SBM


都内某所。
経営者・起業家向けの2days・20時間セミナーをこの週末に開催した。

毎年、6月・12月の年2回開催しているのだが、6月開催分が申込受付初日に満員御礼となり、今回追加開催をすることになった。

沖縄に台風が再上陸し、この週末に再び那覇空港が閉鎖されたという中、問題なく都内に来てセミナーに登壇できたことが奇跡だ。つくづく運が良い。

6月開催セミナーにも参加された受講者のうち2名が今回の追加開催分にも受講してくれていた。そのうち1名は、次回の12月開催セミナーにも申し込んでくれた。年に3回も同じセミナーに出てくれるなんて、講師としてはありがたいことだ。「経営者として無知を思い知らされた。武田先生のレベルに追いつくまで『永久受講』して、知識を吸収していきたい!」と言ってくれた。すごい意識。

以前も書いたが、6月開催セミナーに某有名上場企業に勤務している62歳の男性が受講され、「人生後半の戦略」が明確になったと深々と御礼をして頂いた。今回はその方の奥様も受講された。奥様も2日間熱心に受講してくださり、配布した紙がボールペンのインクで真っ黒になるほどにメモを取ってくれていた。

夫婦で受講される方だけでなく、親子で受講される方もいる。今回は、これまで何度か受講されている社長さんが、息子さん(21歳)と娘さん(19歳)を連れてきてくれた。これまでの私のセミナー受講者の中で最年少だと思う。セミナーの内容はMBAで学習するような経営理論も含まれるので、話に付いてこれるのか心配したが、そんな心配は杞憂だった。若い人ほどスポンジのように何でも吸収し、柔軟に思考し、ユニークな発想をし、ビジネスシナリオを描いてくれる。2日目の最後には、息子さんも娘さんも感動的な事業プレゼンを披露してくれた。本気で取り組めば年齢は関係ないね。大学生に向けても同じセミナー・講義ができるという確信を得た。



このセミナーの2日目の終わり、最後の最後に、毎回同じことを受講者に伝えている。
「準備ばかりせずに、弾を撃ちまくれ!」と。

今回、すべての受講者が武器を手にしたと思う。あとは弾を撃ち続けるのみ。セミナーは終わってからが始まり。1発の弾を撃っただけでは的に当たらなくても、100発撃てば当たる。100分の1の確率で弾が当たるなら、1000発撃てば10発当たる。10000発撃てば100発当たる。しかも、その確率は上がっていくかもしれない。

弾を撃たなければ的には当たらない。いつまでも机の上で準備ばかりし、いつまでも銃を持たないのなら、いつまでも的にあたることはない。完璧を目指して準備するよりも、最善を目指しながら行動すべきだ。やることが決まったら、準備ばかりせずに、大量行動を起こしながら軌道修正すればいい。



今回、最年少受講者の19歳の現役女子大生は、「自分のビジネスを通して人々に感動を与えたい」と言っていた。「自分のビジネス」を行うということは、社会にインパクトを与えることであり、人々に感動を与えることであり、社会に足跡を残すことだと思う。 そのためには、社会の動きよりも早く動くべきなのだ。成功者は行動者。行動して、一生もののビジネスを作り上げ、自分の人生を演じて欲しいと思う。



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会場の外に出ると、東京タワーがキレかった。
この前のレジデンスに住んでる人、毎日絶景だね。

東京タワー



2日間、20時間、ランチタイム以外は立ちっぱなし。主催者にお願いして、今回からスーツをやめさせて頂いたが、それでも汗だく。しかも、セミナー中は(トイレに行けないから)水分をほとんど取らない(ホントは良くないことだけど)。

足はパンパン。喉はカラカラ。腹もペコペコ。

歩いていたら、引き寄せた。

クラフトビール


軽く1杯、のつもりが、3杯? 4杯? ぐびぐびいった。

この2日間もやり切った。楽しかった。
受講者の皆様もやり切ったと思う。お疲れ様でした。感謝です。
主催者やアシスタントの皆様も感謝です。

また12月に最良のセミナーができるように、私も弾を撃ちまくる。