公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

おすすめの本

【オススメ本】橘玲著 『幸福の「資本」論』(ダイヤモンド社)




出たら買う、橘玲さんの新刊書。

久しぶりに橘玲さんが「人生設計」について書いた本。

毎回、期待を大きく超える内容に驚かされます。

本書は、ざっくり言ってみれば、”理詰めで” 幸福になる戦略が書かれています。

ひとは、以下の「3つの資本」を持っています。
 (1)金融資産(不動産を含む財産)
 (2)人的資本(働いてお金を稼ぐ能力)
 (3)社会資本(家族・友だちのネットワーク)

金融資産を持つことにより、金銭的な不安から解放されて、経済的独立をすることができる。人的資本を持つことにより、自己実現を果たすことができる。社会資本を持つことにより、良い人間関係に充たされることになる。この「3つの資本」を同時に持つことが「幸福」かもしれませんが、3つを同時に持つことは「おそらく不可能」(P51)だといいます(理由は第3章参照)。

では、「3つの資本」をどのように運用するのが最適のポートフォリオなのか・・・、という視点で話が展開されていきます。

結論がごもっとも過ぎて、これまでの橘玲さんの人生設計本ほどの衝撃はなかったものの、そこに至るまでの話の展開は他の本を超えた面白さでした。オススメです。

【オススメ本】神田昌典・渡部昇一著『日本人の成功法則』

日本人の成功法則
神田昌典
フォレスト出版
2010-12-14



先日、渡部昇一著『人生の手引き書 』を読みながら、「そういえば、渡部昇一と神田昌典の共著があったなぁ〜」と書庫から取り出して数年ぶりに再読。

1930年生まれの渡部昇一氏と、1964年生まれの神田昌典氏の異色の対談。
神田昌典氏が翻訳書『マーフィー眠りながら成功する』を読んで人生が変わり、その翻訳をしたのが渡部昇一氏(翻訳者名は大島淳一名義)で、二人とも上智大学出身、という関係。

目次は以下の通り。対談は多岐にわたります。
第一章 人生を好転させる条件
第二章 お金に好かれる条件
第三章 人生の流れをつかむ条件
第四章 歴史観を育てる条件
第五章 トレンドを読む条件
第六章 人生の師と出会う条件
第七章 世代を超えた「知的生活」の条件

第七章で、神田昌典氏が学生時代にグレゴリー・ベイトソンの『精神と自然』を、分からないながらも何回も読んだ、という話があります。ベイトソンから与えてくれる知識に感銘を受けたわけではなく、彼が知識を生み出していくプロセスに学んだのだと。

本書も、渡部昇一氏・神田昌典氏という父と子ほどの年齢差の二人ではあるが、それぞれの分野で成功を収めた二人の対談の中から、知識だけではなく、それを生み出してきたプロセスに学びがあります。

若干二人の会話が噛み合っていない箇所もありますが、まぁ年齢差を考えればそれは致し方ないところでしょうね。

【オススメ本】藤野英人著『投資レジェンドが教える ヤバい会社』 (日経ビジネス人文庫)




これまで6500人以上の社長と接してきたカリスマファンドマネージャー 藤野英人さんが、「社内でスリッパに履き替える会社に投資しても儲からない」など、伸びる会社・ダメな会社の『法則』をまとめた本。

2004年に発売され、ベストセラーとなった『スリッパの法則』が文庫化されただけかと思いましたが、内容は大幅に加筆・修正されており、『2017年版スリッパの法則』にバージョンアップされております。

今回掲載されている『法則』(もしくはその解説文)を一部抜粋すると、こんな感じ。
「役員が多すぎる」、「相談役」や「顧問」がいる会社は将来性がない(P114)
社長が時価総額に言及したら要注意(P151)
ハイヤーを好むのはサラリーマン経営者の方が多く、また会社の経費に無頓着な人も少なくない(P61)
社長のクルマが高級外車だったら「ダメ会社ではないか」と疑う(P112)
生え抜きの幹部がたくさん残っていて、取締役として活躍しているようであれば、信用できる会社(P110)


