公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

経営のはなし

青山ブックセンター六本木店が閉店ですか・・・

Yahoo!ニュースで知りました。

これはショッキング。

この度、青山ブックセンター六本木店は、6月25日(月)をもちまして営業を終了し、青山ブックセンター本店に統合することとなりました。皆様の温かいご支援の中、これまで営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます。
([出処] 青山ブックセンター六本木店 公式Twitterより一部抜粋(2018/5/6 23:58配信))

先日、『本屋さんが消えていくのは残念極まりないことですが、進化論的にみても「仕方ない」としか言いようがない』というようなことを書きましたが、この店が消えるというのはショックですね・・・。昔はよく通ったお店でしたが、私も最近は足が遠ざかっていました。ビジネスとしては相当厳しかったと思いますが、いろんな出会いがあり、楽しく、ワクワクする本屋でした。

青山ブックセンターを運営しているブックオフコーポレーションの有報を見ましたが、業績はやはり厳しそうです。六本木店閉店後は、表参道の本店のみで営業するようですが、こちらも厳しいだろうなぁ。

個別コンサル

3月に2日間(計23時間)で1つの事業を創り上げるという超・長時間セミナーを開催しましたが、創り上げた事業プランがホントにこれで良いのか自信がないという受講者もいるかもしれませんので、3月〜4月にかけてマンツーマンの「個別コンサル」(1日1時間)を実施しました。で、本日、計17名の方へコンサルをすべて終了しました。

以前もこのブログで書いたことがありますが、大半の起業家は、単一事業から1つのキャッシュポイント(収入源)しか考えられていません。複数のキャッシュポイントがあるはずです。例えばですが、セミナー業をやる場合、単発のセミナー収入だけではなく、その二次配信(動画販売、書籍化等を含む)による収入を得ることもできます。セミナー後のフォロー(コンサル等)で収入を得ることもできます。会員制にして定額収入を得ることもできます。BtoB向けのコンテンツをBtoC向けにすることもできるかもしれません。1つの事業から、何パターン、何十パターンもの収入を得ることは可能です。

また、顧客に自社の商品・サービスを購入してもらうための「導線」を考えていない方が大半でした。例えば、HPを開設したり、instagramでコンテンツを配信したりしても、商品・サービスを購入してもらうための「導線」がなかったり、セミナーを開催しても次の階段に登ってもらうための「導線」がなかったり・・・。もったいない。極論をいえば、モノが売れないのではなくて、モノの買い方が分からない・・・。

さらにいえば、ビジネモデルがオリジナルすぎます。世の中に成功事例が山のようにあるのに、なぜそのビジネモデルを研究して、パクらないのか。経営は「TTP」(徹底的にパクる)が鉄則です。


誤解を恐れずにいいますが、起業家の方は、もっともっと金儲けに貪欲になるべきです。自分を過小評価し過ぎですし、ビジネモデルが小さすぎると思います。


この個別コンサルだけが原因ではないですが、体重が2キロ痩せました。私もかなりエネルギーを消費したようです(^^)


会社を維持・存続させるということ

幸福書房


今朝の日経新聞『春秋』より。

本を売りたい人がいて、そこに本を愛する客がいる。でも、それだけでは商売が成り立たない。ビジネスで大切なことを教えてくれるコラムです。

本屋さんの店舗数は右肩下がりに減っていますが、それは(上のコラムにあるような)活字離れだけが原因なのでしょうか。この数十年で、街の本屋さんだけではなく、街の駄菓子屋さん、街の電気屋さん、街の薬屋さん・・・といった「街の〇〇屋」が姿を消しました。代わりに売上を伸ばしたのは、大手の書店、大手のコンビニ、大手の家電量販店、大手のドラッグストア・・・といった「大型チェーン」。時代の変化の先頭をいくものが生き残り、置いていかれたものが衰退するというのは進化論さながら。「進化」とは、「不」を解消するために大陸移動するようなもので、必然的に小売業は経営統合して巨大化していきます。「小」が「大」を飲み込むことは難しく、個性的な本屋さんも淘汰されていく。こういう本屋さんが消えていくのは残念極まりないことですが、進化論的にみても「仕方ない」としか言いようがない。

でも、私はこういう本屋さんにも通います。そして、こういう本屋へ行くと必ず1冊は何かを買うようにしています。本屋さんへのリスペクトの意味も込めて。いずれ淘汰されると分かっているけれど。。。

