翌朝も晴れ。
チャオプラヤー川。茶色く濁って見えるのは、砂の粒子が細かいから。水が汚いからではないらしい。昨夜、Cちゃんが教えてくれた。
今日は、ホテルの対岸にみえる巨大ショッピングセンター「ICONSIAM」(アイコンサイアム)へ。ホテルから船で無料送迎してくれる。
「ICONSIAM」の中。
以前も来たことがあるが、今回もその大きさに驚かされた。日本の巨大ショッピングモールとは何もかもが違う。モノを売るために人気店を集約させる日本のモールとは違い、テーマパーク化し、観光地化され、人を吸い集めている。結果として、モノが売れている(はず)。経営者であれば、一見の価値あり。隣接する高島屋は旧来型のモノを売るビジネスをしているため、苦戦している感じがする。とても勉強になる。
「ICONSIAM」の中には、ポルシェだけでなく、マセラティも、BMWも売っている。試乗できるのかなぁ〜。
飲食エリアも勉強になる。日本の個性のないフードコートとは違い、めちゃくちゃオモロイ。モール内に川を流してタイの各地方の水上マーケットを再現したり、屋台風のお店を大量に長べて地元の食べ物やスイーツをその場で食べれるようにしたり、ここも観光地化して人を吸い集めている。
豚。
ワニ。
演出もすごい。
私は、別フロアのタイ料理店に入り、カオソーイのようなフライ麺を食べた。ここもミシュランガイド掲載店。すんごい美味しかった。
食事をしていたら、天井から滝が。
やることがすごいね。
(後でおじさんが床をモップで拭いていたけどね。)
巨大モールを回るだけで数時間かかる。全てのフロアまで見切れなかったが、先端の小売業のビジネスモデルを体感することができた。いい勉強になったわ。
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再び船でホテルに戻る。
マンダリンオリエンタルが見える。「サヨナライツカ」の舞台。
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2泊したホテルをチェックアウトし、別のホテルへ移動。
途中、現地のスーパーマーケットを視察。
このスーパーマーケットも何度か来たことがあるが、ディスプレイがユニークで勉強になる。「モノを売る」だけでなく、「その場で食べてもらう」という売り方、日本ではあまり見ないよなぁ。
オリオンビールも売っていた。高すぎる。
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17時、スクンビットのホテルに到着。ちょうどクラブラウンジで軽食とアルコールの提供を始める時間だった。
まさかのタコス。めちゃ美味い。
ビールだけでなく、かなりいいワインも置いていたので、色々とツマミながら飲んでいたら満腹になってしまった。
ホントはホテルの外でタイ料理でも食べようかと思っていたのだが、腹が減らず、ルーフトップバーでワインを飲んで、今日はお開き。
ショッピングセンターを回っただけの1日だったが、楽しかった。気付きは多かった。
ルーフトップからのバンコク市街。
まるでシムシティ。ニョキニョキと高いビルが建っていく。
今後、この界隈で数千億円規模の開発が複数箇所で行われるらしい。
また次回来た時には景色が激変してるんだろうね。
そういうところも活気を感じて大好きだ。
いつか住みタイ。