また、本書には色々なデータが掲載されているのも面白い。例えば、以下のようなデータが載っています。

▼ウェブサイトに社長の写真が載っていない会社のパフォーマンスは低い
社長写真
(P99より)

▼ウェブサイトに役員個別写真が載っている会社のパフォーマンスは高い
役員写真
(P169より)

▼20〜40代への社長交代はプラスに働くことが多い
若手社長への交代
(P177より)

▼社名に漢字が入っていない会社に投資した方が成功確率は高い
社名漢字
(P191より)

▼本社所在地が千代田区・中央区の「帝都銘柄」は儲かりにくい
IMG_7763
(P193より)

本店所在地と株価パフォーマンスの関係なんてよく調べたなぁ〜。。。「健康経営銘柄」と株価パフォーマンスの関係なんてデータも載っています。
全体的に非常に面白い一冊でした。オススメです。

【オススメ本】『滅亡へのカウントダウン ―人口危機と地球の未来』 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)






ハヤカワ・ノンフィクション文庫を紹介するのは、デイヴィッド・ブルックス著 『あなたの人生の科学』以来かもしれませんが、今回の本『滅亡へのカウントダウン ―人口危機と地球の未来』も超越した作品でした。


地球上の人口が10億人に達したのは1815年頃。ホモ・サピエンスが姿を現してから20万年近くかかりました。そこから約100年後2011年には70億人に達しました。そして、2100年には109億人に達します(下図参照)。


世界人口の推移
([出処]上巻P90より)

なんで、こんなことが起こったのか?

第1章では、自分たちの宗教を冒涜する者への対抗策として、ハレディー(イスラエルの超正統派のユダヤ教徒)の単純な戦略は「生殖」だという話が紹介されています。ハレディーは平均7人弱の子供を擁しており、2桁に達するケースも多いようです。その結果、ハレディーの人口は17年ごとに倍増している。しかし、お隣のパレスチナでもアラブ人人口が激増し、両者の「人口レース」はどちらが勝利するか見通しが立たない。確実に言えるのは、あの辺りの人口は激増するということです。

人口増加は、もちろん宗教上の対抗策だけではありません。

第2章では、このように書かれています。
こんにちの子育て世代が一家族あたりにつくる子供が減っているとしても、彼らの祖父母や両親が非常に多くの子供をつくったせいで、四・五日ごとに100万人を超える人間が地球上に誕生している。小学生が聞いても、持続が簡単な数字ではないことがわかるだろう。(上巻P80)


このように、地球上の人口が増え続けるとどうなるのか。食糧難、水不足、エネルギー不足、天然資源の枯渇、二酸化炭素の増加、気温変動(温暖化)、水面上昇、多くの大陸・群島の水没、多くの種の生物の絶滅、感染病の流行・・・・・といった問題が引きおこり、飢餓がさらに増え、貧困層がさらに増え、結果として強制的に人口が減らされることになる。

こういった問題は、宗教(神)が解決する、もしくは、テクノロジーが解決すると考えている人もいるようです。しかし、現実的にそれらが解決することは難しい。

では、強制的・政策的に人口を減らす、人口抑制、産児制限をすべきなのか。本書では、中国の一人っ子政策をはじめ、様々な国の人口抑制策が紹介されており、これらを読んでいると、少なからず嫌悪感を抱きます。我々には子孫を残す自由があり、それを国家や法律が奪うことは本来してはならないことだと思います。しかし、子供を産む数を減らしたことによって、飢餓状態を脱し、子供たちが生き延びる確率が高くなるという様々な国の事例を読むと、無制限に子供を増やすことが決して自由とはいえないのではないかという気にもなります。

世界を見渡すと、中絶が殺人とされる国もあれば、膣外射精を禁止している宗教もあるようです。また、コンドームやピルといった近代的避妊法を利用できずにいる女性が世界には何億人といるようです。現在でも、全ての妊娠の半分は意図されたものではないといいます。