成長企業の強みの源泉

録画していたTV番組『カンブリア宮殿』を観ました。

ゲストはRIZAP(ライザップグループ株式会社)の瀬戸健社長。まだ30代の社長さんです。

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RIZAPは以前から注目していた企業の一つで、私の経営者・起業家向けのセミナーでも革新的なイノベーションを起こした企業の事例として取り上げたことがあります。売上高の推移は以下のグラフの通り。創業十年ちょっとで連結売上高1500億円(時価総額は5000億円:現時点)の企業となりましたが、創業当時は「豆乳クッキーダイエット」というクッキーを作っていた会社だということを知らない方は少なくありません。

今ではRIZAPといえばパーソナルトレーニングのジム運営会社と認知されていますが、実はジムの売上高は全体の4分の1以下で、積極的なM&Aを仕掛けて急拡大している会社なのです。

ちなみに、M&Aだけではなく、「ライザップゴルフ」や「ライザップイングリッシュ」などの新規事業も展開しています。


ライザップ業績推移

(RAZAPグループ株式会社 公表データを元に武田作成。 2006年まで単体、2007年から連結、2016年からIFRS(国際会計基準)適用、2018年は見込み。)
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番組では、『私の履歴書』が書けそうな瀬戸社長の苦難の人生や、成功後も続く倹約生活なども紹介され、その一貫した価値観にフォーカスがあたっていたように思いますが、私はこの会社の強みの源泉はどこにあるのか・・・という点にフォーカスをあてて観ていました。

観ていて感じたのは、「三日坊主市場」を狙うという事業ドメインと、「『人は変われる。』を証明する」という企業理念が寸分たがわずピッタリであることと、両者の間に”三日坊主”を防ぐための「パーソナルトレーナー」という経営資源が存在することが、ライザップの強みの源泉なんだろうなぁと。

立派な経営理念を掲げているだけではなく、それを具現化するために「パーソナルトレーナー」の育成に余念が無いところが競争優位性・差別化要因となっているようにも感じます。

また、この「三日坊主市場」を狙うのであれば、ゴルフやイングリッシュだけでなく、他にも進める分野はあるわけで、まだまだ成長のポテンシャルを秘めているようにも感じました。

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この番組を観た後に、「アナザースカイ」の録画も観ましたが、やっぱりシンガポールはいいですねぇ。リタイア後の移住先候補のひとつです。


億稼ぐビジネスプラン 〜続き

先日から続いている「個別コンサル」が昨日、一旦すべて終了しました。5日間かけて、計24名(計24時間)のコンサルを実施しました。

24名分のビジネスモデル・ビジネスプランを拝見すると、私も色々と勉強になりました。

ここでは2つ、私の気付きを書いておきます。

(1)事業ドメインの決定について

孫正義さんは『経営者の最も重要な仕事はドメイン(事業領域)を常に再定義することだ』と述べております(日本経済新聞 2012/12/30朝刊、孫正義氏へのインタビュー記事より)。

事業ドメインは、「進むべき方向」と言い換えても良いと思います。

このドメインの決定にあたり、「ドメイン」=「私がしたいこと」(夢・願望)という方がかなりいました。「ドメイン」=「私ができること」(能力・資源・キャリア等)という方は少数でした。「私がしたいこと」がビジネスになれば幸せですが、「私ができること」(もしくは「私にしかできないこと」)をやる方が儲かるビジネスになると思いますし、ワクワクすると思いますし、顧客からも喜ばれると思いますし、感動を与えることができると思いますし、双方win-winになるのではないかと思います。

「私ができること」を過小評価していたり、棚卸し出来ていない方が少なくありませんでした。「私ができること」なんて何もない!! って方もいましたが、そんなことはないはずです。小さい時に夢中になったこと、ハマったこと、怒られてもやり続けたこと・・・などが誰しもあると思いますが、そういったものが才能の原型ではないかと思います。

(2)ビジネスモデルについて

単一事業から1つのキャッシュポイント(収入源)しか考えられていないビジネスモデルが大半でしたが、複数のキャッシュポイントがあるはずです。例えばですが、セミナー業をやる場合、単発のセミナー収入だけではなく、その二次配信(動画販売、書籍化等を含む)による収入を得ることもできます。セミナー後のフォロー(コンサル等)で収入を得ることもできます。会員制にして定額収入を得ることもできます。BtoB向けのコンテンツをBtoC向けにすることもできるかもしれません。1つの事業から、何パターン、何十パターンもの収入を得ることは可能です。

