(17日)から始まりました。日本政策金融公庫と沖縄振興開発金融公庫が取り扱っています。日本政策金融公庫のHPに詳細・必要書類等の情報が載っています。

最近1ヶ月の売上高が5%以上減少した中小企業やフリーランスを含む個人事業主を対象に、当初3年間は0.46%、3年経過後は1,36%(但し、3000万円超分は最初から1.36%)で融資を受けることができます(利率は本日時点)。その上で、売上高が15%(小規模事業者)、もしくは20%(中小企業者)減少するなどより厳しい経営状況の企業には、利子に当たる金額を当初3年間、国が補填してくれるという「特別利子補給制度」というものも併用できるため、実質的な無利子の融資を受けることが可能です(金額上限あり)。返済を最大5年間据え置くこともできるのです。

無利子・無担保で融資を受けることができる上に、返済を据え置くことができるということです。これはすごいことですよ。なんちゅーこっちゃです。

-----

私も、日本政策金融公庫の窓口行ってみました。人が殺到しているんじゃないかと思いましたが、驚くことに、空いてました(本日午後、大阪支店)。私のクライアントさんや友達等も本日窓口に行ったようですが、どこも空いていたようです。融資の必要がないのか、無知なのか、どちらなのでしょうか? 窓口にいくと、担当者が非常に丁寧に融資の制度を教えてくれました。


新型コロナウイルス感染症特別貸付

これと同じものはネットでも見ることができます。

「借入申込書」なども、その日にもらえます(これもネットからダウンロードできます)。

新型コロナウイルス感染症特別貸付

あとは必要書類を郵送するだけ。

後日、一度面談がありますが、問題なければ融資実行です。今申し込むと来月には融資実行できるようです。民間の金融機関で通常の融資を受けることに比べると、かなりハードルが低いです。実質無利子なので、既に同公庫や他行から融資を受けている方も借換を検討すべきでしょう。

各都道府県や他の金融機関でも、こういった融資を行うかもしれませんので、ググってみてください。

----

新型コロナウイルス感染症に関連して、融資制度だけでなく、各種助成金・補助金も設けられることが決まっています。これらも、申請すればもらえる可能性が高いものですが、当然ながら申請しなければもらえません。無知は貧乏の元、知恵は金持ちの元です。各種助成金等の情報は、私のもう一つのブログで紹介してますのでご参照ください。

武田雄治のYouTube
youtube_黒字社長塾
経理アウトソーシング
経理アウトソーシング
「経理」の本分とは?
経理の本分_カバー帯
プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表

side_banner01-テキスト無


■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

もう一つのブログ
武田雄治 CFOのための最新情報ブログ
コンサルティングのご紹介
「経理を変えれば会社は変わる!」の信念のもと、「真の経理部」を作るお手伝いしています。

すべてのコンサルティングを武田本人が行います。

決算早期化・効率化・標準化・仕組化、業務改善、経営管理向上、IFRS導入など、経理に関することは何でもご相談下さい。


●決算資料を見直すだけで決算早期化を実現させます!

●連結決算の「エクセル化」を支援します!



お問い合わせは、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。

記事検索
Archives
『真の経理部』を作るためのノウハウ公開!
決算早期化の実務マニュアル第2版


決算早期化の原理原則!
決算早期化が実現する7つの原則


IFRSプロジェクトの進め方
IFRS実務

公認会計士の仕事
公認会計士の仕事














QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