このまま人口が増え続けたら地球がもはやその重みに耐えられない状況で、我々はどうすべきなのか。嫌悪感を抱かせない政策によって出生率を1.7人まで下げたイランのケースなど、驚くほど多くのエピソードが紹介されており、色々と考えるきっかけとなりました。

印象に残ったのはこの文章。
人口科学は自然科学と社会科学の交差点だ。(略)自国にとって適正な人口はどれくらいかを決めようとしたとき、(略)この物語は、一つの疑問に要約される。すなわち、人間とは何か、という疑問だ。(上巻P294)


【オススメ本】福岡伸一著『新版 動的平衡 ―生命はなぜそこに宿るのか』 (小学館新書)




ベストセラー『生物と無生物のあいだ』 (講談社現代新書)の著者でもある 科学者・福岡伸一ハカセの『動的均衡』が新書化されました。本作も、嫉妬する程の面白さ。なんでこんな文章がうまいのか。。。

生命とは機械ではない。そこには、機械とはまったく違うダイナミズムがある。生命の持つ柔らかさ、可変性、そして全体としてのバランスを保つ機能――それを、私は「動的均衡」と呼びたいのである。(P176)

全体を通して痛烈に感じるのは、「生命のダイナミズム」。もう驚きであり、美しくもある。絶え間なく何かを壊し、新しいものを作り出し、そうやって精妙なバランスを取りながら、私たちの生命がある。

冒頭に「なぜ、バイオテクノロジーはうまくいかないのか」という話がありますが、生命はテクノロジーを超えているからでしょう。

個人的には、第4章の『その食品を食べますか?』は多くの人に読んで欲しい章。生命が「動的平衡」をとっている中、生物の構成分子以外の食品添加物が身体に入ってくるとどうなるのか。人類の長い歴史の中で、添加物の使用が始まって長い時間が経っているわけではありません。福岡ハカセは「私たちは壮大な人体実験を受けているようなものだ」(P133)といいます。遺伝子組み換え食品についても本章で触れてますが、ここも読んで欲しい。



来月、こんな本が出るようです。福岡伸一による西田幾多郎。予約済。


【オススメ本】飯田真弓著『税務署は見ている。』 (日経プレミアシリーズ)

税務署は見ている。 (日経プレミアシリーズ)
飯田 真弓
日本経済新聞出版社
2013-09-10



先日紹介した大村大次郎著『元国税調査官が明かす 金を取る技術』と同時に読んだ本。

こちらの本の著者飯田真弓さんも、元国税調査官。

経営者をメインターゲットに書かれた税務著(税務調査)紹介本だと思うのですが、税理士さんも読んだ方が良いのかなぁ、と思いました。

P172〜にこんなエピソードが・・・。
そして臨場調査当日。

「こんな小さい下請業者のとこに来たって何も出ませんよ」

立会している税理士はこう言います。ときどき、このように自分の顧客を卑下するような発言をする税理士がいますが、理解できません。それが調査官に対する牽制になると思っていたら、大きな間違いです。

税理士からこういう発言があったら、「不正につながるようなことをしていても、しっかりとチェックできないし、そもそもする気もないのだろう」と判断し、手を緩めることなく調査するといいます。

長年調査をやっていると、税理士に不満を抱えている社長も、多く見てきたようです。
 ・何年も顧問の先生の顔を見ていない
 ・担当事務員しか来ない
 ・何も教えてくれない
 ・聞きたいことがあるけど、「そんなことも知らないのか」とかえって叱られそう

などなど(P191参照)。

こういう不満はかなりの頻度で耳にします。

税理士がこまめに顧問先に足を運んでいれば、しっかりとした人間関係が作られ、現場をチェックすることで、税務調査に入られにくい企業体質を構築することができるのに、なんとももったいない話です。(P192)

全くおっしゃる通り。

経営者においては、誰を顧問として雇うかを慎重に考えるべきだと思います。


【関連本】
小堺桂悦郎著『社長! そんな税理士はいますぐ替えなさい』

自分への約束を果たす

「平澤興一日一言 」より。

私が私の一生で最も力を注いだのは、なんとしても自分との約束だけは守るということでした。

みずからとの約束を守り、己を欺かなければ、人生は必ずなるようになると信じて疑いませぬ。

これ、激しく同意です。
私が常に自分に言い聞かせているコトバの一つが、この「自分との約束を守れ!」なんです。お客様や友達との約束を守ることは当然のこと、自分との約束を守れ!