1つのキャッシュポイントから月額20万円しか得られる見込みがない、これでは生活もできない、といって諦めかけてた方もいました。しかし、1つの事業コンセプトから10パターンの価値(value)の提供方法はあるはずですし、10パターンの顧客の定義もできるはずです。組み合わせると100パターンの価値提供ができます。そうすると月額20万円のビジネスモデルも、月額2000万円(年商2億超)のビジネスモデルに変貌させることができます。

そうやって、ビジネスモデルを考える際には、できるだけ多くのキャッシュポイントを考えてもらえれば、大きなビジネスができるのではないかと思います。


【関連記事】
2018/1/26 絶対儲かるビジネスモデルの作り方

Think big

今日読んでいた本に、
『(ナルシシスティックな人は)自分と自分のものは過大評価する。他のものはすべて過小評価する』(P97)
と書かれていました。

確かにナルシストはそうかもしれません。

だから、
『理性と客観性が損なわれるのは明らかだ』(同)
と。


ただ、先日から続いている「個別コンサル」において、多くの経営者・起業家とお話しして感じるのは、どちらかといえばナルシシスティックな人が多いのに、自分を過小評価し、さらに自分のビジネスモデルはさらに過小評価する人があまりにも多い。

理性と客観性が損なわれたらまともにビジネスはできませんが、もっと大きなことを考えてビジネスモデルを構築したら、もっと面白いことができるし、もっと稼げるのになぁ〜、って思うことがあります。

絶対儲かるビジネスモデルの作り方

「ビジネスモデル」という言葉を知らない人はいないと思いますが、「ビジネスモデル」とは何かを分かっている人は少ないような気がします。

「モデル」を辞書でひくと、「手本」とか、「模範」とか、「型」といった説明がされています。つまり、「ビジネスモデル」とは、ビジネスの「手本」であり、ビジネスの「模範」なのです。「ビジネスモデル」とは、ゼロから構築していかなければならないものではなく、世の中にある「手本」や「模範」をパクればいいのです。他社の成功モデルを移植すればいいのです。

ファッションの最先端をいく人が「ファッションモデル」を参考にするように、ビジネスの最先端をいく人は「ビジネスモデル」を参考にします。「ファッションモデル」にも色んなモデルがいるように、「ビジネスモデル」にも色んなモデルがいます。

「ビジネスモデル」に関する本をみると、「ジレットモデル」「逆ジレットモデル」「フリーミアムモデル」「広告モデル」「二次利用モデル」・・・といった名称で、色んなモデルが紹介されています。

経営者や起業家にとって大切なことは、そういった成功モデルを分析し、自社に移植できるものがないかを検討することです。圧倒的に儲かっている企業には、必ず「儲けの仕組み」があります。それが「ビジネスモデル」です。オリジナルのビジネスモデルを構築することができるのなら、それでもいいと思いますが、既に成功したモデルをパクった方が確実に儲かると思います。

成功している企業の「ビジネスモデル」の事例を学びたい方は、山田英夫先生の本がオススメです。








億稼ぐビジネスプラン

昨年末に2日間(計23時間)で1つの事業を創り上げるという超・長時間セミナーを開催しました。

受講者された経営者・起業家の全員が2日間で1つの事業を創り上げ、最後には全員が事業プレゼンができるようになったのをみると、感動でこみ上げてくるものがありました。

ただ、創り上げた事業プランがホントにこれで良いのか自信がないという受講者もいるかもしれません。なので、セミナー後にマンツーマンの「個別コンサル」を受け付けたところ、20名以上の方にお申し込み頂きました。で、昨日と今日の2日間だけで15名(計15時間)のコンサルを実施しました。

実質的には朝10時〜夜9時まで会議室にこもりっぱなしで、かなりのエネルギーを使いましたが、私にとっても色々な「気付き」があり、とても有意義な時間でした。

その「気付き」については、また後日気が向いたら書きますが、ひとつだけ言っておくと、どんな方でも自分の能力・キャリア・経営資源を棚卸しし、成功したビジネスモデルを移植し、顧客がお金を払うキャッシュポイントと導線を仕組み化すれば、億を稼ぐビジネスプランを作成することができる!ということです。言い換えると、自分の能力等を過小評価し、ビジネスモデルがなく、キャッシュポイントがないビジネスプランでは、(おそらく)確実に失敗するということです。

