東京が沖縄より暑いというのは分かっていたが、ここまで暑いとはねー。
今日は都内で37.7℃。今年の最高気温を更新したらしい。
全身で熱波を浴びているような暑さだった。


shinjuku




今日から『CPAラーニング』の新しい講座を収録する。基礎編15コマ、実践編15コマの予定。今日は6コマ収録した。なかなかのハードワーク。

CPAラーニング



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収録が終わり、丸の内での会食の前に、丸善へ寄った。
沖縄には大型書店がジュンク堂書店那覇店の1つしかない。本屋に飢えている。久々の丸善がワンダーランドに思える。知的好奇心が溢れ、本棚を抱きしめたくなる。背表紙を見てるだけでセロトニンが分泌されていく。なんだこの感覚?

しかも、10年前に出版した拙著(共著)『IFRS導入プロジェクトの実務』が平積みされている。いまでも置いてくれてるだけで嬉しいことだが、なんで平積み?? 発注を間違えたのか?? 

maruzen



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夜、かれこれ10年来のお付き合いをさせて頂いている上場企業の経理部長とお食事会。年に1〜2回のペースでお食事をさせて頂いていたが、コロナで途切れた。その間に経理部長は多忙を極めていたと思うが、またこうやってお誘い頂いて、感謝しかない。


marunouchi

鰻が好き。

私よりも10歳位年上の経理部長は、あと数年で定年退職を迎える。「人生後半」をどうすべきかを真剣に考えられていたようで、私のブログで紹介した『人生後半の戦略書』も読まれたという。

サラリーマンを約40年勤め上げた方が、一般的に、どのような「人生後半」を過ごされているのかは全く存じ上げないが、この経理部長に関しては、そんじょそこらの人がマネできない途轍もない「キャリア」がある。以前も書いたが、ビジネスの源泉は、その人の歴史にあり、その人のキャリアにあり、その人の体験にある。人生後半の「第2の曲線」をどう描くかについても、それまでの人生のキャリアにヒントがあり、これまでのキャリアと関係ないことをやるべきではないと思う。なので、これまで40年の途轍もない経験・体験・学び・知識・知恵を後世に伝えていって欲しいし、経理が楽しい仕事だということも多くの人に伝えていって欲しいと思う。

人生の先輩におこがましいことを申し上げたが、これは私からのお願いでもある。そういうことをやっている実務家が少ないからこそバリューがあるし、そこから会計に興味を持つ人が増えていくだろうし、会計人の底上げになると思う。

自分にしか与えられないものを与えることが世のため人のためになり、それが感動を与え、感謝を集め、ひいては自分の人生の足跡を残すことにつながれば、生きてきた意味はあると胸を張って言えるのではないだろうか。「第2の曲線」を描き始めた私は、そう思うのだ。