ビジネスで結果を出したければ、自分との約束を守れ!
夢や目標を実現したければ、自分との約束を守れ!

言い訳するな!
今すぐやれ!
できるまでやれ!
習慣化するまでやれ!

と、今日も、1日2時間仕事、2時間読書、2時間執筆、2時間運動、という1日でした。




【オススメ本】大村大次郎著『元国税調査官が明かす 金を取る技術』 (光文社新書)




『金を取る技術』というタイトルですが、「国民が国から金を取る(=還付を受け取る)技術」が書かれているわけではなく、「国が国民から金を取る(=税金を徴収する)技術」について書かれています。

著者は、「まえがき」において、「それやこれやの徴収テクニックには、普通のビジネスにも役立つヒントがたくさん秘められています」と書かれていますが、普通のビジネスには余り役立たないかなぁ〜(笑)。ただ、同じく「まえがき」において、「国家から税金を騙し取られないように、理論武装していただければ〜」という点においては、役立つ一冊ではないかと思います。

本書は、国の巧妙なプロパガンダによって、いかに国民に税金を払うように仕向けているのか(=いかに国民を騙して税金を取ってきたか)の”騙しのテクニック”を開示しています。元国税調査官しか書けない内容ですね。

具体的な内容は以下の通り。
第1章では、税金を取りやすいところから取る徴収テクニックについて。
第2章では、税務調査での徴収テクニックについて。
第3章では、国の「イメージ戦略」による徴収テクニックについて。
第4章では、「節税させない」という徴収テクニックについて。
第5章では、「国税の騙しの技術を結集させたもの」である消費税について。


個人的には第2章が面白かった。
税務調査の本当の目的は「ノルマを達成すること」(P43)、調査官が始末書を要求するのは、「不正かどうか明確な物証に乏しい場合」(P72)、税務調査後に修正申告させるのは、「後で、文句を言わせないため」(P76)、税務調査に入りやすい会社は「売上が毎年急増しているのに利益が伸びていない」企業(P86)、税務調査で最も指摘が多いのは「売上計上時期の間違い」(期ズレ)(P93)・・・などなど。

『お金は知識がない人のところから、知識がある人のところへ流れる』というのは真理だと思いますが、本書を読んでもそれを感じます。


▼こちらもオススメ本
大村大次郎著 『金持ちのヤバい資産形成術』
大村大次郎著 『税金を払う奴はバカ!』
大村大次郎著 『無税生活』
大村大次郎著 『決算書の9割は嘘である』
大村大次郎著 『確定申告は裏ワザで税金が9割安くなる』

【オススメ本】小西史彦著『マレーシア大富豪の教え』(ダイヤモンド社)




私の人生を変えた本の一つが『ユダヤ人大富豪の教え』だということは以前も書きましたが、これと似たタイトルの新刊書『マレーシア大富豪の教え』が発売されたのを知り、読んでみました。

良い内容でした。

著者の小西史彦氏は、タイトルのとおり、マレーシアで成功された大富豪。ダイアモンド社のサイトに、小西史彦氏の写真や豪邸の写真が載っています。

本書は、『嫌われる勇気』と同様に、ダイヤモンド社の編集者が著者(小西史彦氏)を訪れ、インタビューし、それを編集したものだと思われます。そのため、『ユダヤ人大富豪の教え』のようなストーリー仕立てではありません。大富豪(小西史彦氏)がこれまで経験してきたこと、実践してきたことなどを、「25の人生訓」として編集されています。