今回コンサルを受けてくれた15名の中から、億を稼ぐ方が何名かは出るはずです。

来月、経営の原理原則を1日でお伝えするセミナーに登壇します。興味ある方は是非お越しください(詳しくはこちら)。このセミナーにご来場頂いた方には、次回の超・長時間セミナーのご案内を差し上げます。

自分の事業内容をどうやってターゲットに伝えるか??

大人はええぞ


自分の事業内容をどうやってターゲットに伝えるか??

これは、どのようなビジネスモデルを構築するかということと同じくらい超重要なことだと思います。この「伝え方」によって売り上げが何倍も変わるからです。

この週末に、『何度も読みたい広告コピー』という本を読んでいたところ、あるページで手が止まりました。そこには、福井新聞社の新聞広告が取り上げられていました。その広告が上の写真です。ごくごく普通の家庭の台所、おじいさんの膝の上に孫が座って笑っている写真。


いったい、何を伝えたいのだろうか??


右側にこんな文章(ボディコピー)が書かれています。
大人はええぞ。

まずな、宿題がない。
うまいもんが食える。
な、ええやろ。
やりたいことができる。
好きな仕事が選べる。
じぶんでお金がかせげる。
好きな人と結婚できる。
ええやろ?
それからいちばんええのはな、
大人なってからでも
いくつになっても
なんぼでも
やりなおしがきくことや。
好きなこと、やったらええ。
楽しみやなぁ。

なぜかこてこての関西弁。リズミカルな文章。

キャッチコピーは『家族で話そう。福井新聞』



「すごいなぁ〜」と唸りそうになりました。電通の古川雅之さんという方の作品のようです。

この本の初版が2011年ですので、少なくとも今から6年以上前の作品だと思います。その頃は「大人はええぞ。」といえた時代だったのか、そうじゃないけど「大人はええぞ。」と孫に伝えているのかは分かりませんが、もしかしたら後者ではないのかな。女性の社会進出率・共働き夫婦の比率が日本全国トップレベルの福井県において、子どもの面倒をみるのは祖父母の仕事。その祖父母が「大人はええぞ。」と孫に伝える。実は、祖父母の子供(孫からみると親)に、「大人はええぞ。」といえる大人になれよ、とのエールなんだろうか・・・。考えだしたら止まりません。実に深いメッセージです。






思考停止

経営者の方から、こんな話を聞くことがあります。

●高級車を買おうとしたら、会計事務所に反対された。
●生命保険に加入しようとしたら、会計事務所に反対された。
●債券を購入しようとしたら、会計事務所に反対された。
●投資不動産を購入しようとしたら、会計事務所に反対された。
●旅費規程を作ったら、会計事務所に反対された。


不思議ですよね。

なんで反対するのでしょう。

 ・利益が減るから反対なのか?(会計上の問題)
 ・損金算入できないから反対なのか?(税務上の問題)
 ・そもそも法的に違法なのか?(法的な問題)
 ・単に倫理的によくないことだと思っているだけなのか?(倫理上の問題)


どれに該当するのか、さっぱり分かりません。

問題だなぁ〜と思うのは、会計事務所に反対されたから、高級車も乗れないし、生命保険も入れないし、債券も変えないし、旅費規程も作れないし、節税もできないし、何もできないと思い込んでいる経営者が少なくないことです。



ちょっと待て!


それを思考停止っていうんだよ!




医者がいうことは120%絶対正しいのか!?

ホンキでそう思っている人は、健康になれない。

もっと自分で勉強すべきです。



最近、凄い本を読みました。
『Facebookで節税する方法』というタイトルがついていますが、このタイトルは出版社が付けたんじゃないかと思います。Facebookの本ではなく、節税の本です。しかも相当変態的な節税の本です。「日本はタックスヘイブン」とか言っている人に初めて出会いました。

経営者は、会計事務所や金融機関やよく分からないコンサル屋に身を委ねず、自分のことは自分で守るための勉強をすべきだと思います。






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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役



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■業者様からの営業はお断りしております
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