大富豪の仕事に対する姿勢、行動力、謙虚さ、フェアネスなども勉強になりますが、私が本書から読み取るべきと思う所は、絶望的な状況や困難、理不尽などが待ち受けたときに、大富豪が何を考え、どういう行動を取ったのかという所。

ビジネス・パートナーから非常識な要求をされ、そのビジネスから手を引くことになった時の話や(P107〜)、模倣品が隣の国から密輸された時に、その「敵」と直談判をしに行く話や(P186〜)、ゴルフクラブの会員を理不尽な要求から除名された時の話や(P197〜)、ある政治家の権力により上場直前に上場停止にさせられた話(P282〜)は、読みながら唸りました。

こんな凄まじい話を1600円(+税)で聞かせてもらっていいのですか? というくらいに貴重なお話しです。

こんな凄まじい経験をされた大富豪が、本書の末尾「おわりに」において、「ひとつだけ注意を促しておきたいことがあります」と、ひとつのアドバイスをしてくれております(P300〜)。本書を通して読むと、このアドバイスの重みが分かります。是非、本書でご確認ください。

【オススメ本】渡部昇一『人生の手引き書 』 (扶桑社新書)




去る2017年4月17日に逝去された渡部昇一氏の本が書店に積みあがっていましたので、何冊か購入。今週出版されたのがこの本。

隅から隅までホントに良い内容でした。

線だらけ、折り目だらけになりましたが、特に良い内容だなぁ〜と思ったのが、

『”小さな恍惚”をいたるところで見出すことができる人は、幸せである』

というタイトルの項(P37〜)。

少し長文になりますが、抜粋します。是非、ご一読ください。

天皇陛下が子どものころの英語の教師だったヴァイニング夫人は、少女のころ、夕暮れの空を飛んでいく鷺(さぎ)か何かの鳥を見たときに、一瞬、その美しさに我を忘れるような体験をしたと書いている。
そのとき以来、夫人は小さなことにうっとりとする体験を大切にするように努めたという。

人生において、大きな喜びで夢中になれるようなことはあまり多くはないかもしれない。しかし、小さな恍惚(こうこつ)を感じる目を持っていれば、人生はもっと充実感に満ちたものになるはずだというのだ。

松尾芭蕉の句に「山路来て 何やらゆかし すみれ草」というのがある。すみれ草は、普段は目にもとめない草だが、それについ見とれてしまう。このときの芭蕉も、ヴァイニング夫人と同じく、小さな恍惚の状態にあったと言えよう。

こういう「小恍惚」とも言うべきことが起こるときこそ、本当に、自己が伸びているときである。小恍惚を人生のいたるところで見出すことができる人は、幸いな人であり、生きがいのある人生を送っていると言える。

ヴァイニング夫人の鷺や芭蕉のすみれ草のように、ある情景に目を奪われるといったことに限らない。数学の問題が解けたときの言いようのない満足感、時間を忘れて小説に引き込まれているときの充実感、素晴らしい音楽に聞きほれているときの心地よさ。すべてが小さな恍惚だ。

ここで言っておかねばならないのは、このときの心の状態が受け身であるということだ。これは、けっして自分の努力によって獲得したという、能動的、もしくは挑戦的な姿勢から得られるものではない。

なぜ、こんな話をしているかというと、「努力は大事」という思考にはまりこんで、努力至上主義に陥る人が多いからである。

たしかに努力は大事だ。しかし、断じて努力=価値ではない。ここを見誤って、努力しないで得たものに価値がないという迷信に染まってしまうと、小恍惚を得ることも、小恍惚を見出すことで成長することもできなくなってしまう。

たしかに、求めるものに向かって一心に努力することは美しい。ハンディキャップを厭わず、失敗を恐れず、とにかくやってみるべきだということは、これまでにも述べたとおりである。

ただ、「努力、努力」と思いつめるあまり、努力すること自体が一番の価値だと錯覚してしまっては元も子もない。それは、ある種の傲慢である。

だから、ときには、受け身の姿勢になって、小さな恍惚を「授けられる」という心境に浸ってみてもいいのではないか。今日、自分があることのありがたみがわかるはずである。
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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
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